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彩―隠し事 78

土曜日 つながる       

真っ赤な縄で乳房が歪になるほど引き絞られた彩は、正常位で貫かれて子宮口が痛みを覚えるほど突かれると被虐心を募らせて健志に支配される悦びに震え、キスをねだると対面座位に変化して顔を見つめ合いながら狂おしいまでに唾液を啜り、舌を絡ませる。
Mっ気の強い彩が獣の姿勢で突かれることを望むと、対面座位から側位を経てバックスタイルへと自然な動きで変化して快感を途切れさせることなく変化する。
後背位で突かれながら縄を引っ張ったり捩じったりされると乳房だけではなく身体の芯がジンと熱く疼き、もっと強い刺激を求めて下半身が艶めかしく蠢く。
彩の被虐心を受け止めた健志は後背位でつながったまま覆いかぶさるようにして股間に指を伸ばして蜜を掬い取り、プリプリした尻の割れ目の底で密かに息づく窄まりの中心に塗り付ける。

「あんっ、きれいにしてないのに。恥ずかしいよ……エッチな彩を見て欲しいけど健志に嫌われるようなことはしたくない」
「承知の上でやってるんだから気にすることないよ。彩は自分で言っただろう、アナル好きだって。だから、人通りの少ない街角や海でもアナル遊びをできるように気軽に使える携帯用ビデを買ったんだろ??」
「今の言葉は妄想だけにしてね。外でなんか、そんなことをされたくない……アァ~ン、やるなら早く、焦らしちゃ嫌」
あんな事とは何のことだと言いたくなるのを堪えて、挿入したペニスを出入りさせて奥まで突き入れ、窄まりに蜜を塗った中指を彩の口に近付けるとペロペロ舐めて唾液まみれにする。
唾液にまみれた指で窄まりの周囲を撫でて緊張を解し、十分に馴染んだのを確かめて指先に力を込めると抗うこともなくアナルは指を飲み込んでいく。

ニュルニュル、グチュグチュ……アウッ、ウッウッ、ウググッ……緊張を解いて弛緩したアナルは難なく中指の侵入を許し、獣の格好で踏ん張る両手を固く握りしめる。
ペニスで膣壁を抉るように奥まで突き入れて指を出し入れする。
「ウッウッ、ヒィッ、いやぁ~ン、こんな事……」
アナルは指の侵入だけではなく出し入れにも抗うことはなくなり、出入りに合わせて豊満な腰が艶めかしく蠢き、健志は凶暴な思いを宿す。
ペニスで膣壁を抉りながらアナルに挿入するのはタイミングを合わせるのが難しく、中指を勢いよく引き抜いてしまう。
スポンッ……指は音を立ててアナルから引き抜かれ、洞の入り口は奥を覗けるほどの隙間を残す。
「イヤンッ、抜いちゃ嫌……お尻で遊ばれるのも好きなの」
「クククッ……彩はオレのオモチャだよ。オレは優しいから尻の穴で遊んでくれという彩の希望は聞くよ」
舐めて滑りを与えた親指を窄まりの中心に添えると力を込める必要もなく、アナルは自らの意思で吸いこむように飲み込んでいく。
付け根まで押し込まれた親指は見た目以上の圧迫感をアナルに与え、ペニスの出し入れに合わせてアナル壁の上下を擦る動きや、薄い膣壁越しにペニスと指がゴツゴツ擦れる違和感でしどけなく開いた彩の口から間断なく喘ぎ声が漏れ始める。

「アウッ、ウググッ、クゥッ~……そんな……ゴリゴリされたらオチリが壊れちゃう。ヒィッ~」
悲鳴にも似た喘ぎ声とヌチャヌチャ、グチュグチュッと絶え間なく股間が漏らす卑猥な音が健志の昂奮をより一層呼び起こす。
膣壁を抉り子宮に届けとばかりに出し入れするペニスの動きが激しくなり、アナルに挿入した右手親指をグリグリ動かして膣壁越しにペニスを擦る。
背中を横切る真っ赤な縄を掴んで乗馬の手綱の様に引っ張り、彩の上半身を思うがまま自由に操る。
バギナを突かれながら膣壁越しにアナルの親指とペニスが擦り合う刺激に加え、乳房の上下を横に走る真っ赤な縄が与えてくれる痛痒い快感で艶めかしく腰を振り、
「打って、お尻をペンペンされたい」
ピシピシッ……アナルに挿入した右手親指を抜き、微かに朱を帯びる白い尻に指の痕を残すほどの強さで右尻を打ち、反対側も小気味いい音を響かせて手の痕を残す。

「いやぁ~ン、お尻を打たれるのが気持ちいい。もっと激しく、何もかも忘れさせて……お願い」
ピシッ、ピシッ……クチャクチャッ、ヌチャヌチャッ……ヒィッ~、すごい……アナルを責める指はいなくなったものの、ペニスが膣壁を擦り奥深くまで突き入れて覆いかぶさり、左手が胸の膨らみを揉みしだいて右手はペニスが押し広げる膣口の周囲を擦りクリトリスを摘まむ。

「ヒィッ~、ウググックゥッ~……すごい、そんな処を……アウッウッ、ウゥッ~……たまんない、これ以上されたら狂っちゃう」
バックスタイルの腰を掴んで股間を打ち付ける健志は、髪を振り乱して甲高い声を間断なく漏らす彩を見つめると多摩川緑地公園からアダルトグッズ店、夜の歩道の植え込みの陰など延々と続けた卑猥遊戯が走馬灯のように脳裏をよぎり……ついには我慢の限界に達して激しく迸りを吐き出す。
「ハァハァッ、彩は最高だよ。いつまでも一緒にいたいと思う」
突っ伏した彩に覆いかぶさる健志は両手を支えにして身体を支え、負担を掛けまいとする。


淫猥遊びをする余裕もなくシャワーで汗を流した二人は抱き合ったまま深い眠りに落ち、眠っている間に互いの記憶が身体の隅々や細胞の一つ一つに刻み込まれていく。
脳が記憶するのではなく身体が記憶するので忘れがたい記憶になるに違いない。
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
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