彩―隠し事 75
土曜日 獣欲
ブラジャー代わりの真っ赤な縄で胸を飾った彩はベランダのフェンスに手をつき、背後からバギナを貫く健志が与えてくれる悦びに酔いしれる。
小柄な彩を相手にしての立ちバックは健志にとって楽な体位ではないものの、
予期せぬ場所をペニスがつつき膣壁の敏感な場所を刺激する事になる。
「ヒイッ……いやぁ~ン、すごい、イィッ……たまんない」
パンパンッ……ピシッ……ヒィッ~……すべてを脱ぎ捨てて素っ裸の健志が彩の腰を掴んで打つパンパンという音が昂奮を煽り、彩は腰を掴む手で自由を封じられて背後から突かれることに被虐感を募らせ、健志は支配欲と嗜虐感を満足させて手の痕が残るほど尻を打つ。
ペニスが膣壁を抉り、縄が絞る乳房を鷲掴みすると隣室に喘ぎ声が聞こえるかもしれないという思いを忘れて憚りのない声はますます大きくなり、自らの手で乳房を揉みしだく。
昼間から夕方にかけて屋外で肌を晒して見知らぬ人に見られるか見られないかのドキドキ感に気持ちを高揚させ、元々持っていたM気質を立ちバックで満足させると性的欲求は際限なく育ち始める。
眼下に広がる夜景は幸せな家族を明るく照らす灯から始まり、中心部の駅周辺で昼間と見紛うほどに煌めきを増す。
健志が先ほど言ったことを思い出す。
「夜景がきれいだろ。この街の土曜の夜は、まだまだこれからだよ。この街に集まる人たちの欲望の大抵の事は満たしてくれる。食欲や性欲、賭け事もね……煌びやかな美しさの底には、人々の欲望が醜悪な化け物になってこの街の暗がりで蠢いているんだよ。彩やオレの知らない世界があるんだよ」
健志は、この街の陰をどこまで知っているのだろうかと思う。
誘蛾灯に誘われる虫の様に欲望を胸にした人々は明るい街に引き寄せられる。人が増えれば明るさが増し、明るさが増すほど当然のことながら影もはっきりと鮮明になる。
夜の繁華街に現れる影は人々の欲望を満たす場所への道標。
健志のペニスが与えてくれる快感に酔う彩は駅周辺の煌めきに心惹かれ、そこにあるはずの陰の醜悪な姿を覗いてみたいとはっきり意識する。
腰を落として立ちバックでつながる苦痛を堪えきれなくなった健志は、彩の右足を持ち上げて片足立ちにさせ、子宮に向かってペニスを突き入れる。
「ヒィッ~、きつい。壊れちゃう、奥まで……健志のモノが子宮をつついてる」
亀頭や張り出したカリ部が膣壁を擦る刺激を意識しながらゆっくりと出し入れを繰り返すと、彩は自由な上半身と腰を揺すって健志の股間に押し付けて貪欲に快感を貪ろうとする。
彩の欲望の深さを感じた健志は股間に手を伸ばし、膣口を押し広げる分身が侵入を深くする動きに合わせて指先も姿を隠す。
「えっ、なに、なに??まさか、嘘でしょう??アソコが壊れちゃう……ウググッ、きつい……ハァハァッ、裂けちゃう」
ドロドロに蕩けた膣口はペニスと共に指先も受け入れて押し広げられる刺激に彩は上半身を揺すり、汗が滲む白い背中に黒髪が張り付く妖艶さに健志の表情は凶暴さを浮かべる。
妖しく蠢く白い肌を見つめる健志は背中を横切る真っ赤な縄を掴んで彩を引き寄せて耳元で囁く。
「彩、隣室の住人が隔て板の隙間から覗いているよ」
「えっ、うそ。止めて、恥ずかしい。見られたくない、イヤァ~……」
健志から逃れようとする彩は必死に抗うものの、男の力に敵うはずもなく背後から抱きしめられて隣家に向き合わされる。
「いやぁ~、こんな恰好で見られたくない。許して、恥ずかしい」
顔を伏せ両手で股間と胸の膨らみを隠そうとする。
「クククッ、可愛いな。嘘だよ……隣室の住人は週末には必ず別荘に行くんだよ。灯りも点いてないだろ」
「えっ??ほんとう??……よかった。目の前の隙間から覗き見されていると聞かされた時は心臓が止まるかと思うほど焦っちゃった……健志なんか嫌い。いやな男」
振りむいた彩の下腹部をバギナから抜け落ちたペニスが叩く。
「ウフフッ、すごいね、びっくりしちゃう。嬉し涙をダラダラ流しているけど、彩のアソコが気持ち良かったの??」
「腰を掴んで動きを封じた彩の背後から挿入すると犯しているって言うか、支配しているような気がして昂奮するのはしょうがないだろ」
「そうなの、彩を支配したいの??夜になって昼間の貞淑な人妻がエッチな彩に変身した時、身体も心も満足させてくれる健志に支配されるのは嬉しいかもしれない……」
健志は脱いだシャツを拾い上げて彩の首に巻き、ほんの少しだけ余裕を残して首輪の代用にする。
「なに??どうするの??」
「首輪の代わりだよ。ベルトをリードにして、彩ワンコを散歩させるんだよ」
「ハァハァ、彩はワンちゃんなの??健志に飼われて支配されるんだ……昂奮する。心臓が口から飛び出ちゃいそう……ハァハァッ、立っていられない」
その場にしゃがみ込んだ彩は命じられたわけでもないのに尻を高く上げて四つん這いの格好で円を描く。
「彩は武志に飼育されているワンちゃん。彩ワンコが大好きなオシャブリをしてもいいですか??」
許しを待たずにワンコになり切った彩は仁王立ちの健志を前にしてチンチンの格好になり、手を使うことなくペニスを口に含む。
ジュルジュル、ジュボジュボッ……ウグッ、ウゲッ……
「健志のモノが宙を睨んでそそり立っているからワンコの彩はオシャブリできない」
「好い子だよ、彩ワンコは・・・オシャブリしてもらうのだからシャワーを浴びてくるよ。彩ワンコはここで待っていなさい」
リード代わりのベルトをフェンスに留めた健志は素っ裸の彩を残してバスルームに向かう。
「可哀そうな彩。ハダカンボのままオッパイを赤い縄で強調する姿でベランダに放置……こんな事をされて、アソコを濡らす彩は……ウフフッ、エッチな女」
四つん這いでワンコ姿のままの彩は股間に伸ばした指で掬い取った滑りを口に運んで舐め取り、小さな声で、ワンッと犬の真似をする。
「イヤンッ、啼き声を真似したらアソコがジュンとなる……ワン、ワンッ……」
独り言で獣欲にかられる彩は動悸が激しくなり、アソコが熱くなる。
霞がかかったように焦点が合わなくなった彩の瞳は、眩いばかりに煌めく夜の街を見つめる。
ブラジャー代わりの真っ赤な縄で胸を飾った彩はベランダのフェンスに手をつき、背後からバギナを貫く健志が与えてくれる悦びに酔いしれる。
小柄な彩を相手にしての立ちバックは健志にとって楽な体位ではないものの、
予期せぬ場所をペニスがつつき膣壁の敏感な場所を刺激する事になる。
「ヒイッ……いやぁ~ン、すごい、イィッ……たまんない」
パンパンッ……ピシッ……ヒィッ~……すべてを脱ぎ捨てて素っ裸の健志が彩の腰を掴んで打つパンパンという音が昂奮を煽り、彩は腰を掴む手で自由を封じられて背後から突かれることに被虐感を募らせ、健志は支配欲と嗜虐感を満足させて手の痕が残るほど尻を打つ。
ペニスが膣壁を抉り、縄が絞る乳房を鷲掴みすると隣室に喘ぎ声が聞こえるかもしれないという思いを忘れて憚りのない声はますます大きくなり、自らの手で乳房を揉みしだく。
昼間から夕方にかけて屋外で肌を晒して見知らぬ人に見られるか見られないかのドキドキ感に気持ちを高揚させ、元々持っていたM気質を立ちバックで満足させると性的欲求は際限なく育ち始める。
眼下に広がる夜景は幸せな家族を明るく照らす灯から始まり、中心部の駅周辺で昼間と見紛うほどに煌めきを増す。
健志が先ほど言ったことを思い出す。
「夜景がきれいだろ。この街の土曜の夜は、まだまだこれからだよ。この街に集まる人たちの欲望の大抵の事は満たしてくれる。食欲や性欲、賭け事もね……煌びやかな美しさの底には、人々の欲望が醜悪な化け物になってこの街の暗がりで蠢いているんだよ。彩やオレの知らない世界があるんだよ」
健志は、この街の陰をどこまで知っているのだろうかと思う。
誘蛾灯に誘われる虫の様に欲望を胸にした人々は明るい街に引き寄せられる。人が増えれば明るさが増し、明るさが増すほど当然のことながら影もはっきりと鮮明になる。
夜の繁華街に現れる影は人々の欲望を満たす場所への道標。
健志のペニスが与えてくれる快感に酔う彩は駅周辺の煌めきに心惹かれ、そこにあるはずの陰の醜悪な姿を覗いてみたいとはっきり意識する。
腰を落として立ちバックでつながる苦痛を堪えきれなくなった健志は、彩の右足を持ち上げて片足立ちにさせ、子宮に向かってペニスを突き入れる。
「ヒィッ~、きつい。壊れちゃう、奥まで……健志のモノが子宮をつついてる」
亀頭や張り出したカリ部が膣壁を擦る刺激を意識しながらゆっくりと出し入れを繰り返すと、彩は自由な上半身と腰を揺すって健志の股間に押し付けて貪欲に快感を貪ろうとする。
彩の欲望の深さを感じた健志は股間に手を伸ばし、膣口を押し広げる分身が侵入を深くする動きに合わせて指先も姿を隠す。
「えっ、なに、なに??まさか、嘘でしょう??アソコが壊れちゃう……ウググッ、きつい……ハァハァッ、裂けちゃう」
ドロドロに蕩けた膣口はペニスと共に指先も受け入れて押し広げられる刺激に彩は上半身を揺すり、汗が滲む白い背中に黒髪が張り付く妖艶さに健志の表情は凶暴さを浮かべる。
妖しく蠢く白い肌を見つめる健志は背中を横切る真っ赤な縄を掴んで彩を引き寄せて耳元で囁く。
「彩、隣室の住人が隔て板の隙間から覗いているよ」
「えっ、うそ。止めて、恥ずかしい。見られたくない、イヤァ~……」
健志から逃れようとする彩は必死に抗うものの、男の力に敵うはずもなく背後から抱きしめられて隣家に向き合わされる。
「いやぁ~、こんな恰好で見られたくない。許して、恥ずかしい」
顔を伏せ両手で股間と胸の膨らみを隠そうとする。
「クククッ、可愛いな。嘘だよ……隣室の住人は週末には必ず別荘に行くんだよ。灯りも点いてないだろ」
「えっ??ほんとう??……よかった。目の前の隙間から覗き見されていると聞かされた時は心臓が止まるかと思うほど焦っちゃった……健志なんか嫌い。いやな男」
振りむいた彩の下腹部をバギナから抜け落ちたペニスが叩く。
「ウフフッ、すごいね、びっくりしちゃう。嬉し涙をダラダラ流しているけど、彩のアソコが気持ち良かったの??」
「腰を掴んで動きを封じた彩の背後から挿入すると犯しているって言うか、支配しているような気がして昂奮するのはしょうがないだろ」
「そうなの、彩を支配したいの??夜になって昼間の貞淑な人妻がエッチな彩に変身した時、身体も心も満足させてくれる健志に支配されるのは嬉しいかもしれない……」
健志は脱いだシャツを拾い上げて彩の首に巻き、ほんの少しだけ余裕を残して首輪の代用にする。
「なに??どうするの??」
「首輪の代わりだよ。ベルトをリードにして、彩ワンコを散歩させるんだよ」
「ハァハァ、彩はワンちゃんなの??健志に飼われて支配されるんだ……昂奮する。心臓が口から飛び出ちゃいそう……ハァハァッ、立っていられない」
その場にしゃがみ込んだ彩は命じられたわけでもないのに尻を高く上げて四つん這いの格好で円を描く。
「彩は武志に飼育されているワンちゃん。彩ワンコが大好きなオシャブリをしてもいいですか??」
許しを待たずにワンコになり切った彩は仁王立ちの健志を前にしてチンチンの格好になり、手を使うことなくペニスを口に含む。
ジュルジュル、ジュボジュボッ……ウグッ、ウゲッ……
「健志のモノが宙を睨んでそそり立っているからワンコの彩はオシャブリできない」
「好い子だよ、彩ワンコは・・・オシャブリしてもらうのだからシャワーを浴びてくるよ。彩ワンコはここで待っていなさい」
リード代わりのベルトをフェンスに留めた健志は素っ裸の彩を残してバスルームに向かう。
「可哀そうな彩。ハダカンボのままオッパイを赤い縄で強調する姿でベランダに放置……こんな事をされて、アソコを濡らす彩は……ウフフッ、エッチな女」
四つん這いでワンコ姿のままの彩は股間に伸ばした指で掬い取った滑りを口に運んで舐め取り、小さな声で、ワンッと犬の真似をする。
「イヤンッ、啼き声を真似したらアソコがジュンとなる……ワン、ワンッ……」
独り言で獣欲にかられる彩は動悸が激しくなり、アソコが熱くなる。
霞がかかったように焦点が合わなくなった彩の瞳は、眩いばかりに煌めく夜の街を見つめる。