堕ちる
堕ちる・調教ー2
「あのね、瑞樹はひどく残念な誤解をしている。自分で思っている以上に好い女だし、オレにとっちゃ何物にも代えがたい宝物だよ」
「クククッ・・・自分でも好い女だって思っているよ、でも貴男に対する私は冷静ではいられないの、知ってるでしょう・・・私にとって他の男はどうでも良いし、貴男のそばに居たいだけ・・・それだけ」
そんな殊勝な事を言いながら、新田を意のままに動かして髪の毛1本から足指の先まで紗耶香の痕跡を絶対に残すまいと磨き上げた行為を微笑ましく思う。
先に出るよと言い置いてバスルームを出ようとすると、待ってと声がかかる。
バスタオルを手にした瑞樹は、
「ダメッ、知っているでしょう??今日は拭くのも私、動かないで立ってなきゃダメ・・・クククッ、これは邪魔だなぁ、こんな所に堅くてぶっとい棒をぶら下げて」
ぶら下がる事なく、宙を睨む新田のモノを見つめて隠しようのない嬉しさを声に滲ませて股間ばかりを丁寧に拭こうとする。
今にも唇を被せそうになるほど近付くので股間は尚もいきりたち、ついには先走り汁が滲み出る。
「意地悪だなぁ、瑞樹の事をこんなに大切に思っているのに分かってくれないのか・・・」
「ふ~ン、信じても良いのかなぁ??・・・今日も仕事にかこつけて何処かの誰かさんと好い事をしてきたようだし・・・どうしようかな??」
不安な気持ちをいささかも感じさせない言葉を並べ、拗ねた振りをして新田を困らせる。
「2日間だけど休暇を取ったから何処か温泉にでも行こうと思っていたけど、独りで行くことにするか、信用してくれない人と一緒じゃ楽しくないからな」
「ふ~ん、そうなんだ。今の仕事が一段落したら何処かに連れて行ってくれるって言ったのは嘘だったんだ・・・ふ~ん、良いよ、留守番してるから」
「フフフッ・・・先に出るよ。拭いてくれて、ありがとう」
「足を拭かなきゃダメだよ。平気で足跡を残して歩き回るんだから・・・分かった??」
振り返りもせずバスタオルを頭上で振って分ったよの言葉に替えた新田は、声を漏らす事なく笑みを浮かべる。
「もう、意地悪ばかり言うんだから・・・フフフッ、ウフフッ・・・」
聞こえよがしに愚痴をこぼした瑞樹の表情にも憂いは無く、影さえ見えなくなると声を立てて笑う。
素っ裸のまま、タンブラーに氷と水を入れて軽く掻き回し、グラスが冷えたところで水を捨ててライムを絞る。
ジンを注ぎ入れて静かにトニックウォーターで満たし、軽くステアして出来上がり。
ジントニックを一口飲んだ新田は満足そうに目を細める。
ビールグラスを冷凍庫に入れ、アロマライトを点けてエキゾチックな香りのイランイランをベースに調合してもらった官能的なオイルを数滴たらす。
部屋の灯りを落とし、カーテンを開けて月明かりを招き入れる。
床に置いたアロマライトが足元を青く照らし、部屋は月明かりが淡く覆う。
「ウフフッ・・・エッチな香り。私をその気にさせるために挑発してるの??それとも、よそでお気に入りの女を満足させたことに対するお詫びなの??」
真っ赤なベビードールを着た瑞樹は嫣然として薄明りの部屋の入り口に立ち、落ち着いたはずの新田の股間を刺激する。
「大好きな瑞樹の魅力を倍増しようと思って準備したんだけど、気に入ってくれた??」
「うん、こういうムード作りが好きだよ。五感を刺激するセックス、貴男に慣らされちゃったから・・・」
目隠しで視覚を遮らなくても薄明りにしたり灯りの色を変えたりするだけで刺激に敏感になる。爽やかでスッキリする香りがあるように官能をくすぐりエッチな気分になるものもある。
愛する男に聴覚や触覚を遮られると僅かな刺激に敏感になり、官能が豊かになる。満たされたセックスを行うと新田の汗の香りや吐く息さえも心地良く感じられて一体になりたいと思う。
ギャンブル好きでカジノに借金を作り、返済のために我が身を任せる女をスカウトする新田はセックスでも蕩かす腕を持つ。
新田が唾を飲む気配を感じた瑞樹は満足の笑みを漏らし、
「私の飲み物を用意してくれないの??」
ジントニックを一口飲んだ新田はグラスをテーブルに置き、冷凍庫からビールグラスを取り出してビールを注ぎ、瑞樹に手渡す。
「冷たい、こんな心遣いが好き・・・ゴクゴクッ・・・美味しい」
喉を鳴らして半分ほどを一気に飲んだ瑞樹は満足の笑みを浮かべ、キスを求めて目を閉じる。
そっと抱き寄せて唇を重ね、瑞樹の持つグラスを受け取りテーブルに置く。
「可愛いよ・・・真っ赤なベビードールが良く似合ってる。白い肌が映える」
「私が赤やピンク、オレンジの下着を着けるのが好きでしょう。貴男好みの女になりたいの・・・貴男色に染まりたい」
新田はそれ以上、何も言わなくていいとばかりに舌を押し入れ、背中を抱く手に力を込める。
一瞬、何かに抵抗するように強い光を帯びた瞳が閉じて膝から力が抜けていく。
「あのね、瑞樹はひどく残念な誤解をしている。自分で思っている以上に好い女だし、オレにとっちゃ何物にも代えがたい宝物だよ」
「クククッ・・・自分でも好い女だって思っているよ、でも貴男に対する私は冷静ではいられないの、知ってるでしょう・・・私にとって他の男はどうでも良いし、貴男のそばに居たいだけ・・・それだけ」
そんな殊勝な事を言いながら、新田を意のままに動かして髪の毛1本から足指の先まで紗耶香の痕跡を絶対に残すまいと磨き上げた行為を微笑ましく思う。
先に出るよと言い置いてバスルームを出ようとすると、待ってと声がかかる。
バスタオルを手にした瑞樹は、
「ダメッ、知っているでしょう??今日は拭くのも私、動かないで立ってなきゃダメ・・・クククッ、これは邪魔だなぁ、こんな所に堅くてぶっとい棒をぶら下げて」
ぶら下がる事なく、宙を睨む新田のモノを見つめて隠しようのない嬉しさを声に滲ませて股間ばかりを丁寧に拭こうとする。
今にも唇を被せそうになるほど近付くので股間は尚もいきりたち、ついには先走り汁が滲み出る。
「意地悪だなぁ、瑞樹の事をこんなに大切に思っているのに分かってくれないのか・・・」
「ふ~ン、信じても良いのかなぁ??・・・今日も仕事にかこつけて何処かの誰かさんと好い事をしてきたようだし・・・どうしようかな??」
不安な気持ちをいささかも感じさせない言葉を並べ、拗ねた振りをして新田を困らせる。
「2日間だけど休暇を取ったから何処か温泉にでも行こうと思っていたけど、独りで行くことにするか、信用してくれない人と一緒じゃ楽しくないからな」
「ふ~ん、そうなんだ。今の仕事が一段落したら何処かに連れて行ってくれるって言ったのは嘘だったんだ・・・ふ~ん、良いよ、留守番してるから」
「フフフッ・・・先に出るよ。拭いてくれて、ありがとう」
「足を拭かなきゃダメだよ。平気で足跡を残して歩き回るんだから・・・分かった??」
振り返りもせずバスタオルを頭上で振って分ったよの言葉に替えた新田は、声を漏らす事なく笑みを浮かべる。
「もう、意地悪ばかり言うんだから・・・フフフッ、ウフフッ・・・」
聞こえよがしに愚痴をこぼした瑞樹の表情にも憂いは無く、影さえ見えなくなると声を立てて笑う。
素っ裸のまま、タンブラーに氷と水を入れて軽く掻き回し、グラスが冷えたところで水を捨ててライムを絞る。
ジンを注ぎ入れて静かにトニックウォーターで満たし、軽くステアして出来上がり。
ジントニックを一口飲んだ新田は満足そうに目を細める。
ビールグラスを冷凍庫に入れ、アロマライトを点けてエキゾチックな香りのイランイランをベースに調合してもらった官能的なオイルを数滴たらす。
部屋の灯りを落とし、カーテンを開けて月明かりを招き入れる。
床に置いたアロマライトが足元を青く照らし、部屋は月明かりが淡く覆う。
「ウフフッ・・・エッチな香り。私をその気にさせるために挑発してるの??それとも、よそでお気に入りの女を満足させたことに対するお詫びなの??」
真っ赤なベビードールを着た瑞樹は嫣然として薄明りの部屋の入り口に立ち、落ち着いたはずの新田の股間を刺激する。
「大好きな瑞樹の魅力を倍増しようと思って準備したんだけど、気に入ってくれた??」
「うん、こういうムード作りが好きだよ。五感を刺激するセックス、貴男に慣らされちゃったから・・・」
目隠しで視覚を遮らなくても薄明りにしたり灯りの色を変えたりするだけで刺激に敏感になる。爽やかでスッキリする香りがあるように官能をくすぐりエッチな気分になるものもある。
愛する男に聴覚や触覚を遮られると僅かな刺激に敏感になり、官能が豊かになる。満たされたセックスを行うと新田の汗の香りや吐く息さえも心地良く感じられて一体になりたいと思う。
ギャンブル好きでカジノに借金を作り、返済のために我が身を任せる女をスカウトする新田はセックスでも蕩かす腕を持つ。
新田が唾を飲む気配を感じた瑞樹は満足の笑みを漏らし、
「私の飲み物を用意してくれないの??」
ジントニックを一口飲んだ新田はグラスをテーブルに置き、冷凍庫からビールグラスを取り出してビールを注ぎ、瑞樹に手渡す。
「冷たい、こんな心遣いが好き・・・ゴクゴクッ・・・美味しい」
喉を鳴らして半分ほどを一気に飲んだ瑞樹は満足の笑みを浮かべ、キスを求めて目を閉じる。
そっと抱き寄せて唇を重ね、瑞樹の持つグラスを受け取りテーブルに置く。
「可愛いよ・・・真っ赤なベビードールが良く似合ってる。白い肌が映える」
「私が赤やピンク、オレンジの下着を着けるのが好きでしょう。貴男好みの女になりたいの・・・貴男色に染まりたい」
新田はそれ以上、何も言わなくていいとばかりに舌を押し入れ、背中を抱く手に力を込める。
一瞬、何かに抵抗するように強い光を帯びた瞳が閉じて膝から力が抜けていく。