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桜子 -7

満足

一目惚れした柏木を誘いドライブを楽しみ鴨川シーワールドで嬌声を上げた桜子はホテルの窓辺で立ちバックで貫かれ、女に生まれた悦びに浸りながら宝石箱をひっくり返したように煌びやかな東京湾の夜景に魅せられる。
ライトアップされたレインボーブリッジやそこを走る車のライト、湾を取り囲む建物から洩れる明かりや人々を誘ってやまない夜の街の灯り、高いビルが発する赤い航空障害灯など何気なく見ていた夜景が愛おしく思えてくる。
「ウッウッ、気持ちいぃ。もっと奥まで、あなたをもっと、いっぱい感じさせて」
「桜子が気持ち善くなってくれて嬉しい。ウッ、オレも気持ちいい。温かく包み込んで襞がウネウネする……オッ、どうしてるんだ??」
「うそ、私は何もしてない。あなたのモノを包み込んでウネウネしてるの??ほんとうなの??」
「あぁ、本当だ。奥へ引きずり込もうとしているようだよ」
「クゥッ~、気持ちいい……アウッ、グゥ~、そんな事をされたら壊れちゃう……ヒィッ~……」

背面立位でつながったまま、桜子の右足を抱え込んで身体が傾いたのも構わずにペニスを打ち込むと一層奥深くまで突き入り、突く場所も変わって予期せぬ刺激で悲鳴を上げる。
桜子の身体はオレが支えるからと言われても傾いた身体を支えるために両手を窓枠につくと、視線はレインボーブリッジを外れてホテルの真下にある自由の女神像やお台場海浜公園を捉える。
身体を捩って結合部を覗き込もうとしても見えるはずもなく、またもやペニスがあらぬ場所をつついて新たな刺激に歓喜の声を張り上げる。
「ヒィッ~、たまんない……すごいの、こんなことって……もうダメ、立っているのが辛い」
右足を支えられているとはいえ、片足立ちで悦びに震えるのは限界だと言う桜子を促し、つながったままでベッドに向かう。

「ベッドに上がるから一旦抜くよ」
挿入したペニスを引き抜き、桜子を抱き上げようとすると、
「ほんの少しでいいからこのまま、ねっ……」
仁王立ちの柏木に嫣然として跪き、愛液にまみれて濡れそぼつペニスをパクリと頬張る。
ジュルジュル、ヌチャヌチャッ……アッと言う間もなくペニスを口に含んだまま、左手が尻を抱えて右手でペニスの付け根を摘まんで顔を前後する。
「ウッ、クゥッ~、桜子の口はオマンコのように温かくて気持ちいい。舌で竿を嬲ってくれ……ウッ、玉を弄られるのもいい、清楚で上品な桜子がセックスの化身になったようだ、たまんないよ」
プファ~……フェラチオに熱中して喉の奥深くまで咥えこみ、息の続く限界まで舌を絡ませて陰嚢をサワサワと刺激していた桜子は、パニスにまとわりついていた滑りと唾液が口元を汚すのも意に介する様子もなく真っ赤に染めた瞳で上目遣いに見つめる。

両脇に手を差し入れて抱き起してベッドに押し倒し、口元の汚れを舐めとると桜子は両手を首に回して抱き寄せ、ビチャビチャ、ヌチャヌチャと卑猥な音を立てて唾液を啜る。
「チンチンに付いていた滑りも舐めとってくれたの??」
「もとは桜子のマン汁だろ??」
「私のマン汁が好きなの、ウフフッ……子宮めがけて火傷するほど熱いのを吐き出して……入れて」

正常位でつながる桜子の乱れ髪に手櫛を入れて整え、可愛いよと囁くと恥ずかしいと呟いて顔を背ける。
逸らした視線の先には窓があり、遠い向こうにレインボーブリッジと真っ黒な海が見える。
ライトアップして華やかなレインボーブリッジは夢や憧れにも似て柏木に抱かれる幸福感につながり、暗い海は欲望の深さを感じさせて柏木との関係に不安の予感もする。
「ウッ、じっとしていても気持ちいい。あなたの体温を感じる……ねぇ、一つ聞いてもいい??」
柏木の首に手を回してじっと見つめ、嘘は聞きたくない本心を聞かせてと無言のうちに伝える。

「なに??SMプレイをしたいとか??」
「バカ、あなたに抱かれるなら調味料は必要ない。私の事を好い女だって言ったでしょう……素材の良さを生かすも殺すも調理人次第。あなたの腕の中で私は、もっと好い女に育つの」
「そうか、オレを信じてくれるのか。聞きたい事って??」
「私はあなたが好き。あなたが私の事をどう思っているか聞きたい……正直な気持ちをね」
「今の正直な気持ちは……気持ちいい。桜子の襞がウネウネとオレを包み込んでくれるし肌はしっとりとして吸い込まれそうなほど馴染んでいる。昔からの付き合いのように安心できる」
「……それでもいい、百点じゃないけど許してあげる。また、お店ではなく外で会ってくれる??」
「オレの方こそお願いしたい。今日だけじゃ寂しいなと思っていたよ」
「ウフフッ、約束だよ……もうダメ、気持ちが安心したから身体も満足しちゃったみたい」

張り詰めた気持ちを解き放った桜子は首に回した手を離し、唇に舌を這わせて目を閉じる。
顔を背けることなく真っすぐ見つめたまま目を閉じる桜子を避ける術もなく、ツンツンと唇を合わせ、唾液を啜るような濃厚なキスをする。
恥骨をぶつけるように腰を押し付けて腰を蠢かし、桜子の目の縁がほんのり朱を帯びて快感を表情に表すとゆっくりと腰を前後してピストン運動をする。
ヌチャヌチャ、ニュルニュルッ、結合部が卑猥な音を奏でて桜子の身体が自然とずり上がろうとすると柏木は左手を首に巻いて動きを制御する。

「アァッ~、気持ちいい。あなたを一目見た時の印象が間違えてなかった。あなたに一目惚れしたの……」
「オレもだよ。桜子に初めて会った時に懐かしいような気持になった」
「こうなる運命だったのね……クゥッ~、あなたのモノが私の中でピクピクしている、まだでしょう??まだダメだよ、もっと、もっと、善くなるの」
両手を尻に添えて腰が浮くほど抱き寄せ、股間を擦りつけると悦びを現して柔和だった桜子の表情が一瞬辛そうになる。
「ウグッグッ、きつい。あなたのモノが子宮をこじ開けて中に入っちゃいそう……クゥッ~、こんな事って、すごい」
尻から離れた左手が再び首を抱き、右手が桜子の左足を抱えて腰を打ち付ける。
「どんな格好になっても襞が包み込んでウネウネと中に引きずり込もうとする。離れられなくなっちゃうよ」
「嬉しい。あなたの女になってあなた色に染まりたいから、ずっとこのままでもいい……アウッ、アワワッ、そんな奥まで……壊れちゃう」
桜子の右足を跨いだまま左足を跳ね上げて肩にかけ、猛り狂う怒張を子宮めがけて突き出すと顔を左右に振って髪を振り乱し、壊れちゃうと叫んで唇を噛む。

肩にかけた左足を下ろして両足を揃えさせて跨ぎ、挿入は浅くなるけど結合部を密着させて股間を押し付けると桜子の両手は柏木の背中を抱いて、
「もうだめ、逝っちゃう。もう何度目か分からない……アァ~ン、気持ちいぃ」
「オレもだ、気持ち善い、逝っちゃうよ……出ちゃうよ」
「ちょうだい、最後まであなたを感じさせて。奥に頂戴」
「ウッウッ……ウグッ、出ちゃったよ」
「ヒィッ~、すごい、熱い、すごい……あなたの熱いモノが私の女に降り注いだ……イヤンッ、このまま動かないで、あなたを感じるんだもん、ピクピクしてる」

桜子 -6



「どこなの??ベッドじゃないでしょう??」
抱き上げられた桜子は目隠しをされたままなので場所が分からず不安の言葉を口にする。
「下ろすよ。手を伸ばせば身体を支えることが出来るからね。いいね、分かったね??」

「なに、なに??冷たいしツルツルしている。鏡なの??もしかして、窓なの??」
「よく分かったね。桜子が手をついて身体を支えているのは窓だよ。目隠しのせいでレインボーブリッジを見ることが出来ないのが残念だろう??」
「オッパイもアソコも見えちゃう。いやっ、やめて」
「大丈夫だよ。部屋の灯りは落としてあるからスポットライトでも照射されなきゃ見えないよ。桜子はオレだけのモノ、誰にも見せない」
「嬉しい、私はあなたの女。約束だよ、柏木さんが自分でそう言ったんだからね……入れて、あなたとつながりたい」
「入れる前にナイティを脱いでもらうよ。このまま立ちバックでつながるとオレには桜子の肌が見えないからね」
剥ぎ取るようにナイティを脱がせ、足を開いて尻を突き出せと命じる。
「これでいいの??こんな格好は恥ずかしい。笑っちゃ嫌だよ」

幼少の頃から、この子の将来が楽しみだ。美人になると言われて育ち、長じてその言葉に変化があったとすれば将来が今に変わった事だった。
今の仕事に就いてからは指名客の人数は恵まれたものの身長が高いこともあって、お客さまは綺麗だねと言ってくれても誘いにくい雰囲気があると間接的な表現で言われたこともある。
自分から打ち解けて男性に頼るという性格でもないので他人が思うほど男性経験は多くないと思っている。
高浜に連れられて柏木が来店した時、一目惚れしたのも事実だが桜子を特別に意識することなく普通に接してくれたことも惹かれた理由だと思う。
高浜が桜子を指して、どうだスタイルは好いし美人だろうと言っても視線を逸らすこともなく、聞いていた以上だよ、ハマが褒めるのは間違いじゃないと言っただけで、冗談でも誘うわけでもなく楽しそうに水割りを飲んでいた。
お代わりを作ろうとして伸ばした桜子の手と偶然触れても動揺する事もなく、ゴメンと一言詫びただけで済ませた。
桜子の方が動揺して異変を高浜に指摘される始末だった。

そんな柏木にバックスタイルで貫かれるのだと思うと口から心臓が飛び出てしまうのではないかと思うほどバクバク、ドキドキして平静ではいられない。
「恥ずかしい。変なところを見ちゃ嫌だよ、こんな浅ましい格好であなたとつながるなんて……」
「夜の東京湾の景色を見ながら桜子とつながる。入れるよ」
ペニスが秘所に擦りつけられると窓に伸ばした手を握り、唇を噛んで足指の先に力を込めて悦びの瞬間に備えようとする。
摘まんだペニスを蠢かして十分に馴染ませ、腰を掴んだ手に力を込めてグイッと突き出すとあっけなく姿を消していく。
「ウッ、ウッ、アワワッ……くるくる、入ってくる。アウッ、ウゥッ~、こうして欲しかったの、嬉しい……ハァハァッ」
窓ガラスに手をついて自らの身体を支え、背面立位でつながっては柏木にしがみつくこともできず、息を荒げて悦びに浸るしかない。

ペニスを奥深くまで突き入れて円を描くように腰を蠢かし、背中に上半身を重ねて乳房を揉みしだくと、ウッと甘い声を漏らして崩れ落ちそうになる。
足を踏ん張り乳房に添えていた両手で桜子の身体を支えると、
「ダメ、腰が落ちそうになっちゃう。久しぶりのエッチがあなたとだから、立っているのも辛いほど気持ちいいの」
「気持ち善くなってくれて嬉しいよ。オレと桜子が初めて結ばれた日、大切にしたいし焦ることはないな」
桜子との結合を外すことなく背後の椅子に腰を下ろし背面座位に変化する。

「独りで楽しむには勿体ないから桜子にも見せてあげる……目隠しを外すよ」
「きれい……宝石箱をひっくり返したような美しさって言うけど、今見ている景色がそうだよね」
ライトアップされたレインボーブリッジが虹色に輝き、暗い海は湾を取り囲む建物や街路灯を映して宝石を散りばめたようにキラキラ光る。
波に翻弄される木の葉のように散りばめた宝石がユラユラ揺れる幻想的な景色に見入る桜子は、うっすらと窓に映る自らの痴態に気付いて悲鳴にも似た声を漏らす。
「イヤッ~、映っている、窓に映っているの」
「見るだけじゃダメだよ。桜子の女の部分がオレの男を美味そうに咥えこんでいる処を触ってみなさい」
「いやっ、そんなことを言わないで……触ってもいいの??」
恐る恐る伸ばした指が結合部をなぞり、猛るペニスに浮かぶ血管に指を這わせる。

「なに??ゴツゴツしてる。あなたのチンチンなの??」
「桜子を悦ばせるために思い切り大きくなっているんだよ、だからゴツゴツ節くれだったようになるんだよ」
「クククッ、変な抑揚をつけて赤ずきんのオオカミになったつもりなの??」
「そうだよ。オレはオオカミだよ。桜子を啼かせるために犯しちゃうんだよ」
「啼かせて、嬉し涙を流すほど苛められたい」
「もう一度、立って窓に手をつきなさい」

再び背面立位に変化して桜子の腰を掴んで大きく、ゆっくりとピストン運動を繰り返す。
グチャグチャ、ヌチャヌチャッ……桜子と柏木のモノが戯れて嬉し涙を流し、それが卑猥な音を奏でて二人の欲望にさらなる火を点ける。
「クゥッ~、あなたが腰を引くと私の昔の想い出が内臓と共に引き出されて、押し込まれるときは、あなたとの新しい想い出を記憶に刻まれるような気がする」
「そうか……こうやって腰を引くと桜子の想い出をオレのカリが引きずり出して、押し入るとオレの記憶が桜子に刻みこまれるのか、桜子は可愛い女だよ」
「もっと、激しいのが好い。壊れちゃうほど責められたい」

ピシッ……ヒィッ~、気持ちいい、痛くされると胸がキュンとなる……パンパンッ……きついっ、凶暴なチンチンが私を苛める、もっと激しく……尻を打たれると甲高い悦びの声を漏らし、ペニスを突き入れられると桜子の瞳に映る東京湾の夜景が揺れる。
ペニスを出し入れする度に桜子の背中が妖しく蠢き、ヴィーナスのえくぼが微笑んで見える。
「気持ちいぃ……東京湾の夜景がこんなにきれいだなんて、あなたの手が私の身体に触れる場所が性感帯になるって言ったけど、あなたといると景色さえもがいつもと違って見える」


プロフィール

ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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