2ntブログ

偽者 ~PRETENDER~ -51

佐緒里と内藤 -23

ギロチン台で顔と両手首を拘束された佐緒里は足首に拘束具を嵌められ、足を閉じることも逃げることもできなくなり内藤の股間を刺激する白くてムッチリとした尻を突き出す無防備な姿を晒す。
背後に立つ内藤が見えない不安と倒錯した性的好奇心で佐緒里は鏡から視線を外すことが出来ない。
振り向くことが出来ない佐緒里と鏡の中で視線を絡ませた内藤は鞭を取り、無防備な背中を房の先で刷き始める。
「ウッ、ハァハァッ……どうして??身体が熱いし震えが止まらない。痛くしないでね、ハァハァッ」
耳が赤く染まり白い肌も朱を帯びて震えを帯びる声は早口になり、鏡の中の瞳はキョロキョロと落ち着きが無くなり昂奮していることがはっきりと分かる。

もう一度、鞭を使って脇腹を撫でると、ヒィッ~と甲高い悲鳴を漏らしてグラッと膝が崩れそうになる。
「佐緒里は感度が好いから大変だな、鞭が肌を撫でるだけで気持ち善くなっちゃうんだから」
「そんなことないもん、見えないから不安なだけ」
「そうかな、上の口と違って決して嘘を吐かない下の口に聞いてみよう」
内藤の手が尻の割れ目をなぞり、そのまま会陰部から秘所へと伸びても両足を閉じることが出来ずに、やめて、触らないでと、甲高い声で叫ぶ。
「クククッ、もう遅いよ……どうなっているか分かっているんだろう」
「いやぁ~、こんな格好で嬲られてアソコをグショグショに濡らす変態女です。私はマゾっ子です……ヒィッ~、気持ちいい」
内藤の期待以上に言葉で反応する佐緒里は滴る花蜜で内腿を濡らし、蜜壺と化した源泉は熱く濡れて止め処なく溢れさせる。

「恥ずかしげもなくマン汁を溢れさせる佐緒里にお仕置きをしなきゃいけないな。覚悟しろ」
ピシッ……感情を昂らせる佐緒里に煽られる内藤は、手加減しなきゃと自分に言い聞かせながら鞭を振るう。
「ヒィッ~……いやぁ~ン」
ピシッ……被虐心を刺激される昂奮で漏らす嬌声が内藤の股間を熱くする。
ほんの数時間以内に口腔に一回、アナルに一回と満足の証を吐き出し、SMルームで佐緒里を苛めても猛る事はないと思っていたのにと苦笑いする。
滴る花蜜の源泉に指をこじ入れて掬い取り、そのまま佐緒里の唇を擦ると舌で舐めとりながら朱に染めた瞳に涙を滲ませる。
「こんな格好でマン汁を舐めさせられるのは辛いのか??やめても好いんだよ」
「やめないで、悲しいわけじゃないの。どうして涙が出るのか自分でも分からいけど、嫌じゃない……身体の奥に潜んでいた被虐心をくすぐられて満足する嬉し涙かもわからない。自分でも分からないの」
「本当の佐緒里に出会った悦びの涙なんだね……続けるよ」
尻の割れ目を鞭が撫で下りて会陰部を二度、三度と行き来すると下半身が妖しく揺れて白い内腿に花蜜が滴る。
「イヤッ、焦らさないで鞭で打って。優しくだよ、試したいだけだからね」

「よしっ、佐緒里、目を閉じてごらん。息を吸って、吐いて……」
フゥッ~……ピシッ……ヒッ、イヤァ~ン……吐いてのタイミングで鞭を打つ。響く音ほど痛くはなく、恐怖と不安を自ら捨て去るようにヒッという驚きの声と甘えを帯びた声を漏らして艶めかしく下半身を蠢かす。
ピシッ……二度目は予告なく鞭を振るうと、痛さよりも責められることに昂奮して髪を振り乱す。
「あぁ~ン、だめ。ハァハァッ、私の中の何かが目覚めちゃったみたい……身体が熱いしドキドキして胸が痛い」
「可愛いい佐緒里とキスさせてくれないか。外しちゃうよ」
ギロチン台から解放して抱きしめると佐緒里の方から積極的にキスを貪り、ジュルジュルといやらしい音を立てて口の周囲を二人の唾液で汚す。
衣服を着けたままの内藤はポケットからハンカチを取り出して二人の汚れを拭い取り、背後から抱きしめて鏡の中の佐緒里を見ろと耳元で囁く。

壁面の鏡の中には乳房や無毛の股間を隠すことなく丸見えの佐緒里の分身が内藤に抱きしめられている。
風呂上がりの裸身を姿見の中に見ると、清楚で上品な女性と評価する世間の見方もあながち間違えていないのかと自画自賛することもあるが、鏡の中の分身の乳白色に輝く肌は艶めかしくて色っぽく見える。
「ねぇ、鏡の中にいるのは私でしょう??」
「そうだよ、鏡の中でオレが背後から抱きしめているのは佐緒里だよ。スケベでセックスを愛する本当の佐緒里がオレの腕の中にいる」
「ウフフッ、美香ちゃんや私の両親に見せる偽りのあなたじゃなくスケベで変態チックな本当のあなたが私を抱いてくれている」
「クククッ、それじゃぁ、オレの腕の中にいる佐緒里はどんな女性なんだ??」

「聞きたい??……そうね、離婚してから男を信じられずに男性不信に陥っていたんだけど、セックスの気持ち善さを身体は忘れてくれない。男性を信じられないんだけどセックスはしたい哀れな女、もっぱらバイブなどのオモチャに頼っていた。初めて店に来たあなたを見た時に子宮があなたを求めたの、でも脳はすぐに信じられないので近くにいてもらうことにした」
「オレを妹分の美香ちゃんの客にしたことだね」
「そうだよ、その後も子宮があなたを求めて疼くから、両親が来る事を切っ掛けにして……分かってくれた??」
「分かったよ……分かっていたよ」

ウェストの括れに沿って前に回した両手で腿を軽く叩くと意図を察した佐緒里は足を開き、内藤は両手を割れ目に添えてゆっくりと開いていく。
「見えるだろう。佐緒里のスケベなオマンコが……ウネウネ蠢いて異物の侵入を待ちわびているようだ」
「いやらしい、ほんとうにウネウネしている。私のじゃないみたい、こんなにエッチで物欲しげだなんて」
「オレたちの後ろにある椅子が見えるだろう。ほら、あのへんてこな恰好の椅子だよ」
鏡の中の椅子を視線で示すと佐緒里は食い入るように見つめて唇に舌を這わせる。
「あの椅子に大股開きで縛られて、あなたに犯されちゃうの??ねぇ、そうなの??」
「沙織が望むならね……でも、それは今日じゃない。いつか、この部屋で、鞭で打たれて蝋を垂らされながら犯されたくなったら、この部屋に一人で来なさい。着いたらオレに連絡すればいい。オレの家からは歩いて来られる距離だから待たせることはない。分かったね」
「……分かりました。今日はこれで終わりなの??」
「そうだよ、楽しみをあとに残しておくのもいいだろう。シャワーを浴びなさい、待っているよ」
「いじわる、このままアソコをグショグショに濡らしたまま帰る。お風呂にゆっくり入りたいから」

偽者 ~PRETENDER~ -50

佐緒里と内藤 -22

「休憩か……公園のベンチって気持ちじゃなさそうだし、ラブホって気にもならないし、そうだなぁ……」
「ラブホでもいいわよ、疲れちゃったんだもん。お口で一回、お尻で一回、もう一度してほしいなんて言わないから安心していいよ。ねぇ、疲れた。こんなに疲れているから帰れない」
本当に卑猥な気持ちを隠していないかどうか佐緒里の顔を覗き見た内藤は、その可愛さに相好を崩す。
「分かった、駅の向こう側になるけど休憩するのにいいところがあるよ。ソコまで歩けるか??」
「クククッ、今にも倒れそうだとか、一歩も歩けないとは言ってないでしょう」
佐緒里の手を取り、ペデストリアンデッキから駅通路を抜けて反対側に歩き、一階がコンビニのビルの前に立ち、
「着いたよ。佐緒里が好みそうな休憩場所があるよ」

「えっ、うそ……ここはオモチャ屋さんじゃない。興味はあるけど休憩出来ないよ」
コンビニの上階を見上げた佐緒里は看板を確かめて不満の言葉を口にする。
「オモチャ屋さんは二階。目的の店は、その上だよ」
コンビニ脇を通って三階に上がり、慣れた様子で受付を済ませた内藤に従って狭い廊下を進む。
何がと問われても、そんな気がするとしか言いようがない淫靡な空気が漂い、立ち止まりそうになるのを内藤の腕にしがみついて休憩したいと言ったのは自分だと叱咤して後に続く。
MとS、二つの文字で表示したドアが並び内藤はMと表示したドアの取っ手に手をかける。
取っ手を引くと、目がくらむような赤い椅子の様なモノとその奥には赤いベッドが設えられている。
ゴクッ……唾を飲み、崩れ落ちそうになる身体を内藤にすがって必死の思いで堪えた佐緒里は内藤を見上げて、
「なに??ここは、ラブホじゃないでしょう??何なの??」
佐緒里の背中を押して部屋に入った内藤は後ろ手にサムターンを回して鍵をかける。
カチャッ……
「ヒッ、どうしたの??」
「鍵をかけただけだよ」
ハァハァッ……興奮と不安を隠しようもない佐緒里は息を弾ませて内藤の手を固く握り視線を巡らす。

椅子らしきモノは両足を大きく開かないと座りようもなく天井や壁のあちこちに鎖がぶら下がり、手枷の様なものが付いているモノさえある。
ウグッ、ゴクッ……ベッドの天井部分と奥の壁は鏡張りで、その手前の壁も片方が大きな鏡で部屋の中は余すところなく三つの鏡のいずれか、あるいは二つに映り込むようになっている。
「ねぇ、ほんとうにラブホじゃないの??」
静寂に堪え切れずに不安を和らげようとして間が抜けた質問だと思うものの、問いかける。
「ラブホじゃなくレンタルルームとなっているけど実態は同じで営業許可の違いだろ。聞いた話だけど、ラブホによってはデリヘル利用を断るところもあるらしいけど、ここは大歓迎って営業方針で便利らしいよ」
「聞いた話でもいいからどういう事か教えてくれる??お客様によって色んな事が話題になるから勉強のため、ねっ」
「初めての場合、店に電話して女性の好みを伝えて指定されたホテルで部屋を取る。男は部屋番号を伝えて女性が来るのを待つわけだけど、ラブホやビジネスホテルでは訪問客お断りってところもあるらしいよ」
「ふ~ん、内藤さんはデリヘルを利用したことがあるの??」
「ないよ。好みを伝えたとしても、どんな人が来るかって想像するのはオレの趣味じゃない」
あなたと呼んでいたのが内藤さんと変わったのは緊張が完全に解れていないからだろう。

「こんな場所で立ったままじゃ疲れが取れないだろう。ベッドで寝るのもよし、椅子に座るのもよし楽な恰好になりなよ」
「いじわる、こんな部屋で楽な恰好なんて……」
壁面の鏡を見ながらベッドに近付き用意された二つのバスケットに目を止める。
一つ目にはバスタオルが入り、二つ目を引き寄せて覗き込んだ佐緒里は、エッと呟いて手を離す。目を閉じてゴクッと唾を飲み込みバスケットの中身を取り出し始める。
「すごい、こんなものを使う場所なの??」
内藤に話すわけでもなく、思ったままの言葉を呟く佐緒里の声は震え、身体が不自然に揺れて立っているのも辛そうに見える。
「佐緒里……大丈夫か??」
「えっ……うん、大丈夫だと思う。見て、すごいの、これは鞭でしょう。これも鞭だ、これは名前が分からないけど口に咥えさせるものでしょう、ローソクもある。これは分かる、首輪とリード……ハァハァッ、だめ、心臓が口から飛び出ちゃいそうで胸が痛い」
「試してみれば、この程度の事かと思って落ち着くかもしれないよ……ここへ来てごらん」

ギロチン台の横に立つ内藤の視線から逃れる術もなく、上気した佐緒里は吸い寄せられるようにフラフラと近付いていく。
ギィッ~、ギロチンの上部が引き上げられると、
「ここには佐緒里とオレしかいない。オレが佐緒里の事を傷つけるはずがないし、興味があるだろう??」
「あなたと二人の時は何も隠さず本当の自分を曝け出してもいいだよね。こういうのも興味がある。試してみたいけど怖い……これでいいの??」
三つの穴に顔と両手を乗せた佐緒里の身体は自分でも分かるほどブルブル震え,
腹部と肩を上下して荒い息を漏らして鏡を見つめる。
ギィッ、ギロチンの上部が下ろされて首と両手首が固定されて身動きできず、鏡の中の佐緒里は腰を突き出す惨めな恰好になっている。

「なんか昂奮する。こんな格好にされたら鞭で打たれてもローソクを垂らされても逆らいようがないよね……そんな事をされて悦ぶ人がいるの??」
「オレには分からないけど、いるんじゃないの。エロ動画を見たことがあるだろう??」
「ああいうのって作り物でしょう??現実と同じかなぁ」
「試してみようか、その前に……」
ボタンを全て外して赤みを帯びた白い肌を剥き出しにしたシャツを首の周りで丸め、ジーンズを引き下ろしてしまうと佐緒里の身体を守るのはマフラーのようになったウールシャツだけになってしまう。
「鏡で確かめてごらん、可愛い子羊が鞭で打ってくださいと言っているような格好だろう」
「いやっ、恥ずかしい。痛くしないでね、どんな感じなのか経験したいだけだから……おねがい」
佐緒里の瞳は潤みを帯びて内藤の姿をはっきり捉えているかどうか定かではない。
プロフィール

ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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