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彩―隠し事 28

バイキュリアス-2 

全身を這い回る栞の手が与えてくれる刺激で白い肌をさざ波のようにうねらせる優子は、胸と腹部を上下して息を弾ませ、シーツを掴んで顰めた顔を仰け反らせて唇を噛む。
そんな苦悶に似た悦びの表情を上目遣いに盗み見た栞は、優子の左足を右肩に担ぐようにして大きく足を開かせ、再び股間にむしゃぶりつく。
ピチャピチャ、クチュクチュッ……左手で身体を支えて右手で左乳房を揉みしだき、ピチャピチャと卑猥な音を立てて無毛の股間を舐めまわす。
「ハァハァッ、たまんない……栞とのエッチがこんなに気持ちいいなんて……」

「好き。大好きな優子に、もっと気持ちよくなってもらいたいの」
乳房を揉んでいた右手は脇腹から腰へと撫で下り、唇と舌は股間から内腿を経て膝裏に這わせて脹脛を足首に向かって舐めていく。
膝立ちになった栞は優子を見下ろして嫣然と微笑み、左足を捧げるように支えて足指を口に含む。
「イヤンッ、やめて、そんな処を……恥ずかしい……アァ~ン、ドキドキする」
「恥ずかしい事なんてないよ。唇も足指も優子のすべてが好き」
指を一本ずつ口に含んで舌を絡ませて指の間をベロリと舐める。
学生時代から密かに焦がれていた優子の足指を舐める行為に酔いしれる栞は子宮が熱くなるのを感じてオシャブリに熱が入り、反対の足を手に取り舐めたりしゃぶったりを繰り返して甘噛みする。

「栞のアソコを見せて、ねぇ、好いでしょう??」
身体を入れ替えた栞は、優子の顔の前に股間を晒し、
「舐めてくれるの??優子が私を気持ちよくしてくれるの??ねぇ、そうなの??」と、隠しきれない昂奮で声を上擦らせる栞は膝立ちになった身体をベッドのヘッドボードに両手をついて支える。
横たわったままの優子は頭上に左手を伸ばして割れ目に添え、舐めて滑りを与えた右手の親指でクリトリスを優しくこする。
「いやらしい、何もしてないのに栞のココは涎をダラダラ垂らして物欲しげ……クリちゃんをクチュクチュしちゃおう」
「あうっ、ヒッ、クゥッ~、上手……優子に大切なところをクチュクチュされて気持ちいいの」
優子の口を塞ぐように股間を押し付けた栞は自らの手を割れ目に添えて大きく開き、それに応える優子は舌を伸ばして膣口からクリトリスへと所かまわず舐めまくる。
「ハァハァッ……こんな風に優子の顔にアソコを押し付けてベロベロしてもらうのが夢だったの。アァ~ン、もう少し……」
アッアァ~ン、いぃ、気持ちいい……フグフグッ、いいの??気持ちよくなってね……割れ目に指を添えて大きく開いたままで腰をグラインドさせる栞はしどけなく開いた口から喘ぎ声を漏らし、舌を突き出したまま腰の動きに合わせて愛撫を続ける優子は腿に手を添えて息を弾ませる。

「ねぇ、優子。オモチャを持っているでしょう??こんなにスケベな身体なのに最近エッチしてないんでしょう??指だけじゃ我慢できないはず」
「えっ、そんな……」
「持っていないって言うの??……出しなさい」
叱声にも似た栞の声に優子の視線は宙を舞い、クローゼットを見ると同時に俯き、それを確かめた栞は口元を緩める。
「好い子で待っているのよ」
軽く唇を合わせて乳房を揉んだ栞は立ち上がりクローゼットに向かう。
「優子、こっちを見なさい」注意を促して、いくつかの小箱を順に指差し、優子が視線を躍らせて、アァッ~と諦めの声を漏らすと、ここにあるのと言葉をかけてベッドに戻る。

「いじわる、栞の事を嫌いになっちゃうよ」
「私の事を嫌いになる前にどんなオモチャを持っているか見せてもらうね」
箱を空けられまいとする優子の動きは言い訳含みのポーズに過ぎず、栞が両手を掴んで縛ろうとすると息を荒げて易々とされるがまま従う。
「ダメよ、今は優子と私だけ。優子の秘密は私の秘密、私の秘密は優子の秘密でもあるの……私が課長に抱かれたら、どんな風だったか教えてあげる」
「縛られちゃった……栞に弄ばれても抗うことも出来ない、可哀そうな私」
声は上擦って震え、昂奮で乾く唇にしきりに舌を這わせて滑りを与え、太腿を擦り合わせて自然と刺激を求めてしまう。

「あれっ、アナルグッズが多いようね、優子はお尻をクチュクチュするのが好きなんだ……ふ~ん??」
「お願い、今日はオチリを弄んないで、ネッ。独りでオチリ遊びするときも準備をしないと嫌なの。だからお願い、今日はやめて」
「分かった、バッチイのを見られると嫌だよね。その代わり二人で温泉にお泊りするときは、このオモチャたちを持っていくんだよ、約束できる??」
「えっ、うん、約束する……私は何を言っているんだろう。こんなにスケベな女だと思っていた??」
「クククッ、洋服の上からでも腰回りのムッチリ感を見るとね……その前にニップルクリップをつけようか……可愛い、もっと締めてあげる。痛いのが良いんでしょう??」
「うん、痛痒いのが気持ちいいの。アンッ、いぃ……栞はエス、私はMッコだから相性がいいのかなぁ」
「クククッ、どうだろうね。Sだなんて言われると課長のお尻を苛めたくなっちゃう……アァ~ン、どうしよう。優子のせいだよ」
「課長が可哀そう、真面目に仕事一筋で生きてきたはずなのに栞に目をつけられたばかりに……」
「そんな事はないよ。私はアゲマン女、私を抱いたら課長は出世するよ。課長が仕事で頼りにしている優子もね……お尻に入れないって約束するから四つん這いになって、ねっ」

四つん這いになって尻を突き出した優子の背後で膝立ちの栞は、同性であることも忘れて頬ずりしたくなるような柔らかな曲線に見入り手を伸ばす。
愛おしさのこもった手の平で腰を撫で、尻を擦って割れ目を開き、窄まりをベロリと舐めてスイッチを入れる前の電マで内腿を撫でる。
「アンッ、最初は優しくしてね」
ヴィ~ンヴィ~ン……アウッ、イィッ、笑っちゃ嫌だよ……優子が気持ち良くなってくれているんだよ、笑ったりしない……ヴィ~ンヴィ~ン……
電マは腿を擦り、ぷっくり膨らんで赤く腫れたような割れ目に沿って上下する。
腿の付け根に早くもキラキラ輝く水滴が滲み、縛られた両手で身体を支える優子は尻を突き上げてクネクネうねらせ、濡れそぼつバギナにバイブの挿入を待ちわびる。
ヒクヒクと息をしてバイブの挿入を期待するアナルを約束通り無視して、膣口の周囲を馴染ませるように撫でまわし、手に力を込めるとズブリと姿を消してしまう。

拘束を解かれた優子の手にするバイブが栞の身体を這い回り、いつ果てるともなく白い身体を絡み合わせて競うように喘ぎ声を漏らす。

彩―隠し事 27

バイキュリアス-1 

「優子のすべてを見せて……ねっ、好いでしょう??」
優子は自らの中に彩が姿を見せ始めたことを意識するものの、そのことを栞には伝えず、
「栞と一緒は二度目だよね」
「そうだね、大学の卒業旅行で慣れない酒を飲んで、酔っ払った私を介抱してくれた優子が同じ布団に入ってくれたんだよね……」
「そう、暑いの、苦しいのと駄々をこねて脱がせてって栞が言うから脱がせてあげた」
「クククッ、憶えているよ。私は火照る身体を持て余してオナニーをしちゃった。優子に見てって、大股開きでエロイことをしちゃった……今日は優子が私にオナオナを見せる番だよ」
「イヤッ、そんな事できない」
「クククッ、オナニーは許してあげるから優子のすべてを見せて、好いでしょう??」

「しょうがないなぁ。栞のわがままに付き合うのは大変だ……ハァハァッ」
優子の声は上擦り、背中を見せる格好から仰向けになって栞にすべてを見せると胸を上下して荒い息をする。
目を閉じて乾いた唇に舌を這わせ、形よくプリンと盛り上がった胸を曝したまま両手は股間を覆う。
栞の唇が手の甲にキスをしてそっと剥がすと、抗うことをせずに無毛の股間を晒して、恥ずかしいと羞恥の声を漏らす。
「ウフフッ、可愛い……記憶の中の優子の股間は儚げに恥毛が生えていたような気がするけど、白い肌にツルツルマンコ。似合ってる、動いちゃだめだよ」
右手で左乳房を左手で右乳房をヤワヤワと揉みながら徐々に覆いかぶさって唇を重ねる。
チュルチュル、フグフグッ……栞の右手は乳房から離れることなく、左手は髪を撫でて頬を擦る。
「ウグッ、フゥッ~……栞は女の人も好きなの??バイセクシャルなの??」
「違うよ、私が好きなのは堅くて長いチンチン。優子は特別。優子には性的な思いがムラムラするの。今日だけでいいから……一度でいいの、だから嫌いにならないでね」
言葉を口にせず黙って頷いた優子は静かに目を閉じ、栞の背中に回した両手に力を込める。

瞼の裏にSMクラブで彩を縛ったカヲルの姿が鮮明に浮かぶ。
見ず知らずの人たちの前でブラジャーを剥ぎ取られて股間を守る下着一枚の姿にされ、縄で縛られたときの昂奮が蘇る。
尻を打たれ、身体中を這い回るカヲルの手で気が遠くなるほどの快感を得た。
栞の愛撫でカヲルに可愛がってもらった時のような快感を得るのだろうか??
優子を愛撫してキスをする栞のお陰で健志と出会い、彩と言うもう一人の自分を発見することが出来た。
邪念をすべて追い払い、栞との時間を大切にするために自ら舌を挿入して絡ませ、唾液を送り込んで両手は背中と脇腹を撫でさする。

栞は優子に覆いかぶさり、二つの乳房を揉みしだいて先端を口に含み、舌先で叩いて転がし甘噛みをする。
「ウッウッ、クゥッ~……オッパイがいいの、気持ちいぃ……」
「優子が気持ちよくなってくれると嬉しい。ねぇ、私も脱がせて」
抱き起した優子と向かい合って座り、妖しい光を宿す視線を絡ませる。
素っ裸の優子の手が伸びてボタンを外し、姿を現した乳房を掴んでゆっくりと力を込めていくと栞の表情は歪み、自らの手でパジャマを引き剥がすように脱ぎ捨てる。

パジャマを脱ぎ捨てた二人の身体は白い肌であることを除いて好対照で、優子の肌は日頃の手入れもあって肌理が細かい上に染み一つなく、成熟した女性らしく要所要所のムッチリ感が与える上品な印象から一見してマリンスポーツを好むとは思えないほど清楚な色気がある。
それに対して色白ながらスレンダーな体形の栞は活動的に見えて、性的な好奇心とアクティブさを感じさせる。
密かに優子を思い焦がれていた栞は何も隠すことなくすべてを曝け出す姿を前にして、普段の積極性をどこかに置き忘れたように頬を朱に染めて半開きの唇から洩れそうになる吐息を必死に堪える。

どちらからともなく身体を寄せて舌先を触れ合わせてつつき合い、狂おしいほどの気持ちを舌に込めて先端を吸い甘噛みをして、見つめ合う瞳に色欲の情を宿らせる。
小柄な優子に覆いかぶさるようにした栞は唾液を垂らし、優子は口を開けてそれを受ける。
二人の唇が糸を引く唾液でつながり、啜るように近付いていく栞は唇を合わせる。鳥が餌を食べるように互いの唇をついばみ、舌を絡ませて互いの口に出入りを繰り返す。
二人の唇はバギナと化し、出入りする舌はペニスのような快感を与えてくれる。
舌先が刺激を受けると身体の芯を熱い血潮がドクドクと渦巻き、乳房の奥と子宮が熱を持つのを感じる。

優子の手が栞の乳房を揉み、腿を股間に押し当てて妖しく蠢かす。
「アンッ、私が優子を啼かせる積りだったのに……」
押し倒すようにして優子に覆いかぶさった栞は両手で胸の膨らみを揉みしだいて、顔を股間に埋める。
ジュルジュルッ……大陰唇を指先で開いて舌を押し当てた栞は音を立てて滴る蜜を激しく啜る。
「アンッ、イヤァ~ン、気持ちいぃ……」
「シィッ~、ご主人に聞こえちゃうよ。思った通りだけど優子は感度が良すぎ」
「大丈夫、あの人の部屋には聞こえない……心配しなくていいから、もっと」
ジュルジュルッ、チュルチュルッ……優子の股間に張り付くようにして蜜を啜っても、とめどなく滲み出て泉は涸れることがない。
「クククッ、マン毛がないからナメナメしやすい。啜っても、啜っても涸れることのない泉、優子っていつもそうなの??」
「そんな事を聞かないで、答えたくない……恥ずかしいもん」

股間から顔を上げた栞は泉の縁から下腹部に舌を這わせ、上目遣いに優子と視線を合わせて優しく微笑み、右手で脇腹を撫でながら添い寝する位置までずり上がる。

「ウフフッ、可愛い……ねぇ、優子。バイキュリアスって言葉を知ってる??」
「聞いたことがあるけど、よく分からない」
「普段は異性が好きなんだけど、誰でもって事じゃなく特定の同性が気になる人の事……私はチンチンが好きだけど、優子に胸をキュンとさせていたの。今日の経験で優子以外の女子も好きになればバイセクシャルになるかも」
「そうなの??じゃぁ私もバイキュリアスかなぁ??栞とこんな風にエッチな事をしても嫌じゃないもん」
「良かった。優子とこんな風に一度でいいから遊びたかったんだけど、嫌われたらどうしょうって不安だったの……」
プロフィール

ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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