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彩―隠し事 27

バイキュリアス-1 

「優子のすべてを見せて……ねっ、好いでしょう??」
優子は自らの中に彩が姿を見せ始めたことを意識するものの、そのことを栞には伝えず、
「栞と一緒は二度目だよね」
「そうだね、大学の卒業旅行で慣れない酒を飲んで、酔っ払った私を介抱してくれた優子が同じ布団に入ってくれたんだよね……」
「そう、暑いの、苦しいのと駄々をこねて脱がせてって栞が言うから脱がせてあげた」
「クククッ、憶えているよ。私は火照る身体を持て余してオナニーをしちゃった。優子に見てって、大股開きでエロイことをしちゃった……今日は優子が私にオナオナを見せる番だよ」
「イヤッ、そんな事できない」
「クククッ、オナニーは許してあげるから優子のすべてを見せて、好いでしょう??」

「しょうがないなぁ。栞のわがままに付き合うのは大変だ……ハァハァッ」
優子の声は上擦り、背中を見せる格好から仰向けになって栞にすべてを見せると胸を上下して荒い息をする。
目を閉じて乾いた唇に舌を這わせ、形よくプリンと盛り上がった胸を曝したまま両手は股間を覆う。
栞の唇が手の甲にキスをしてそっと剥がすと、抗うことをせずに無毛の股間を晒して、恥ずかしいと羞恥の声を漏らす。
「ウフフッ、可愛い……記憶の中の優子の股間は儚げに恥毛が生えていたような気がするけど、白い肌にツルツルマンコ。似合ってる、動いちゃだめだよ」
右手で左乳房を左手で右乳房をヤワヤワと揉みながら徐々に覆いかぶさって唇を重ねる。
チュルチュル、フグフグッ……栞の右手は乳房から離れることなく、左手は髪を撫でて頬を擦る。
「ウグッ、フゥッ~……栞は女の人も好きなの??バイセクシャルなの??」
「違うよ、私が好きなのは堅くて長いチンチン。優子は特別。優子には性的な思いがムラムラするの。今日だけでいいから……一度でいいの、だから嫌いにならないでね」
言葉を口にせず黙って頷いた優子は静かに目を閉じ、栞の背中に回した両手に力を込める。

瞼の裏にSMクラブで彩を縛ったカヲルの姿が鮮明に浮かぶ。
見ず知らずの人たちの前でブラジャーを剥ぎ取られて股間を守る下着一枚の姿にされ、縄で縛られたときの昂奮が蘇る。
尻を打たれ、身体中を這い回るカヲルの手で気が遠くなるほどの快感を得た。
栞の愛撫でカヲルに可愛がってもらった時のような快感を得るのだろうか??
優子を愛撫してキスをする栞のお陰で健志と出会い、彩と言うもう一人の自分を発見することが出来た。
邪念をすべて追い払い、栞との時間を大切にするために自ら舌を挿入して絡ませ、唾液を送り込んで両手は背中と脇腹を撫でさする。

栞は優子に覆いかぶさり、二つの乳房を揉みしだいて先端を口に含み、舌先で叩いて転がし甘噛みをする。
「ウッウッ、クゥッ~……オッパイがいいの、気持ちいぃ……」
「優子が気持ちよくなってくれると嬉しい。ねぇ、私も脱がせて」
抱き起した優子と向かい合って座り、妖しい光を宿す視線を絡ませる。
素っ裸の優子の手が伸びてボタンを外し、姿を現した乳房を掴んでゆっくりと力を込めていくと栞の表情は歪み、自らの手でパジャマを引き剥がすように脱ぎ捨てる。

パジャマを脱ぎ捨てた二人の身体は白い肌であることを除いて好対照で、優子の肌は日頃の手入れもあって肌理が細かい上に染み一つなく、成熟した女性らしく要所要所のムッチリ感が与える上品な印象から一見してマリンスポーツを好むとは思えないほど清楚な色気がある。
それに対して色白ながらスレンダーな体形の栞は活動的に見えて、性的な好奇心とアクティブさを感じさせる。
密かに優子を思い焦がれていた栞は何も隠すことなくすべてを曝け出す姿を前にして、普段の積極性をどこかに置き忘れたように頬を朱に染めて半開きの唇から洩れそうになる吐息を必死に堪える。

どちらからともなく身体を寄せて舌先を触れ合わせてつつき合い、狂おしいほどの気持ちを舌に込めて先端を吸い甘噛みをして、見つめ合う瞳に色欲の情を宿らせる。
小柄な優子に覆いかぶさるようにした栞は唾液を垂らし、優子は口を開けてそれを受ける。
二人の唇が糸を引く唾液でつながり、啜るように近付いていく栞は唇を合わせる。鳥が餌を食べるように互いの唇をついばみ、舌を絡ませて互いの口に出入りを繰り返す。
二人の唇はバギナと化し、出入りする舌はペニスのような快感を与えてくれる。
舌先が刺激を受けると身体の芯を熱い血潮がドクドクと渦巻き、乳房の奥と子宮が熱を持つのを感じる。

優子の手が栞の乳房を揉み、腿を股間に押し当てて妖しく蠢かす。
「アンッ、私が優子を啼かせる積りだったのに……」
押し倒すようにして優子に覆いかぶさった栞は両手で胸の膨らみを揉みしだいて、顔を股間に埋める。
ジュルジュルッ……大陰唇を指先で開いて舌を押し当てた栞は音を立てて滴る蜜を激しく啜る。
「アンッ、イヤァ~ン、気持ちいぃ……」
「シィッ~、ご主人に聞こえちゃうよ。思った通りだけど優子は感度が良すぎ」
「大丈夫、あの人の部屋には聞こえない……心配しなくていいから、もっと」
ジュルジュルッ、チュルチュルッ……優子の股間に張り付くようにして蜜を啜っても、とめどなく滲み出て泉は涸れることがない。
「クククッ、マン毛がないからナメナメしやすい。啜っても、啜っても涸れることのない泉、優子っていつもそうなの??」
「そんな事を聞かないで、答えたくない……恥ずかしいもん」

股間から顔を上げた栞は泉の縁から下腹部に舌を這わせ、上目遣いに優子と視線を合わせて優しく微笑み、右手で脇腹を撫でながら添い寝する位置までずり上がる。

「ウフフッ、可愛い……ねぇ、優子。バイキュリアスって言葉を知ってる??」
「聞いたことがあるけど、よく分からない」
「普段は異性が好きなんだけど、誰でもって事じゃなく特定の同性が気になる人の事……私はチンチンが好きだけど、優子に胸をキュンとさせていたの。今日の経験で優子以外の女子も好きになればバイセクシャルになるかも」
「そうなの??じゃぁ私もバイキュリアスかなぁ??栞とこんな風にエッチな事をしても嫌じゃないもん」
「良かった。優子とこんな風に一度でいいから遊びたかったんだけど、嫌われたらどうしょうって不安だったの……」
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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