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親友の妻

相談 

ギィィッ~……「いらっしゃいませ」
重い木の扉を開けると、いつもと変わらないマスターの声が迎えてくれる。
軽く手を上げて挨拶をしたオレは、カウンターの一番奥に友人の姿を認めて近付いて行く。
他には一組のカップルがビールを飲みながら楽しげに二人の世界に入り込んでいる。

「悪いな、誘っておきながら待たせちゃって」
「いや、そんなに待っちゃいないさ」
オレは灰皿の吸殻に目をやり、黙って隣のスツールに座る。
「この灰皿は前の客だよ。マスターが片付けてくれなくてな」
「ほう、こんな珍しいタバコを吸う人間が他にも居るんだ」
「細かいな。あぁ待ったよ、30分ほどだ」

「いらっしゃいませ。お二人そろってお見えになるのは久しぶりですね」
「秘密の話はこの店に限る。マスターの口はどんな鍵を使っても開かないからな」
「金庫に秘密を入れるより、何も知らないのが一番ですね。用があれば声をかけてください」
「じゃ、最初の一声。ジントニックをお願いします」
「俺には水割りのお代わりを……」
「かしこまりました」
オレの前にジントニック、友人の前に水割りを置いたマスターはオレたちの前を離れグラスを磨き始める。
この絶妙と言って良い間がこの店のウリの一つだ。
話し相手が欲しくてカウンターに座れば、ギャンブル・女・哲学までどんな話題でも相手をしてくれる。
もちろん、心地よい時間と空間を提供するマスターの作る酒が不味いはずがない。

「で、話とは……??」
オレはカップルの女性に視線を向けながら、友人の言葉にどう答えるべきか言葉を選んだ。
「……先日、滝、お前の奥さんに会った」
「そうか、連絡したのは……いや、いぃ柏木から連絡するはずがないもんな。女の事か??」
オレの視線に気付いた女性は、軽く口元を緩めて笑みをよこしながら連れの男に分からないように軽く眉毛を上げる。男の話に飽きているようだ。
「そうだ、奥さんは悩んでいたよ」
「顔を洗ってくる……」
滝の後姿を見送りながらオレは、あの日のことを思い出していた。


「柏木さん、主人の事で相談したいことが……お時間をいただけませんか??」
親友の奥さんからの一本の電話がオレに新しい秘密を一つ作ることになるとその時は思いもしなかった。
「外で会って迷惑をお掛けするのも申し訳ないので、うちへ来ていただけませんか??主人は出張で留守なんです」

オレを迎えた彼女は、シャワーを浴びたばかりのようでパイル地のルームウェア姿から漂う香りが妙に艶かしい。
ガラステーブルの向こうで肩を落として座る姿は儚げで、溌剌とした様子に好感を持っていたオレの心が痛む。
ミニ丈のルームウェアの裾から覗く白い腿の上で両手の指先を絡め、話そうか話すまいかと迷っている風情に不謹慎な思いが宿る。
「ごめんなさいね、こんな格好で……仕事から帰ったばかりで、汗を流したところなの」
「気にしないでください。私もこの季節は帰ればすぐにシャワーで汗を流しますから」

友人の滝に紹介され、初めて会った時を思い出す。
「彼は柏木、学生時代からの親友だ。彼女は俺の妻になる女性で、卒業を待って結婚する積もりでいる」
まだ学生だった彼女の瞳はキラキラと輝き、オレの視線を避けることもなく、正面からオレを見据え、滝との将来を信じて疑うこともなく明日を見ているようだった。

その彼女が今、視線を上げることなくオレの前に座り、猛獣の前でおびえる子ウサギのように自信無げに肩を落としている。
「滝の事で相談があると言っていたけど、もしかして……浮気とか??」
滝が会社の女子社員と付き合っている事実を知っていると悟られないように、口を開こうとしない彼女に聞いてみた。
「実は……そうなんです」
口にした彼女は、腿に置いた手を白くなるほど握り締め、ますます背を丸めて肩を震わせる。
オレは抱きしめたくなる思いを追い払い、
「証拠というと大げさだけど、どうして気付いたの??」
よそよそしくなく、立ち入り過ぎないように気を付けながらオレは聞く。
「……見ちゃったんです。ホテルの会員カードを・・・先週の土曜日に」
例のカードだ。滝の不注意をののしりたくなったが、唾を飲み平静を装う。

彩―隠し事 24

キス      

「どうだった、驚いただろう??手を伸ばせば届く範囲に何人も人がいる場所で見せるセックスをするのは」
「はい、驚きました。それよりも、喘ぎ声というか悲鳴というかあの声は外に聞こえる心配はないのですか??」
「それは大丈夫って分かっているから、このスタジオへ来たんだよ。元の持ち主がピアノの練習をしても大丈夫なように、窓も二重だし防音は完全だからね」
「元の持ち主って??引っ越しされて貸しスタジオにしてるんですか??」
「いや、そこんとこは色々あって、訳アリなんだよ。訳アリのスタジオって案外と多いんだ。霊感の強い女優だと何も言ってないのに妖気が漂うとか何か変な感じがするとかね……夢がなくなるから、この話はオシマイ」
満足できる仕事を終えた監督は雄弁で、友人の昔の知り合いの男に飲物を持ってきてくれないかと言いつけて、時刻を気にしながら後片付けの様子を見て優子たちの相手をしてくれる。

「監督、片付けが終わりました」
「よしっ、撤収だ……俺たちは集合場所までバスで戻るけど、君たちはこの近くに住んでいるんだろ??これは、俺の個人名刺。スカウトはともかく、また見学したいとか何か用があればいつでも連絡してくれていいよ。それじゃぁ」
くどい事を言わず、台風が通り過ぎるようにあっという間に部屋を出る。
友人が昔付き合っていたという男は名残惜しそうに手を握り、
「浮気したくなったら俺の事を思い出せよ。色んなセックスを見て当時よりも上手になったからな、ヒィヒィ、啼かせてやるよ、元気でな……優子さん、AVに出る気になったら俺に連絡ください。条件やら何やら力になります、忘れないでください」
「えっ、そんな事を言われても、その気になりませんから。申し訳ございません」
「そうだよ、失礼だよ。そんなだから、私も別れることにしたんだからね」
「そうか、ゴメン。連絡してくれて嬉しかったよ、それじゃぁ」

「このまま帰る??それとも、身体の火照りを冷ますために飲みに行く??」
「今日は帰る。明日は朝一で会議があるから、その準備もしなきゃいけないし」
「ウフフッ、あんなのを見ても優子は優子、昂奮したはずなのに冷静さを忘れない。やっぱり、優子は浮気なんて絶対に出来ないね。セックスへの好奇心はないわけじゃないし、小柄だけどムッチリの身体は抱き心地が良さそうだし、勿体ない。そうだ、監督も男好きする身体だって言ってたよね」
「もう、怒るよ……ウフフッ、いいの。私は亭主に浮気されても健気に堪える女。いつか私を幸せの国に連れ去ってくれる男が現れる……なぁ~んてね」
「うん、優子なら、その気になれば男なんて掃いて捨てるほど集まるよ……ねぇ、キスしていい??」
通り過ぎる人たちを気にすることなく優子をショーウィンドーに押し付けるようにして抱きしめ、女性らしく柔らかな唇を重ねて舌を侵入させる。
ウグッ、ジュルジュルッ……フグフグッ、プファッ~……
「ウフフッ、怒らないでね……優子が好き。じゃぁね、私はタクシーで帰る」

通りでキスをする女二人に興味津々で視線を送る人込みに一人残された優子は、羞恥で顔を上げることも出来ずに俯いたまま小走りで駅に向かう。
「ウフフッ、あんな所でキスされちゃった。いつか二人で温泉宿に行きたいって言っていたけど……二人きりになれば、どうなるんだろう??」
電車の窓ガラスに映る自分を見ていると、卑猥な思いを抑えることが出来ずに股間が熱くなるのを意識する。

健志にAV撮影を見学してきたと言えば何と言うだろうかと思わずにいられない。
AV女優さんの在籍するお店もキャバクラなど幾つかあるらしいから会ったことがあるかもしれない。でも実際に撮影を間近で見た事はないだろう、羨ましがるだろうか……そんな事を想像すると、自然と口元が緩む。
そんな優子を見て一人の男が優しく微笑む。
ゴホンッ、大袈裟に空咳をして奥歯を噛み締め、緩んだ口元を元に戻して軽く会釈をする。
シュゥッ~、シュゥ~……電車が駅に滑り込むと前に立っていた男が、失礼と言葉を残して降りていく。

自宅が見える場所になっても部屋は真っ暗で夫が帰宅している様子がなくて安堵する。
私の帰宅が遅くなると連絡したから浮気相手と遊んでいるのだろうかと思っても、以前のように気持ちが騒めくこともなく、明日の準備と次はいつ健志に連絡しようかと考えると自然と気持ちが高揚する。

「あなた、浮気相手とお泊りしてもいいよ。私は優しいの、黙って許してあげる」
友人に連れられて行ったSMショークラブや今日のAV撮影見学を思い出し、健志と過ごす時間に思いをはせながら嫌味な言葉を無人の部屋で吐き出す。
翌日の準備も終わり、大好きなバスタイムを早めに切り上げてベッドに入ったタイミングで夫の帰宅を知らせるドアの開閉音が聞こえたけれど、気付かぬ振りでオナニーもせずに目を閉じる。

「おはよう。昨晩は優子の帰りが遅くなるって連絡もらったから残業に熱を入れ過ぎたよ、ごめん。用意しといてくれたお茶と和菓子を食べてゆっくり寝ることが出来た。忙しいだろうに、ありがとう」
「いいわよ、私は遊びであなたは仕事。謝られるとかえって恐縮しちゃう」
「優しいな、優子は。申し訳ないけど、先に言っとくね。決まったわけじゃないけど金曜から出張が入るかもしれないんだ。出張と言っても接待ゴルフなんだけど、断れないしさ」
「最近、出張が多いようだけど大変だね。気にしないで良いよ、私も仕事をしているからよくわかる……私に出張はないけどね」
「ごめんね、決まったら直ぐに言うよ」

夫を見送った優子は、浮気相手がわがままを言うようになったのか、それとも夫が女に溺れているのか分からないけど、健志の存在があるから外泊が多くなってもイライラする事はなく、出張という言葉が心地良く響く。
健志と過ごす時間を思うと、今日も出張だと言われても腹が立たないのにとさえ思う自分に苦笑いを浮かべる。

彩―隠し事 23

撮影見学―3    

ジュルジュル、ジュボジュボッ……フグフグッ……突然、現れた専務に一瞬驚いた様子を見せ、宙を睨むペニスも陰毛に姿を隠そうとしたものの、次期社長候補と言われる男に穴兄弟の契りを結ぼうと言われた課長は大股開きで椅子に座り、剥き出しのペニスを小股にしゃぶらせて太々しくそそり立たせる。
「私を前にして、この太々しさ、頼もしいぞ課長。これからは志を同じくして会社のために頑張ろう」
大仰な物言いで太っ腹な処を見せた専務はネクタイを外してスーツを脱ぎ、シャツや靴下を脱ぎ捨てて下着一枚だけを残した姿になる。
「せ~んむ、焦っちゃダメだよ……それじゃぁ可哀そうか、ここに立って。手でしごいてあげる」
社内では次期社長と言われ怖いものなしの専務も、一介の女子社員であるはずの小股に掛かっては口答えすることなく唯々諾々と命に従う。

ジュルジュル、ジュボジュボッ……課長の怒張を咥えて顔を上下しながら、専務のパンツを膝まで降ろして引っ張り出したペニスをしごき始める。
「どうだ、小股君のオシャブリは最高だろ?? ……ウッ、いぃ、気持ちいいよ」
「専務、いつもより元気だね。大好きなオシャブリをしてないのに、こんなに大きくなって火傷しそうなほど熱い」
自らの格好を忘れてあっけにとられたように見つめる課長は、小股の手を弾きそうなほど昂奮する専務のペニスに年齢を感じさせない逞しさを見て、次期社長と目される男の精神的、肉体的頑強さを見たようで羨ましく思うと同時に、この人に誠心誠意尽くそうと心に決める。

フェラチオを施される課長の怒張はヌラヌラと輝いて口腔を出入りし、小股にしごかれる専務のペニスも年齢を忘れさせるほど逞しい姿を晒す。
小股の瞳は欲情を漲らせて妖しく輝き、誰が触れたわけでもないのに内腿にはナメクジが這った跡のように蜜が滲む。
ジュルジュル、ジュボジュボッ……「専務、気持ちいいです」、「そうか、小股君のフェラチオは最高だろう。私の歳でも一晩三回も可能になるほどのテクニックの持ち主だよ」……フグフグッ、ジュルジュル、ジュボジュボッ……
「プファ~……ハァハァッ……今度は二人で私を責めて、私を啼かせて、できるでしょう??」

「カット……いいよ、迫力満点だ。まぁ、そこらの会社の出来事としちゃ、ありがちな話だけど、君たちの演技のお陰でいい作品が撮れそうだ。休憩後も頼むよ」
満足げな表情の監督は三人をねぎらい、スタッフを見渡して満足の笑みを浮かべて振り返りざまに優子と友人にウィンクをして別室に消える。
女優は控室として用意された部屋に入り、専務と課長役の二人の男優は股間を剥き出しのままキッチンに移動して椅子に座る。
付き添ってくれる友人の友人が言うには、女優優先で控室やメイクさんなども用意されるけど、男優は特に控室を与えられない事も多いと言う。
「それより、このストーリーが現実にありがちな話だと本当に思ってるわけじゃないでしょう??」友人の言葉に返事をするときも優子に視線を向ける。
「分かってるよ、そんな事。監督の言葉が冗談か本気か分からないけどヒット作を連発してることは間違いないからね……それより、優子さん。出演する気になったら俺に連絡を下さいね、手柄になるから」

シャワーで汗を流して気分転換を済ませた三人は、素っ裸になって新しいシーンの撮影に入る。
優子は課長役の男の股間が気になって視線を外すことが出来ず、それに気づいた友人は、
「優子、まさか課長の事を思い出しているんじゃないよね??優子に不倫は似合わないよ、あんたは自分で気付いていないかもしれないけど、一途になりやすいんだからね」
「えっ、変な事を言わないでよ」

窓際で背後から女優を抱きしめた専務が首筋や耳に舌を這わせて熱い息を吹きかけながら乳房を揉み、正面に立つ課長がキスをしながら股間に指を伸ばす。
ハァハウッ……ウッウゥッ~、ウグウグッ……ジュルジュルッ、ヌチャヌチャ、見る者を興奮させようとしてキスも愛撫も卑猥な音を立て、見慣れているはずのスタッフの中にも生唾を飲んで息を荒げる者がいる。
チラッと友人の様子を見ると昂奮のあまりスカート越しとはいえ股間に手を伸ばして妖しく蠢かし、それを見た優子は乾いた唇に舌を這わせて滑りを与え、残業中にキスをしようと接近する課長を思い浮かべて、イヤッと声を漏らす。
我に返った友人は、どうしたのと優子を覗き込み、「うん??何でもない。ごめんね」と、自分でも意味不明の言葉を返す。

その後は窓から離れずに夜景をバックにして前と後、二つの穴に怒張を埋め込んで激しく責め立てる
「ウガガッ、ヒィッ~、だめ、壊れちゃう……お尻が良いの、もっと、裂けちゃうほど激しくついて」
「そうか、そうか、今日はいつもよりすごいぞ。課長のモノがいいのか??」
「いぃ、いいの。専務よりも硬いの、子宮に穴が開くほど突いてくるんだもん……ウガガッ、ヒィッ~、お尻、お尻が裂けちゃう、すごい、逝っちゃう」
悲鳴にも似た喘ぎ声は、隣室に聞こえるのではないかと優子は気になって落ち着かない。

ハァハァッ……その場に崩れ落ちんばかりに激しく出入りを繰り返して満足の証を小股の穴に吐き出した二人は、ハァハァッと荒い息を漏らして窓に手をつき窓外の景色に見入る。
「課長、家路を急ぐあの車列や人込みに紛れると、いま私たちが見ているこの景色に気付かない。いいかね、全部の車や人が一方向に動くのではなくて、中には方向を変えるのもある、高い処にいて全体を見ることも必要だって事が分かるだろう、威張れって事じゃない、それは勘違いするなよ。出世も含めて高見でないと見えない景色があるんだよ。課長、君にはこの場所に立つ才がある」
監督は専務にこの言葉を言わせたくて、この場所での撮影を追加したらしい。

「ありがとう、思い通りの作品が撮れた、お疲れ様。近いうちに、もう一度、同じスタッフで撮りたいな、その時まで、グッドラック……撤収準備」

堕ちる

幸子の悲劇-29

「ウグッ、グッグゥッ~……きつい。大きすぎる、裂けちゃう、許して」
「大丈夫だよ、幸子。偽チンポの一番太いのは亀頭、そこは入っちゃったから、太さに慣れれば、大丈夫」
ローションにまみれてヌラヌラ光るディルドはアナルの入り口を押し広げて侵入し、妖子が手を放しても張り出したカリが引っ掛かって抜け落ちることはない。
アナルに押し込んだモノよりも一回りも大きいディルドを手にした男は、ハァハァッと息を荒げて苦しさに堪える幸子が上目遣いに見上げるのを待って新たなローションを塗りつけ、恥部を守る剛毛を掻き分けて露わにした膣口に擦りつける。
「やめて、大きすぎる。壊れちゃう……ウグッグッ、だめっ」
ニュルニュルッ……ギシッギシッ……ディルドを馴染ませるためにバギナに擦りつけると滲み出た蜜と絡んで卑猥な音をたてて、恐怖で震えると縄が不気味なきしみ音を残す。

「幸子、今から言うことを覚えておきなさい。幸子を買ったお客様が遠慮しているなって思った時は、不安で震える子羊を装えば嗜虐心を刺激して本来の姿を取り戻して責めに熱がこもり、満足してくれる……分かるわね??今の幸子が正にそう、演技と気付かれずに演技する、いいわね」
「そうと分かれば遠慮する事はないな、入れるぞ。きつくても我慢しろ」
膣口に擦りつけていたディルドを持つ手に力を込めると、割れ目の縁を巻き込んで先端部分が姿を隠す。

「ウッ、ウググッ……きつい、だめ、これ以上は入らない、ムリ、無理」
「まだ、まだ、これからだ。幸子の肩を掴んで揺れないようにしてくれ……そうだ、それでいい。幸子、ゆっくりと息を吐け……もう一度ゆっくりと吐くんだよ、入れるよ」
「ウッ、クゥッ~……ヒィッ~、壊れちゃう……アウッ、アワワッ」
ニュルニュルッ……アウッ、アワワッ、ヒィッ~……ズブズブッ……
膣口に押し当てたディルドを円を描くように蠢かし、口を窄めた幸子が息を吐き出すタイミングに合わせて力を込めると張り出したカリ部が姿を没する。
「ウググッ、グゥッ~……クゥッ~、きつい、裂けちゃう……ハァハァッ」
幸子が裂けてしまうと思うほど押し広げられたバギナは剛毛に覆われて見えないものの、苦しそうに顔を顰めて唇を噛み、腹部を上下させて荒い息をする。

ウガッ、グックゥッ~、苦しい……男の手に力がこもって竿の中ほどまで押し込まれると、手を添えられていないアナルのディルドが抜け落ちそうになる。
「あらっ、たいへん、抜け落ちちゃう」
こうなることを予期していたように楽しそうに声を弾ませた妖子はアナルのディルドに手を添えて力を込める。
「ヒィッ~、ダメッ、だめっ……お尻もアソコも裂けちゃう、壊れちゃう、ウググッ、ヒィッ~……怖い」
「うるさいわね、黙らせてくれる」
容赦のない妖子の言葉に男の一人が反応して、ズボンを下ろして摘まみだしたペニスを顔の前に突き出す。
「ハァハァッ、縄が食い込んで苦しい……ダメ、許して。身体がバラバラになってしまいそう」
「降ろして欲しければ俺を満足させなさい。そうしたら降ろしてやる」
ウグッ、グッ……ジュルジュルッ、ジュボジュボッ……縛られたまま吊るされていては目の前のペニスに指を添えることも出来ず、顔を伸ばして口に含んで必死の形相でオシャブリをする。

素っ裸で後ろ手に縛られた身体を宙に吊るされた幸子は、二つの穴に優しさの欠片もない紛い物の怒張を挿入されて蹂躙されている。
紛い物の怒張は形こそ男根に似ているものの、蛇が這っているようにしか見えない血管を模した竿部や、これほどの必要があるのかと思うほど張り出したカリ部は禍々しく、悦びを与えるモノではなく幸子を苛めるために存在するとしか思えない。

幸子の下半身近くにはバギナに挿入したディルドを操る男とアナルを甚振る妖子が陣取り、二本のディルドに責められて悲鳴に似た喘ぎ声を漏らす口を塞ぐためにペニスで口を犯す男の動きに熱が入る。
ジュルジュルッ、ジュボジュボッ……「俺を満足させたらベッドに連れて行ってやるぞ。楽になりたかったら気を入れてしゃぶれ。俺が吐き出すものを飲め」
ジュルジュルッ、ジュボジュボッ……眉間の皺を深くして必死にしゃぶる。
「プファッ~、ハァハァッ……少しでいいから、休ませて。両手が使えないから巧くオシャブリ出来ない……ハァハァッ、きつい」
「幸子のペースで良いけど、吐き出したモノを飲み干すまで降ろさないよ」

男の言葉を聞いた幸子は恨めしそうな視線を送り、それがまた興奮剤となってペニスは腹を打つほどピクピク震えて新たな嬉し涙を流す。
「もう少し近付いてくれないと届かない」
オシャブリされるのを待つように嬉し涙を垂れ流すペニスを見ると辛そうに見えた幸子の表情に生気が戻り、精一杯口を尖らせてペニスを含もうとする。
「ウガガッ、グゥッ~……だめっ、壊れちゃう。そんな大きいモノを二つも……ヒィッ~」
二本のディルドを荒々しく出し入れされると張り出したカリがアナルとバギナを抉り、妖子と三人男の嗜虐心をそそる悲鳴を漏らす。

彩―隠し事 22

撮影見学―2     

「フェラチオを目の前で見るのって初めて……私もあんなに嬉しそうな表情になるのかなぁ??」
「えっ……どうだろうね、今度、鏡を見ながらフェラしてみれば分かるよ」
「静かに……撮影は同時録音だからね」
「ごめんなさい……」、優子と友人は頭を下げる。

課長と小股という名の女子社員以外は誰もいない部屋で残業をそっちのけにして、卑猥な享楽に耽るという場面の撮影を取り囲むスタッフに混じって優子と友人は昂奮の面持ちで見つめる。
大股開きで椅子に座る課長は巧妙なフェラチオを施す小股に翻弄されて口はだらしなく開き、仕事中の威厳に満ちた表情は姿を消して込みあげる快感に膝を震わせる。
「ウフフッ、可愛い。こんな課長を見たら女子社員はみんなガッカリしちゃうよ……不倫するなら誰と、コンテストの社内部門で一等賞だったんだよ」
「噂で聞いた事はあるけど本当なの??」
「本当だよ、参加した女子社員の人数は秘密だけどね、クククッ……上着を脱いじゃおうよ」
立ち上がった小股は課長の上着を脱がせ、耳元で目隠ししちゃうよと囁いてネクタイを外す。
ネクタイで目隠しをすると股間のイチモツは隆として宙を睨み、早くも先端に嬉し涙を滲ませる。
「かちょう……仕事中は毅然としてカッコいいんだけど、仕事を離れると甘えん坊でMっ気があるんじゃないの??動いちゃだめよ……」

課長のズボンからベルトを抜き取り、両手を背中で縛ってしまう。
手際の良さに拒絶の言葉をかける間もなく両手の自由を奪われた課長のイチモツはピクピクと跳ねるように反応し、滲む程度だった先走り汁をダラダラと滴らせる。
「思った通りだ……かちょう、これからは、いつでも私の命令を聞くM男君になるんだよ。好い子にしていればたまには、こんな事をしてあげるから、いいわね??」
「やめなさい、小股君、仕事を終わらせないといつまでも帰れないよ。君の失敗を咎めたりしないから両手の戒めを解いてくれ」
「だ~め、私の質問に答えない口は必要ないね。栓をしちゃおう」
ガサゴソ……目隠しされて視覚を奪われた課長は耳をそばだてて音で変化を探ろうとする。
小股はスカートの裾から手を入れてショーツを脱ぎ、それを丸めて課長の口に押し込んでしまう。
「質問に答えない口は必要ないでしょう??咥えたのは私のパンツ、嬉しいでしょう??」

優子は部下の女子社員に縛られて目隠しされた課長に、自分の上司の課長を重ねて昂奮を新たにする。
撮影と分かっていても、いったん課長の姿を思い描いてしまうと振り払うことが出来ず、課長のチンチンもあんなに立派なのかしらと思い今度二人きりで残業する機会には誘惑してみようかと不埒なことを考える。
ダメダメ、私には健志がいる……そんな妄想に囚われていると、友人が手の甲で腿をつつき、スゴイネと言葉を発せずに口の動きで伝えてくる。
優子の妄想は友人の手によって撮影の現実に引き戻される。

トン、トントン……何かの合図らしいノックの音がすると,小股は、
「どなたですか??開いていますよ、お入りください。どうぞ……」
「失礼するよ。うん??これはどうした??終業時刻を過ぎたとはいえ、社内でこれはまずいだろう??目隠しとパンツを咥えているせいで顔が分からないが、チンポが丸見えのこの男は君のペットなのかね??」
「そうですよ、本人に確かめてみましょう……その前に記念写真を撮っとかないと、お願いします」
よし、分かった……カシャッ……良いのが撮れたよ。
宙を睨んで隆々としていたペニスは乱入者のせいで元気がなくなり、陰毛の中に隠れようとする。
「ねぇ、課長、記念撮影もしたし私のM男君になる気になった??証人もいるしね、どうするの??」
「フガフガッ……ウググッグゥ~……」
「私のパンツを咥えてちゃ返事が出来ないんだ。首は振れるでしょう??私は写真を公開なんかしたくないんだよね、分かるでしょう??」
「フグッフグッ……」、朱に染めた顔を必死の形相で上下に振る。
「そう、よかった。もう一つお願いがあるの、聞いてくれるわよね??」
小股は前触れもなく猿轡代わりの下着を抜き取り、目隠しを外す。

「えっ、あっ……専務、違うんです。これはあの……お許しください。申し訳ございません」
目隠しを外された課長が見たのは次期社長候補と言われる専務がニヤニヤと笑みを浮かべて満足げに頷いている姿。
「良いんだよ、小股君は私の秘密兵器だから安心しなさい。君をどうしても我が陣営に引き込みたくてね。私が次期社長になれば悪いようにしない……小股君、可哀そうなチンポを慰めてあげなさい」
「ウフフッ、こんなになっちゃって、可哀そう……動いちゃだめよ」
ジュルジュル、ジュボジュボッ……謹厳実直と評判の課長は何かが吹っ切れたかのように専務の存在を気にする様子もなく股間を突き出し、萎れたペニスをしゃぶられると眼を閉じてうっとりした表情になる。
「うんうん……いくら巧妙なオシャブリとは言え、私の目の前でチンポを大きくする大胆さは予想以上の戦力になりそうだ。穴兄弟となった暁には頼むよ、課長」

「ジュルジュル、ジュボジュボッ……プファ~、すごい、専務のチンチンよりも硬いし美味しぃ」
「そうか、そうか、私のモノよりも美味いのか??……課長、これから兄弟の契りを交わそうではないか、そのうえで私と課長、どちらのチンポが美味いか判断してもらおう」
プロフィール

ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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