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堕ちる

幸子の悲劇-25

手足の拘束を解かれた幸子は下着姿で立たされ、妖子の指が肌を這い回るのをハァハァ、ゼェゼェと喘ぐような息を漏らして堪える。
肩を撫で背中に這わせた指が自然な格好でブラジャーのホックを外し、ストラップを滑らせて抜き取り、蜜でグショグショに濡らしたショーツだけを残した格好にして再び後ろ手に縛る。
拘束を解いた縄が再び手を縛り胸の膨らみのボリュームと美しさを強調するように縄が上半身を這うと幸子の嬌声が響く。
「ウッウッ、クゥッ~、縛られちゃう・・・ハァハァッ、怖いけどゾクゾクする」

「私は女だけど、いずれ幸子を買ってくれるS男の立場から見るとM女は清楚で美しく理知的なのがいいんだよ。美しいモノを壊したいと思う破壊欲、好きなんだけど伝え方が分からなくてつい意地悪しちゃう男の子。幸子は嗜虐心のある男性には屈服させて思うさま嬲ってみたいと思わせる高貴な雰囲気がある」
後ろ手に縛られた幸子は妖子の言葉で一層混乱し、羞恥や不安、妖しい期待などが綯い交ぜになった平静ではいられない気持ちで、その場に崩れ落ちるように座り込む。
「ダメだよ、幸子。まだまだ、始まったばかりだよ」
男の一人が倒れることも許さないと口にして、犬用首輪をつける。
カチッ・・・ヒッ、アァ~・・・首輪のDカンにリードのナスカンが嵌まる音を聞くと見上げていた顔を伏せて悲嘆の声を漏らす。
犬用首輪をつけられ、立ちなさいと命令されて引っ張り上げられると抵抗する気持ちはなくなり易々と命令に従い始める。
首輪をつけられると気持ちも身体も自在に操られ、つながるリードは支配の象徴となり持つ者に抵抗することは許されないと思い込んでしまう。

立ちなさいの命令で立ち上がると、犬は四つん這いがお似合いよと言われて犬の格好にされて引き回される。
「膝をついちゃダメ。犬はそんな恰好で歩かないよ、前足と後ろ足で歩きなさい」
膝をつくことなく尻を上げて両手両足で犬歩きするのは肉体的にきつく、グルグルいつ終わるか教えられずに部屋中を引き回されて見守る妖子や男たちに、可愛いワンチャンとか尻が下がったとか嘲笑を浴びせられるのは精神的に辛い。
「ハァハァッ・・・きつい」
「大丈夫よ、幸子ワンチャンならできる・・・うん??どうしたの??」
「オシッコ、オシッコしたいの・・・トイレに行かせて」
「ここでしなさい。幸子ワンチャンのトイレを用意して」妖子の言葉で洗面器が用意され、
「使い方は分かるね??ワンチャンらしく片足を上げてジャァ~ってするのよ」
「ハァ~、惨め、惨めすぎます」と誰に聞かせるでもなく呟いた幸子は洗面器を跨いで右足を上げ、
「もう限界、我慢できない」と言い終わるや否や、幸子の股間からシャッ、シャァッ~と洗面器めがけて迸る。
羞恥で顔を真っ赤に染めた幸子が犬歩きで歩き始めようとすると、
「恥ずかしい場所から離れたいのは分かるけど、オシッコを吹かなきゃダメでしょう。幸子の剛毛はオシッコでヌレヌレだろうからね」

「両手両足をついたまま足を開いて尻を突き上げる・・・まだダメ、もっと尻を上げて、そうそれでいいよ、ヌレヌレの剛毛が丸見え。拭くよ」
「いやっ、恥ずかしい・・・こんな恰好で拭いてもらうなんて・・・お尻の穴も丸見えでしょう??」
「ほほう、よくわかったな。ヒクヒク息をする尻の穴が丸見えだよ、浣腸してほしいのか??そうか尻尾が欲しいのか」
ティッシュペーパーで剛毛を拭き、手近にあったアナルスティックを無造作に挿入した男は立ち上がり再び部屋の中を引き回す。

幸子は素っ裸で首輪をつけられ、リードを通じて伝わる命令に従う惨めな犬歩きに酔い始めていた。
女奴隷の幸子は妖子や男たちの命じる無理難題をこなせば良くやったと褒めてもらえる。
男の所有物に貶められて縛られ、尻を打たれて喉の奥深くにペニスを押し込まれて満足の証を吐き出すまで口腔を犯される。
そんな光景を想像するとオシッコを拭いてもらったばかりのアソコが新たに漏らした蜜で滑りを帯びる。
あぁ~ン、もっと苛めて・・・幸子はオレの奴隷だ、お前のすべて、命さえもオレの自由にできるんだと甚振ってほしい。

犬歩きを終えた幸子は再び後ろ手に縛られて乳房が歪になるほど締め上げられる。
縛ったり解かれたりを繰り返すと縛られることに抵抗がなくなり、それは目覚めた被虐の悦びを深くして支配する者とされる者の立場の違いを教え込まされているようで抗う気持ちは霧散してしまう。
縄尻を天井から下がるフックに掛けられて逃げることも出来なくなると、夫の作った借金のために我が身を投げ出したことも忘れて、肌にまとわりつく黒い縄が食い込む感触の心地良さに支配される安心感に酔いしれる。
「いぃ、気持ちいいの・・・肌に食い込む縄に愛撫されているような気がして善くなっちゃう」

彩―隠し事 14

ステーキハウス   

夕刻のホテルは、待ち合わせのカップルや友人と食事を楽しもうとする人たちの幸せに満ちた姿がそこかしこに見られ、淫靡な思いを胸に秘める彩は場違いな景色に待ち合わせ場所を間違えたかなと苦笑いを浮かべる。
10分と経たずにロビーに現れた健志は左右を見渡して彩を見つけると破顔一笑して近づいてくる。

「ごめんなさい。夫が不倫相手とデートするようなの。それを聞いたら急にあなたと・・・健志に会いたくなって我慢できずに・・・急でごめんなさい」
「そんなことないよ、ありがとう。連絡を待ちわびてチンチンがボッキボキだったよ」
「いやんっ、声が大きい・・・今日は泊まれないけど、彩にとって健志が大切な存在だって伝えかったの。食事はファストフードでいいよ」
「彩との食事を雑に扱いたくない。セックスが全てって歳でもないしね」
「クククッ、彩は夫とのセックスが絶えて久しいから抱いてもらおうと思っていたのに・・・」
口元を緩めて面白そうに彩を見つめる健志は腰に手を回してエレベーターに向かって歩き始める。
「彩が仕事をしているところを見てみたいな。スーツが似合っている。制服や仕事着が似合っている人はその道の一流だと思っているからね。ショーツも穿かず股間を濡らした彩が仕事する光景を想像して昂奮するよ」
「クククッ、残念でした。今日は下着を穿いています・・・見たい??」
「そうか、穿いているのか・・・そうだよな」
何を納得したのか、そうだよなと言った健志は彩の頬を両手で挟み、唇を重ねる。
チン・・・目的のフロアに着いたエレベーターは何事もなかったかのようにドアが開き、彩はキスに対する返礼も思いを伝える時間も与えられない。
初めてデートする中学生や高校生のように手をつないだ二人は歩き始める。

「ステーキで良い??」
ステーキハウスが正面に見える位置に来てから好いかと尋ねる強引ささえ、健志の口から出ると心地いい。
テーブル席を希望した健志は案内された席に着くなり、
「時間がないんだろ??食事の後はドライブでいいかな??」
「今日は急にごめんなさい・・・健志に対する彩の思いを伝えたかったの」
「分かった、彩から連絡をもらえただけで嬉しい。一つ手に入れば二つ目を欲しくなる、オレは欲が深いんだよ。でも彩に会えて無用な欲は捨てることにした・・・オレはワインを止めとくけど彩は赤で良い??」
「彩もミネラルウォーターでいい。彩はね、スピードがスリルにつながって、スリルは性感のスイッチなの・・・ドライブでスイッチが入るとどうなるか分からない、責任を取ってよね・・・クククッ」
健志に向ける淫蕩な笑みは何かをけしかけているようにしか感じられず、健志は彩を見つめて悪戯心を宿した笑みを返す。

オーダーを済ませた健志はグラスの水を指につけてテーブルに移し、中指と人差し指の二本でクチュクチュ塗り広げながら舌を唇に這わす。
「クククッ、いやらしい。アソコをあなたの器用な指で愛撫されているような気になる・・・こんなところで、スケベ・・・」
彩の瞳は妖しく光り、左手で頬杖をついて右手をテーブルの下に伸ばす。
さりげなく周囲に視線を走らせて股間を擦り、頬杖を突く左手の小指を舌先が舐める。
「脱いで、早く」
「えっ、なに??何を言っているの??彩はどうすればいいの??」
「下着を脱ぎなさい、ショーツを脱ぐんだよ、分かるね」
「えっ、ここで、今??」
「そうだよ、早く」
健志が本気だと悟った彩は淫靡な好奇心も手伝い、周囲に視線を走らせてテーブルの下を覗く。
「ダメ、変な動きをすると気付かれちゃう。レストルームに行ってもいいでしょう??脱いでくるから・・・だめっ??」
「いいよ。いいけど、レストルームならブラジャーも追加だな。早く行きなさい、ステーキがきちゃうよ・・・早く」

健志が知るのは奔放で淫らな享楽に耽る彩であり、ほとんどの人が知る清楚で上品な姿を知らないどころか優子と言う本当の名前さえ知らない。
それでもちょっとした立ち居振る舞いがエレガントで、今もまたレストルームに向かうために椅子から立ち上がる様子が優雅で無駄な動きがなく、歩く姿も背筋が伸びて膝下の動きが優美で見ているだけで表情が緩むのを抑えられない。

再び姿を見せたものの先ほどまでの颯爽とした彩は姿を消して、心細げに見えて健志の心が痛む。
「恥ずかしい。ドキドキしているし歩くとフワフワするような感じがする」
「脱いだ下着を預かっとく」
素早く手渡された下着を確かめることもなくポケットに入れる。
席を外していたタイミングで運ばれた料理の美味そうな香りに反応する様子のない彩に食べようと促す。
健志はセックスへの好奇心と美しいマナーで食事をする女性に惹かれる。
成熟した男女のセックスは単に生殖行動だけではなく、心も身体も満足する好奇心に満ちたものであるべきだと思うし、生きる上で欠かすことのできない食事が命を永らえる目的だけではなく楽しみである必要があると思っている。
食事を共にする相手が美しく楽しそうに食べる様子を見るのは心地好いし、新たなエネルギーが身体の隅々に行き渡るのを感じる。
下着を脱いだ彩は衆人の視線を恐れて不安の只中にいるようだが、それでも美しい姿勢で食事する。

「彩、ほんの少しでいいから昂奮させてくれよ」
エッと声を上げて、ナイフとフォークを置いた彩は一瞬小首をかしげ、ほんの少し上着を開いて胸を張り、乳房の先端がキャミソールを突き上げてブラジャーを外した証を見せる。
アンッ・・・ウフフッ・・・指の腹が突き出た乳首を撫でると艶めかしい声を漏らし、自分の声に驚いて周囲に視線を走らせる。
「クククッ、やっぱり彩は可愛いな。いつも一緒にいたいよ、ドラえもんに頼んでスモールライトを貸してもらいたいな」
「ほんとう??じゃぁ、お礼とご褒美を上げなきゃね・・・うっ、クククッ」
素早く周囲を見回した彩はステーキの付け合わせの野菜を摘まんだ手を股間に伸ばし、蜜をまぶして健志の目の前に突き出す。
「人参のグラッセか・・・今日は一段と照りが出て美味そうだな・・・美味い、彩風味のグラッセは照りがいつもより出ているし隠し味が最高」
「クククッ、ありがとう・・・この人参は、よく見ると誰かのアレに似てる。ペロペロしちゃおうかな。ウフフッ、甘い。最後はゴリって噛み切っちゃう」
「ひっ、痛い・・・彩と一緒だと何をしても楽しい」
「うん、彩は健志と一緒だと何も隠さずにいられる・・・もっと早く会いたかった。それだけは神様を恨んじゃう」
「行こうか、時間がないんだろう??」

堕ちる

幸子の悲劇-24

フグフグッと意味をなさない声を漏らして激しく顔を振り、縛られた両手の指が白くなるほど握りしめて、こむら返りを起こしそうなほど足指を反り返らせる。
三人の男が持つ電マは振動を弱くして胸の膨らみと下腹部、内腿に触れたり離したりを繰り返し、身体だけでなく心まで解きほぐす勢いの刺激に慣れさせようとする。
振動は弱いままで肌に触れたり離したりを繰り返し、幸子にはそれでも強すぎる刺激で眉間の皺を深くして表情に険が浮かぶ。
慣れるとともに苦痛は快感に変化して穏やかで艶めかしい表情になり、眉間の皺が姿を消すと男たちは振動を強くして肌から離す時間を短くする。

ヴィ~ンヴィ~ン、ブ~ンブ~ン・・・幸子が電マの刺激に慣れたと見るや、男たちに操られて乳房の麓や恥丘、内腿に押し当てられて快感を与え続ける。
「ウッウッ、ウググッ、いやぁ~ン」
ボールギャグのせいでくぐもった声を漏らすしかない幸子は縛られて自由を奪われた身体を仰け反らせ、必死に逃れようとするものの望みが叶うわけもなく、男たちに思うさま責められる。
「幸子、ココはどうした??お漏らしでもしたか??」
「どれどれ・・・本当だ、濡れてるな・・・あれっ、染みが広がっていくぞ、どうした??」
「ウグッ、グゥッ~・・・フグッ、フグッ」必死の形相で顔を振り、股間を隠そうとしても隠しようがない。
股間の染みはますます広がり、穿いたままのショーツが見事に変色する。
「オシッコのお漏らしじゃなく嬉し涙を流しているようだな」
「経験豊富な俺たちも幸子ほどの剛毛を見たことがないから、オシッコと嬉し涙の判断を間違えちゃうな。いっそ、そり落としちゃえば簡単なんだけどな、どうだろう??」
「ウグッ、ググッ、ウグッ・・・グゥッ~・・・」
ギシギシと苦しそうな軋み音を椅子が立てるほど幸子は逃げようと足搔き続ける。
「あなたたち、ダメよ、剃ったりしちゃ。幸子ほどのアンダーヘアの持ち主はいないよ。剃毛の権利を入札するだけで20や30になるでしょう??」

言葉で甚振り続けて精神的に追い込んでいく最中も電マは振動を止めることなく刺激を続ける。
自由の利かない身体で精いっぱい抗い、電マに急所を責められる事を避けても強力な振動は少々ズレた位置でも幸子の性感帯に絶え間なく刺激を与える。
フグフグッ、ウゥッ~、ウグウグッ・・・眉間に深い皺を作り、白い喉を見せて仰け反っても楽になる事はなく、意に反して身体は一層の刺激を求め、自然に股間を突き出してしまう。
咥えさせられたボールギャグの隙間からダラダラと唾液が滲み、喘ぎ声を出せない事を苦しくさえ思う。
深い快感は喘ぎ声を漏らし、新たな刺激を求めて自ら身体を差し出すことで満足できる。
ボールギャグで喘ぎ声を封じられ、縛られた身体は自ら快感を求めて動くことも出来ず、意地悪な生殺し状態の幸子は気も狂わんばかりに身悶える。

ヴィ~ンヴィ~ン、ブ~ンブ~ン・・・三本の電マのスイッチは強に入れられ、バイブと違う強烈な振動に徐々に慣らされた幸子は襲い来る快感から逃れる術もなく、拍子抜けするほど簡単に頂上に追いやられてしまう。
「ウググッ、ダメ・・・こんなこと、ヒィッ~、逝っちゃう、いぃの、気持ちいぃ・・・ウグッ、クゥッ~・・・」
太腿の付け根がヒクヒク震え、溢れる嬉し涙が作る染みが広がりグッショリ濡れた剛毛がショーツに張り付いて卑猥な姿をはっきりと想像させる。
尖りきった乳房の先端がブラジャーに押さえつけられるのは嫌だとはっきり姿を見せつける。
ハァハァッ・・・荒い呼吸が下腹部と胸を激しく上下させて、内腿やブラジャーから零れる乳房など皮膚の薄い部分に血管が青く透けて色っぽいことこの上ない。

一度目の絶頂を迎えて息を荒げ、身も世もなく快感に酔いしれた幸子が落ち着きを見せると妖子は男たちに目配せをする。
ヴィ~ンヴィ~ン、ブ~ンブ~ン・・・アワワッ、だめっ、ダメ、許して・・・電マは再び幸子の急所に押し付けられて快感の余韻に浸ることを許されず、全身がピクピク震え始める。
一瞬感じた灼けるような鋭痛は直ぐに狂おしいほどの快感に変わり、容赦なく性感帯を責められて子宮が熱くなり、溢れる蜜は枯れることなくダラダラ滲み出る。
「ウッ、クゥッ~、ダメ・・・また、また、逝っちゃう・・・ヒィッ~・・・」
再び白い喉を見せて仰け反り、内腿をヒクヒク振るわせて縛られた身体をぐったりと弛緩させる幸子は、見つめる男たちの股間と妖子の子宮を悩ましく刺激する。

「あらあらっ、パンツがスゴイ事になっちゃったね。グショグショでビチャビチャ、そんなのを穿いているのは身体に悪いよ・・・脱がせてあげなさい」
「妖子さん、それは無理です。足を縛ったままじゃ、どうしようもないですよ」
「そうか、そうね。ハサミで切っちゃうのは簡単だけど・・・拘束を解いちゃおうか」
妖子と男の一人がニヤニヤと笑みを浮かべながらわざとらしい猿芝居を演じて言葉で嬲り、残る二人は天井から下がる鎖や縄を確かめて拘束具らしい器具の用意をする。

プロフィール

ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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