桜子 -5
愛撫
「あなたの匂いがする。目隠しで視覚を遮断されると嗅覚や聴覚、触覚が敏感になって気が付かなかった柏木さんを知ることが出来る」
気の済むまでしがみついていた桜子は頭ではなく目でもなく、全身で柏木を感じて甘い疼きで身体を満たす。
「桜子は好い女だと思っていたけど、それだけじゃない。オレの前では可愛い女にもなってくれる。桜子のすべてを見せてもらうよ」
両足の間に移動してナイティをさらに大きく開き、目隠しをした顔から首、上半身を経て張り出した腰、のびやかな足に続く身体をしっかりと目に焼き付ける。
「手は元の位置に戻して隠しちゃダメだよ。桜子はどう思っているか分からないけどオレはこの身体を見て、何も不足に思うことはない……しいて言えば、腰や太腿がもう少しムッチリすればエロっぽいのにと思うけどな」
「見るからにエロイ身体が好きなの??私じゃ不満??」
「桜子と過ごすのは夜だけじゃないから今のママが好いよ」
「昼間は今の私のまま、夜はエロイ身体でセックスに貪欲。そんな女が理想なんだ……あなた好みのエロイ女に変えられたいかも……」
「手の届かないような好い女でいることが桜子の魅力だから、オレの色に染まってほしくない」
「可愛いよ、桜子」
桜子を確かめるように髪を撫で、頬を擦って唇を合わせると貪るように唾液を啜り舌が躍り両手で柏木を抱きしめる。
柏木の右手は腰を擦り、左手が乳房の麓から先端に向かって揉み上がり先端を摘まんでコリコリと刺激する。
ハァッ~と温かい息を吹きかけながら唇が首から耳まで這いあがり、耳穴に乾いた息を吹き込んで舌をこじ入れる。
「ヒィッ~、いやっ、鳥肌が立つほど気持ちいい、こんな風にしてほしかったの、あなたが好き……目隠しって刺激的」
足を立てて両膝で柏木を挟み、両手で髪を掴んで予期せぬ耳への快感を堪える。
「桜子を初めて見た時は清楚で上品なお嬢さんだと思ったけどまちがいだった。セックスに貪欲で感度も好い、すごいよ」
「アンッ、そんなこと……あなたに抱いてもらうから……あなた色に染まりたいの」
耳の周囲で戯れた舌と唇が再び桜子の口を貪り、鎖骨の窪みをなぞって乳輪の周囲に舌先を這わせて膨らみの先端を甘噛みする。
「ウッウッ、クゥッ~……ダメ、気持ちいい、アウッ、イヤンッ」
桜子が髪を掴んで胸を押し付け言葉に出来ぬ思いをぶつけると、柏木の右手が股間の泥濘を捉えて自在に翻弄する。
あっけなく抵抗は止み、両足を開いて股間を突き上げ股間に柏木の右手が与えてくれる快感を貪ろうとする。
ウグッ、クゥッ~……股間は新たな刺激を求めるものの右手を口に押し当てて甘い声を漏らすまいとする。
「桜子の肌がオレに吸い付いて離れようとしない、それとも桜子に惹かれているオレが離れたくないのかなぁ……桜子はどう思う??」
「そんな事を言うと泣いちゃうよ。嬉し涙を流せるなんて私は幸せな女、ありがとう」
「嬉し涙か……嬉し涙じゃなかったけど、天使の涙って言う映画があったな。20年位前だから若い桜子は知らないだろうけどね、香港の美人女優ミッシェル・リーがヒロインで主演はレオン・ライ、金城武もいたな」
「金城武さんの名前は聞いたことがあるし、ミッシェル・リーさんが美人だって知ってるよ」
目隠しを外して頬に滲む微かな涙を舌で拭い取り、羞恥で閉じた瞼も舌先で刷くと、
「アンッ、気持ちいい。あなたの愛撫を受けると私の身体が全て性感帯になっちゃうみたい。あなた色に染まった証拠だね、ウフフッ……恥ずかしいから目を開けられない」
「そうか、もう一度目隠しをしちゃおう」
舌と唇、時には甘噛みする歯までが桜子に快感を与え、十本の指が踊るように肌を巡ると女に生まれた悦びで全身の血が渦巻き、甘い疼きが身体を満たす。
「身体が熱いの、火照りが止まらない。ねぇ、どうすればいいの??」
「大丈夫だ、桜子。感度が良すぎるからだよ、満足すれば治まるはずだよ」
両手で脇腹から腰を経て太腿まで撫でながら股間に移動する。
恥丘を撫でて恥毛を指に絡ませて引っ張り、口に咥えて温かい息を吹きかける。
「アンッ、痛痒いのもいい。間違いない、あなたが触れるところが私の性感帯。大好き、もっと、もっと気持ち善くなりたい……」
綻びから覗く赤い花弁は朝露に濡れたように妖しく滑り、割れ目の縁に指を添えて大きく開くと芳しい匂いが発散する。
食虫植物が甘い香りで虫を誘うように桜子の股間は柏木を虜にして誘い込む。
ウッウッ、クゥッ~、イヤンッ……小陰唇が作る深い溝を舌が刷くと、桜子の口から途切れることなく甘い声が間断なく漏れ始める。
柏木の左手がシーツを掴む桜子の右手に重なるとその手を握り返し、
「私を離さないで掴んでいて、おねがい」
「桜子が右手だけの愛撫で満足してくれるならね」
「いやっ、だめ、いっぱい気持ち善くしてくれなきゃ嫌」
手をつないだまま片手で割れ目を開き、花弁を口に含んでチュウチュウ音を立てて吸い込み、アウッ、気持ちいいと桜子が反応すると甘噛みして左右に首を振る。
「アウッ、クゥッ~……ビラビラをそんな風にされるのも気持ちいい」
ベロッと舌が花芯を舐め、包皮を突き破って尖り切るクリトリスをつつく。
包皮の周囲を舌がなぞりクリトリスを口に含んで温かい息を吹きかけて先端を舌先で叩く。
「ヒィッ~、堪んない。気持ちいいの、アウッ、ウッウグッ、クゥッ~」
桜子の両足が柏木の胴を挟んで締め付け、つないだままの右手に力を込めて左手は髪を掴んで股間を押し付ける。
ウグッ、グゥッ~……クンニリングスに集中する柏木は股間を押し付けられては息をするのも苦しく、苦痛に満ちた声を漏らす。
顔を上げたり手を突っ張ったりすることはなくクリトリスを甘噛みして先端を舌でつつくと、アンッ、ダメと呻いて髪を掴む手の力が弱まり、突き上げる股間も元に戻る。
フゥッ~、安堵の息を漏らした柏木は舌を丸めて膣口に突き入れ、ゆっくりとピストン運動を繰り返してゾロリと舌で膣壁を舐め上がる。
舌や唇を駆使すると鼻頭が自然とクリトリスを刺激し、予期せぬ刺激にも桜子は満足することなく自らの手を胸の膨らみに伸ばす。
「アウッ、ヒィッ~、だめ、我慢できない……入れて、あなたとつながりたいの、おねがい」
ベッドから降りた柏木は桜子を横抱きにして場所を変える。
「あなたの匂いがする。目隠しで視覚を遮断されると嗅覚や聴覚、触覚が敏感になって気が付かなかった柏木さんを知ることが出来る」
気の済むまでしがみついていた桜子は頭ではなく目でもなく、全身で柏木を感じて甘い疼きで身体を満たす。
「桜子は好い女だと思っていたけど、それだけじゃない。オレの前では可愛い女にもなってくれる。桜子のすべてを見せてもらうよ」
両足の間に移動してナイティをさらに大きく開き、目隠しをした顔から首、上半身を経て張り出した腰、のびやかな足に続く身体をしっかりと目に焼き付ける。
「手は元の位置に戻して隠しちゃダメだよ。桜子はどう思っているか分からないけどオレはこの身体を見て、何も不足に思うことはない……しいて言えば、腰や太腿がもう少しムッチリすればエロっぽいのにと思うけどな」
「見るからにエロイ身体が好きなの??私じゃ不満??」
「桜子と過ごすのは夜だけじゃないから今のママが好いよ」
「昼間は今の私のまま、夜はエロイ身体でセックスに貪欲。そんな女が理想なんだ……あなた好みのエロイ女に変えられたいかも……」
「手の届かないような好い女でいることが桜子の魅力だから、オレの色に染まってほしくない」
「可愛いよ、桜子」
桜子を確かめるように髪を撫で、頬を擦って唇を合わせると貪るように唾液を啜り舌が躍り両手で柏木を抱きしめる。
柏木の右手は腰を擦り、左手が乳房の麓から先端に向かって揉み上がり先端を摘まんでコリコリと刺激する。
ハァッ~と温かい息を吹きかけながら唇が首から耳まで這いあがり、耳穴に乾いた息を吹き込んで舌をこじ入れる。
「ヒィッ~、いやっ、鳥肌が立つほど気持ちいい、こんな風にしてほしかったの、あなたが好き……目隠しって刺激的」
足を立てて両膝で柏木を挟み、両手で髪を掴んで予期せぬ耳への快感を堪える。
「桜子を初めて見た時は清楚で上品なお嬢さんだと思ったけどまちがいだった。セックスに貪欲で感度も好い、すごいよ」
「アンッ、そんなこと……あなたに抱いてもらうから……あなた色に染まりたいの」
耳の周囲で戯れた舌と唇が再び桜子の口を貪り、鎖骨の窪みをなぞって乳輪の周囲に舌先を這わせて膨らみの先端を甘噛みする。
「ウッウッ、クゥッ~……ダメ、気持ちいい、アウッ、イヤンッ」
桜子が髪を掴んで胸を押し付け言葉に出来ぬ思いをぶつけると、柏木の右手が股間の泥濘を捉えて自在に翻弄する。
あっけなく抵抗は止み、両足を開いて股間を突き上げ股間に柏木の右手が与えてくれる快感を貪ろうとする。
ウグッ、クゥッ~……股間は新たな刺激を求めるものの右手を口に押し当てて甘い声を漏らすまいとする。
「桜子の肌がオレに吸い付いて離れようとしない、それとも桜子に惹かれているオレが離れたくないのかなぁ……桜子はどう思う??」
「そんな事を言うと泣いちゃうよ。嬉し涙を流せるなんて私は幸せな女、ありがとう」
「嬉し涙か……嬉し涙じゃなかったけど、天使の涙って言う映画があったな。20年位前だから若い桜子は知らないだろうけどね、香港の美人女優ミッシェル・リーがヒロインで主演はレオン・ライ、金城武もいたな」
「金城武さんの名前は聞いたことがあるし、ミッシェル・リーさんが美人だって知ってるよ」
目隠しを外して頬に滲む微かな涙を舌で拭い取り、羞恥で閉じた瞼も舌先で刷くと、
「アンッ、気持ちいい。あなたの愛撫を受けると私の身体が全て性感帯になっちゃうみたい。あなた色に染まった証拠だね、ウフフッ……恥ずかしいから目を開けられない」
「そうか、もう一度目隠しをしちゃおう」
舌と唇、時には甘噛みする歯までが桜子に快感を与え、十本の指が踊るように肌を巡ると女に生まれた悦びで全身の血が渦巻き、甘い疼きが身体を満たす。
「身体が熱いの、火照りが止まらない。ねぇ、どうすればいいの??」
「大丈夫だ、桜子。感度が良すぎるからだよ、満足すれば治まるはずだよ」
両手で脇腹から腰を経て太腿まで撫でながら股間に移動する。
恥丘を撫でて恥毛を指に絡ませて引っ張り、口に咥えて温かい息を吹きかける。
「アンッ、痛痒いのもいい。間違いない、あなたが触れるところが私の性感帯。大好き、もっと、もっと気持ち善くなりたい……」
綻びから覗く赤い花弁は朝露に濡れたように妖しく滑り、割れ目の縁に指を添えて大きく開くと芳しい匂いが発散する。
食虫植物が甘い香りで虫を誘うように桜子の股間は柏木を虜にして誘い込む。
ウッウッ、クゥッ~、イヤンッ……小陰唇が作る深い溝を舌が刷くと、桜子の口から途切れることなく甘い声が間断なく漏れ始める。
柏木の左手がシーツを掴む桜子の右手に重なるとその手を握り返し、
「私を離さないで掴んでいて、おねがい」
「桜子が右手だけの愛撫で満足してくれるならね」
「いやっ、だめ、いっぱい気持ち善くしてくれなきゃ嫌」
手をつないだまま片手で割れ目を開き、花弁を口に含んでチュウチュウ音を立てて吸い込み、アウッ、気持ちいいと桜子が反応すると甘噛みして左右に首を振る。
「アウッ、クゥッ~……ビラビラをそんな風にされるのも気持ちいい」
ベロッと舌が花芯を舐め、包皮を突き破って尖り切るクリトリスをつつく。
包皮の周囲を舌がなぞりクリトリスを口に含んで温かい息を吹きかけて先端を舌先で叩く。
「ヒィッ~、堪んない。気持ちいいの、アウッ、ウッウグッ、クゥッ~」
桜子の両足が柏木の胴を挟んで締め付け、つないだままの右手に力を込めて左手は髪を掴んで股間を押し付ける。
ウグッ、グゥッ~……クンニリングスに集中する柏木は股間を押し付けられては息をするのも苦しく、苦痛に満ちた声を漏らす。
顔を上げたり手を突っ張ったりすることはなくクリトリスを甘噛みして先端を舌でつつくと、アンッ、ダメと呻いて髪を掴む手の力が弱まり、突き上げる股間も元に戻る。
フゥッ~、安堵の息を漏らした柏木は舌を丸めて膣口に突き入れ、ゆっくりとピストン運動を繰り返してゾロリと舌で膣壁を舐め上がる。
舌や唇を駆使すると鼻頭が自然とクリトリスを刺激し、予期せぬ刺激にも桜子は満足することなく自らの手を胸の膨らみに伸ばす。
「アウッ、ヒィッ~、だめ、我慢できない……入れて、あなたとつながりたいの、おねがい」
ベッドから降りた柏木は桜子を横抱きにして場所を変える。