ホテル -20
ピロートーク
熱い迸りを奥深くに吐き出した男はアユの手を握り、
「気持ち良かったよ。いつもより激しいアユも可愛い」
包み込んだ手の甲を親指の腹で撫でて指の付け根を優しく擦る。
「気持ちいい……あなたに食べてもらおうと思って料理を始めると後ろに立ってお尻をツルって撫でて首に舌を這わせ、何を食べさせてくれるのって息を吹きかけながら囁く。並んで歩くときは手をつないでくれる……悪い男」
「大好きなアユの事をいつも触れていたいと思うのはダメなのか、分かったよ、これからは触らないようにする。我慢するよ」
「ダメ、これまで通りがいいの。身体のどこかに触れてくれると忘れられてないって思えるもん、抱いてくれなくてもね……フフフッ、私の身体に飽きちゃった??」
漲る力を吐き出した股間から元気が抜けていくのを感じる男は、つないだ手に力を込めてアユを見つめる。
「フフフッ、いやんっ、そんなに見ないで。恥ずかしい……気持ち良かったし終わった後も余韻を楽しませてくれるから大好き」
「好きって言われると照れるな」
「負担になる??決して奥様との時間は邪魔しないし、お泊りしたいなんて我がままは二度と言わないって約束する」
「アユはそんな事を気にしなくていいよ。我がまま言わないなんて約束されると困るなぁ……人形のように思い通りになるアユが好きなんじゃない。笑ったり怒ったり、我がままも言う、そんなアユが好きなんだよ」
「うん、分かってる……この間、お客様に嬉しいことを言われちゃったの。どんなことか分かる??」
「ウ~ン、そうだなぁ……アユが可愛いとか美人ってことは改めて言う事じゃないだろうし……店に掛けてある絵を見てアユが書いたかどうか、服装のセンスがいいとか、指がきれい、後ろ姿が凛として格好いい……そんなことかなぁ??」
「本当にそんな事だと考えているの??今の私がそんな事を言われて喜ぶと思っている??」
悪戯っぽい笑みを浮かべて額を擦り合わせたアユは男の瞳を覗き込む。
アユの視線に照れる男が身体を蠢かすと、
「アンッ、漏れちゃう。だめ、動いちゃダメ」
バギナの奥深くで受け止めた迸りが漏れそうになるからと股間を押し付けたアユを抱きしめ、鳥が餌をついばむようにチュッチュッと唇を合わせる。
「フフフッ、教えてあげる……喧嘩した彼氏と仲直りしたのって言われたんだよ。どうしてって聞いたら、この前、来たときと今日は全然違う。楽しそうだからって」
「クククッ、それで、何て言ったの??」
「よく分かったわねぇ、私が悪いんだけど、ケンカして別れようって言っちゃった。日を改めて謝ろうとしたら、ケンカってどっちが悪いって事じゃないよって許してくれたから嬉しくてって言ったら、フフフッ、ごちそうさま、幸せのおすそ分けしてもらうよ、カンパイだって」
「好いお客さんだね」
「だめ、ダメッ、漏れちゃう。あなたのモノが萎んじゃうからだよ……」
ナイトテーブルに手を伸ばした男は手にしたティッシュを結合部にあてて萎れ始めたペニスを引き抜く。
「アンッ、可愛いボウヤが居なくなっちゃった……えっ、クククッ、さっきまで私の中で我が物顔に暴れていたのに、こんなに萎れて小っちゃくなっちゃって、可愛い」
男の胸から這い出たアユは身体を入れ替えて股間を覗き込む。
自ら吐き出した男汁と花蜜にまみれたペニスはだらしなくぶら下がり、指先で竿を撫でて再び可愛いと呟いたアユはパクリと口に含んで舌を絡ませる。
滑りをすべて舐めとって口に溜め、口をア~ンと開けて男に見せて嫣然と微笑み、ゴクッと音を立てて嚥下する。
白い喉を上下させて飲み込む様子を見つめる男は頬を緩め、唇を重ねて舌を差し入れる。
瞳を真っ赤に染めて受け入れたアユの唇をハムハムと甘噛みして舌を絡めると、ズズッと唾液を啜りこむ。
「ダメッ、これ以上されると、またしたくなっちゃう。今は我慢する。明日の朝、目が覚めた時にしてもらうんだから……約束だよ。我がままを言いなさいって聞いたよ」
したくなったら困るからシャワーは別々にというアユに応えて男がベッドを離れる。
汗と共に卑猥な思いも洗い流した男に続いてシャワーを浴びたアユは、ナイトウェアを羽織って満足の証のように上気した顔を隠すように俯いたまま戻る。
男に背を向けて通り過ぎ、薄明りの部屋の窓際に立って街の景色に見入る姿は神々しく感じるほど美しい。
かきあげた黒髪がオフホワイトのナイトウェアに広がる色っぽさにゴクリと唾を飲む男は、抱きつきたくなる衝動を目を閉じて首をぐるりと回して我慢する。
「フフフッ、見えているよ。抱いたばかりの私の後ろ姿に昂奮してゾクゾクするの??」
「参ったな、見られていたとは不覚だった。そうだよ、凛としたアユの後ろ姿に惚れ直したよ」
アユの背後に立ち肩に手を置いて同じ夜景を見る男は、
「明日は今見ている景色の場所を歩いてみようか」と、囁く。
熱い迸りを奥深くに吐き出した男はアユの手を握り、
「気持ち良かったよ。いつもより激しいアユも可愛い」
包み込んだ手の甲を親指の腹で撫でて指の付け根を優しく擦る。
「気持ちいい……あなたに食べてもらおうと思って料理を始めると後ろに立ってお尻をツルって撫でて首に舌を這わせ、何を食べさせてくれるのって息を吹きかけながら囁く。並んで歩くときは手をつないでくれる……悪い男」
「大好きなアユの事をいつも触れていたいと思うのはダメなのか、分かったよ、これからは触らないようにする。我慢するよ」
「ダメ、これまで通りがいいの。身体のどこかに触れてくれると忘れられてないって思えるもん、抱いてくれなくてもね……フフフッ、私の身体に飽きちゃった??」
漲る力を吐き出した股間から元気が抜けていくのを感じる男は、つないだ手に力を込めてアユを見つめる。
「フフフッ、いやんっ、そんなに見ないで。恥ずかしい……気持ち良かったし終わった後も余韻を楽しませてくれるから大好き」
「好きって言われると照れるな」
「負担になる??決して奥様との時間は邪魔しないし、お泊りしたいなんて我がままは二度と言わないって約束する」
「アユはそんな事を気にしなくていいよ。我がまま言わないなんて約束されると困るなぁ……人形のように思い通りになるアユが好きなんじゃない。笑ったり怒ったり、我がままも言う、そんなアユが好きなんだよ」
「うん、分かってる……この間、お客様に嬉しいことを言われちゃったの。どんなことか分かる??」
「ウ~ン、そうだなぁ……アユが可愛いとか美人ってことは改めて言う事じゃないだろうし……店に掛けてある絵を見てアユが書いたかどうか、服装のセンスがいいとか、指がきれい、後ろ姿が凛として格好いい……そんなことかなぁ??」
「本当にそんな事だと考えているの??今の私がそんな事を言われて喜ぶと思っている??」
悪戯っぽい笑みを浮かべて額を擦り合わせたアユは男の瞳を覗き込む。
アユの視線に照れる男が身体を蠢かすと、
「アンッ、漏れちゃう。だめ、動いちゃダメ」
バギナの奥深くで受け止めた迸りが漏れそうになるからと股間を押し付けたアユを抱きしめ、鳥が餌をついばむようにチュッチュッと唇を合わせる。
「フフフッ、教えてあげる……喧嘩した彼氏と仲直りしたのって言われたんだよ。どうしてって聞いたら、この前、来たときと今日は全然違う。楽しそうだからって」
「クククッ、それで、何て言ったの??」
「よく分かったわねぇ、私が悪いんだけど、ケンカして別れようって言っちゃった。日を改めて謝ろうとしたら、ケンカってどっちが悪いって事じゃないよって許してくれたから嬉しくてって言ったら、フフフッ、ごちそうさま、幸せのおすそ分けしてもらうよ、カンパイだって」
「好いお客さんだね」
「だめ、ダメッ、漏れちゃう。あなたのモノが萎んじゃうからだよ……」
ナイトテーブルに手を伸ばした男は手にしたティッシュを結合部にあてて萎れ始めたペニスを引き抜く。
「アンッ、可愛いボウヤが居なくなっちゃった……えっ、クククッ、さっきまで私の中で我が物顔に暴れていたのに、こんなに萎れて小っちゃくなっちゃって、可愛い」
男の胸から這い出たアユは身体を入れ替えて股間を覗き込む。
自ら吐き出した男汁と花蜜にまみれたペニスはだらしなくぶら下がり、指先で竿を撫でて再び可愛いと呟いたアユはパクリと口に含んで舌を絡ませる。
滑りをすべて舐めとって口に溜め、口をア~ンと開けて男に見せて嫣然と微笑み、ゴクッと音を立てて嚥下する。
白い喉を上下させて飲み込む様子を見つめる男は頬を緩め、唇を重ねて舌を差し入れる。
瞳を真っ赤に染めて受け入れたアユの唇をハムハムと甘噛みして舌を絡めると、ズズッと唾液を啜りこむ。
「ダメッ、これ以上されると、またしたくなっちゃう。今は我慢する。明日の朝、目が覚めた時にしてもらうんだから……約束だよ。我がままを言いなさいって聞いたよ」
したくなったら困るからシャワーは別々にというアユに応えて男がベッドを離れる。
汗と共に卑猥な思いも洗い流した男に続いてシャワーを浴びたアユは、ナイトウェアを羽織って満足の証のように上気した顔を隠すように俯いたまま戻る。
男に背を向けて通り過ぎ、薄明りの部屋の窓際に立って街の景色に見入る姿は神々しく感じるほど美しい。
かきあげた黒髪がオフホワイトのナイトウェアに広がる色っぽさにゴクリと唾を飲む男は、抱きつきたくなる衝動を目を閉じて首をぐるりと回して我慢する。
「フフフッ、見えているよ。抱いたばかりの私の後ろ姿に昂奮してゾクゾクするの??」
「参ったな、見られていたとは不覚だった。そうだよ、凛としたアユの後ろ姿に惚れ直したよ」
アユの背後に立ち肩に手を置いて同じ夜景を見る男は、
「明日は今見ている景色の場所を歩いてみようか」と、囁く。