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彩―隠し事 72

土曜日 帰路-3 

「見て、彩のアソコが寂しいって言うから慰めてあげるの……こんな処でオナオナする彩は嫌いになる??」
デニムスカートの裾を開いたまま丸見えの股間を健志の視線に愛撫される彩は、物足りなさを感じて舐めて滑りを与えた指を股間に伸ばす。
「オレの許しもなく人目を気にせずに独りエッチする彩は嫌いだよ。言っただろ、昼間の清楚な人妻が夜のエッチな彩に変身した時は身体も心もオレのモノだって」
「うん……でも、健志と一緒の時にオッパイもアソコも開放すると誰かに見られたいような見られたくないような、ドキドキするの。身体の疼きに支配されて熱いの、疼きを与えてくれたのは健志。彩を支配するのは健志って言うことだよね??彩の指でオマンチョを慰めてあげてもいいですか??」
「見ているよ。オレだけに見せてくれるんだろ??」
ヌチャヌチャッ、グチャグチャッ……瞳の奥に隠した密かな思いを言葉にすることも出来ないほどの昂ぶりで指の動きは激しさを増し、粘り気を帯びた卑猥な音が二人の距離を縮めていく。

「いつか、オレだけで満足できないほどエッチな彩になる日を待っているよ」
「会員制バーで何人もの人たちに見られながらオマンコもアナルもお口も犯されて悦ぶ彩になるの??ねぇ、そうなの??」
健志は彩の瞳を見つめ、彩の視線は健志の瞳の奥に隠れている思いを探ろうとして離れることがない。
健志と過ごす時間が長くなるほど昼間の私を知る人が清楚で上品な奥様という言葉が蘇る。
昼間の私と健志と過ごす彩は交わることなく独立した人格として生活できているがいつまで続けられるだろうかと不安になる。
「大丈夫だよ、彩。昼間の彩を知らないから無責任な言い方かもしれないけど、彩は仕事が好きだし大切にしていると思う。仕事も大切、食事も大切。セックスが満足できなくて欲求不満になると仕事にも支障をきたすかもしれない。秘めた想いを満足させるパートナーになれるオレは幸せだよ」

膣口は飲み込んだ指を逃すことなく咥えたままで中腰になった彩は足を踏ん張って上半身を上下する。
ヌチャヌチャ、クチャクチャッ……ウグッ、クゥッ~……騎乗位の彩が身体を上下するように妖しく蠢き、眉間に皺を刻んで密やかな喘ぎ声は唇を噛んで堪えて窓の向こうの人たちに気付かれまいとする。
カシャッ、カシャッ……フラッシュが光りシャッター音が静かな住宅街で異彩を放つ。

「何か光らなかった??」、「遠くの稲光じゃないか??天候の変わり目だから雷さんも忙しいのだろう」、「そうだね……」
突然、窓を開けて空を見上げる夫婦らしい男女の会話を生垣に隠れて、やり過ごした彩と健志は声を出さずに笑みを浮かべる。

離れようとする彩の肩に手をかけて制した健志は唇を合わせて抱き寄せ、唯一残るスカートのフロントボタンに指をかけて瞳を覗き込む。
拒否する様子もなく妖しい光を宿す瞳で見つめる彩はボタンを外されてスカートを剥ぎ取られ、下半身を守るモノが無くなっても抗うことなく健志の頬に手を添えてヌチャヌチャと卑猥な音を立てて舌を絡ませ、唾液を流し込んで股間を押し付ける。
ゴクッと音を立てて健志の喉の筋肉が上下して注ぎ込まれた唾液を飲み込む様子さえもが彩の目には好ましく映る。
「もっと悪戯されたい。彩の心の奥に隠れている欲情を引っ張り出してモヤモヤする気持ちから解放してくれるでしょう??」

ウックゥッ~……股間に押し付けた腿に力を込め、彩の尻に手を添えて力を込めると艶めかしい声を漏らす。
右手を腿と股間の間に捻じ込んで割れ目を覆い、手の平の付け根に力を込めると恥丘を圧迫された彩は、
「アンッ、そんな事をされると漏れちゃうよ。植え込みの処で彩がシッコするところを見たでしょう、また見たいの??」
「彩のシッコは何度でも見たいけど、今はオレに掛かっちゃうからまずいだろ」
手の平の付け根に込めた力を抜いて指先を蠢かすと溢れるほどの花蜜が絡んで粘着質の卑猥な音を奏で、曲げた指先を膣口に侵入させて膣壁を擦ってクリトリスまで撫で上がると、ヒィッ~という声と共にしゃがみ込んでしまう。
ハァハァッと息を荒げて股間を庇うように手で覆い、伏せた顔を上げて健志を見上げようとすると目の前のチノパンの太腿部分に滲み出た愛液が染みを作り、股間の膨らみに目を奪われる。
「こんなになっちゃって可哀そう。苦しいでしょう、出してあげる」
唇に舌を這わせ大好物を目の前にしたような彩が、ファスナーを下ろして下着の中に指を差し入れると我慢汁で先端を濡らしたペニスがバネ仕掛けの様に勢いよく飛び出てくる。
「ウッ、すごい。彩に飛びかかってくるのかと思っちゃった……しゃぶって欲しいの??どうしようかな??」
どうしようかなと言う彩の指は言葉とは裏腹に亀頭を撫でて溢れ出た我慢汁を塗り広げ、パクッと咥えこんでしまう。

「うっ、いつ開くか分からない窓の近くでオシャブリされるのは昂奮する。彩の隠れた性癖を露わにする手伝いをする積りが、オレが彩の淫靡な世界に誘導されているような気がするよ」
ジュボジュボ、ジュボジュボッ……夜とは言え住宅街の真っただ中でスカートを脱いでジャケットのボタンをすべて外し、真っ赤な縄をブラジャー代わりにした白い乳房と無毛の股間を晒す自分の痴態に酔いしれて益々フェラチオに熱が入る。

ワンワン……走っちゃ、ダメ……何の前触れもなく、犬の散歩らしい足音と話しかける声が聞こえてくる。
「えっ、なに??どうしよう??どうすれば良いの??」
ペニスの根元に指を添えたまま狼狽する彩の脇に手を差し入れて立ち上がらせ、歩道の植え込みでジョギングする人をやり過ごしたように抱きしめて剥き出しの上半身と股間を隠す。
「ワンワン、クゥ~ン……」
健志に近付いて足元付近で匂いを嗅ごうとする犬を引き戻す女性の声を背後に聞く健志の身体が硬直する。
「ダメだよ、邪魔しちゃ……ごめんなさいね。礼儀を知らないワンコなもので」
「いいえ、こんな処で発情した私たちが悪いのですから」
「ウフフッ、発情って犬のようね。さぁ、行くわよ。お邪魔しちゃって、ごめんなさい」

「フゥッ~、焦っちゃって彩を抱きしめるばかりで何も言えなかったよ。彩、発情したとはうまい事を言ったね。犬の格好で啼かせてあげようか」
「いやっ、もう帰ろう。我慢できない……ここで立ちバックで犯されて尻をピシピシされるのもいいけど、帰ってからフルコースを味わいたいの。いいでしょう??」

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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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