堕ちる
幸子の悲劇-15
昼食後は妖子と二人でビデオディスクを見ながらセックスについて教授されたり、屋上で陽光を浴びながら身体を休めたりと穏やかな時間を過ごす。
夜は妖子のコーディネートでシックなワンピースを着け、新田にエスコートされて館内のレストランの個室で夕食を摂ることになった。
新田は幸子が目指すのは高級娼婦であり、卓越した魅力と官能の技で男性を虜にする女性で幸子にはその素質があると断言する。
全ての女性を対象とするわけではなく、素質があると見込んだ女性だけに洗練された立ち居振る舞いと男性を魅了するセックスの技を伝授すると言われる。
一流の男性を満足させるにはセックスだけではなく、事前、事後のさりげない魅力が欠かせない。
性的調教だけではなく政治や経済、スポーツや社会的に話題になっていること、それらに対する理解も一通り勉強してもらうとも言う。
若い頃から性的好奇心が強いという自覚はあったしセックスも嫌いではなかったこともあり、夫がカジノで作った借財の返済に身体を提供することにそれほどの嫌悪感はなかったが、一流の男性を相手に恥ずかしくない教養も与えられると聞いて期待も湧いてくる。
グランド・キュイジーヌと呼ばれる高級フランス料理を料理人の説明を受けながら、ゆっくりと時間をかけて作法と共に学びながら食す。
新田は二人きりの食事だから緊張したり堅苦しく感じたりしなくてもいい、一流の男性と食事する際に気後れしなくて済む経験を積むのが目的だからと言ってくれたので余裕をもって味わうことが出来る。
日本料理や中華料理を食べる機会もいずれ設けるが今日のところは食べる姿勢が良いとさりげなく褒められたことが嬉しい。
新田は淡々とした態度で接し二人の距離を近付けることなく、突き放すこともなく適度な距離感を保ってくれて心地良さと安心感を与えてくれる。
これからの事を考えると胸が痛くなるほど不安が大きく育ち、新田の胸に顔を埋めて髪を撫でられながら優しい言葉をかけて欲しい気もするけれど、置かれた立場を考えて望みを口にすることなく食事を続ける。
新田に縋りたいと思い、妖子を信じたいと思うと気持ちが混乱を招く。
カジノもレストランも一流のお客様を対象にすると言うだけあって、高級料理に慣れない幸子でさえも味だけではなく盛り付けに至るまで素晴らしいと思う。
食事を楽しむ余裕が出来たものの芽生えた性的好奇心が育つのを止める術もなく、昨日、今日と曝した痴態を間近で値踏みするように見た新田の正視に堪えることが出来ずに俯いてしまう。
「さちこさん・・・食べる姿勢が良いって褒めましたよね。お客様が幸子さんとのセックスだけじゃなく食事を一緒にする景色を想像してください。共に食事をする幸子さんが凛として堂々と食事をすれば周りのお客様は幸子さんに見惚れます・・・それは同伴したお客様にとっても喜ばしい事です。分かりますね??」
「所詮、私はお客様にとって売り物、買い物でアクセサリーのようなモノという事ですか??」
「あえて否定しませんが、それだけじゃありません。安いアクサリーを高級そうに見せる人もいれば、高価なモノを安く感じさせてしまう人もいます。それは人間でも同じだと思いますよ。幸子さんが凛としていれば男性はより立派な紳士に見えると思います、そんな女性になってほしいのです。幸子さんにはその素質があると信じています」
楽しい食事を終えて新田と別れた幸子は地下室に戻され、背後でバタンッと扉を閉められると自分の置かれた立場を思い出す。
別れ際に新田の口にした言葉、
「明日はあの三人のチンポを休憩させるからアナル調教の続きと縛りをすると思うから覚悟しとくんだよ」
事も無げに口にした縛りという言葉が脳裏をよぎり平静ではいられない。
ゆったりと風呂に身体を沈めて今日の出来事を思い出すと自然と涙が滲む。
昨日も今日も妖子と男三人のオモチャとなり浣腸や放尿など嬲りものにされた後、アナルを蹂躙されて満足の証を喉の奥深くで受け止めた。
吐き出すことは許されず、名前も知らない男たちの精液を一滴残らず嚥下して何も考える余裕がない状態で放置された。
元々、Mっ気が強いと言う自覚があったが嬲りものにされるうち、身体の芯が疼き被虐感に覆われていく幸福感のようなものを感じ始めていた。
新田から明日もアナル調教の続きに加えて縛りも始めると聞いて、ひそかに期待する自分がいることに恐れを感じてそっと涙する。
両手両足を縛られて猿轡で言葉を封じられ、天井から下がる鎖に吊るされる姿を想像する。
宙に浮かんで身悶えるだけではなく、そのまま浣腸されて迸りを撒き散らし、バギナに怒張を埋められアナルをオモチャに犯されて猿轡を外された口にペニスをねじ込まれる。
残る一人に乳房が歪になるほど揉みしだかれても宙に浮いたままでは逃げることも叶わず、顔を顰めるだけで嵐のような時間が過ぎていくのを堪えるのみ。
アゥアァッ~・・・そんな自分の姿を想像して思わず漏らした吐息に愕然とする。
アンッ、どうして??・・・自然と伸びた手が股間に伸びて、お湯の中でも感じる泥濘に思わず声が漏れる。
昼食後は妖子と二人でビデオディスクを見ながらセックスについて教授されたり、屋上で陽光を浴びながら身体を休めたりと穏やかな時間を過ごす。
夜は妖子のコーディネートでシックなワンピースを着け、新田にエスコートされて館内のレストランの個室で夕食を摂ることになった。
新田は幸子が目指すのは高級娼婦であり、卓越した魅力と官能の技で男性を虜にする女性で幸子にはその素質があると断言する。
全ての女性を対象とするわけではなく、素質があると見込んだ女性だけに洗練された立ち居振る舞いと男性を魅了するセックスの技を伝授すると言われる。
一流の男性を満足させるにはセックスだけではなく、事前、事後のさりげない魅力が欠かせない。
性的調教だけではなく政治や経済、スポーツや社会的に話題になっていること、それらに対する理解も一通り勉強してもらうとも言う。
若い頃から性的好奇心が強いという自覚はあったしセックスも嫌いではなかったこともあり、夫がカジノで作った借財の返済に身体を提供することにそれほどの嫌悪感はなかったが、一流の男性を相手に恥ずかしくない教養も与えられると聞いて期待も湧いてくる。
グランド・キュイジーヌと呼ばれる高級フランス料理を料理人の説明を受けながら、ゆっくりと時間をかけて作法と共に学びながら食す。
新田は二人きりの食事だから緊張したり堅苦しく感じたりしなくてもいい、一流の男性と食事する際に気後れしなくて済む経験を積むのが目的だからと言ってくれたので余裕をもって味わうことが出来る。
日本料理や中華料理を食べる機会もいずれ設けるが今日のところは食べる姿勢が良いとさりげなく褒められたことが嬉しい。
新田は淡々とした態度で接し二人の距離を近付けることなく、突き放すこともなく適度な距離感を保ってくれて心地良さと安心感を与えてくれる。
これからの事を考えると胸が痛くなるほど不安が大きく育ち、新田の胸に顔を埋めて髪を撫でられながら優しい言葉をかけて欲しい気もするけれど、置かれた立場を考えて望みを口にすることなく食事を続ける。
新田に縋りたいと思い、妖子を信じたいと思うと気持ちが混乱を招く。
カジノもレストランも一流のお客様を対象にすると言うだけあって、高級料理に慣れない幸子でさえも味だけではなく盛り付けに至るまで素晴らしいと思う。
食事を楽しむ余裕が出来たものの芽生えた性的好奇心が育つのを止める術もなく、昨日、今日と曝した痴態を間近で値踏みするように見た新田の正視に堪えることが出来ずに俯いてしまう。
「さちこさん・・・食べる姿勢が良いって褒めましたよね。お客様が幸子さんとのセックスだけじゃなく食事を一緒にする景色を想像してください。共に食事をする幸子さんが凛として堂々と食事をすれば周りのお客様は幸子さんに見惚れます・・・それは同伴したお客様にとっても喜ばしい事です。分かりますね??」
「所詮、私はお客様にとって売り物、買い物でアクセサリーのようなモノという事ですか??」
「あえて否定しませんが、それだけじゃありません。安いアクサリーを高級そうに見せる人もいれば、高価なモノを安く感じさせてしまう人もいます。それは人間でも同じだと思いますよ。幸子さんが凛としていれば男性はより立派な紳士に見えると思います、そんな女性になってほしいのです。幸子さんにはその素質があると信じています」
楽しい食事を終えて新田と別れた幸子は地下室に戻され、背後でバタンッと扉を閉められると自分の置かれた立場を思い出す。
別れ際に新田の口にした言葉、
「明日はあの三人のチンポを休憩させるからアナル調教の続きと縛りをすると思うから覚悟しとくんだよ」
事も無げに口にした縛りという言葉が脳裏をよぎり平静ではいられない。
ゆったりと風呂に身体を沈めて今日の出来事を思い出すと自然と涙が滲む。
昨日も今日も妖子と男三人のオモチャとなり浣腸や放尿など嬲りものにされた後、アナルを蹂躙されて満足の証を喉の奥深くで受け止めた。
吐き出すことは許されず、名前も知らない男たちの精液を一滴残らず嚥下して何も考える余裕がない状態で放置された。
元々、Mっ気が強いと言う自覚があったが嬲りものにされるうち、身体の芯が疼き被虐感に覆われていく幸福感のようなものを感じ始めていた。
新田から明日もアナル調教の続きに加えて縛りも始めると聞いて、ひそかに期待する自分がいることに恐れを感じてそっと涙する。
両手両足を縛られて猿轡で言葉を封じられ、天井から下がる鎖に吊るされる姿を想像する。
宙に浮かんで身悶えるだけではなく、そのまま浣腸されて迸りを撒き散らし、バギナに怒張を埋められアナルをオモチャに犯されて猿轡を外された口にペニスをねじ込まれる。
残る一人に乳房が歪になるほど揉みしだかれても宙に浮いたままでは逃げることも叶わず、顔を顰めるだけで嵐のような時間が過ぎていくのを堪えるのみ。
アゥアァッ~・・・そんな自分の姿を想像して思わず漏らした吐息に愕然とする。
アンッ、どうして??・・・自然と伸びた手が股間に伸びて、お湯の中でも感じる泥濘に思わず声が漏れる。