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彩―隠し事 378

性的欲望 -13

仁王立ちの健志は股間を突き出して後ろ手に拘束した紗矢の口を犯し、被虐感を募らせて舌を絡ませながらフェラチオに酔いしれる姿を見て嗜虐感を満足させる。
温かい口腔に押し入ったペニスの心地好さで頬は緩み、口の周りを先走り汁と唾液で汚す紗矢への愛おしさで髪を撫でる健志は視線の隅に元気を失っていくケンちゃんの姿を捉える。
「紗矢ちゃん、見てごらん。ケンちゃんは彩にオシャブリしてもらえる大興奮でチンチンが萎んじゃった。オレは彩のフェラに昂奮してくれるケンちゃんを好ましく思うけど紗矢はどう思う??ヤキモチで許せない??それとも素直で純なケンちゃんをもっと好きになった??」
「えっ……ほんとうだ。でもいいの、私と初めての時も、ウフフッ……彩さんの雰囲気などはケンちゃんも私も憧れるお姉さん。そんな彩さんに私との初めての時のように昂奮するケンちゃんは好き」
「そうか、じゃあ、ケンちゃんに元気を取り戻してもらおうか。紗矢ちゃんも協力してくれるだろう」
「どうすればいいの??ケンちゃんのためなら何でもする……彩さんが相手してくれるのに、このままじゃ残念過ぎる」
「紗矢ちゃんがオナニーするのをビデオ撮影した時のケンちゃんはすごかっただろう。もう一度、スケベな紗矢ちゃんを撮影してもらおうか??」
「マン毛を剃り落されて、ツルツルマンコで遊ばれるところだけではなくオシャブリや犯されるところも撮影してもらうの……ハァハァッ、興奮する」

「紗矢、オレのチンポをしゃぶって、ツルツルマンコを犯したくなるほどもっともっと興奮させてくれ」
と、告げた健志は後ろ手に拘束したボンテージテープを外す。
拘束を解かれた両手首を擦り、指を一度二度と開いたり閉じたりして血行を促した紗矢は左手を健志の尻に添えて引き寄せ、右手を竿に添えて自らの唾液と先走り汁が混じった滑りを舐め取るように舌を這わす。

「ハァハァッ、おいしい……ねぇ、ケンちゃん、オチンポをオシャブリしている処を撮影してほしい……グジュグジュに濡れたアソコをぶっといオチンポで犯されるところも、ねっ、おねがい。あとでケンちゃんと二人でいやらしいスケベオマンコを見たいの……ジュルジュル、ジュボジュボッ、ズズズッ……」
紗矢は挑発するように音を立ててペニスを貪り、視線はケンちゃんを捉えて離れることがない。
ビデオカメラを手にしたケンちゃんは力を失った自らの股間に一瞬目をやり、フゥッ~と息を吐いてソファを離れ、フェラチオを施す紗矢をレンズ越しに見つめる。

拘束を解かれた両手で健志の尻や腿を擦り、陰嚢に手を添えて舌を這わせジュルジュルと美味そうな音を立てて竿を口に含む紗矢を見ると、後ろ手に縛られて口を犯されていた時よりもケンちゃんの動悸が激しくなる。

ケンちゃんは紗矢を愛しているし愛されていると信じている。
結婚前に一度だけ背徳感のあるセックスで思うさま乱れてみたいという紗矢の言葉を受け入れ、後腐れがないように雰囲気や振る舞いで選んだ見ず知らずのカップルを相手にしたいという言葉が蘇り、セックスの相手として健志を好ましく思っているのは幸いなことだと思う。
ケンちゃんは紗矢の希望を満足させるために一度だけ、たった一度だけ風俗で遊んだと思えばいいだろうと思ったのが間違いだったと思い始めている。
公園での初対面から大人の女性らしい魅力に溢れる彩に惹かれているのを自覚していたが、いざという場面で期待と昂奮が過ぎて自らのオトコが力を失ったのは痛恨の極みであり紗矢に対しても自信を失うのではないかと不安になってくる。

レンズの向こうの紗矢は健志の怒張を貪り、高揚する欲情に支配されることを厭うことなく股間に伸ばした指を泉に侵入させてグチュグチュと卑猥な音を立てながら出し入れを繰り返す。
自らを突き動かす性的欲望に従い、めくるめく悦びに喘ぎ声をあげて貪欲に快感を貪る様子に清々しささえ感じ、ケンちゃんは正直になりきれない自分の殻を脱ぎ捨てようと意識する。
全身を性感帯と化して身悶える紗矢を撮影するうちに股間は元気を取り戻す。
そんなケンちゃんを見つめる健志はこの機を逃すまいとして、
「紗矢、気持ちの好いオシャブリで我慢できなくなっちゃったよ。オレのモノを食べちゃってくれよ。紗矢の温かいオマンコに入りたくなった」

健志は倒れ込むように仰向けの格好でベッドに横たわり、股間を一度、二度
と突き上げてビデオカメラを見ながら背面座位でつながるように促す。
「普通の騎乗位じゃなく顔を見ないでつながるの??……オマンコをオチンポに犯されるところをレンズに視姦されるの??イヤンッ、興奮する」
紗矢はケンちゃんが構えるビデオカメラを見つめて唇を噛み、宙を睨むペニスを摘まんで割れ目に擦り付ける。
「ダメッ、普通の騎乗位じゃないから飲み込みにくい。健志さんのオチンポが曲がっているわけでもないし、異常に大きいわけでもないのに……」
「紗矢、前屈みになって試してごらん」
中腰の紗矢は再び唇を噛んで前屈みになり、割れ目にペニスを押し当てて股間を押し込んでいくとペニスは姿を隠す。
「アンッ、フゥッ~、奥まで入ってきた……イヤンッ、動いちゃイヤッ、オチンポがグリグリ擦るから気持ちいい」
「身体を起こしてごらん。チンポが根元まで入っているから抜けることはない……そうだよ、これでいい。今度はオレが身体を支えてあげるから体重を預けなさい。ゆっくりでいいよ……ケンちゃん、見えるだろう??」
「ゴクッ、見えます。紗矢のパイパンマンコがぶっといチンポに犯されて嬉し涙を流しているのが丸見えです」
「撮影するのを忘れちゃダメだよ。オレの顔を映さないように紗矢ちゃんの悦ぶ表情と、指とチンポで押しひろげたスケベマンコの記録を残しなさい」
健志は剛毛を剃り落したために丸見えの結合部に指を添えて大きく開き、股間をグイッと突き上げて怒張を押し込む。
「ヒィッ~、いやん、壊れちゃう。アァッ~、ダメ、気持ちいい」
「紗矢、ケンちゃんにオマンコを凌辱されるのを見てもらいたいだろう??ビデオに残して二人で見たいのだろう??後ろ手にオレの腰に手をついて中腰になりなさい」
「うん……これでいいの??……ヒィッ~、すごい、壊れちゃう。奥まで、子宮に届く。オチンポがグリグリ奥まで、クゥッ~、気持ちいい。見てる??ねぇ、見える??」
中腰になり身体を浮かせた紗矢の腰に手を添えた健志はパンパンとリズムよく下から突き上げる。

彩―隠し事 377

性的欲望 -12

彩が与える快感で崩れ落ちそうになるケンちゃんは脚を踏ん張って堪えようとすると自然と身体が前傾し、耳朶をペロリと舐めた彩が、
「我慢するのよ。紗矢ちゃんよりも先に逝っちゃうと可哀そうでしょう。紗矢ちゃんを見ている??」
と、囁いて竿をしごいていた手が腹部を撫で上がり、乳首を摘まんで指先に力を込める。
「クゥッ~、いたいっ」
「えっ、どうしたの??ケンちゃんの声でしょう??ねぇ、どうしたの??」
ケンちゃんと同じように背後から伸びた健志の指が悪戯する紗矢の股間は嬉し涙を垂れ流し、見えるはずがないのに声が聞こえる方向に顔を向ける。
「紗矢はケンちゃんを愛しているんだね。心配なら見せてあげるよ」
目隠しを外された紗矢が見たのは手を伸ばせば届くほどの距離で素っ裸になって立ち尽くすケンちゃんの背後に立って胸を押し付け、腰を挟むようにして股間に伸ばした両手で屹立するペニスを弄ぶ彩の姿。
ケンちゃんと彩の痴態を見つめる紗矢は嫉妬に勝る興奮で愛する人を詰る言葉を口にすることなく、股間を健志の手に押し付けて身悶える。
「紗矢、ごめん。オッパイを揉まれて喘ぎ声を漏らす紗矢を見ながら彩さんがチンチンを悪戯するから……ゴメン」

「すごいな。紗矢ちゃんが愛するケンちゃんのチンポが彩の手の中であんなことに……紗矢のツルマンもローションで遊んでほしいだろう」
胸に垂らしたローションはカップレスブラに阻まれて股間まで流れることはなく、太腿を大きく開いて真っ赤に燃える花弁をあからさまにした健志はオープンショーツにたっぷりローションを垂らす。
「アァ~ン、ハァハァッ、見ないで……ケンちゃん、私のことを愛しているなら見ないで、おねがい」
そんなケンちゃんに対する紗矢の言葉を聞き流した健志は、
「紗矢、ローションで滑るオッパイをモミモミされて身悶えるのを見たケンちゃんもまた彩にチンポをしごかれて男汁を吐き出しそうになっている。見えるだろう??今、発射すると紗矢めがけて飛んでくるだろうな」
紗矢の耳元で囁きながら舌先で耳穴をくすぐり、背後から抱きかかえる両手は股間に伸びてショーツにまみれるローションを塗り広げる。

ニュルニュル、ニュルニュルッ……アウッ、クゥッ~、ごめんなさい。ケンちゃん、許して……ショーツを脱がすことなく健志の手はローションの滑りに乗って股間を這い回り、両手を後ろ手に拘束された紗矢は喘ぎ声と身悶えることで堪えるしか術がない。
目隠しを外された紗矢は目を閉じて健志に身体を預け、指先でオープンショーツの縁をなぞられる快感に加えて背後から回した腕が左右の脇腹を締め付けたり擦ったりと予期せぬ刺激でめくるめく悦びに浸る。

「ウッウッ、クゥッ~、気持ちいい……」
「紗矢ちゃん、気持ちいいからって目を閉じちゃうとケンちゃんが見えないでしょう??寂しいって言っているよ」
彩はケンちゃんを責めながら紗矢に容赦のない言葉をかける。
「彩さんにしごかれて逝っちゃいそうだよ。紗矢、ごめん,限界だよ」
「ダ~メ…ケンちゃんは男の子でしょう。紗矢ちゃんを置いてきぼりにして自分だけ気持ち善くなっちゃダメだよ。少し休もうか……」

彩はケンちゃんの手を引いてソファに座り隣に座れと手で示す。
先走り汁とローションを纏ってぬらつくペニスは彩の手から解放されても腹を打たんばかりにそそり立ち、霞がかかったような瞳で見つめる紗矢は、
「ケンちゃん……」と、意味不明の言葉が口をつく。
「紗矢、どうした??恥ずかしいほど善がる姿を見てもらいたいのか??分かったよ」
ローションまみれのショーツ越しに戯れていた健志の右手指が割れ目に姿を没し、直ぐに抜け出てぬらつく指で唇を撫でる。
「イヤンッ、私のオマンコ汁なんか舐めたくない……健志さんのオチンチンをナメナメしてもいい??」
フェラチオしていいかと聞いたのは、真っ赤に濡れそぼつ紗矢のオンナノコを呆けたように見つめるケンちゃんだった。
「ウグッ、ハァハァッ……オシャブリさせてもらいなさい。フェラチオする紗矢をビデオじゃなく僕の記憶に刻んどくよ」

「オチンチンをナメナメしたい、オシャブリさせて……」
振り向いた紗矢は自由にならない両手を健志の股間に押し付け、淫蕩な光を宿す瞳で訴える。
「ケンちゃん、オレのチンポで紗矢ちゃんの口を汚してもいいかな??我慢できなくなっちゃったよ」
「健志があんなことを言っているけど、どうする??紗矢ちゃんが望むことを許すかどうかを決めるのはケンちゃんだよ」
「紗矢の望みを叶えてもらいなさい。健志さんのチンチンをオシャブリした後はオマンコに入れてもらうんだろう。僕は最後まで見ているよ。満足した紗矢を僕のお嫁さんにするって決めているからね」

「紗矢、いつもケンちゃんのチンポをしゃぶるように舐めてくれよ」
太腿を跨がせた紗矢を下ろした健志はすっくと立ちあがり、仁王立ちで股間を突き出すと、
「ハァハァッ、ゴクッ…許して、我慢できない……」
誰に言うともなく、許してと詫びの言葉を口にした紗矢は後ろ手に拘束された不自由さも悦びに替えて健志の股間にむしゃぶりつく。
ジュルジュル、ジュボジュボ……チュルチュル、ズズズッ……「ハァハァッ、オチンポ、おいしい」
「紗矢ちゃんってエロかわいいね……」
「ウッ、そんなことを……ダメです」
彩の左手がケンちゃんの右腿を擦るとフェラチオを続ける紗矢から視線を外すことなく、頭の天辺にまで走り抜けるような快感を堪えかねて手を払い除けようとする。
「あらっ、ケンちゃんは彩のことが嫌いなの??……ウフフッ、オチンチンに聞いてみる」
跪いた彩がケンちゃんの股間に顔を近付けると隆々と聳えて宙を睨んでいたペニスが力を失い萎んでいく。

彩―隠し事 376

性的欲望 -11

自らの手でバスローブを脱がせて素っ裸にした彩の肌を見たいのに、それを避けるように顔を逸らすケンちゃんを好ましく思うと共に嗜虐心を募らせる彩は頭に添えた手に力を込めて股間を押し付ける。
「ウッ、ウググッ……ハァハァッ……彩さん、ごめんなさい、我慢できません」
ツルマンを押し付けられたケンちゃんは息ができない苦しさを堪えかねて太腿に添えた手に力を込めて突き放し、顔を逸らして息を整え改めて股間に吸い付いて舌を躍らせる。
「クゥッ~、ウグッ、ケンちゃんの舌が彩のオマンコをクチュクチュするから気持ちいい。もっと奥まで、ウッウッ、いぃっ~……」
彩の股間にむしゃぶりつくケンちゃんは技巧を凝らすことなく舐めたり吸ったり遮二無二舌を躍らせ、愛液を啜る。
「ウッウググッ、クゥッ~…どう、美味しい??……紗矢ちゃんと彩のマン汁の味、ケンちゃんはどっちが好き??」
「えっ、急にそんなことを聞かれても……僕は紗矢を愛しています。でも今日は健志さんにお任せする決心をしてきました……彩さんとこんなことができてドキドキしています」
「マン汁が美味しいのは紗矢ちゃんか彩のどっちか答えてくれないけど許してあげる……紗矢ちゃんを寝取られても知らないわよ。女はね、頭と子宮が別の人格を持つこともあるんだよ」
「えっ、ウソでしょう??紗矢に限って、そんなことは……変なことを言わないでください……」

紗矢は彩とケンちゃんを見ようとしないだけではなく、会話も耳に入らぬ様子でオナニーに耽り、視線は健志を捉えて離れず、ヌチャヌチャ、ニュルニュルッと卑猥な滑り音に交じって、ウッイヤッ、アァ~ンと艶めかしい声を漏らす。
左手は胸の膨らみを揉みしだき、右手指は愛液を溢れさせる泉で激しく出入りを繰り返す。
健志は指示もせず手も出さずに見つめるだけで、それでも紗矢は健志に気に入られようとして手の動きだけではなく、下半身をくねらせて自らの手に股間を押し付けて深い快感を得ようとする。

「ハァハァッ、私を可愛がってください……見られながらオナニーする背徳感も好いけど、健志さんの手や唇やオチンポで気持ち善くなりたいの、おねがい」
被虐心を募らせる紗矢は羞恥心さえもが快感を呼び起こし、上目遣いに健志を見つめて言い終えた後は赤い舌先が唇をゆっくり一周して隠し切れない欲情をあからさまにする。
「可愛い紗矢ちゃんに愛撫をねだられたんじゃ断れないな……ちょっとしたスリルを味わうために目隠しをしようか」

黒い布で視覚を奪われた紗矢は密生していた剛毛を剃り落されたツルマンを晒す羞恥を忘れて、アァ~ンと長く尾を引く艶めかしい声を漏らして身体をブルッと震わせ、彩とケンちゃんも淫猥遊びを止めて紗矢に視線を向ける。
ソファに座る紗矢の背後に立つ健志はローションを手にして彩とケンちゃんに微笑み、胸の谷間に垂らす。
「イヤンッ、ローションなんて……アウッ、イヤァ~ン、気持ちいい……」
ゆっくり流れ落ちるローションを胸の膨らみに塗り広げると、紗矢が漏らす喘ぎ声が健志の股間だけではなく彩とケンちゃんをも刺激する。
ローションの助けを借りて紗矢の胸を這い回る手の平は力を込めたり、触れるか触れないかの微妙なタッチになったりと翻弄を続けて羽化登仙の境地に誘っていく。
「ウッウッウゥッ~ン、ダメ、続けられると……いやっ、やめて」
肌を這いまわる健志の手首を掴んだ紗矢は目隠しのせいで見えるはずがないのに背後を見上げるような格好をする。
「紗矢、ダメだよ。許可も得ずに勝手に動いちゃ……この手が悪いんだね」

バッグに手を入れてガサガサ何かを探した健志は、
「紗矢、見えないだろうけど、これはボンテージテープだよ。紗矢と買い物をしたオモチャ屋さんでオマケにもらった品物。食品ラップと同じように結ばなくてもくっつくし粘着テープのようにベタベタしない。融着テープのように完全じゃないけどね」
健志は紗矢を背後から抱き上げてソファに座り、太腿を跨がせる。
「イヤンッ、健志さんが足を開くと穴開きパンツだからアソコが丸見えになっちゃう」
「大丈夫だよ、紗矢とケンちゃん、彩とオレしかいないだから恥ずかしがることはない。それに目隠しをしているからケンちゃんや彩がマン汁ダラダラのオマンコを見ているか分からないだろう」
健志がゆっくり太腿を開くと、イヤッ、恥ずかしいと悲鳴のような声を張り上げて手で股間を隠そうとする。

「オマンコを隠しちゃダメだろう」
健志は紗矢の手を掴み、ボンテージテープで後ろ手に拘束する。
「これで紗矢の手は何も隠せなくなった……身体だけじゃなく、気持ちも解き放つんだよ」

新たに垂らしたローションを胸の膨らみに塗り広げると上下左右にねっとり波打ち、見つめる彩とケンちゃんは息を荒げて昂奮を露わにする。
彩が手の平を突き出すと意を汲んだ健志はローションを垂らし、それを自らの乳房に塗り付けて立ち上がらせたケンちゃんの背後に立って胸を押し付ける。
「ウッ、そんなことをされたら……」
「どうなるの、ケンちゃん??紗矢ちゃんは目隠しで見えないから平気、なにがあっても秘密にしてあげる……こうするとどうなるの??」
ケンちゃんは紗矢に聞かれるのを恐れて小声になり、彩は耳元で囁きそれはケンちゃんの脳を愛撫しながら押し付けた乳房で背中を刺激する。
「彩さん……」
ケンちゃんは彩の名を呼んで振り向き、どうしすればいいか分からずに不安そうな表情をする。
「何もしなくてもいいし、何も考えなくていいの。オネエサンに任せなさい」
耳元で囁いた彩は耳朶を舐め、耳穴に息を吹き込みながら舌を挿入する。
ウッ、クゥッ~と、視覚を奪われた紗矢に気付かれぬように快感を押し殺したケンちゃんは吐息を漏らして立っているのも辛くなって崩れ落ちそうになる

そんなケンちゃんの様子に頬を緩めた彩は再び手の平を突き出してローションを手に受ける。
「すごい、熱した鉄棒のようになっている……」
ローションまみれの手で腹を打たんばかりにいきり立つ竿を握ってヤワヤワしごき始める。
ペニスをしごかれる気持ち善さだけではなく、女性だけが与えてくれる背中に押し付けられた乳房の感触、背後からウェストを挟むように両側から股間に回された柔らかい二の腕などこれまでのセックスでは得られなかった快感に酔いしれる。

10か月ぶりの疼き 2/2

「ねぇ、ベッドに行きたい。身体の疼きが止まらないの……あなたが欲しい、おねがい」
男の身体をざっと拭ってバスローブを着せると、先に行って待っていてと霞がかかったような瞳を男に向ける。

ベッドで仰向けになった男はこんなことになった自制心のなさに苦笑いし、喉の渇きを覚えて冷蔵庫から取り出したミネラルウォーターを開栓する。
「フゥッ~、さっぱりした……私にも飲ませて、シャワーの後だから喉が渇いた」
一口ゴクリと飲んで喉の渇きを潤した男は二口目を口に含んでカナを抱き寄せ、唇を合わせて流し込む。
ゴクッ……白い喉を見せて飲み干すカナを左手で抱き寄せて右手はバスローブ越しに腰を擦り、胸を揉む。
「ウッ、クゥッ~、気持ちいい……久しぶりだから優しくしてね」

口移しに飲ませた後も唇は離れることはなく舌が戯れ二人の手は互いの肌をまさぐり、頬を擦る。
「優しいだけじゃ、イヤ。脱がして……」
ゴクッと喉を鳴らしてミネラルウォーターを飲み込んだカナは静かに目を閉じて自らの身体を任せる意思を示し、男の手は紐を解くことなく胸元をはだけて手の平で膨らみを包み込む。
「もう少し大きい方がいい??」
「そんなことを言った男がいるとすれば、そいつはカナの好さが分かっていない。カナにはバランスの取れた大きさだよ。それぞれの女性に相応しい大きさや形があると思うよ」
「やっぱり変わってない。約束を守るだけでなく優しいのも同じ……奥さんが羨ましい。あっ、ごめんなさい。つい……」
「可愛いよ……」
以前もベッドではカナちゃんではなくカナと呼ばれた記憶が蘇り、男の肌の記憶を呼び起こして胸に顔を埋めると、ギュッと抱きしめてくれる。

男はカナを仰向けに寝かせて中腰の姿勢で覆いかぶさるようにして瞳の奥の気持ちまで見透かそうとするかのように瞬きもせずに見つめる。
「いやっ、恥ずかしい」
目元を朱に染めて顔を逸らし、目を閉じるカナを見つめたまま、バスローブの紐を解いて肌を露出させる。
「きれいだよ。上気した肌が色っぽくてそそられる」
「ハァハァッ、いじわる……焦らさないで、おねがい。早く気持ち善くなりたい」
浮かせた身体をわずかに接して体重をかけないように覆い被さる男は右足をカナの両脚の間にこじ入れ、右手で左乳房を包み込み、右乳房の裾から先端に向かって舌先を這わせる。
ウッウッ、アウッ……頂上付近にたどり着いた舌は乳輪の周囲をなぞり、先端の突起をベロリと舐めてツンツン叩く。
「イヤァ~ン、焦らしてばかり……もっと、激しく……」
カナは股間を突き上げて男の太腿に押し付け、グリグリ揺すり立てて深い快感を得ようとする。

「カナは欲張りだな。女そのものだよ」
「そうだよ、私は欲深い女。あなたのオチンチンを欲しがるいやらしい女……ハァハァッ、オチンチンを舐めさせて、頬張りたいの」
羞恥をかなぐり捨てたカナは身体を起こしてバスローブを脱ぎ捨て、素っ裸にした男を押し倒すようにして素早く身体の向きを変え、シックスナインの体勢で宙を睨むオトコを口に含む。
ジュルジュル、ジュボジュボッ、ウグウグッ……ジュボッ、プファッ~、ハァハァッ……「おいしい、これが欲しかったの。あなたが会いたいって連絡してくれた時から、こうなることを望んでいたの……」
「オレもだよ……」
「嘘でもそう言ってくれると嬉しい」

ピチャピチャ、ニュルニュルッ…………アンッ、クゥッ~、気持ちいい……男の唇と舌がカナの股間で踊り、カナの口から秘めやかに押し殺した喘ぎ声が漏れる。
カナは股間に与えられる快感で身体と心を震わせ、目の前のオトコに舌を絡めて唾液まみれの竿を咥えて顔を上下する。
「気持ちいいよ、カナ。カナがオレのチンポをシャブシャブする度に目の前で尻がプリプリ動いて食べちゃいたくなるよ」
「アン、痛い。私のお尻は食用肉じゃない……クゥッ~、気持ちいい、これが好い」
尻を甘噛みしただけなのにカナの反応は大げさに過ぎ、そんなことも好ましく思う男は真上でパックリと綻びを見せるオンナノコに舌を伸ばしてベロリと舐める。

顔を跨ぐカナの腰に左手を添えて動きを封じ、クリトリスに舌を伸ばして円を描き、花蜜を滴らせる泉の周囲を指でなぞる。
与えられる快感で自然と足を閉じると顔を挟むことになり、男はそれを避けようとして泉の周囲で戯れていた指を花蜜の源泉に侵入させる。
「アンッ、そんなこと……本物が欲しい、指じゃなくオチンチンが欲しい。我慢できない」
まとっていた羞恥をかなぐり捨てたカナは身体の位置を変えて騎乗位の格好になり、摘まんだペニスをオンナノコに擦り付けて唇を噛み、アァッ~ンと艶めかしい声を漏らしながら腰を下ろしていく。
「カナの中は暖かくて気持ちいい。動かないでくれ、中がウネウネして我慢できなくなっちゃうよ」
「うそ、私は何もしてないよ。気持ちいいの、身体の芯がゾワゾワして震えを止めようとしてもダメなの…スゴイ」

ハァハァッ、ウッウッゥ~、自分でも気付かない膣奥の蠢動で新たな快感を得るカナは男の胸に手をついて背中を丸め、息を荒げて喘ぎ声を漏らしながら身体を震わせる。
自然と髪が男の首や胸をくすぐり、くすぐったさを堪えるために股間を突き上げられると、ヒィッ~と悲鳴にも似た喘ぎ声を漏らして胸に突っ伏してしまう。
「可愛いよ」の言葉と共に髪を撫でられると2年余りの付き合いで抱いてもらうのはやっと三度目だということを想い出して拗ねてみたくなる。
「ウソ、ほんとは可愛いなんて思ってないくせに……それとなく誘っても相手にしてくれかったもん、可愛いなんて思っていないでしょう??」
「困らせるなよ。オレは小心者だからカナちゃんと二人きりで過ごしたいと思っても、最期の橋を渡る勇気がなくて……ごめんね」
「クククッ、許してあげる条件に肩を思いっきり噛んでもいい??」
「えっ……少しでいいから加減してくれよ」
「うそ、歯型を残して奥さんを困らせるようなことはしません……その代わり、この次に来た時にまた会ってもらえますか??」
「あぁ、いつになるか分からないけど連絡するよ」
「ウフフッ、待っています。アンッ、そんなことをされたら、我慢できなくなっちゃう……」

騎乗位から横臥位に変化して濃厚なキスに言葉で尽くせない思いを込め、最期は正常位で同時に満足して絶頂を迎える。

時刻を気にしながらコンビニ弁当を食べる二人は、色気のない食事だねと苦笑いを浮かべながらも食欲に勝る性欲を満足させてくれる相手との時間に自然と満足の笑みが浮かぶ。


          << おしまい >>

10か月ぶりの疼き 1/2

「お久しぶりです。変わらないですね……あっ、変な意味じゃないから怒らないでよ」
「怒ってないよ。寒いから口がまわらないし、顔が固まっているんだよ。カナちゃんは相変わらず可愛いよ」
「もういい歳になったから可愛いじゃなく、美人とか好い女だとか言われたいな……どうですか??」
大袈裟に下から覗き込むような格好をするカナの若さに頬を緩めて、
「おう、美人だし好い女だよ。そんなカナちゃんだから振られるかもしれないと思いながら連絡したんだよ。来てくれて、ありがとう」
「いつでもいいから戻って来ることがあれば連絡してくださいってお願いしていたからでしょう??断られることも多かったけど約束したことは必ず守ってくれた。ウフフッ、変わらないですねって言ったのは、そういうことです」
「そうか、好い女に信用されるのは気持ちいいな。しばらく離れていたから店はカナちゃんに任せる」
「うん、その先を少し入った所に美味しいイタリアンの店ができたから、そこでもいい??」
「いいよ……そうだ、忘れる前にお年玉を渡しとこう。2022年がカナちゃんにとって好い年になりますように……」
「ありがとう。喜んで頂きます」

横道に入ると雪が凍って行く手を阻むように路地いっぱいに広がっている。
「いやだ、滑りそうで怖い」
「思いついた方法は二つ。一つはオレがカナちゃんを抱っこして通り抜ける。もう一つは秘密……どっちがいい??……ちょっと待って」

ポケットからスマホを取り出した男は、
「もしもし……どうした??……そうか、大丈夫なの??……代わらなくていいよ……うん、また連絡する……お大事に、奥さんによろしく伝えといて」
「どうしたの??」
「カナちゃんの店で待ち合わせている人がいるって言っただろ。奥さんに熱が出て、検査の結果は心配するような病気じゃなかったけど看病するって」
「ウフフッ、その人には申し訳ないけど私には邪魔者はいないってことだね」
「その言い方は気に入らないけど、そうだな……それはそうと、どうやって向こうまで行く??」
「抱っこしてもらうのは嬉しいけど、二人で転ぶとケガしちゃいそうだし、秘密の方にする」
「クククッ、後悔しても知らないよ。カナちゃんは来た方を見ていてくれる。この先はオレが見ながらするから」
「えっ、何をするんですか??……ウソ、嘘でしょう??」
ズボンのファスナーを下ろして萎びたペニスを摘まみ出すとカナちゃんは目を丸くする。
ジャァ~、ジャァ~、シュッ、シュッ……「ダメだ、一か所融かしただけで向こうまで渡れないなぁ……カナちゃん、抱っこで行こうか??」
「食事はファストフードでいいからホテルはダメ??我慢できない……すぐ近くにラブホがあるのを知っているでしょう??」

客とキャバ嬢の関係を二年余り続けてベッドを共にしたのは二度、同伴をお願いすれば断られることはなかったし、誕生日やクリスマスなどのイベントも目立つことを避けて協力してくれたけど、アフターをおねだりしても門限は22時だから帰ると言って取り合ってもらえなかった。
そんな男が、眩い灯りが妖しく煌めく通りから小道に入った所で凍った雪を融かすために立小便をする。
正気の沙汰と思えないが50を過ぎた男が楽しそうに立小便する姿に自然と笑みが浮かび、今日は口にするまいと思っていたホテルと言う言葉で誘ってしまう。

「ダメ??……オチンチンを見せるからだよ」
「一つ聞くけど、カナちゃんは付き合っている男がいる??」
「大丈夫、いません……人の持ち物は決して欲しがらない、それは女性でも同じって言うんでしょう??付き合っている男性はいないし、自分でクチュクチュするだけ。こんなところで何を言っているんだろう、恥ずかしい」
「……店が終わった後、一緒にホテルに泊まれる友人がいる??」
「どういうこと??」
「今は19時前だから21時まで2時間チョイ。夕食はコンビニ弁当で間に合わせてホテルのツインルームで気持ち善いことをする。ラブホ代わりに使うのは勿体ないからカナちゃんが一泊するってのはどう??」
「ラブホでもいいのに……ちょっと待って、確かめてみる……もしもし、今日店が終わった後、二人でホテルに泊まらない……違うよ、本当に二人だけ。ヤバイ話じゃない……理由は後で話すね……私は同伴で遅くなるけど、あとでね」
「大丈夫のようだね……もしもし、今日、ツインルームはありますか??……お願いします……10分ほどで着きます」

コンビニで弁当とカナの下着などを買って予約したホテルに向かう。
チェックインが終わり、エレベーターに向かう頃になるとカナの所作に羞恥が宿り俯き加減で男の腕にすがるように歩く。

限られた時間だからと直ぐにシャワーで汗を流す二人は互いの肌をまさぐり、唇を合わせて唾液を啜り、息を荒げて見つめ合う。
「ごめんなさい。はしたない言い方で誘っちゃった。怒っている??」
「あぁ、怒っているよ。ほんとに食事だけど好いと思っていたけど、可愛いカナちゃんに言わせちゃったのは男として落第だよ。オレが誘うべきだった……可愛いよ」

顔を近付けて舌先で唇をツンツンつつくと誘われるのを待っていたようにカナの舌が這い出て、宙でつつき合い絡め合って欲望の昂ぶりを確かめる。
右手が胸の膨らみを揉み、首を支える左手の中指と人差し指が耳を弄るとカナの全身から力が抜けて緊張を解き、与えられる快感に身を委ね始める。
「ウン、クゥッ~、気持ち善い。あなたにこんな事をしてもらうのは久しぶり。ウフフッ、夢の中で何度も抱いてもらったけど、肌の温もりが足りなかった」
背中を撫でて尻を鷲掴みしながらカナの両脚の間に右足を捻じ込んで股間を刺激すると早くも滲み出る花蜜を感じて昂奮を抑えきれなくなる。
密着させた身体の間にボディシャンプーを垂らして上下左右に身体を揺すり、背中や太腿は泡にまみれた手の平を躍らせる。
男の足元に跪いたカナはペニスにシャンプーを垂らし、愛おしそうに両手で擦りこれ以上はないほど勃起するとシャワーで泡を流してパクッと口に含んで前後する。
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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