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彩―隠し事 375

性的欲望 -10

「イヤッ、やっぱり出来ない.許して……」
健志を見つめる紗矢はか細い声で許しを請う。
「オレは紗矢ちゃんに何も指示しないし、紗矢ちゃんはしたいことをすればいい。ケンちゃんや彩と可愛い紗矢ちゃんを見守るだけだよ」
「健志さんは意地悪。お風呂で洗ってあげると言いながらオッパイとオンナノコをクチュクチュして気持ち善くなって昇りつめた私に、続けてほしければ気持ち善くなるツボを教えなさいって言ったんだもん」
「紗矢、オナニーで性感帯を教えれば続けてあげると言われたの??」
「はっきりオナニーしろと言われたわけじゃけど、多分そうだと思う。ソファに座って大股開きになってオレたち三人に見せてくれるねって言ったんだよ」
「そうか、そんなことを言われたのか。それは恥ずかしいよな……じゃあ、帰ろうか。僕は紗矢に無理やりいやらしいことをしろなんて言えないよ」
「えっ、帰るの??私たちが健志さんと彩さんにエッチなことをしてくださいってお願いしたのに」
「しょうがないだろう。紗矢が嫌がることをさせられるのを見たくないよ」
「いじわる。そう言えば私が三人に見られながらオナニーすると思っているでしょう。男の人はみんな意地悪……でも、今日の私は意地悪な男の人が好き。見てください」
ケンちゃんを見て彩に視線を移し最期に健志を見つめる瞳は、これまでの幼さが消えて美貌の女に変身する直前の妖艶さを宿す。

「ケンちゃん、私がエッチではしたないことをしても笑ったり嫌いになったりしないでね。今日だけは許して……」
「何があっても僕は紗矢を離さない……僕以外の男で気持ち善くなってもいいのは今日だけだよ」
「うん、私がケンちゃんから離れて迷子にならないように掴んでいて……気持ち善くなるところを見てね……紐を緩めちゃおう……」
目の縁を朱に染めた紗矢は声を上擦らせ、震える指を伸ばしてバスローブの紐を解き、息を荒げて前をはだける。
白い肌はピンクに染まり、胸の膨らみと股間はワインレッドのブラジャーとショーツに飾られている。

「アウッ、ウッウッ、クゥッ~、気持ちいい」
乳房を包み込むようにして揉みしだくのにブラジャーは邪魔になることはなく、ショーツもまたオンナノコを隠して守る役目を放棄している。
「紗矢、可愛いよ。カップレスブラが大人の色気を感じさせてオッパイモミモミがすごくエロイ。パンツも刺繍のスケスケ感がパイパンマンコの色っぽさを強調してイチゴ模様のパンツよりもいいよ、僕は好きだな」
イチゴ模様のパンツと聞いた彩は健志と顔を見合わせて頬を緩める。
「紗矢ちゃん、いつもカップレスブラと穴開きパンツじゃケンちゃんが心配するかもしれないけど、二人で過ごす夜は断然こんな格好が好いと思う」
「えっ、紗矢。そのパンツは穴開きなの??……フゥッ~、マン毛が無くなったから割れ目が丸見え。エロイなぁ、惚れ直しちゃうよ」
「ケンちゃんがエロイ格好を好きって言うなら、二人っきりの時はイチゴパンツを穿かないって約束する」

話しながらもオッパイを弄る手の動きは止まらず、左手で乳房を揉みしだき右手中指が乳輪をなぞる。
「ウッウッ、気持ちいい……恥ずかしいけど見てね」
三人の顔を交互に見つめながら昂奮のせいで乾いた唇に赤い舌を這わせて滑りを与える様子さえもが大人の女に変貌する途中の色っぽさを宿し、指の腹を舐めて乳首の先端をくすぐり、摘まんでクチュクチュする気持ち善さで眉間に皺を刻むとケンちゃんも昂奮を隠すことなく自らの股間に手を伸ばす。
そんなケンちゃんを視線の端に捉えた彩は健志を指先でつつき、
「ねぇ、いい??」と、ケンちゃんに視線を向ける。
健志が言葉を発することなく口元を緩めて頷くと、彩はケンちゃんに寄り添うようににじり寄り、太腿に手を置くとビクッと緊張して彩を見つめる。
「いいのよ。紗矢ちゃんは健志に指示された通りのことをしている。ケンちゃんは彩と遊ぶのが嫌なの??」
「そんなことを言わないでください……今日は紗矢を健志さんに預けると決めていたけど、僕は彩さんと……夢じゃないですよね??」
「動いちゃダメよ。彩に任せてくれれば気持ち善くしてあげる」

ケンちゃんのバスローブの紐を解き、前をはだけるとピョンとバネ仕掛けのように宙を睨むペニスが姿を現す。
「ウッ、ダメです。そんなことをされると我慢できなくなります」
彩の指が滲み出た先走り汁を塗り広げるとケンちゃんは震え声で快感と共に許しを請い、両手を固く握って頂上に向かう気持ち善さを必死に耐える。
「気持ち善いでしょう??我慢しなきゃダメよ。彩アソコで昇りつめて吐出したいでしょう??違うの??」
彩は、マゾは我がままサドはサービスのSと聞いたことを思い出して自分の中に被虐心と共に嗜虐心も棲みついていることを実感する。
先走り汁で滑る指でケンちゃんの唇をなぞり、
「どう、美味しい??ケンちゃんのガマン汁だよ、味わいなさい。紗矢ちゃんのマン汁とどっちが美味しい??……答えないと遊んであげないよ」
「紗矢のマン汁の方が美味しいです。自分のガマン汁はちょっと……」
「クククッ、紗矢ちゃんと彩のどっちが美味しいか試してみたくない??」
ゴクッと唾を飲み驚いたように彩を見たケンちゃんはオナニーに耽る紗矢を見つめても嫌がる様子を見せないので再び唾を飲み、彩に向けてコクンと頷く。
彩の手が伸びてケンちゃんのバスローブを脱がせて素っ裸にすると爪の先を立てて胸から下腹部まで撫で下り、痛痒さでブルッと身体を震わせると嫣然と微笑みペニスの付け根を爪の先でググッと押し込む。
「ウッ、ウググッ……彩さん……」
痛い、止めてくださいという言葉を飲みこんで唇を噛み、オナニーに耽る紗矢を見つめる。
「ウッウッ、ハァハァッ、ケンちゃん、気持ち善いの??ねぇ、私を見て、オマンコがグチョグチョになっているの、分かる??ねぇ、分かる??」
「あぁ、分かるよ。紗矢はオナニーを健志さんと彩さんに見てもらうのが嬉しいのだろう??」

「脱がせて……」
声を出さずに口の動きでケンちゃんに話しかけた彩は両手を頭上で組み、上半身を突き出す。
フゥッ~と息を吐き、唇を舐めたケンちゃんが彩の着けるバスローブの紐を外して肩を滑らせるとハラリと足元に落ち、スポーツに興じ今もなお身体のケアに余念のない証を残す肩から、大きすぎずさりとて小さすぎることもない胸の膨らみにケンちゃんは唾を飲み、ウェストの括れからムッチリとした腰から太腿のラインに吸い寄せられるように思わず伸ばした手を引っ込める。
「どうしたの??触りたくないの??ねぇ、舐めて……」
立ち上がった彩はソファに座るケンちゃんの頭に両手を添えて股間を突き出す。

彩―隠し事 374

性的欲望 -9

「バカッ、ケンちゃんは紗矢ちゃんを怒るの??おあいこでしょう??彩に不満がなければだけど」
「紗矢を怒ったりしません。僕の転勤にも嫌な顔をせずに付いて行くって言ってくれたし、友達もいない知らない土地でも僕と一緒なら寂しいことはないって言ってくれた。これからは僕だけを愛して他の男に目を向けることはしないけど、その前に一度だけ他の人とエッチなことをしてみたいって……正直、すべてを理解したわけじゃないけど、彩さんとこんな機会を得て紗矢にお礼を言いたい気持ちです」
一気に話し終えたケンちゃんは平静を取り戻し、
「今度は僕が脱がせてもてもいいですか??」
「脱がせて……ハァハァッ、興奮で気が遠くなっちゃいそう」
彩は健志の肩に手を置いて羞恥と期待でふらつく身体を支える。

ブラウスのボタンに伸ばしたケンちゃんの指は彩にもはっきり分かるほど震えている。
「ケンちゃん、深呼吸をしようよ。彩もドキドキしているから。フゥッ~……ハァッ~……落ち着いたでしょう??焦らなくてもいいのよ」
「はい、大丈夫です」
深呼吸のお陰で落ち着きを取り戻したケンちゃんが再び伸ばした指は震えることなくブラウスのボタンを外して両肩から滑らせる。
「恥ずかしい。ピンクのブラジャーって子供っぽいと思う??」
「ゴクッ、いいえ、そんなことはありません。ピンクは彩さんの白い肌によく似合っているし刺繍が上品さを強調しています」
「本当にそう思う、嬉しい。早く脱がせてくれないと、お湯が溢れちゃうよ」
彩の言葉で顔を綻ばせたケンちゃんはスカートを脱がせると、一瞬目を閉じてフゥッ~と息を吐き、ブラジャーを外してショーツも脱がせる。
「ハァハァッ、ごめんなさい。彩さんをハダカンボにしちゃいました」
「ウフフッ、ケンちゃんと同じ。二人ともスッポンポン、さぁ、お風呂に入ろう」
ケンちゃんの手を握りバスルームに向かう。

健志との入浴を思い起こすような恰好でバスタブに浸かると、おずおずとケンちゃんの手が伸びて抱きしめる。
「紗矢ちゃんといつもこんな格好で風呂に入るの??ケンちゃんが足を延ばして紗矢ちゃんが太腿を跨いで入る、そうなの??……そうなんだ、ウフフッ、彩たちも同じ格好で入るんだよ。この後、健志はね右手で彩の尻を抱きかかえて引き寄せる……そう、こんな風にね……そして彩がキスしてっておねだりするの。ねぇ、ケンちゃんキスして……」
「えっ、キスしてもいいんですか??」
「さっきも言ったでしょう。女に恥を掻かせちゃだめよ、ねっ……」
「はいっ……ありがとうございます。キスさせていただきます」
抱き寄せられた彩は破裂しそうなほど胸を打つケンちゃんの鼓動を感じて愛おしさが募り、自ら背中に手を回して顔を近付ける。
ヌチャヌチャ、ジュルジュルッ、二人のキスは初めてとは思えないほど濃厚で、胸を押し付け合い肌をまさぐり、息をするのを忘れるほどに続ける。
「プファッ~、ハァハァッ……感激です。彩さんとこんなことができるなんて最高です」
「大袈裟ね……でも彩のオチリを固い棒がつついているから信じる。ねぇ、洗いっこしようか。このまま、泡まみれになって身体を擦りあわせたくない??」
「はい…はいっ、したいです。彩さんと肌を合わせて洗いっこしたいです」

ケンちゃんの胸にボディソープを振りかけて両手で塗り広げると股間をつつく棒が勢いを増す。
「クククッ、一度、お口で抜いてあげようか」
「いえ、ごめんなさい。大丈夫です、彩さんの手が胸を這い回ると気持ち善くて、ごめんなさい」
「謝らなくていいのに、彩は嬉しいんだから。紗矢ちゃんのような可愛い恋人がいるのに彩で興奮してくれているんだもん、これはお礼の代わり」
唇を合わせてチュッと音を立て、今度はシャンプーを手の平に受けて自らの乳房をプルンプルン揺らしながら塗り広げていく。
ゴクッ、ハァハァッ……悩ましい行為に息を荒げるケンちゃんの背中に手を回して抱き寄せ、上半身をこすり合わせる。
「アンッ、ウッウッ、クゥッ~、オッパイが擦れて気持ちいい……ウフフッ、胸とお腹はきれいになったから立ち上がって彩に背中を向けてくれる」
照れ隠しのように微笑んだ彩は太腿を跨いだ姿勢から立ち上がり、顔の前に無毛の股間を曝したまま立ち上がるようにと囁く。

立ち上がったケンちゃんが背中を見せると、彩はおチビちゃんだから立ったままでうまく出来るかなと独り言を漏らしながらシャンプーまみれにした乳房や腹部を背中に押し付け、身体を上下左右に蠢かしながら擦りつける。
「ウッ、気持ちいい。こんなことまで……彩さんのオッパイが僕の背中を、ハァハァッ……エッ、ダメです、我慢できなくなります……」
ボディシャンプーの勢いを借りて乳房を背中で滑らせ、股間で太腿の付け根を刺激しながら手を前に回して今にも爆発しそうなほど膨れ上がったペニスを掴むとケンちゃんは身体を入れ替えて正対する。
「ハダカンボでお風呂に入っているだけでも昂奮しているのに、キスをしてオッパイで身体を洗ってくれたり、オチンチンをクチュクチュされたりすると逝っちゃいます」
「若いから一度くらい逝っちゃっても平気でしょう……あっ、紗矢ちゃんたちが待っているかもしれないね。出ようか」
二人は大急ぎで自らの身体を洗い、互いの背中を拭いて二人だけの秘密を持った楽しさで笑みを交わす。

「お待ちどうさま……あれっ、まだなの??」
「今、出たよ。紗矢ちゃんがパンツを穿いている最中だから少し待ってよ」
彩の言葉に応えるように隣室で健志が話しかける。
健志の背後に隠れるようにするバスローブ姿の紗矢はケンちゃんと目を合わせるのを避けるように紅潮した顔を伏せる。
「紗矢、どうしたの??健志さんが好きになっちゃったのか??」
「そうじゃないけど……」
「そうじゃないけど、どうした??僕は紗矢が大好きだから今日は何を聞かされても平気だよ」
「ほんとう??あのね、健志さんが私の身体を泡まみれにして洗ってくれたんだけど……オッパイやアソコも丁寧に洗ってくれて、それでね……ごめんなさい、言えない、許してくれる??」
「洗ってもらって気持ち善くなったんだろう、そうだろう??僕も彩さんの手の中に吐き出しそうになるほど気持ち善くなっちゃった。紗矢が健志さんと彩さんを選んだことに間違いなかったね」
「ケンちゃんは出しちゃったの??」
「我慢できそうにないから必死で逃げて許してもらった」
「そうなんだ……私は我慢できなくて昇りつめちゃった。怒る??」
「怒るわけがないだろう。大好きだよ、紗矢、愛している」

「紗矢ちゃん、約束しただろう??どうするか分かるね」
紗矢は健志の顔を見て、次にケンちゃんに視線を移し、
「ケンちゃん、エッチな私を見ても嫌いにならない??今日の私はいつもと違うの」
一人用ソファに浅く座り、恨めし気な視線を彩に向ける紗矢は肘掛けに足を乗せて大股開きの格好になり、ケンちゃんと彩は健志に促されて向かい合う位置のソファに座り、健志はベッドに座る。
プロフィール

ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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