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便利な男と便利な女

便利な男と便利な女-1

「お代りを作る??」
「最後の一杯は少しだけ濃くしてもらおうかな」
「セットに延長一回で水割り三杯。三十分に一杯のペースは決して変えないけど、私やヘルプの子がドリンクをねだっても断らない」
「断るのが面倒だから」
「ウフフッ・・・同伴も、おねだりすると断るのが面倒だから付き合ってくれているの??・・・そうなの??」
「めんどくせぇ事を言うんだな、今日は。お代りを早くくれよ。飲んだら帰るから」
「飲み終えたら帰るの??じゃぁ、ゆっくり作る。私は急ぐ必要がないから」
「クククッ・・・可愛いな。今日はオレと別れたくないか??」
「うん、今日は一緒に居たい。アフターを誘ってくれると嬉しいな・・・お礼にチンチンをシャボシャボして最後は飲んであげる。どう??」
「魅力的な誘いだけど、やっぱり帰るよ。ムラムラしてんのか??」
「そうだよ。今日の私はオスを食べたいの、カマキリや蜘蛛みたいに。あなたを食べたい」
「オレの代わりは??代替案はある??」
「今んとこ思いつかないし、多分ないと思う。あなたが欲しいの・・・だめ??」
「どうする??明日か、それとも日曜まで待ってフルコースにするか??」
「う~ん、どっちも魅力的だけど・・・急いで食べるか、美味しいモノを食べるか・・・ウ~ン、美味しくなるのを待つことにする。約束だよ」
「日曜日には熟してるだろうな、トロットロに蕩けるほど」
「熟すって言うより腐る寸前かもよ、肉に果物、女は腐る寸前が美味しいって言うよね」
「そうか??肉は分からないけど果物は完熟のチョイ手前が好きだな」
「そうなの??じゃぁ、女は??・・・青い方が好き??それとも完熟??」
「自信家じゃないから、青いのは食べ方が分からないし、完熟を味わうほど舌が肥えてないよ」
「クククッ・・・そういう事にしといてあげる。日曜日、約束だよ。指きりしようよ・・・指切りげんまん嘘ついたら針千本飲ます、指切った」

「いらっしゃい、柏木さん。ユカちゃんと楽しそうですね、座っても良いですか??」
「好いよね??お客様は帰ったの??」
「うん、送ってきたところ。頭のいいお客様だから疲れちゃった」
「そうだよね、難しい事を知ってるよね。ヘルプでついた時、会話が途切れちゃって困ったもん・・・朱里さんも何か飲んで良いでしょう??」
「ごめん、気が付かなくて・・・もちろん、良いよ。どうぞ・・・」
「ありがとうございます。いただきます・・・クククッ、言っちゃおうかな、柏木さんだから。ユカちゃんはね、想像以上に頭が良いんですよ。難関大出身だしね、知ってました??」
「そうなんだ、ふ~ん」
「あれっ、今のは知っているのを隠す反応だった・・・もしかして、そうなの??」
「変な誤解しないでください。私と柏木さんは、ちゃんと付き合ってはいません、ほんとうです」
「・・・と言う事は、ちゃんとじゃなく付き合っているんだ。ふ~ン・・・お互いに便利な男と女なの??ねぇ、そうなの??誰にも言わないから」
「肯定はしないけど、あえて否定もしません。先輩、絶対に内緒ですよ」

「朱里さん、お願いいたします」
「はい・・・柏木さん、ごゆっくり・・・ユカちゃん、今聞いた事は、席を離れると同時に忘れるから安心してね」

「便利な男と女か、上手い事を言うな、朱里さんは」
「うぅうん違うの、以前二人で飲みに行ったとき、酒の勢いもあって話した事なの」
「どんな風に??聞きたいな」
「私も朱里さんも、今はステディな関係の男性は居ないんだけど、ムラムラした時に解消してくれる便利なチンチンが欲しいねって話したの・・・クククッ、オモチャじゃなく生身の温かいのが良いもんねって」
「オレはユカちゃんにとって便利な男か・・・確かにそうだ、間違いない」
「そうだよ、同伴もお願いするし、買い物にも付き合ってもらった事がある。ムラムラした時に後腐れなく、身体の火照りを冷ましてもらえるし・・・ウルトラマンフェアに嫌な顔をしないで付き合ってくれるしね。私にとって、これ以上は無い便利な男」
「オレにとってもユカちゃんは便利な女。いつだったか、昭和記念公園のプール開きに付き合ってくれる人を探してた時に一緒に行ってくれたもんな。もっとも、昭和公園は子供の行くところで私のような好い女が行くところじゃない、サマーランドならって事だったけど。オレには昭和公園もサマーランドも同じようなもんだけど」
「その二つは大違いだよ・・・二年前のあの日は私にとって便利な男じゃなかったよ。それとなく誘ったのに、疲れたってホテルに連れてってくれなかった・・・その後も何度か同伴してもらったけど、誘ってくれなかったし・・・魅力がないのかと思って自信喪失になっちゃったよ」
「一年前のウルトラマンフェアの帰り、ついに食っちゃった」
「食べちゃった??食べられちゃったんでしょう??あの時は強引過ぎて嫌われるかなって思ったけど、その時はその時って積りだった・・・それに、ウフフッ、もっと下手かと思ってた。何度誘っても抱いてくれないから、奥さん一筋のつまんない男で、見掛け倒しかなって思ってたんだよ」
「案外上手だった??」
「最初に思った通りで満足させてもらった。後を引く気持ち良さ・・・日曜日が待ち遠しい・・・アンッ、思い出したら濡れちゃう」
「バカ、仕事中だろ、変な声出すなよ。オレがワルサしてると思われて出禁になっちゃうぞ」
「クククッ、出禁になる前に、もっと詳しい連絡方法を教えといてね」
「日曜日、ダブルルームを予約しとくよ。オレはいつも通りに帰るけど良いだろ??」
「うん、いいよ・・・ひとつワガママを聞いてもらえる??」
「内容によるよ。聞いてみないと分からない」
「いつものホテルでしょう??朝食を待ってるから一緒に・・・ムリ・・かな??」
「う~ん、月曜か・・・多分大丈夫だと思うよ。一旦帰るけど朝食前に起こしに行くよ。行けなくなったら連絡する。それでいいかな??」
「うん、ありがとう・・・再延長する??」
「いや、帰る・・・予約が決まったらメールするよ」
「うん、連絡を待ってる。見送りするね・・・」

便利な男と便利な女

便利な男と便利な女-2

翌日、駅を挟んで店とは反対側にある、いつものホテルを予約した柏木はユカに予約が済んだ事を連絡する。
連絡を待っていたかのように返信メールは直ぐに届き、急なお願いを叶えてもらってありがとう、刺激的な下着で興奮させてあげる、とユカらしい言葉が並んでいる。


ユカがホテル1階のカフェレストランの入り口で時刻を確かめると14時55分。約束の15時を前に柏木はティカップを手にして通りを見つめ、日曜日を楽しむ人たちを見つめている。
「おまちどうさま・・・一つ確認したいんだけど、私は遅刻してないよね??」
「うん、してないよ。ここのミルクティが好きだから早く来ただけだよ」
「良かった、もう一つ質問するけど、通りを歩く人の中に私より好い女がいた??」
「多分、いなかったよ」
「そう、ありがとう。お世辞じゃなく褒めてもらったと思う事にする。もしも私より好い女がいたらついて行っちゃった??」
「行くわけがないだろう、刺激的な下着で興奮させてくれるんだろう??通りを歩くユカちゃんを見た途端、股間がギンギンになっちゃって歩くのも苦労しそうだよ」
「ほんとう??早く確かめたい。部屋へ行こうよ、早く・・・」
柏木の腕を掴み、早く行こうと急かすユカに気圧される柏木は用意した紙袋を持って後に続く。

部屋に入るやいなや柏木をドアに押し付けるようにしてキスを迫るユカは、髪を撫でられる気持ち良さに酔いながら舌を絡ませて流し込まれた唾液を飲み込み、荒い息を漏らして真っ赤に染めて潤んだ瞳で見つめる。
「待ち遠しかったんだよ・・・もうアソコがグチョグチョに濡れてるの、今日も私の身体で遊んでね」
「クククッ、ユカちゃんの好奇心を満足させるのは大変だ。今日も苛めてあげるよ・・・いや、意地悪してやるよ」
「えっ、何をされるの??・・・一か月ほどチンチンを見たくないって思うほど可愛がってね」
自分の言葉に羞恥を覚えたユカは柏木に背を向けて部屋の中に視線を向ける。

「あれっ、今日はツインなの??」
持参した紙袋からスパークリングワインとフルートグラスを取り出した柏木は、冷蔵庫を開けながら、
「この間のダブルルームは狭いって言ってたろ、それを思い出したから広いツインルームにしたんだよ」
「ウフフッ、ふと漏らした言葉を覚えていてくれるから好き。オミズ女子にモテルでしょう??」
「そんな事はないよ、普通のおじさんだもん」
「普通のおじさんなの??かっこ好いよ・・・冗談は別にして、オミズ女子は嘘に慣れ過ぎているから本気で相手してくれる男子の事を信用するよ・・・そんな事はどうでもいいね、便利な男と便利な女だから。お風呂の用意をしてくるね」

お楽しみは後でというユカに従い一人バスルームに向かう。
若いユカに焦っていると感じさせないように意識してゆっくりバスタブに浸かり、興奮を冷ましてボディソープで泡まみれになる。
バスローブ姿で戻ると入れ替わりでバスルームに向かうユカの後ろ姿に見入り、自らの股間に視線を落として、ガンバレヨと独り言ちる。
ユカが身体を拭く時の癖である鼻歌が聞こえてきたので冷蔵庫からスパークリングワインとフルートグラスを取り出し、袋の中のレーズンバターとクラッカーを用意する。

「ありがとう・・・乾杯」
フルートグラスを持ち、目の前で一瞬止めて泡が立ち昇るさまを見たアユは乾杯と言葉を発して口に含んで目を細める。
ガウンで隠した下着姿を想像すると言葉が上擦りそうになる柏木は、不自然だと思いながらも無言を通す。
「おいしい・・・お店で今日は辛いなと思った時、シャンパンがシュワシュワって弾けるのを見ると元気が出るの。私のために高価なお酒を入れてくれたお客様をありがたいな、楽しんで帰ってもらわなきゃって思うんだよ」
「そうか、店でシャンパンを飲みたくなればいつでも催促してくれよ。髪を撫でて疲れはトンデケェ~って乾杯しよう」
「ウフフッ、これはシャンパンじゃなく普通のスパークリングワインでしょ。こういうところが柏木さんにわがままをお願いできる理由なんだよ、気付いてる??」
「うん??分かんないな」
「嫌な事は断ってくれるのが良いの。ウルトラマンフェアの時に言ったけど、頼めば付き合ってくれる人はいるけど、そういう男は代償を求めるからね。セックスは嫌いじゃないけど安売りはしたくないし・・・あっ、なにを言ってるんだろう、ごめんね。昂奮しているみたい・・・ウフフッ」

窓外の景色を見ながらスパークリングワインを飲んでいる時間は日曜の午後の気怠さを楽しんでいたものの、互いの顔を見つめ合ううちに淫靡な気持ちが沸き起こり性的興奮を抑えることが出来ない。
「レーズンバターの食べ方はクラッカーに載せるだけじゃないでしょう??暑いし脱いじゃう」
ガウンの中に隠れていたのは乳房を隠す事を拒否した縁取りだけのオープンブラと割れ目だけを覆うヒモパンだった。
「あなたのために買ったんだよ、気に入ってくれた??チンチンが反応してくれた??」

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便利な男と便利な女-3

ユカが着けるブラジャーは乳房の形を整える事を放棄し、先端を保護する役割を果たす事も出来ずに今は柏木の股間を刺激し欲情を催す事だけを目的にしている。
「ハァハァッ・・・ねぇ、興奮する??刺激的な下着だって言って、黙って見られるだけって恥ずかしすぎる」
「クククッ、今日のオレは意地悪だからね・・・レーズンバターじゃなくチェリーバターを食べさせてくれるんだろう??待ってるよ」
「チェリーバターを食べたいの??いいよ、用意するから見ていて・・・ほんとうに今日のあなたは意地悪・・・意地悪なあなたも好きよ」
レーズンバターを手に取ったアユはレーズンを摘まみ出して口移しで柏木の口に挿入し、残りは乳房の先端近くに塗りたくる。
「ダメッ、これ以上は出来ない。いやらしい恰好でいやらしい事をいっぱいして頼むから入れさせてくれって言わせようと思ったけどダメ、恥ずかしい」
身体がセックスを欲した時に満足させてくれる便利な男が欲しい。それが柏木だと躊躇なく言葉にするユカとは思えないほど羞恥で頬を染める。

「オレが手伝ってやろうか??」
「エッ、何かいやらしい事を考えてるでしょう??どうしようかな??」
ユカを抱き上げて椅子に座らせた柏木は、スパークリングワインの入っていた袋からボンデージテープを取り出して、
「スケベな下着でオレを挑発しようとしたユカに罰を与えてあげる。いやらしい恰好でいやらしい事をいっぱいしてもらうよ」
両足を開いて肘掛を跨がせ、ボンデージテープで拘束してしまう。
「イヤッ、見ないで・・・ハァハァッ、スケベ、私が抱いて欲しいって言った時は変な事ばかりする・・・アァ~、ドキドキする。いやらしいあなたが好き。いっぱい遊んで・・・」
レーズンバターを剥き出しの乳輪に塗り付けようとするとアユの興奮は一層昂ぶり、瞳は真っ赤に染まって焦点も合っているように見えず、口をしどけなく開いてハァハァッと荒い息を漏らす。

乳房の麓に手を添えて揉みしだき、歪になった先端に舌を伸ばしてレーズンバターを舐め取る。
「美味しいよ。オレはレーズンバターよりもユカチェリーバターの方が好きだな。こっちもペロペロって舐めてみようかな」
「アンッ、いやらしい。チェリーバターは美味しいの??私のポッチンはアメリカンチェリーのように毒々しくなく可愛いサクランボでしょう??可愛いって言って、早く・・・」
「可愛いよ、ユカのポッチンは清楚な佇まいでオレを待ってる。これがスケベの本性を剥き出しにしてアメリカンチェリーのように毒々しくなるのが楽しみだよ・・・今日はこのスケベな身体を相手に、どう遊ぼうかな・・・」
反対側の乳房を鷲掴みにしてチェリーバターを舐め取った柏木は、フルートグラスを手にしてワインを口に含む。
「ハァハァッ、興奮で身体が熱いの、私にも飲ませて」
ボトルを手にした柏木は口を開けてと言い放ち、少しずつとは言え直接流し込む。
「ウッ、ウッ・・・ゲボッ・・・」
飲み干す事が出来ずに溢れ出たスパークリングワインは胸にまで流れ落ち、乳房の作る谷間に唇を合わせた柏木は舐め取っていく。
「クククッ・・・美味しいよ。次は蜜入りカクテルを飲もうかな」

かろうじて割れ目を覆うヒモパンにボトルから直接垂らし始める。
「イヤンッ、冷たい・・・どうするの??」
こうするんだよ・・・という柏木は小さなショーツが吸い込んだワインをズズズッと音を立てて吸いとっていく。
アンッ、アウッ、いやんっ、だめッ・・・二度、三度と繰り返すとユカの性的昂ぶりは隠しようもなくなり、しどけなく開いた口から漏れるのは喘ぎ声としか聞こえない。
「あれっ、無くなっちゃった。美味いカクテルが飲めなくなっちゃたよ」
手に持つボトルを逆さにしてもワインが零れることはなく空になってしまった。
「ハァハァッ・・・残念でした。カクテル遊びは終わり、早く可愛がって・・・お願い」
「まだ終わりじゃないよ。ユカなら分かるね、このボトルの使い道を・・・両足を拘束しても両手が自由のままにしてあるのはどうしてでしょうか??」
「イヤンッ、こんなので独りエッチしたくない。冷たくて堅いモノじゃなく人肌の温かいモノが欲しいの・・・だめッ??・・・そう、分った」

手渡されたシャンパンボトルを見つめる視線の端に柏木を捉えたユカは、いつもの性的好奇心を露わにして左手でボトルを支え、右手をピストン運動して、
「こうすると感じる??ねぇ、気持ち良くなる??そそられる??・・・ハァハァッ、独りエッチするところを見たいの??見たいって言って」
「あぁ、見たいよ。ユカがワインボトルに犯されて善がる姿を見たい」
「アンッ・・・見てね、ボトルに犯されて身悶えるスケベな私を・・・」
柏木から視線を外すことなく舌を伸ばして先端をなぞり、尖らせて出入りさせた後は口に含んでネットリと舌を絡ませる。
「こんな明るい処で恥ずかしい・・・気持ち良いけど照れちゃう・・・」
「分かった、見えるから恥ずかしいんだろう。見えなくしてあげるよ」

ショーツを着けているものの大股開きで椅子に拘束されているユカの背後に回ってボンデージテープを使って目隠しをする。
「怖い・・・痛い事をしちゃ嫌だよ」
「オレの事が信用できないのか??今までユカの嫌がる事はしてないだろう??」
「アァッ、だめ、興奮する。ドキドキ、バクバクして心臓が飛び出しちゃいそう・・・」
「今日のオレは意地悪だって言っただろう、両足を縛って目隠しをする。これで終わりじゃないよ」

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便利な男と便利な女-4

視覚を奪われたユカは握らされたワインボトルの太さを確かめるように舌を這わせ、口に含んで二度三度と顔を上下する。
「ハァハァッ・・・堅いし冷たいの、温かいあなたのチンチンの方が好き。でも許してくれないんでしょう??・・・いいよ、見ていてね。いやらしい事をする私を。笑っちゃ嫌だよ・・・ねぇ、見てる??」
性的昂奮と目隠しされた事がユカを饒舌にし、話す事で一層羞恥を刺激して声が上擦り、乾いた唇を赤い舌が舐めて滑りを与える。
チロチロと舌先を蠢かしたまま左手を股間に伸ばしてショーツをずらし、人差し指と薬指を割れ目の縁に添えて真っ赤に濡れそぼつ花弁を露わにして中指がヌチャヌチャと卑猥な音を立てて上下に擦る。
「ハァハァッ・・・手が震えるの、どうしょうもなく昂奮しているみたい。入れるよ、堅くて冷たいボトルに犯される私を見て・・・ウググッ、クゥッ~・・・アウッ、アッ、入った・・・いやぁ~ン」
グチュグチュ、ヌチャヌチャッ・・・何かが吹っ切れたかのように迷うことなくボトルを出し入れさせて、卑猥に奏でる音に自ら酔いしれる。
「イヤンッ、スケベな音がヌチャヌチャッて聞こえる。ねぇ、聞こえる??オマンコが嬉し啼きしてるのが聞こえる??・・・アウッ、クゥッ~・・・」
「聞いているよ、ユカのマンコガ卑猥な音楽を奏でているのが聞こえるよ。ボトルに犯されるユカを朱里さんが見たらびっくりするだろうな。そう思うだろ??」
「いや、変な事を言わないで・・・私とあなた以外の事は言わないで、変な事を思い出しちゃう」

「ほう、朱里さんと独りエッチの見せっこでもしたのか??それともレズったのか??答えなさい、どうしたんだ??」
「イヤンッ、ハァハァッ・・・朱里さんが一人エッチしているところを見ちゃったの、その後でね、触りっこしようかって二人で遊んじゃったの・・・アソコを擦り付けたり、キスしたり・・・あんっ、何を言ってるんだろう。変な事を言う今日のあなたは嫌い」
「そうか、オレの事は嫌いか。オレの言う事は何も聞きたくないんだな・・・分ったよ」

みたび、持参した袋に手を入れた柏木はICレコーダーとイヤホンを取り出してテーブルに置く。
「ヘッドフォンじゃなくイヤホンだから暴れると抜けるからね」
ボンデージテープを一旦外してイヤホンをセットし、ICレコーダーを再生する。
「えっ、なに??なんなの??・・・イヤンッ、スケベ、喘ぎ声じゃないの・・・だれの声なの??まさか・・・奥さんじゃないよね??」
「クククッ、残念でした。エロ動画からチョイと拝借したんだよ。私的に聞くだけだから好いだろう・・・外さないで聞きなさい」
「いやっ、他人の善がり声を聴きながら悪戯されるなんて・・・」
外したイヤホンを握りしめるユカの表情は好奇で朱に染まり、甚振られる事を期待しているとしか思えない。

再びイヤホンを耳にセットした柏木は、再度ボンデージテープで目隠しをして同時に耳も塞いでイヤホンが外れないようにする。
「えっ、いや、怖いっ・・・変な善がり声しか聞こえなくなっちゃう」
並べた単語で不安を表現するユカは目隠しと共にイヤホンを外そうとし、柏木はそうはさせないよと両手を掴んで背後で拘束してしまう。
「ハァハァッ・・・怖い、喘ぎ声しか聞こえないの。ねぇ、いるんでしょう??怖いの、何も見えないし、聞こえない。大股開きで両足を椅子に縛られて両手は背中で・・・怖いの、ねぇ、居るって分らせて」
柏木はユカの頬に両手を添えて唇を重ねる。

「ハァハァッ・・・あなたのキスに間違いない。すごいの、興奮で胸がバクバクしてる。身体中が熱いの、アソコを嬲って・・・我慢出来ない」
挿入したワインボトルをボンデージテープで固定して放置し、指先で頬を撫でて首を撫で下ろし鎖骨の周囲をゆっくりなぞる。
剥き出しの乳房の麓から先端に向かって撫でていき、乳輪をなぞり爪先で乳首をツンツンつつく。
「アンッ、遊んじゃイヤ、焦らさないで気持ち良くしてくれなきゃ嫌ッ」
自由にならない股間をボトルに押し付けようとして艶めかしく蠢かし、見えるはずのない視線が柏木の姿を求めて顔を左右に動かす。
「今日のオレは意地悪だと言ったろ。セックスに貪欲なユカに満足してもらうのは大変だよ。今日のアイデアはどうかな、満足してもらえるかな??」
聞こえるはずのないユカに話しかけ、オレのパンツを咥えなさいと言って丸めた下着を咥えさせてボンデージテープで固定する。
「ウググッ、クゥッ~・・・フゥ、ウゥッ~・・・」
猿ぐつわを噛まされたユカはくぐもった声を漏らし、イヤホンから聞こえているはずの喘ぎ声に反応しなくなる。

「こんな事もあろうかと準備してるよ、これを聞いても反応しないでいられるかな??」
聞こえるはずのない声を楽しそうに掛けた柏木はボイスレコーダーを操作して喘ぎ声から、ユカが反応するはずの音声に変更する。
目隠しで隠れている部分を除いて朱に染まった顔を左右に振り、猿ぐつわのせいで声を出せない事に抗うそぶりを見せる。
「ウッ、ウゥゥ~・・・ウググッ、グゥッ~・・・」
愛撫を誘う役割を十分に果たしているブラジャーに飾られた乳房を揉みしだき、先端を指先で弾く。
「気持ち良さそうだな、表情に浮かんでいた剣が消えて柔らかくなったよ・・・といっても聞こえないんだな」

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便利な男と便利な女-5

股間に挿入したままのワインボトルを引き抜くと昂奮の証である愛液がドロリと滲み出る。
「ウググッ、クゥッ~・・・ヒィッ~・・・」
見えず、聞こえず、両手両足が動かずとも股間の様子が分かるユカは、くぐもった羞恥の声を漏らして身体を捩り必死の様子で逃げようと焦る。
「聞こえないユカを相手に話すのはつまんないな」
独り言ちた柏木は目隠しを残したままでイヤホンを抜き取り、どうだった、聞こえないって案外興奮するだろうと問いかける。
「ウッ、ウゥッ~・・・フグッ、フグッ・・・」
「そうか、オレのパンツを咥えた猿ぐつわのせいで話せないのか。しょうがないな」
オレのパンツと言った瞬間、抗うそぶりを見せたユカは直ぐにおとなしくなりボトルを抜かれた股間を突き出して愛撫を催促する。
「ハァハァッ・・・いやらしい喘ぎ声を聴かされ続けた後に本気じゃないと思うけど、あなたの愛の言葉と褒め言葉。頭ン中がカァッ~っと熱くなって興奮しちゃった。今度、素面の時にもう一度囁いてね」

二つの乳首に窪みを作ったレーズンバターを乗せた柏木は、椅子の前に陣取って座り込む。
割れ目を隠すだけの能力しかない小さなヒモパンに合わせて処理された恥毛の跡を指でなぞり、内腿がピクピクと反応するのを楽しむ。
ウッウッ、ウゥッ~・・・股間を突き上げるユカに、嬲って欲しいのかと問うと、突き上げは収まり頭を振ってそうだと返事する。
柏木の指がショーツに浮き出た割れ目を上下する。
真っ赤なショーツを指がなぞると暗褐色に変色にしてバギナが嬉し啼きする痕跡を残す。
「この染みが色っぽいな。女の涙は最強の武器・・・ユカのマンコが流す涙には敵わないよ」
椅子の前で跪いて肘掛を跨らせて拘束した腿を手の平が撫でる。
手は内腿を這い、ショーツの変色した跡に息を吹きつける。
アウッ、ウゥッ~・・・堪え切れぬ様子の声が漏れて、艶めかしく下半身を蠢かす。

柏木の指が鼠蹊部を撫で上がり割れ目の縁を上下する。
刺激に反応したユカは唇を噛んで声を漏らす事を堪えたものの、後ろ手に拘束された手を固く握りしめたために肩が盛り上がる。
「拘束された手を握りしめて喘ぎ声を漏らすことなく堪える。健気なけど正直に反応した方が楽だし気持ちいぃよ」
全てを見通すような柏木の言葉に抗う気持ちを捨て、与えられる刺激に身体も心も素直に委ねることにする。
身体の緊張を解いて頭の中の抗う気持ちを捨てさると楽になり、小さな刺激さえもが新鮮な快感を与えてくれる。

ユカの変化に気付いた柏木は猿ぐつわを外して唇を重ね、何度もついばみ堪えがたい吐息が漏れ始めると唾液を流し込んで離れていく。
ゴクッ・・・ハァッ~・・・唾液を嚥下したユカは大きく息を吐き、
「今日のあなたはスゴイ、いつもと違う・・・もう少し激しくされたいと思う事もあったけど今日は満足させてもらってる。あっ、いつものセックスが物足りないってわけじゃないのよ」
目隠しと両手両足の拘束は残しても、イヤホンを外されて聴覚を回復した上に猿ぐつわを外されたユカは能弁になる。

乳房の先端で僅かに融け始めたレーズンバターに舌を伸ばして舐め取っていく。
「アンッ、くすぐったい・・・なに??何かがとろけているような気がする」
「レーズンバターだよ。ユカの体温でレーズンバターが融けてレーズンチェリーバターになっているんだよ。どれ、味はどうかな」
「美味しい??美味しいの??私も食べたい」
乳房が変形するほど鷲掴みにして先端のレーズンバターを舐め取り、視覚を奪われたまま尖らせた口を突き出すユカに近付いていく。

「美味しい・・・嬲られて遊ばれているのに気持ちいぃ。我慢できないの、ぶっといので掻き回されたい。想像するだけで逝っちゃいそうになっちゃう」
「オレはまだ遊び足りないけど我慢できないのか??」
「うん、今日は許して。このまま捻じ込んで逝かせて・・・両手両足を縛られて目隠しされたまま犯されたいの、早く・・・お願い」
アンッ、クゥッ~・・・ヒモパン越しに右手で割れ目を擦り、左手で乳房を揉むとユカは、チンチン、チンチンと口走り、ペニスを求めて開いた口が彷徨う。
ガウンを脱いで素っ裸になった柏木はユカの頭を支えてペニスで唇をつつき、舐めたいのか??・・・舐めさせて、と言わせて口腔を犯す。

「ハァハァッ、入れて、お願い・・・あなたが欲しいの」
ペニスを吐き出したユカは苦し気に肩と腹部を上下させて荒い息をしながらペニスを欲しいと叫ぶ。
小さなヒモパンをずらしてバギナにペニスを擦り付け、十分に馴染ませて腰を突き出す。
入れるぞ・・・早くっ、欲しいの・・・ウッ、熱い・・・クゥッ~、来る、来る、アウッ、すごいっ・・・バギナの入口は一瞬、侵入を拒む振りをしたものの先端が入り込むと奥へと吸い込むように膣壁が蠢き貪欲な性欲が姿を現す。

暴力的に犯すのが目的なら満足できるものの二人でセックスを楽しむ体位には相応しくない。
開ききった股間はユカの被虐心を満足させるものの、柏木の気持ちを満足させるものではない。
下半身をつなげたまま両足の拘束を解いて抱きかかえ、窓際に設えられたテーブルに腰を下ろして対面座位に変化する。
プロフィール

ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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