彩―隠し事 26
優子と栞 淫ら遊び
午後の栞はいつも以上に積極的に取り組み、同僚たちを驚かせる。
「深沢さん、お昼は何を食べたんですか??そんなに元気になる食事、私にも教えてください」
「あれっ、心外だなぁ。いつもの私は仕事をしてないような言われ方」
わざとらしく頬を膨らませて心外だという栞の表情が問いかけをした後輩だけではなく、その場にいる人たちの表情を緩めて場が和み、厳しさの中に和気あいあいとした雰囲気を作る。
事情を知る課長と優子は顔を見合わせて苦笑いを浮かべ、優子は栞のはしゃぎように危険な匂いを感じ、課長は妙な期待で胸を高鳴らせる。
「優子、泊めてくれない??」
「ご主人と喧嘩でもしたの??それで無理してはしゃいでいるんじゃない??」
「今日はみんなして私の事をからかう。怒るよ……私の可愛い旦那様は出張なの」
「ふ~ん、そうなんだ、いいよ。今日はうちの旦那の帰りが遅いから外で食べようか??」
和食が良いという栞を、
「栞、相当重症だよ。お昼の焼き魚定食が気に入ったの、それとも課長が気になるの??」
半ば呆れながら、わずかに朱に染めた栞の表情を覗き込むと否定も反論もせずに、うん、と意味不明の言葉を漏らす。
「ただいま……優子、どなたかお客様なの??」
「おかえりなさい。栞が来てるの」
「今晩は、今日は泊めてもらう積りでお邪魔してます」
「いらっしゃい、深沢さん。優子がいつもお世話になっているようでありがとうございます。私は明日も早いし、二人の邪魔をするのもなんだから先に寝ませてもらうよ……おやすみ、優子」
栞に軽く会釈しながら優子に夜の挨拶を済ませた夫は自室に入る。
「ねぇ、優子。酒の匂いはしないけど香水の香りはする……そうなの??」
「多分ね……せめて、アルコールの匂いでもすればホステスさんの移り香かなって思えるけどね……もっとも、お客様の事を気に掛けるホステスさんなら帰宅後にもめるようなことをするはずもないと思うけど」
「浮気相手の香水でしょう??仕事帰りに香水をつけるOLもどうかと思うよね」
入浴も終わり優子の部屋に入った二人はベッドを見て、どちらともなく、一緒に寝ようかと声を弾ませる。
小柄な優子のパジャマを着けた栞は裾を捲り上げて匂いを嗅ぎ、短めの袖を引っ張って口を開く。
「優子の好い匂いがする。どう、ツンツルテンで可愛い??
「新品じゃないけど、洗ってあるから私の匂いがするわけがないでしょう……先に言っとくよ、変な悪戯はしないでね」
「どうしようかな??だって、優子の事が好きなんだもん」
呆れたような表情を浮かべた優子は、しょうがないなぁと独りごちて先にベッドに入る。
「お邪魔します……ウフフッ、シングルベッドに二人だと自然にくっついちゃうよね」
背中を向けて横たわる優子を背後から抱きかかえるようにした栞は楽しそうに優子の身体を擦る。
「もう、ダメだって言ったでしょう。明日も早いんだから何もしないで寝ようよ」
「そんな事を言ったって、こんなに美味しそうな優子が目の前にいるんだもん、興奮して眠れない……ねっ、少しだけ」
「じゃぁ、その前に課長と飲みに行ってその後どうするのか聞かせて??」
「ウ~ン、言わなきゃダメ??……いじわる、優子が想像している通りだよ。でも一度でいいの。好きなタイプだけど不倫相手が身近にいると色々と拙いこともあるでしょう」
「クククッ、それは栞の経験から導き出したことなの??」
「知っているでしょう、浮気はするけど引きずらないように気を付けてる。私が愛しているのは旦那様だけ……その旦那様が今でも私にべた惚れで、ときには辟易することも。たまには口直しで違ったモノも食べたくなっちゃうの、ほんの少し屈折した旦那様への愛情表現なの」
「いいなぁ、栞は……そんな風に割り切れるんだから」
「そうね、優子はまじめすぎる。たとえ、ご主人が浮気しても優子は止めた方がいいかもしれない」
「そうだね、分かってる。優子では止めた方がいいかもしれない」
「うん??何、今の言い方は??……まぁ、いいわ、問い詰めるのは今度にしてあげる。課長とのデートは話したよ」
栞の左手は肩を抱くようにして乳房を揉み、右手はムッチリとした感触を確かめるように腰を擦り、内腿を撫でる。
「アンッ、やめて。栞の手の動きがいやらしい……」
「気持ちいい、優子の肌ってムチムチして撫でるだけで昂奮する……こんなに素晴らしい身体を相手にしないご主人はバカ。そのうち誰かに取られて後悔することになるのに……」
「ウッ、イヤンッ……栞にかかると……ウッウッ……私は今にも浮気しちゃいそうだけど……アウッ、クゥッ~……そうなの??」
振り向きもせず、栞が与えてくれる甘い刺激に切ない吐息を漏らしながら身体を仰け反らせて切れ切れの声で問いかける。
「こんなにいやらしい身体をしているんだよ。独りエッチだけで我慢できる??優子だって気付いているでしょう??」
「自分でも浮気は許せないと思っているけど、正直に言うと自信ないな」
「えっ、そうなの??優子は絶対に浮気をしない人だと思ってた……ねぇ、どれくらいエッチな身体か調べてあげるね」
内腿を撫でていた右手がパジャマのボトムを脱がそうとすると優子は突き出した尻を持ち上げて協力し、栞は大好きと耳元で囁く。
「アゥッ、クゥ~……気持ちいぃ、鳥肌が……すごい、女の人としたことないから……どうしていいか分からない」
「いいの、優子は何もしなくて。私が優子を好きになっただけ、優子の浮気相手はどんな人がいいか調べてあげる」
ボトムを抜き取り、トップスのボタンを一つ、また一つと外すと優子の息はハァハァッと荒くなり両手で栞の手を掴む。
背後から優子を抱きしめたまま栞の舌が首筋を這い、このまま止めてもいいのと囁くと、ハァハァッと一層息が荒くなって掴んだ両手を離す。
パジャマは肩を滑り、身体を守るモノが何もなくなっても抗う様子もない。
「優子のすべてを見せて」
午後の栞はいつも以上に積極的に取り組み、同僚たちを驚かせる。
「深沢さん、お昼は何を食べたんですか??そんなに元気になる食事、私にも教えてください」
「あれっ、心外だなぁ。いつもの私は仕事をしてないような言われ方」
わざとらしく頬を膨らませて心外だという栞の表情が問いかけをした後輩だけではなく、その場にいる人たちの表情を緩めて場が和み、厳しさの中に和気あいあいとした雰囲気を作る。
事情を知る課長と優子は顔を見合わせて苦笑いを浮かべ、優子は栞のはしゃぎように危険な匂いを感じ、課長は妙な期待で胸を高鳴らせる。
「優子、泊めてくれない??」
「ご主人と喧嘩でもしたの??それで無理してはしゃいでいるんじゃない??」
「今日はみんなして私の事をからかう。怒るよ……私の可愛い旦那様は出張なの」
「ふ~ん、そうなんだ、いいよ。今日はうちの旦那の帰りが遅いから外で食べようか??」
和食が良いという栞を、
「栞、相当重症だよ。お昼の焼き魚定食が気に入ったの、それとも課長が気になるの??」
半ば呆れながら、わずかに朱に染めた栞の表情を覗き込むと否定も反論もせずに、うん、と意味不明の言葉を漏らす。
「ただいま……優子、どなたかお客様なの??」
「おかえりなさい。栞が来てるの」
「今晩は、今日は泊めてもらう積りでお邪魔してます」
「いらっしゃい、深沢さん。優子がいつもお世話になっているようでありがとうございます。私は明日も早いし、二人の邪魔をするのもなんだから先に寝ませてもらうよ……おやすみ、優子」
栞に軽く会釈しながら優子に夜の挨拶を済ませた夫は自室に入る。
「ねぇ、優子。酒の匂いはしないけど香水の香りはする……そうなの??」
「多分ね……せめて、アルコールの匂いでもすればホステスさんの移り香かなって思えるけどね……もっとも、お客様の事を気に掛けるホステスさんなら帰宅後にもめるようなことをするはずもないと思うけど」
「浮気相手の香水でしょう??仕事帰りに香水をつけるOLもどうかと思うよね」
入浴も終わり優子の部屋に入った二人はベッドを見て、どちらともなく、一緒に寝ようかと声を弾ませる。
小柄な優子のパジャマを着けた栞は裾を捲り上げて匂いを嗅ぎ、短めの袖を引っ張って口を開く。
「優子の好い匂いがする。どう、ツンツルテンで可愛い??
「新品じゃないけど、洗ってあるから私の匂いがするわけがないでしょう……先に言っとくよ、変な悪戯はしないでね」
「どうしようかな??だって、優子の事が好きなんだもん」
呆れたような表情を浮かべた優子は、しょうがないなぁと独りごちて先にベッドに入る。
「お邪魔します……ウフフッ、シングルベッドに二人だと自然にくっついちゃうよね」
背中を向けて横たわる優子を背後から抱きかかえるようにした栞は楽しそうに優子の身体を擦る。
「もう、ダメだって言ったでしょう。明日も早いんだから何もしないで寝ようよ」
「そんな事を言ったって、こんなに美味しそうな優子が目の前にいるんだもん、興奮して眠れない……ねっ、少しだけ」
「じゃぁ、その前に課長と飲みに行ってその後どうするのか聞かせて??」
「ウ~ン、言わなきゃダメ??……いじわる、優子が想像している通りだよ。でも一度でいいの。好きなタイプだけど不倫相手が身近にいると色々と拙いこともあるでしょう」
「クククッ、それは栞の経験から導き出したことなの??」
「知っているでしょう、浮気はするけど引きずらないように気を付けてる。私が愛しているのは旦那様だけ……その旦那様が今でも私にべた惚れで、ときには辟易することも。たまには口直しで違ったモノも食べたくなっちゃうの、ほんの少し屈折した旦那様への愛情表現なの」
「いいなぁ、栞は……そんな風に割り切れるんだから」
「そうね、優子はまじめすぎる。たとえ、ご主人が浮気しても優子は止めた方がいいかもしれない」
「そうだね、分かってる。優子では止めた方がいいかもしれない」
「うん??何、今の言い方は??……まぁ、いいわ、問い詰めるのは今度にしてあげる。課長とのデートは話したよ」
栞の左手は肩を抱くようにして乳房を揉み、右手はムッチリとした感触を確かめるように腰を擦り、内腿を撫でる。
「アンッ、やめて。栞の手の動きがいやらしい……」
「気持ちいい、優子の肌ってムチムチして撫でるだけで昂奮する……こんなに素晴らしい身体を相手にしないご主人はバカ。そのうち誰かに取られて後悔することになるのに……」
「ウッ、イヤンッ……栞にかかると……ウッウッ……私は今にも浮気しちゃいそうだけど……アウッ、クゥッ~……そうなの??」
振り向きもせず、栞が与えてくれる甘い刺激に切ない吐息を漏らしながら身体を仰け反らせて切れ切れの声で問いかける。
「こんなにいやらしい身体をしているんだよ。独りエッチだけで我慢できる??優子だって気付いているでしょう??」
「自分でも浮気は許せないと思っているけど、正直に言うと自信ないな」
「えっ、そうなの??優子は絶対に浮気をしない人だと思ってた……ねぇ、どれくらいエッチな身体か調べてあげるね」
内腿を撫でていた右手がパジャマのボトムを脱がそうとすると優子は突き出した尻を持ち上げて協力し、栞は大好きと耳元で囁く。
「アゥッ、クゥ~……気持ちいぃ、鳥肌が……すごい、女の人としたことないから……どうしていいか分からない」
「いいの、優子は何もしなくて。私が優子を好きになっただけ、優子の浮気相手はどんな人がいいか調べてあげる」
ボトムを抜き取り、トップスのボタンを一つ、また一つと外すと優子の息はハァハァッと荒くなり両手で栞の手を掴む。
背後から優子を抱きしめたまま栞の舌が首筋を這い、このまま止めてもいいのと囁くと、ハァハァッと一層息が荒くなって掴んだ両手を離す。
パジャマは肩を滑り、身体を守るモノが何もなくなっても抗う様子もない。
「優子のすべてを見せて」