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お伽話

心花 -13

唇を離すと交換した唾液がツツゥッ~と伸びて二人を繋ぎ、離れがたい思いを形にする。
二人は互いに求めあうように再び唇を重ねて両手は静かに身体をまさぐり、舌は激しく絡み合って行き来を繰り返す。
「ハァハァッ・・・上になりたい」
対面座位でつながった姿勢から身体を倒した典哉が結合部や白くてムッチリの内腿を見つめ、下腹部から胸に視線をあげて瞳を見つめてきれいだと囁く。
「フミヤにきれいだと言われるとドキドキする・・・下手かもしれないけど我慢してね」
ウッウッ、いぃ、いいの・・・典哉は横たわったまま心花に任せると、押し付けた股間をウネウネと動かして穏やかな快感と共に密やかな喘ぎ声を漏らして自らの乳房を揉みしだく。
「こうすると気持ちいいの。こんな事をする女は嫌いになる??」
「嫌いになるわけがない。ミカを嫌いになる方法があれば教えて欲しよ」
「クククッ、女は惚れられて好い女になるし、美しさに磨きがかかる・・・好い女になったら色んな男に告白されちゃうかな」

心花の腰を掴んで荒々しく突き上げ、
「オレから離れようとするのは許さないよ。今日からミカはオレだけのモノだよ」
「ウフフッ、本当??私はフミヤの女なの??浮気すると怒られるの??」
「どうかな??」
アウッ、ウググッ・・・言葉の意味を理解できずに混乱したまま突き上げられて喘ぎ声を漏らす心花は、考えることを許されないまま身悶える。
「スゴイ、こんなに激しくされると壊れちゃう・・・いやぁ~ン、ングッ、グググッ・・・」
意味不明の声を漏らして突っ伏した心花の黒髪が胸をくすぐる心地良さに目を細める典哉は、熱を持つ背中を擦って頬を撫でる。
「ハァハァッ・・・ダメッ、気持ち良くて踏ん張ることができない。子宮までつつかれて壊れちゃう。お願い、休ませて・・・」
息も絶え絶えに突っ伏して休ませて欲しいと言うのを無視して抱きしめ、騎乗位から再び対面座位に戻して軽く唇を重ね、可愛いよ、いっぱい感じるんだよと言葉を掛けて言葉と手で誘導し、背面座位に変化する。

「見えるだろう??鏡の中のミカを見ながら休むといいよ」
結合部こそ見えないものの、乳房や表情は心花にもはっきり見える。
「いやんっ、スケベ・・・見える、恥ずかしい」
「こんな風にされたらどうだ??」
脇の下から伸びた典哉の両手が乳房を掬うように揉みしだき、歪になるほど力がこもると鏡の中の心花はしどけなく口を開いて、アッと悦びの声を漏らす。
「休みたいのにそんな事をされたら・・・アンッ、だめっ」
典哉の指はこれ見よがしに先端を摘まんで上下左右に揺すり、心花の表情が歓喜で緩むと首筋に舌を這わせて耳の裏まで舐め上る。
「ミカ、ミカのオッパイは可愛いな。適度な大きさで吸い付くような弾力があって小さな乳輪はピンク。乳首もきれいなピンクで下手に弄ると変色しそうな気がする」
息を吹きかけながら囁くように話しかけられると首に出た鳥肌が全身に広がっていく。
「アァ~ン、いや。なんだか分からないけどゾクゾクする・・・鳥肌が出てるのが分かる??」
「あぁ、分るよ。気持ち良くなってるんだろう??・・・もっと気持ち良くなりなさい。鏡の中のミカを見ながら動いてごらん」
「いいけど、笑わない??笑っちゃ嫌だよ」

背後から腰の辺りを掴む典哉に身体を支えられて腰を蠢かし、下半身を上下する。
「アンッ、いや、恥ずかしい・・・善くなっちゃう、オッパイを揉んでもいい??笑っちゃ嫌だよ」
乳房を揉み、股間を押し付けるようにして身悶える心花は鏡の中の自分を見つめて息を荒げる。
「ンッンッ、アンッアァァッ~・・・見られてる、鏡の中の人に見られてる。恥ずかしい」
何度も恥ずかしいと言う言葉を使いながら自らの羞恥心を煽り、女に生まれてよかったと思いを強くする。
「鏡の中にいるのは誰??エッチなミカを見てるのはどんな人??」
「見ている人と会った事があるかもしれない。良く知ってる人だと思う」
「知っている人に見られるのは恥ずかしいだろう??それともスケベなミカにとっては嬉しいか??」
「本当に見られるのは恥ずかしいけど、鏡の中の人だと思うと昂奮する」
「ミカがそんなにスケベだとは思わなかったよ。窓際に行こうか??昨日は夜で誰もいなかった公園も今は誰かいるかもしれないよ」
耳朶を乾いた舌でなぞったり、甘噛みしたりしながら耳に息を吹き込むことを意識して囁き続ける。
「クゥッ??耳を噛まれるとゾクゾクする、イヤンッ、息を吹きかけないで・・・いぃ、もっと、気持ち良い・・・フミヤの声が頭の中で反響する」

「クククッ、オレの大切なミカを皆に見せてやろう。つながったままで窓際に行くよ・・・」
「いや、嫌ッ・・・見られたくない、嫌。許して、おねがい・・・」
両手で顔を覆い、真に迫る声で許しを請う心花をいじらしく思う典哉は耳に顔を近付けて、
「嘘だよ。オレの大切なミカを他人に見せたりしないよ。驚かせてごめん」
言い終えた典哉は背後から心花を抱いたままで横になる。
「どうしたの??」
「考えてみると背面座位のままだと鏡の中のミカに似た人が見てるだろう。誰にも見せない、ミカはオレだけのモノだからね」
倒れ込んで窓の外に空を見ながら背面側位に変化して背中を密着する。
心花の右足を挟むようにして背後から抱きしめ、左手を乳房に添えて首筋に舌を這わせる。
右足を挟まれて動かせない心花は自由な左足を絡ませ、典哉の左手に手を添えて頬を擦り付けて嬉しそうに微笑む。
心花の表情は見えないものの動作から穏やかな心情にあると慮る典哉は、背中にピタッとくっついて乳房に添えた手を広げ、体温を伝えて満足している事を伝える。

「ねぇ、聞いてもいい??」
「いいよ、何??」
「こうしてると私は安心できて満足なんだけどフミヤもそうなの?・満足してる??」
「大切な人と繋がって土曜日の朝日に照らされる。こんな幸せな事はないよ。こんな事も出来るし・・・」
左手は乳房の感触を楽しみ、右手を股間に伸ばす。
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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