お伽話
心花 -11
糸くず一本身に着けずに横たわる心花は自由な両手で股間を隠そうとしないどころか、それを避けようとしているかのように足を開いたままで両手はシーツを掴む。
すべてを曝け出して顔を背け、唇を噛んで視線に犯される快感に酔い身体を熱くする。
昨夜、久しぶりに男のモノを迎え入れたセックスで何の技巧を凝らすことなく頂に達した心花は、典哉との二度目のセックスを期待して心臓が早鐘を打つ。
肌理が細かく染み一つない白い肌は日頃の手入れが行き届いている証だし、今は伏し目がちになっているもののクルクル動く瞳は好奇心を現して積極的に生きている事を想像させる。
心花を見つめる典哉の表情は自然と柔和になり、愛情に満ちたものになる。
「オレが告白を込めて贈ったのは真っ赤なバラの花。ミカはピンクのバラの花。バラの花の持つ豪華で華麗な雰囲気がミカに似合うよ・・・清潔ないやらしさがある」
「そうだよ、私はエッチでスケベ。いやらしい事をいっぱい・・・ねっ」
こんもりと盛り上がる恥丘に生える恥毛に心惹かれながら白い腿に手をかけて大きく開くと、蜜を嬉し涙のように滴らせるピンクのバラの花弁が全容を見せる。
ハァハァッ・・・込み上げる淫靡な期待が羞恥に勝る心花はさらなる愛撫を欲し、シーツを掴んでいた両手で典哉の髪を掴み股間を突き出して押し付けようとする。
舌を伸ばして満開の花弁をゾロリと舐め、包皮を突き破って尖るクリトリスをツンツンつつく。
「いぃ、気持ちいい・・・ねぇ、私は何もしなくていいの??フミヤを触りたい」
「時間はたっぷりあるよ、今は感じるだけでいい。嬉し涙を流すミカを見たい」
「いやらしい、嬉し涙を流して善がり啼く私を見たいの??それはフミヤ次第、女は男で変化する。私はフミヤ次第で淑女にも娼婦にもなるし、フミヤ色に染まりたい」
ガリガリ君をかじりながら目の前を歩く典哉を見た時は、昼間の疲れをアルコールで解して帰路に着く疲れた男だと思った。
よく見ると後ろ姿は自信にあふれ、小さな事にこだわらない男の包容力のようなモノを感じて生涯初めて男に声をかけた。
どうして声をかけたのか、あの時の心境は今も分らない。
仕事や人間関係に疲れた愚痴を吐露する相手を探していたのかもしれない。
今は秘所さえ隠すどころか突き出すようにして愛撫を求め、身体だけではなく気持ちさえも奪われたいと思っている。
典哉の指は焦らすように鼠蹊部を撫で、心花の性感の高まりと共に新たに滲み出る愛液を啜る。
ジュルジュルッ・・・アウッ、クゥゥ~、いやんっ・・・典哉の髪を掴む手に力が加わり、両足は胴体を挟んで締め付ける。
アウッ、ウググッ・・・両足が締まり身動きできなくなった典哉は、舌を伸ばして膣口に捻じ込むと心花の全身から力が抜けて漏らす喘ぎ声と共に自由を取り戻す。
アウッ、アワワッ・・・左右の小陰唇を口に含んで甘噛みされ、典哉が左右に顔を振ると痛痒さと共に痺れるような快感が湧いてくる。
一度火が点いた身体は典哉の愛撫を求めてねっとりと足を絡ませる。
「ねぇ、好きだって言って・・・フミヤの言葉で私はフミヤ色に染まるの」
こんなにも男を好きになった事はない。
好きになるのに時間は必要ない。
典哉を相手にして目覚めたばかりの官能に火が点き、身体と心の奥深くに妖しい欲望が育ち始めたのを意識する。
典哉は滴る蜜を飲み干し、湧き出る源泉に舌を捻じ込んで息を吸い込み目を閉じると初めて会った日の心花の姿が蘇る。
アルコールの匂いに混じり、好きだというエルメスの香水の香り。好奇心を満たそうとクルクル動く茶目っ気たっぷりの瞳。
ガリガリ君を欲しいと言われなければオレから声をかけていただろう。
その心花が何も隠すものを身に着けない格好で目の前に横たわり足を開いている。
一般的に女性は男を選ぶのに時間をかけると聞いた事がある。子供を残すのに相応しいオスかどうかを判断するのに時間が必要という事らしい。一度、子が宿れば二度目まで時間が必要だからという理由が大きいようだ。
男は違う。子孫を残すのに子種をアチコチばら撒けばそれでいい。あくまで一般論だろうが愛がなくてもセックス出来るのが男という事らしい。
目の前で卑猥な芳香を撒き散らす股間を晒す心花の事を考える。
オレは心花をセックスの対象として見ているのか。
否。清楚で理知的な様子や好奇心を宿らせた瞳、スルムさを競うような若い女性特有の素振りを見せない処も好感を持てるし、腰から太腿に必要な脂肪を付けたムッチリ感は典哉が理想とする女性である。
両手を添えて開いたバギナをベロリと舐めて片方ずつ小陰唇を口に含んで吸い上げ、手の平で腿を擦る。
アウッアワワッ・・・突然漏らした自らの喘ぎ声に驚いた心花は腕を押し当てて口を覆い、軽く歯を当ててこれ以上は漏らすまいと顔を顰める。
上目遣いに心花の様子を見た典哉は目元に笑みを浮かべ、口に含んだ小陰唇を甘噛みして震わせる。
「ヒィッ~、そんな事・・・ビラビラをそんな事されたら・・・もっと・・・」
切れ切れに漏らす声から羞恥は消え失せ、新たな刺激を期待して両足は自然と開いていく。
小陰唇が作る深い溝を刷くように舌を這わせて心花の顔を見つめ、気持ち良いかと視線で問う。
「いぃ、気持ちいいの。何もしなくていいの??チンチンが舐めてくれって言ってない??・・・ウググッ、また、また・・・そんな」
返事をせずに舌を再び膣口に挿入して出入りを繰り返し、心花の両手が白くなるほどシーツを掴むのを見るとベロリと舐めて、尿道口を舌先でツンツンつつく。
「アンッ、いや・・・そんな事をされたら・・・」
シーツを掴んでいた手で髪を掴んで引き剥がそうとすると同時に、両足を捩じって逃げてしまう。
糸くず一本身に着けずに横たわる心花は自由な両手で股間を隠そうとしないどころか、それを避けようとしているかのように足を開いたままで両手はシーツを掴む。
すべてを曝け出して顔を背け、唇を噛んで視線に犯される快感に酔い身体を熱くする。
昨夜、久しぶりに男のモノを迎え入れたセックスで何の技巧を凝らすことなく頂に達した心花は、典哉との二度目のセックスを期待して心臓が早鐘を打つ。
肌理が細かく染み一つない白い肌は日頃の手入れが行き届いている証だし、今は伏し目がちになっているもののクルクル動く瞳は好奇心を現して積極的に生きている事を想像させる。
心花を見つめる典哉の表情は自然と柔和になり、愛情に満ちたものになる。
「オレが告白を込めて贈ったのは真っ赤なバラの花。ミカはピンクのバラの花。バラの花の持つ豪華で華麗な雰囲気がミカに似合うよ・・・清潔ないやらしさがある」
「そうだよ、私はエッチでスケベ。いやらしい事をいっぱい・・・ねっ」
こんもりと盛り上がる恥丘に生える恥毛に心惹かれながら白い腿に手をかけて大きく開くと、蜜を嬉し涙のように滴らせるピンクのバラの花弁が全容を見せる。
ハァハァッ・・・込み上げる淫靡な期待が羞恥に勝る心花はさらなる愛撫を欲し、シーツを掴んでいた両手で典哉の髪を掴み股間を突き出して押し付けようとする。
舌を伸ばして満開の花弁をゾロリと舐め、包皮を突き破って尖るクリトリスをツンツンつつく。
「いぃ、気持ちいい・・・ねぇ、私は何もしなくていいの??フミヤを触りたい」
「時間はたっぷりあるよ、今は感じるだけでいい。嬉し涙を流すミカを見たい」
「いやらしい、嬉し涙を流して善がり啼く私を見たいの??それはフミヤ次第、女は男で変化する。私はフミヤ次第で淑女にも娼婦にもなるし、フミヤ色に染まりたい」
ガリガリ君をかじりながら目の前を歩く典哉を見た時は、昼間の疲れをアルコールで解して帰路に着く疲れた男だと思った。
よく見ると後ろ姿は自信にあふれ、小さな事にこだわらない男の包容力のようなモノを感じて生涯初めて男に声をかけた。
どうして声をかけたのか、あの時の心境は今も分らない。
仕事や人間関係に疲れた愚痴を吐露する相手を探していたのかもしれない。
今は秘所さえ隠すどころか突き出すようにして愛撫を求め、身体だけではなく気持ちさえも奪われたいと思っている。
典哉の指は焦らすように鼠蹊部を撫で、心花の性感の高まりと共に新たに滲み出る愛液を啜る。
ジュルジュルッ・・・アウッ、クゥゥ~、いやんっ・・・典哉の髪を掴む手に力が加わり、両足は胴体を挟んで締め付ける。
アウッ、ウググッ・・・両足が締まり身動きできなくなった典哉は、舌を伸ばして膣口に捻じ込むと心花の全身から力が抜けて漏らす喘ぎ声と共に自由を取り戻す。
アウッ、アワワッ・・・左右の小陰唇を口に含んで甘噛みされ、典哉が左右に顔を振ると痛痒さと共に痺れるような快感が湧いてくる。
一度火が点いた身体は典哉の愛撫を求めてねっとりと足を絡ませる。
「ねぇ、好きだって言って・・・フミヤの言葉で私はフミヤ色に染まるの」
こんなにも男を好きになった事はない。
好きになるのに時間は必要ない。
典哉を相手にして目覚めたばかりの官能に火が点き、身体と心の奥深くに妖しい欲望が育ち始めたのを意識する。
典哉は滴る蜜を飲み干し、湧き出る源泉に舌を捻じ込んで息を吸い込み目を閉じると初めて会った日の心花の姿が蘇る。
アルコールの匂いに混じり、好きだというエルメスの香水の香り。好奇心を満たそうとクルクル動く茶目っ気たっぷりの瞳。
ガリガリ君を欲しいと言われなければオレから声をかけていただろう。
その心花が何も隠すものを身に着けない格好で目の前に横たわり足を開いている。
一般的に女性は男を選ぶのに時間をかけると聞いた事がある。子供を残すのに相応しいオスかどうかを判断するのに時間が必要という事らしい。一度、子が宿れば二度目まで時間が必要だからという理由が大きいようだ。
男は違う。子孫を残すのに子種をアチコチばら撒けばそれでいい。あくまで一般論だろうが愛がなくてもセックス出来るのが男という事らしい。
目の前で卑猥な芳香を撒き散らす股間を晒す心花の事を考える。
オレは心花をセックスの対象として見ているのか。
否。清楚で理知的な様子や好奇心を宿らせた瞳、スルムさを競うような若い女性特有の素振りを見せない処も好感を持てるし、腰から太腿に必要な脂肪を付けたムッチリ感は典哉が理想とする女性である。
両手を添えて開いたバギナをベロリと舐めて片方ずつ小陰唇を口に含んで吸い上げ、手の平で腿を擦る。
アウッアワワッ・・・突然漏らした自らの喘ぎ声に驚いた心花は腕を押し当てて口を覆い、軽く歯を当ててこれ以上は漏らすまいと顔を顰める。
上目遣いに心花の様子を見た典哉は目元に笑みを浮かべ、口に含んだ小陰唇を甘噛みして震わせる。
「ヒィッ~、そんな事・・・ビラビラをそんな事されたら・・・もっと・・・」
切れ切れに漏らす声から羞恥は消え失せ、新たな刺激を期待して両足は自然と開いていく。
小陰唇が作る深い溝を刷くように舌を這わせて心花の顔を見つめ、気持ち良いかと視線で問う。
「いぃ、気持ちいいの。何もしなくていいの??チンチンが舐めてくれって言ってない??・・・ウググッ、また、また・・・そんな」
返事をせずに舌を再び膣口に挿入して出入りを繰り返し、心花の両手が白くなるほどシーツを掴むのを見るとベロリと舐めて、尿道口を舌先でツンツンつつく。
「アンッ、いや・・・そんな事をされたら・・・」
シーツを掴んでいた手で髪を掴んで引き剥がそうとすると同時に、両足を捩じって逃げてしまう。