不倫 ~immorality~
想いを巡らす 3
「えっ、何、嘘でしょう・・・すごい・・・健が用意してくれた部屋は驚く事ばかり・・・」
シャワーを浴びた健はバスタブに湯を入れながら座り込み、続いてシャワーブースに入ろうとする彩は感嘆の声を漏らす。
バスルームには大きな窓があり、リビングで見た景色と同じ横浜港が広がり、ベイブリッジを走る車が見える。
「好い景色だろう。ビューバスは、バスタイムと海が好きな彩へのプレゼントだよ」
バスタブとシャワーブースは透明な壁で仕切られているだけなので、汗を流す彩の全身を余すことなく見る事が出来る。
汗を流し終えてバスタブに近付く彩の顔を見つめ、徐々に視線を下げていき幼児のような股間を見つめる。
「いやっ、そんなに見つめないで。外の景色を見るか目を閉じるかしてよ、恥ずかしい」
健は縁に寄りかかって目を閉じ、彩は股間を隠す事もなくバスタブのそばに立ちシャワーヘッドを健に向ける。
ウフフッ・・・シャァッ~・・・・・
「オッ、気持ち良いな・・・ツルマンも目の前に見えて眼福ってやつだし、外の景色も絶景。どこを見るか迷っちゃうよ」
「目を閉じていたはずなのに・・・彩がお湯を掛けるって分ってたの??」
「彩の事が好きだからね、悪戯好きなのも知ってるよ。シャワーを浴びせられなかったら、オレの彩への思いを疑うところだったよ」
「ウフフッ、健は彩が何を考えてるか分かるんだ・・・じゃぁ、今はどうして欲しいと思ってるか、当ててみて・・・」
立ち上がった健は、彩を抱き上げてそのままバスタブに戻り、腿を跨いで座らせる。
眩しそうに健を見つめる彩は目を閉じ、その頬に両手を添えて存在を確かめる風の健は唇を合わせる。
アフッ、ウッ・・・互いの唇をついばみ、舌先が宙で絡み合う。唇が離れては重なり、重なっては離れていく。
「変わってない・・・彩は彩のままだった」
「彩の事を確かめていたの??嫌な男。彩を後ろから抱っこして・・・いいでしょう??」
腿を跨いで胸に寄りかかると同時に健の腕が彩を包み込む。
「こうして背後から抱きかかえられると安心できるし、幸せだなぁって感じる」
「ありがとう、背後は見えないし無防備だから、後ろを任せられると言ってもらえると嬉しいよ」
スポーツに興じ身体を動かすのが好きな彩の身体は、小柄といえども均整が取れて一人でいるところを見ると実際よりも大きく見える。
筋肉が覆うだけの身体ではなく柔らかな肉が全身を包み、直接肌を合わせるとムッチリとした感触が伝わって心地良い。
成熟してマシュマロのような弾力のある乳房を手の平で包み込んでヤワヤワ揉み込む。
「手の平を押し返してくるような感触が彩のモノだ、彩と一緒に居るって実感できる」
「大きくないオッパイなのに??・・・健は、以前そう言ったでしょう??」
「彩が言ったんだよ。彩のオッパイは大きくはない手の平サイズって・・・それを否定せずに真似しただけなんだから」
「そうだっけ、思い出せないけど信用する・・・見て、赤レンガ倉庫の向こうは大桟橋だよね、そこに大きな客船が停泊してるよ」
彩の指さす方向に視線を移すと、客船らしき大型船が見える。
「あの船に乗って南の海を航海中、ザブンッて海に飛び込む彩の姿が想像できる・・・クククッ」
「そんな事をするとサメの夕食になっちゃうよ・・・アンッ、気持ちいぃ・・・言って、彩は可愛いって」
「可愛い彩に毎日会えないのが寂しいよ・・・」
「私も・・・健の事を忘れることが出来れば楽になると思うけど忘れられない」
本音とも冗談とも取れる言葉で気持ちを表現した二人は、それ以上、言葉を繋ぐ事は止めて港の景色を見つめる。
時にはバスタイムに一時間近くもかけるほど風呂好きな彩が、大好きな海を見ながら健に抱きかかえられて至福の時間を過ごす。
波が陽光を反射してキラキラ輝く明るい景色と、バスタブに浸かって不倫相手の男に抱きかかえられる淫靡な自分を比較して訝しく思う。
今朝、二泊出張の夫を見送った時は隣家の奥さんに、いつも仲がいいねと言われた。
その夫は、会社の後輩と浮気をしているような気がする。
確信に近い思いでいるが、それを確かめる勇気もなく悶々と過ごしていた時にブログを通じて懐かしい健と再会し、今また過ちを犯そうとしている。
「どうした??」
彩は背後から抱きかかえてくれる健の腕に手を置き、全身を預けて目を閉じる。
「彩は二泊出来るけど健は??」
「オレも大丈夫だよ。本当に好いのか??」
「出張は二泊だし、実家へ帰るって言ってあるから平気。上手くいってないわけじゃないけど、電話するはずがないから・・・健は??」
「ウチのは実際に実家へ行ってるから大丈夫。結婚当初はオレが学生だった事や妻が水商売してたりとギクシャクする事もあったけど、今は義姉との仲が妬けるほど好いから大丈夫だよ」
「そう、良かった・・・でも、二泊じゃ、あの船に乗って世界一周ってできないね」
「えっ、何、嘘でしょう・・・すごい・・・健が用意してくれた部屋は驚く事ばかり・・・」
シャワーを浴びた健はバスタブに湯を入れながら座り込み、続いてシャワーブースに入ろうとする彩は感嘆の声を漏らす。
バスルームには大きな窓があり、リビングで見た景色と同じ横浜港が広がり、ベイブリッジを走る車が見える。
「好い景色だろう。ビューバスは、バスタイムと海が好きな彩へのプレゼントだよ」
バスタブとシャワーブースは透明な壁で仕切られているだけなので、汗を流す彩の全身を余すことなく見る事が出来る。
汗を流し終えてバスタブに近付く彩の顔を見つめ、徐々に視線を下げていき幼児のような股間を見つめる。
「いやっ、そんなに見つめないで。外の景色を見るか目を閉じるかしてよ、恥ずかしい」
健は縁に寄りかかって目を閉じ、彩は股間を隠す事もなくバスタブのそばに立ちシャワーヘッドを健に向ける。
ウフフッ・・・シャァッ~・・・・・
「オッ、気持ち良いな・・・ツルマンも目の前に見えて眼福ってやつだし、外の景色も絶景。どこを見るか迷っちゃうよ」
「目を閉じていたはずなのに・・・彩がお湯を掛けるって分ってたの??」
「彩の事が好きだからね、悪戯好きなのも知ってるよ。シャワーを浴びせられなかったら、オレの彩への思いを疑うところだったよ」
「ウフフッ、健は彩が何を考えてるか分かるんだ・・・じゃぁ、今はどうして欲しいと思ってるか、当ててみて・・・」
立ち上がった健は、彩を抱き上げてそのままバスタブに戻り、腿を跨いで座らせる。
眩しそうに健を見つめる彩は目を閉じ、その頬に両手を添えて存在を確かめる風の健は唇を合わせる。
アフッ、ウッ・・・互いの唇をついばみ、舌先が宙で絡み合う。唇が離れては重なり、重なっては離れていく。
「変わってない・・・彩は彩のままだった」
「彩の事を確かめていたの??嫌な男。彩を後ろから抱っこして・・・いいでしょう??」
腿を跨いで胸に寄りかかると同時に健の腕が彩を包み込む。
「こうして背後から抱きかかえられると安心できるし、幸せだなぁって感じる」
「ありがとう、背後は見えないし無防備だから、後ろを任せられると言ってもらえると嬉しいよ」
スポーツに興じ身体を動かすのが好きな彩の身体は、小柄といえども均整が取れて一人でいるところを見ると実際よりも大きく見える。
筋肉が覆うだけの身体ではなく柔らかな肉が全身を包み、直接肌を合わせるとムッチリとした感触が伝わって心地良い。
成熟してマシュマロのような弾力のある乳房を手の平で包み込んでヤワヤワ揉み込む。
「手の平を押し返してくるような感触が彩のモノだ、彩と一緒に居るって実感できる」
「大きくないオッパイなのに??・・・健は、以前そう言ったでしょう??」
「彩が言ったんだよ。彩のオッパイは大きくはない手の平サイズって・・・それを否定せずに真似しただけなんだから」
「そうだっけ、思い出せないけど信用する・・・見て、赤レンガ倉庫の向こうは大桟橋だよね、そこに大きな客船が停泊してるよ」
彩の指さす方向に視線を移すと、客船らしき大型船が見える。
「あの船に乗って南の海を航海中、ザブンッて海に飛び込む彩の姿が想像できる・・・クククッ」
「そんな事をするとサメの夕食になっちゃうよ・・・アンッ、気持ちいぃ・・・言って、彩は可愛いって」
「可愛い彩に毎日会えないのが寂しいよ・・・」
「私も・・・健の事を忘れることが出来れば楽になると思うけど忘れられない」
本音とも冗談とも取れる言葉で気持ちを表現した二人は、それ以上、言葉を繋ぐ事は止めて港の景色を見つめる。
時にはバスタイムに一時間近くもかけるほど風呂好きな彩が、大好きな海を見ながら健に抱きかかえられて至福の時間を過ごす。
波が陽光を反射してキラキラ輝く明るい景色と、バスタブに浸かって不倫相手の男に抱きかかえられる淫靡な自分を比較して訝しく思う。
今朝、二泊出張の夫を見送った時は隣家の奥さんに、いつも仲がいいねと言われた。
その夫は、会社の後輩と浮気をしているような気がする。
確信に近い思いでいるが、それを確かめる勇気もなく悶々と過ごしていた時にブログを通じて懐かしい健と再会し、今また過ちを犯そうとしている。
「どうした??」
彩は背後から抱きかかえてくれる健の腕に手を置き、全身を預けて目を閉じる。
「彩は二泊出来るけど健は??」
「オレも大丈夫だよ。本当に好いのか??」
「出張は二泊だし、実家へ帰るって言ってあるから平気。上手くいってないわけじゃないけど、電話するはずがないから・・・健は??」
「ウチのは実際に実家へ行ってるから大丈夫。結婚当初はオレが学生だった事や妻が水商売してたりとギクシャクする事もあったけど、今は義姉との仲が妬けるほど好いから大丈夫だよ」
「そう、良かった・・・でも、二泊じゃ、あの船に乗って世界一周ってできないね」
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