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軽トラデート 


「やっぱり、自分の部屋に戻ると落ち着く。朱莉は好い女だもん」
「えっ、オレのことを信用していないの??」
「男女の仲って理屈じゃないでしょう??…奥様を愛しているのに私との時間も大切にしてくれる……私は疑り深いの。クククッ、汗を流すでしょう??」
意味深な言葉を残したシノは鼻歌と共にバスルームに向かい、戻って来ると顔を傾げて髪をかき上げながら嫣然と微笑む。
「どうしたの??私に惚れ直した??」
「軽トラの窓を開けて風で乱れた髪をかき上げたのは意識してだろう??」
「まだ、言ってる…そうだよ。タケは黒髪が好きでしょう??大切な男を悦ばせようとして自然と…癖になっちゃったかな」

「先に行っているよ。一緒に入るんだろう??」
「うん、そのために朱莉ンチを早くに暇乞いしたんだから……アンッ、濡れちゃう」

バスタブに浸かったタケは手足を伸ばして目を閉じる。
「ハダカンボの私に飽きたの??見たくないんだ、ガッカリだなぁ」
右手で胸の膨らみを覆い、股間を左手で隠したシノが目を閉じたタケを見て頬を膨らませて拗ねた振りをする。
「オレはシノんちでリラックスさせてもらえないのか、つらいなぁ」
「タケと二人でいるのが私の幸せだと知っているでしょう。そんな私を見ないなんて悲しいなぁ……クククッ、私を見ないタケに拗ねた振り。そんな私にリラックスできないと拗ねた振り、タケと一緒だと何をしても楽しい」

「おいで……」
しどけなく開いて伸ばした両足を閉じ、両手を開いて迎える仕種をするタケに誘われたシノは喜色を浮かべてバスタブを跨ぎ、両手を首に回して目を閉じ、口を尖らせる。
「大好きだよ」と囁いたタケが舌を伸ばして突き出した唇をつつくと、アァッ~と艶めかしい吐息を漏らして舌を伸ばす。
二人の舌が宙でつつき合い、絡み合わせてハァハァッと昂ぶりを感じ合うと唇を合わせて互いの口腔を出入りして欲情を貪りあう。
ジュルジュル…ウグッ、クゥッ~…押し付けた胸の膨らみがひしゃげるほどに変形することさえ、めくるめく悦びに変化して肌をまさぐりキスは濃厚さを増していく。

「イヤンッ、我慢できなくなっちゃう。立って、早く…洗ってあげるから何もしないでね。悪戯もダメだよ」
立ち上がったタケにボディソープを振りかけたシノは自らにも垂らして身体を擦りつける。
「泡踊りか、気持ち好いな……」
「えっ、なに??あわ、あわ何とかってなに??」
「えっ、あぁ、ゴメン。間違えた、忘れてくれよ」
「忘れてあげない。なに??なんなの??」
「絶対に怒らないでくれよ…ソープランドのサービスの一つで、男性にボディソープをかけて身体を密着させて洗うんだけど、女性の肌の感触を楽しむことが出来る」
「ふ~ん、他にはどんなサービスがあるの??」
「勘弁してくれよ」
「い~や、許さない。他にはどんなサービスがあるの??」
「自らの股間を使って腕や足を洗うのがたわし洗い。指を一本ずつアソコに入れて洗うのが壺洗い。マットを敷いて横たわった男にローションを振りかけてツルンツルン滑るように洗うのがマットプレイ。バスタブで男が縁に足をかけ突き出した股間をオシャブリしてもらうのが潜望鏡……もう、いいだろう」
「いやらしい……奥様も私もいるのに、いつ、行ったの??」
「もう、ずいぶん昔のことだよ。覚えちゃいないよ」
「ほんとう??奥様の代わりに問い詰めるのが私の役目」
「嘘じゃない。穴があれば竹輪の穴にでぶち込みたい若い頃のことだよ」
「ひどい、竹輪の穴にでも入れたいって……」
呆れたような表情のシノに向かって、「悪かった。今日は帰るよ、不愉快な思いをさせてごめんな」
「帰るって??怒るよ……満足させてくれないと嫌いになるからね…先に出て待っていてくれる??女は準備があるの??」

糸くず一本身に着けず素っ裸のままのタケはワインクーラーから取り出した氷を頬張り、極限近くにいた興奮を冷ます。
「今日の私はどう??」
「うわぁ~、スゲェ。ひれ伏したくなるほど色っぽい」
白い肌を朱に染めるのは風呂上がりのせいだけではなく、自らが用意した赤いオープンブラとショーツ、ガーターベルトとストッキングも真っ赤でタケを挑発する前に羞恥を感じたせいでもある。

「ムリしちゃった……恥ずかしい」
「似合っているよ。白い肌と赤いランジェリー、オープンブラも可愛いよ」
「このブラジャーは大きなオッパイじゃなくても着けていいのか不安」
「オープンブラに大きさは関係ないよ。それに大きくないかもしれないけど小さくはない、オレには丁度いい大きさだよ…エロ可愛くてシノの新しい魅力を発見した」
「ほんとう??言葉じゃなく態度、行動で証明してほしい??」
強く挑戦的な言葉を吐いたシノの声は震えを帯びて最後は聞こえないほど小さくなる。

ハァハァと息を弾ませて立っているのも辛そうなシノに手を伸ばすと、その手にすがるように近付いて目を閉じる。
チュッと軽いキスをするとシノの瞳は恨めしそうな光を宿し、タケはそれに応えるように囁く。
「可愛いよ。店でランジェリーイベントがあれば葵は永久ナンバーワンになるだろうな。それくらいエロかわいい……オレは嫌だけどな」
「どうして??」
「今でも競争相手が多いのに、永久ナンバーワンになったら相手してもらえなくなっちゃうだろう」
「ほんとに嫌な男。私がベタ惚れなのを知っているのに……足が震えるの、立っているのが辛い」

抱き上げたシノを真新しいベッドに横たえてオープンブラから突き出たオッパイの先端を口に含んで甘噛みする。
「ウッ、クゥッ~…気持ちいぃ。好き、大好き……」
タケの背中に回した両手に力を込めて、
「しばらくこのままでタケを感じたいの……アァッ~ン、身体の震えが止まらない」
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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