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彩―隠し事 404 

温泉-11

アンッ、ウッウッ、クゥッ~……強い刺激を求めながらも焦らされる悦びに浸る彩の指は白くなるほど力を込めてシーツを掴む。
足指もまた健志の見えない処で姿の見えない何かを掴もうとするかのように開いたり、閉じたりを繰り返し膝から下が妖しく蠢く。
「ねぇ、入れて。我慢できないの……」
「彩のすべてを味わいたいから、もう少し我慢できないか」
「おねがい、欲しい……明日もお泊りするから、今日は直ぐに……ねっ……健志が火を点けたからだよ。早くっ……」
うつ伏せのまま突き上げた尻を艶めかしく揺すり、肩越しに振り向いて挿入を求める彩の色っぽさは健志の征服欲を掻き立てる。

ピシッ、染み一つない白い肌を打つ。
「入れて欲しけりゃ尻を突き上げろ。これじゃあ入らないだろう」
「イヤンッ、乱暴な健志もいい……優しさを物足りなく感じる時もあるの。健志に征服されたくてゾクゾクしちゃう」
うつ伏せのままの彩は両足をじりじり広げて健志を受け入れる準備をして息を荒げる。
「ハァハァッ、欲しい……」
前夜は紗矢ちゃん、ケンちゃんと乱交まがいで戯れ、今日は貸切風呂で卑猥遊戯に及び部屋に戻る途中のトイレでも悪戯は続いた。
愛することで強くなり愛されることで安心し、高揚する獣欲に支配される二人は気持ちだけではなく身体がつながることを求める。

「入れるよ……ウッ、ウグッ、温かくて気持ちいい」
健志は自らのモノを摘まんで早くも濡れそぼつ彩に押し付けて馴染ませ、静かに目を閉じて唇を噛み、ウッと吐息を漏らして腰を突き出すとペニスはズルズルッと卑猥音と共に飲み込まれていく。
「ウッ、クゥッ~…くる、くる、健志を感じる…イヤァ~ン、彩の奥まで入ってくる……ハァハァッ、健志が欲しかったの」
互いに慈しむことを確認した二人は精神的に満たされ、オンナとオトコがつながることで肉体的にも満ち足りた気持ちになる。
「彩はバックスタイルが好き。バックでつながると好きな男に征服されているような気がして幸せな気持ちになる」
「クククッ、彩はMッ気が強いから征服されると気持ちが解放されて悦びを感じるんだろうな」
「そうだよ。束縛されると気持ちと身体が解放されて自由になれるの……好きな人に与えられる自由。健志は彩の我がままを好ましいって言うけど、彩は健志に束縛されると幸せだなぁと思える……分かってくれるでしょう??」
「おっ、おぉぅ~……彩に影響を与えられることが幸せだよ」

束縛されて感じる自由で幸せになれると言う彩の言葉が健志の加虐心を刺激する。
寝バックの挿入の浅さで感じる物足りなさよりも背後から彩を組み敷く征服感で健志の獣欲は高揚する。
ピシッ……「イヤンッ、お尻を打たれるとアソコがキュッとなる」
「彩がオレに背を向けて立つ時って姿勢が良く凛としていいなって思うけど、ハダカンボの後ろ姿もいいなぁ。ムッチリ尻に手を添えて左右にパカッと開くと、尻の穴がこんにちはって挨拶してくれる」
「えっ、なに、彩のオチリは変なの??」
「変だなんて言ってないよ。尻の穴がヒクヒクして、こんにちはって挨拶してくれる……こうすると表情が変わるんだよ。クククッ、可愛いなぁ」
「いやっ、揶揄わないで。明日はオチリも可愛がってもらうからね……もう一度お尻を打って、おねがい」

ピシッ……「アンッ、やっぱり、オチリを打たれるとアソコがキュッとなって、身体も気持ちも熱くなる。ハァハァッ、昂奮する」
染み一つなく艶めかしい背中にわずかな汗が浮かび、色っぽいことこの上ない。
「健志は彩の後ろ姿を褒めてくれるけど背中は無防備だから恥ずかしい。ねぇ、ムッチリすぎない??」
「丁度いいよ。スレンダーを誇るよりも適度なムッチリ感のある身体が好きだ」
「ウフフッ、知っているよ。付け加える言葉があるでしょう??」
「成熟した女性特有の色香を撒き散らすためにしている彩の努力をオレは知っている」
自らの言葉を確かめるかのように健志の手は彩の腋下から腰へと撫で下りてメリハリの利いた括れを確かめ、首筋から背骨に沿って指先に吸い付くような肌の感触に酔い、ビーナスの笑窪と呼ばれる左右の窪みを指先でなぞる。

「クククッ、くすぐったいけど気持ちいい。誰のために美しさを維持しようとしているか知っている??」
「誰のためではなく、彩自身のためであってほしい」
「所作や見た目にその人の生き方が現れるってのが健志の考えだからなの??制服やユニフォームが似合う人はその道の一流だって言うんでしょう??……今の見た目を維持する努力は彩が変わらずにいるって事だからなの??……健志のためだと言ったらどうする??」
「嬉しいけど手を伸ばせば触れる距離に彩がいてくれる、それだけでオレは幸せだよ」
「ふ~ん…もっと暴力的になっても受け入れるかもしれないよ……彩はオレの女だって告げて攫っちゃう。二人を知る人のいない土地に連れ去る気はないの??」
「彩と離れている時、夢の中でそんな衝動に駆られることもある……」

会話の継続を恐れて避けようとする健志は彩の肩を甘噛みし、腰に手を添えてほんの少し抱き起こして腰を突き入れ、挿入を深くする。
「ウッ、クゥッ~ン…いやっ、彩を気持ち善くして話しを終わらせようとする……意気地なし。彩のすべてを欲しくないの??身体や気持ちだけではなく、彩の時間を奪いたくないの??」
「オレが好きな彩は、オレの知らない処で過ごし、昼間は仕事をバリバリこなす。そうだ、学生時代からの親友は性的に奔放なところがあって彩にもいろいろ影響を与えている。そのお陰でオレは彩と会うことができた……オレの知らない本当の彩、知らないけれど、そのお陰で今こうしている。この事実だけで幸せだよ、今はね……将来は分からない。彩のすべてを欲しくなって奪い取りたくなっちゃうかもしれない」
「クククッ、楽しみ。その日までにやり残したことがあると思わないように仕事も身の回りも整理しとこうかな……うそ、ウソだよ。そんな顔をして、本気にしないでよ。仕事は大好き、エッチでエロイ親友はついにAVデビューまでしちゃったけど彩にとっては唯一無二の掛けがえのない友達。浮気をしているけど今でも旦那様を嫌いになれないし、夫の浮気のお陰で健志とつながっている……」

「彩の背中もいいけど、やっぱり顔を見ながらつながりたい」
「いいよ、彩もそう思い始めたところ…健志の好きな対面座位で昇りつめたい」
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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