2ntブログ

ホテル -4

オナニー -1

「今日の私は夜が好き。いつもは夜が嫌い。今日のあなたは奥様の待っている家に帰る事を寂しく思う必要がない。朝を一緒に迎えられる……ごめんなさい、忘れて……」
「いいや、忘れる必要はない。ごめんな……可愛いよ。一緒に泊まることは出来なくても、たまには喜ばせてあげられたらと思うよ」
「ほんとう??絶対にお泊りできない人だと思っていたのに、こんな機会を作ってくれた……あなたの言葉を信じる」
「期待が膨らみすぎるのも困るけど、アユの笑顔が好きだよ」
「ウフフッ……私を喜ばせてくれるのを期待してサービスしちゃう。見てね……」

目隠しをされたまま男に顔を向けるアユはガウンの胸元をはだけて下着を晒す。
「似合っているよ。可愛いって言うより好い女って言いたくなる」
「どうして、このブラジャーを選んだか分かる??」
「ペイズリー柄はオレも好きだけど、可愛い女ってよりも好い女を演出したかったのかなぁ??」
「あのね、あなたのネクタイ姿をあまり見てないけど、場所によってはスーツでネクタイって事が何度かあったでしょう。グレーのシャツに無地のネクタイ姿も小粋で好きだけど、ペイズリー柄のネクタイ姿のあなたがシックで好き……だから、今日はペイズリー柄の下着を選んだの。似合う??」
「あぁ、似合うよ。こじゃれていて好きだなぁ。アユの白い肌は何を着けても似合うけどね」
「クククッ、言葉や些細な動作で、さりげなく気持ち良くしてくれるって奥様も言っていたけど下着を褒められるのって嬉しい」

ブラジャーの縁に沿って指を這わせたアユは、見えるはずのない模様をなぞるように指先を動かす。
「アユの描く模様の方がオレは好きだよ」
「バカ、頑張ってエッチな事をしようと思っているのに笑わせちゃ嫌」
枕を尻に敷いてヘッドボードに寄り掛かったアユは目隠しに指を伸ばして位置を正し、ガウンの裾を大きく開いてブラジャーとセットのショーツも男の目に曝す。
バスローブをはだけて白い肌を守る下着を晒しても男の目に映るアユの洗練された美しさは失われることがなく、時間の経過と共に愛おしく思う気持ちが募る。 

男の記憶に艶めかしい自分の姿を刻もうとして昂奮するアユはブラジャー越しに膨らみの先端をつつき、割れ目に添えた指先を上下に蠢かす。
アンッ、ウッ……艶めかしい声を漏らして顔を顰め、堪えがたい欲情を隠そうともせずにガウンを肩から滑らせて脱ぎ捨てる。
右手中指で左胸の乳輪をなぞると性感の鋭敏なアユは刺激を与えてもいない太腿や股間を蠢かし、しどけなく開いた唇から這い出た赤い舌先がチロチロと唇を這う様子が色っぽい。
「イヤンッ、昂奮する……目隠しをされたままでオナニーをするのは恥ずかしい。何度やらされても慣れることがない。本当に、嫌な男」
「アユといると、なぜか意地悪したくなるんだよ。いやか??」
「嫌じゃないって知っているでしょう……本当の私はすごくエッチなのに、私を口説く男を前にすると構えちゃうの。お水の女だから色んな男を見てきたからかなぁ??男の胸にすがりたい事もあるのに信じられない自分もいるの……でも、あなたは違う。どうしてか分からないけど信じている」
「ありがとう。アユの事が好きだよ、一番じゃないけどね」
「一番じゃないって知っているけど、今、そんな事を言う??それがイヤな男の証……ほんとうの私を見せてあげる、びっくりしちゃダメだよ」

言い終わるや否や、ブラジャーとショーツを脱ぎ捨てて両足をM字に開き、股間に伸ばした指で割れ目の縁を擦る。
「ハァハァッ……ダメッ、気持ちいいの。見てる??オナニーするから見てね」
「見てるよ、スケベで好色なアユを見てるよ。オレにアユのような絵心があれば、目の前のエロイ姿を絵にしてアユを知る人たちに見せるんだけどなぁ、残念だよ」
「イヤッ、あなたの前でだけエッチでスケベな女になりたいの、他の人になんか見られたくない……クチュクチュするところを見せるから他の人に見せるなんて言わないで、お願い」
目の前の男が自分の痴態を他人に見せる事はないと信じているアユは、卑猥な言葉遊びで一層、性感を燃えあがらせる。

クチュクチュッ、ヌチャヌチャッ……ハァハァッ、ウッ、クゥッ~、いぃ、気持ちいい……話しながらも指は股間と乳房をまさぐり、昂奮を滾らせていた股間は粘着質の卑猥な音を立て、しどけなく開いて閉じる事のない口は喘ぎ声を漏らす。
「見てる??スケベなアソコがグショグショに濡れて気持ちよくなっているのが分かるでしょう??」
「好い事を教えてあげようか、アユは昂奮すると乳輪がプックリと腫れるんだよ。オマンコがグショグショに濡れるのは勿論、クリトリスが勃起するし、仰向けに寝ている時はブリッジをするようにせり上がって白い喉を見せる。喘ぎ声がだんだん甲高く尾を引くようになって、ピンクの乳輪がプックリと膨らんで勃起したようになるんだよ」
「アンッ、いや、そんな事を言わないで。愛撫しながら昂奮するんじゃなくて私の変化を観察して楽しんでいるの??……そんな、オモチャ扱いされてもあなたが好き。乳輪がプックリしてきた??」
「あぁ、徐々にプックリしてきたよ。もっと、気持ちよくなる処を見せてくれるね」

「ハァハァッ……いぃの、もっと気持ちよくなるね……ここをね、クチュクチュすると、じんわり身体の芯から気持ちよくなるの」
ヒィッ、痛痒いのが好いの……割れ目を開いて小陰唇を摘まんで擦ったり引っ張ったりを繰り返すとヘッドボードに寄り掛かったまま顔を仰け反り、白い喉を見せて息をするのも苦しそうに腹部を上下する。
「ゴクッ……すごいよ、アユ。気持ちいいんだね」
「いいの、ビラビラを弄ると身体の芯がゾワゾワしてくるの……もっと気持ちよくなっても好いの??」
「気持ちよくなりなさい。独りエッチを見るオレを興奮させてくれ」
そっと立ち上がった男は静かにカーテンを開け、窓の向こうに広がるきらびやかな夜景とオナニーに耽るアユを見比べて笑みを浮かべる。

ホテル -3

ベッド

フットライトだけを点けて部屋の灯りを落とした男はバスローブ姿で窓辺に立ち、この部屋に入った瞬間、アユが歓声を上げた景色に見入る。
手にはミニバーで作ったウィスキーの水割りを持ち、満足気な様子で一口啜る。
大きな窓は掃き出し窓のように床までガラスが入っているものの開く事はない。
車の列は光の帯となって支流をいくつも持つ大河のように街の隅々まで入り組み、昼間の陽光を受けてキラキラ輝いていたビルの窓は自らの灯りをホタルのように光らせ、煌びやかな街の灯りを反射して街全体を小宇宙のように飾る。
明るく華やかな景色はベッドに寝転んでも見ることは出来るが今はカーテンを引いておく。
バスローブ姿で戻ってきたアユはボディシャンプーの香りが漂う男の背中にもたれかかり、手の平で胸を撫でる。

「暗い部屋に戻るとドキドキする。あなたに抱いてもらえると思うからかなぁ……あなたに会うまでは女の悦びを忘れていたのに……悪い人」
「アユは薄明りで快感を昂らせても、オレはこれじゃダメだ。昂奮させてくれるね」
「クククッ、私に何をさせたいの??」
「そうだなぁ……多分、アユが想像していることが正解だと思うよ」
「そうなの??やっぱりエッチな人……スケベな男は嫌いじゃないよ……エッチな私を見せてあげる」
男の両肩に手を置いて股間を擦りつけながら話すアユの瞳は淫靡に輝いて性的興奮を宿し、見つめる男の口元が満足そうに緩む。

男が身に着けるバスローブの紐を外して右肩、左肩と滑らせて素っ裸にさせる。
その場に跪いて萎んだペニスを手で支え、
「エッチな私を見て昂奮したらご褒美を上げる……これよりも、もっと気持ちよくしてあげるからね」
ペニスの先端にねっとりと舌を這わせ、素っ裸で仁王立ちのオトコを上目遣いに見上げてパクリと口に含む。
二度三度と顔を前後したアユは、エッチな私を見てねと囁いて独りベッドに上がる。

白いバスローブを着けていても胸元や裾から覗く足の白さが際立ち、見つめる男は抱きつきたくなる衝動を抑えるために水割りを口にする。
「ハァハァッ、恥ずかしい。私にも飲ませて……」
受け取ったグラスを傾けて羞恥を水割りで覆い隠そうとする健気さを愛おしく思い、白い喉を上下して水割りを嚥下する様子さえ色っぽく感じる。
フゥッ~……口に含んだ水割りを飲み干したアユは宙を睨んで息を吐き、意を決したようにバスローブの胸元に手を差し入れて胸の膨らみに手を添える。

バスローブに隠された手が妖しく蠢き、昂奮のせいで乾いた唇に滑りを与えるため舌を這わせることさえ色っぽい事にアユは気付かないでいる。
男は隠れた手の動きを想像してゴクリと唾を飲み、渇きを癒すために水割りを口にすると、それを男の余裕の表れと誤解したアユは、
「恥ずかしい……家でなら見せろって命じられても、二人の性的遊戯だと思って羞恥に堪えられるけど、場所が変わったからかなぁ……恥ずかしいの」
黙したまま立ち上がった男はクローゼットを開けて、ポケットから黒い布を取り出す。
「ハァハァッ……目隠しをされてオナニーをするの??息をするのも苦しいほど昂奮する」
男と付き合うようになってすっかり馴染んだ目隠しの感触がアユの股間を熱くさせる。

目隠しや灯りを消して視覚を奪い、両手を縛ったり筆や刷毛で肌を刺激する触覚やアロマキャンドルの灯りや妖艶な香りで嗅覚を刺激し、視覚を奪われて敏感になった聴覚を刺激するために耳元でエッチな言葉を囁いたり気分と愛撫に合わせたBGMを流す事もある。バギナから溢れる蜜や鈴口から滲み出る我慢汁を啜り、あるいは濃厚なキスで唾液を交換して味わう事さえも愛撫にするセックスにアユは慣れ切った。
食事は単に味だけではなく、器との調和や季節、雰囲気、色合いや食感、そして何より大切な愛情など複雑な要素が絡み合って同じものを食しても微妙に感じ方は変わると思う。
セックスも同様で、五感を刺激することで感じ方が一層深くなると思う。

目隠しをされたアユは自らの手でバスローブ越しに乳房を揉むものの、もどかしさを堪えることが出来ずに紐の結び目を解くと胸元からブラジャーが姿を現す。
ゴクゴクッ……カランカランッ……ブラジャーに隠れているとはいえ、膨らみが垣間見えると昂奮を冷ますために水割りを口に含み、同時に氷がグラスにぶつかる音がする。
「恥ずかしい事をするから見てね。私のわがままを聞いてくれたお礼にオナニーを見せてあげる。今日のお泊りを、どれほど悦んでいるか感じてね」
アユの白い手がブラジャー越しに乳房を揉み、乾燥する唇に滑りを与えようと舌を這わせたり擦り合わせたりする。
「アッアッ、イィッ、気持ちいぃ……本当の私、エッチな私をあなただけに見て欲しいの……」

ホテル -2

バスルーム

「アユ……」
ベッドに腰を下ろした男がバスルームから戻ったアユの名を呼び、両腕を広げると飛びつくようにして胸にしがみつき、そのまま押し倒して真っ赤に燃える瞳で見つめる。
「ごめんね……お泊りしたいって、わがまま言ったから無理させちゃって」
「無理なんかしてないよ。言っただろう。はっきり決めていたわけじゃないけど、その積りだったって」
「うん、ありがとう……口に出来ない言葉があるから悲劇の主人公になったようで自分が愛おしい……ごめんなさい」
「悲劇のヒロインの原因がオレだと申し訳ないけど、これからもオレが言葉にしたことは信じてもらって好いよ」
「うん、分かってる」

身体を入れ替えて覆い被さった男は唇を合わせ、キスが好きなアユはそれだけで息を弾ませて両手を背中に回して擦り、両足を絡めようとする。
しばらく、したいようにさせていた男はアユの両手を左手で掴んで自由を奪い、シャツを脱がせて顔を覗き込む。
「アンッ、力ずくで自由を奪われるのも好き」
「力ずくで抑え込まれるのなら相手は誰でも好いのか??……お仕置きをしなきゃいけないな」
「意地悪、私がそんな事を思っていないと知っているくせに……」

レッドパープル地に花模様を刺繍したブラジャーはアユの白い肌によく似合い、美術を愛する感性と物思いに浸る横顔に感じる優美な佇まいを想い出して自然と笑みが浮かぶ。
上半身にブラジャーしか着けていないアユの両手を掴んで頭の上で押さえつけ、ニコッと微笑んで可愛いよと囁き二の腕の裏に舌を這わす。
「アンッ、いやっ……くすぐったい」
上半身を捩って逃げようとしても許さないばかりか、口を精一杯開いて腋の下に押し当て、ジュルジュルと音を立てて吸い上げる。
「そんな処を……汗が……お風呂もまだなのに、恥ずかしい。イヤッ、やめて……痛いっ……クゥッ~、痛いのに気持ちよくなっちゃう……今日の私は変なの……」
脇に吸い付いたまま一層、力を込めると羞恥の言葉が痛さを告げる言葉に変わり、それでも男は吸う力を弱めようとしない。

アユの反応に気を良くした男はブラジャーをずらして剥き出しにした乳房の先端を口に含み、舌先で叩いたり甘噛みしたりすると抗う力が弱まり、自由を奪われた手の代わりに足を絡ませて股間を押し付けてくる。
そんなアユのスカートを右手だけで剥ぎ取った男はパンストの股間部分に指を掛けてビリビリと引き裂いてしまう。
「ヒィッ~、いやっ……今日は乱暴なあなたが好き。優しさが欲しくない日もあるの……口にしてはいけない言葉を忘れさせて……」

パンストの裂け目を大きく広げて露わにしたショーツを摘まんでクイクイと引っ張り、割れ目にショーツを食い込ませて刺激する。
「ねぇ、それ以上は……アンッ、いやっ、やめて……気持ちよくなっちゃう。お風呂の用意ができたと思うから、きれいになってから」
「分かったよ。パンストを引きちぎって、パンツもビリビリに破ってベロベロ舐めようと思っていたのに残念だ……」
「ヒィッ~、いやんッ、想像しただけで濡れちゃう……アンッ、ジュンッで蜜が……」
「先に入ってるよ」

バスタブの男は肩まで浸かって目を閉じ、今にも鼻歌を口ずさみそうなほどリラックスしてアユの気配を感じると目を開ける。
いやらしいと言った素通しの扉の向こうにアユが姿を現す。

3年近い付き合いなのに未だ肌を晒すことに慣れることがないアユは、胸と股間を隠して前屈みになって近付いていく。
男好みの胸は大きくもなく、さりとて小さくもなく手の平にすっぽり収まり、
先端はピンク色で静かに佇んでいる。
美術を愛して普段は穏やかな性格のアユは静かに性感を高めていき、昂揚した気持ちを制御しきれなくなるとピンクの乳輪が膨らみを持ち絶頂に近付いたことを知らせる。
腰から太腿に至るラインは申し分のない張りと弾力を持ち、本人が意識しないうちに濃厚な色香を撒き散らす。
男に背を向けてシャワーを浴びたアユは、そのままバスタブに近付き、
「入っても好いでしょう??」と、声を掛けて背を向けたまま湯に浸かる。
「顔を見せてくれないのか??」
「恥ずかしいもん、見せてあげない……今日中に帰れない場所であなたと二人で入浴するって考えたことがなかったから嬉しい」
「そうか、ごめんな……」
男はアユを包み込むように背中越しに抱きかかえ、接触する胸や腕の温かい感触に気持ちが穏やかになるのを意識する。
「どうして??いつものようにオッパイをクチュクチュしてくれないの??」

洗髪前の髪に顔を埋め、胸いっぱいに吸いこんだ汗混じりの匂いに酔いしれる男の手は、おざなりにしか動かず、業を煮やしたアユは、
「嫌な人、汗を流さないと嫌だって言っているのに……やる気がないなら止めて……怒ったからね、覚悟しなさい」
目元と口元に笑みを浮かべたアユは向かい合わせに身体の向きを変えて男の太腿を跨ぎ、頬に両手を添えて瞳の奥を覗き込む。
「我慢できない……大好き、あなたの事が好き。口にするまいって決めていたけど、やっぱりダメだ」
「ありがとう……ごめんな」
「謝らないで。私の一目惚れで、あなたを誘うことから始まった……初めてのデートの場所を覚えている??」
「埼玉県立近代美術館のキネティックアート展。アユは勝負パンツを穿いていたらしい……クククッ」
「やっぱり、嫌な男。つまんない事も覚えているんだね。でも脱がされる事はなかった……日の目を見ない勝負パンツほど惨めな存在はないって知ってる??……目を閉じて、早く」

男が目を閉じるとアユは静かに顔を近付け、刷くようにして舌を唇に這わせ、わずかの反応に気をよくしてツンツンつつく。
誘われるように這い出た男の唇をつついたり吸ったりして欲情を刺激し、右手が頬を離れて爪の先で脇腹を擦りながら股間に近付いていく。
「ウフフッ、嬉しい……あなたのモノが大きくなってる。熱いし硬い、エッ
……お湯の中でもヌルヌルしているのが分かるよ」
亀頭に触れた指が感じる滑りに相好を崩すアユは再び男の唇をつついで舌を誘い出して絡ませ、吸いこんだり甘噛みしたりと楽しげにじゃれる。

ボディシャンプーを二人の間に垂らして身体を擦りつけ、両手で相手の身体を撫で回す。
「フフフッ、淫猥遊びと汗を流す事を同時に済ませるのって最高。時間を気にする必要もないし……あっ、ごめんなさい。あなたが奥様の処へ帰るのをいやだって言っているわけじゃないから気にしないでね」
プロフィール

ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード