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彩―隠し事 8

色欲 

高台に建つマンションの窓際に立つと先ほどまで酒を楽しんだホテルの威容を中心にこの街のほとんどを見渡せる。
25時を過ぎても睡魔は姿を見せることなく、一つまた一つと家の灯りが消えていくのを楽しむ余裕が生まれてくる。

ジュゥ~・・・肉をグリルパンで焼き始める音がする。
「彩さん、焼き方はどうしますか??」
「今日は生々しい女の気分なのでレアでお願いします」
「彩さんが生々しい女ですか、意外ですね」
時間の経過とともに健志に対する警戒心が薄れ、清楚で淑やかと他人が評価する優子は姿を消して、優子の心の奥でゆっくりと育っていた妖しい魅力を湛えた彩が身体を支配する。
窓際から健志のそばに移動して肉に付いた縞模様を見つめる。
健志はそんな彩の腰に手を回して引き寄せ、一言も発することなく唇を合わせる。
「うっ、急に・・・レアじゃなくミディアムに変更して・・・だから、もう一度」
潤んだ瞳で見上げる彩を左手で抱きしめて再び唇を合わせた健志は唾液を送り込み、右手は何かを探るようにスカート越しに腰を擦る。
「ミディアムレアにしときましょう」
「ハァハァッ・・・久しぶりのキスで昂奮する」

グリルパンで焼き目を付けたテンダーロインをアルミホイルで包んでオーブンに入れた健志は振り返り、
「彩さんは私に見覚えがあるのでしょう、違いますか??私も気付いていましたよ。駅にいたのですが彩さんが降り立った時にすぐに分かりました。後をつけてエレベーターに乗り込み、彩さんの目的が客室フロアじゃないので誘いました」
「そうだったのですか・・・それで私をどうしようと思っているのですか、念のため聞かせていただけますか??」
「警戒しないでください。秘密を知ったからといって脅そうなどと思っていません・・・そうだなぁ、ご主人が浮気をされていると仰いましたが、彩さんにもその気があるなら私にそのチャンスを与えてくれませんか??」
ほとんどの人がイメージする清楚で上品な人妻優子ではなく、今は奔放で淫らな彩に変身しているので健志の言葉に欲情を昂じさせる。
「そんな事を言われても・・・浮気します、抱いてくださいなんて言えません」
二人の仲は卑猥な空気を漂わせながら着実に近づいているのに言葉遣いは一気に間を詰めることがなく、ゲームのように楽しむ余裕が生まれている。

「上着をいつまでも着ていないで脱いでリラックスした方がいいでしょう・・・それとも、すぐに帰るので脱ぐ必要はないという意思表示ですか?・」
声は穏やかながら有無を言わせぬ雰囲気に二人だけのプレイの一環と受け取った彩は、嫌がる様子もなく上着を脱いでその場に立ち尽くす。
「スカートハンガーを用意したから脱ぎなさい」
「いじわる・・・彩を苛めて楽しいですか??」
優子を忘れて彩になり切り、先ほどまで私と称していたのが奔放な彩になるべく自分を彩と呼び始めるものの、逃げるように後ろに下がるばかりでスカートに触れることがない。

ドンッ・・・あっ・・・背後の椅子にぶつかった彩は、そのまま腰を下ろして座り込んでしまう。
「そうですか、疲れましたか。椅子に座った方が楽でしょう・・・ステーキは私が口に運んであげますよ」
「ほんとう??彩はここに座って口を開けるだけでいいの??」
「そうですよ。彩さんは動く必要がないから・・・こうしましょう」
彩の足をひじ掛けに乗せて大股開きで座らせる。
「動くのは許しませんよ。動くようなら、申し訳ないけど素っ裸に剥いて両手の自由を奪って、この格好で足も縛ります・・・分かりましたか??」
「ハァハァッ、だめっ、苦しい・・・」
黒いシャツにグレーのタイトスカート姿で両足をひじ掛けに乗せて大股開きの彩は、足の付け根まで覗かれないかと不安と期待で動悸が激しくなる。

「タイトスカートがずり上がってストッキングが守るムッチリの太腿が美味そうでそそられます・・・」
「ハァハァッ、彩は太腿じゃなく肉の匂いにそそられます」
「あっ、忘れていました。肉が焼けていますね」
オーブンから出してアルミホイルを外した肉は湯気と共に美味そうな匂いが鼻を刺激する。
「ワインは白で我慢してもらいますよ。よく冷えた白が好きで肉でも魚でも白なので・・・」
冷えたワインで肉を流し込むように食べ終えた二人は、妖しい光を宿した視線を絡ませて口を閉ざす。

「彩さん、そのままの格好でスカートを脱ぎなさい」
「いやっ、スカートは脱げない。許して・・・チンチンを舐めろと言われればオシャブリします。抱くと言うならベッドに行きます。ここでスカートを脱ぐのだけは許してください」
スカートの中に下着を着けていないのを知られるのは、オシャブリする事や身体を開いて股間の奥深くに健志を迎え入れるよりも恥ずかしい。
仕事中も浅ましく男あさりをしている女だと思われるのは堪えられない。

「ノーパンなのは知っていますよ。今更恥ずかしがることはないでしょう・・・脱ぎなさい」
「えっ、知ってたの??」
「彩さんは意識してないつもりでも不自然さはありありと感じていたよ。スカート越しに腰を撫でても何の気配もなかったしね。タイトスカートに浮かぶ下着のラインを気にするならTバックで済むけど、その気配も指先は感じなかった」
椅子に座ったままスカートを脱ぎ始めた彩に背を向けた健志は食品用ラップフィルムを用意する。
スカートを脱ぎ終えた彩はひじ掛けから降ろした足を揃えて行儀良く座り、それを見た健志はチッチッと舌打ちをして顎をしゃくる。

再び肘掛けに乗せた足をラップフィルムで拘束して股間をあからさまに晒す。
羞恥で頬を朱に染めて顔をそむけるさまが色っぽく、ガーターベルトとストッキングが飾る下半身はムッチリとして染み一つない。
健志は股間に伸ばしたくなる手を我慢し、じっと見つめて意地の悪い事を言う。
「彩さん、身体の関係がない私が言うのも変だけど、秘密クラブで縛られたり仕事中にガーターベルトとノーパン姿。ご主人の浮気を切っ掛けにして何か性的な欲望が胸の内で育ち始めて持て余しているんじゃないか??・・・もしもそうなら、もしも卑猥な欲求を幾らかでも解放しようとしているなら私が協力するよ。見知らぬ男に抱かれることも、複数の男に弄ばれる場も提供する。見られるか見られないかの露出を楽しんだり・・・そうだな、女性が相手の機会も作るけど、どうだろう??」
私は彩、奔放で淫らな女にあこがれる気持ちが育ちつつある。

堕ちる

幸子の悲劇-20

男女入り乱れて五人に嬲られる幸子は休むことを許されるはずもなく、バギナをバイブに犯されてアナルは二人が操るスティックに陵辱される。
乳房を揉まれて先端を摘ままれる痛痒さで喘ぎ声を漏らすと、いきり立つ怒張で口をふさがれて悦びの声を漏らすことも禁じられる。
気持ちよさを声に出して発散することが出来ず、内に向かうことで被虐の妄想を掻き立てられて永遠に続くかと思える快感に翻弄される。
グチャグチャッ、ヌチャヌチャッ、フグフグッ、ウゲッグググッ・・・誰がバイブとスティックを操り、乳房を苛める人が誰なのかも分からないほどの快感責めで翻弄され、喉の奥深くを怒張で突かれると内臓さえもが騒めき始める。
「ウゲッ、ゲボッ・・・ハァハァッ、入れて、オモチャだけじゃ我慢できない。太くて熱いチンポで犯されたい。早く・・・」

「俺のモノをぶち込んでやるから四つん這いになれ。犬の格好で入れてやるよ」

唇を噛んで四つん這いになった幸子は目を閉じて挿入される瞬間に備え、背後ににじり寄った男は亀頭にアナルローションを山のように塗りつけて窄まりの中心に押し付けて腰を突き出す。
「ウッ、ウググッ・・・いきなり、お尻に、ウググッ、クゥッ~・・・きつい」
ズブズブッ・・・アウッ、ウグッグゥッ~・・・腰を掴んだ男は鬼のような形相で腰を突き出してアナルに怒張を突き入れ、ペニスがアナルに馴染んでいく感触をじっくりと味わう。
「さすがに幸子の尻の穴は違うな、誰のモノより気持ちがいい。生温かいアナル壁は俺のモノを奥へ吸いこもうとするし入口はグイグイと痛いほど締め付ける」
「そんな事を言わないで・・・からかっちゃ嫌、イヤッ、ウググッ、クゥッ~、ヒィッ~・・・」
しどけなく開いた口は間断なく喘ぎ声を漏らす。
「ヒィヒィうるさいな。静かにさせてくれないか」

「俺に任せろ。静かにさせてやるよ・・・咥えろ、オレのチンポをしゃぶって静かにしろ」
「ウッ、ウゥッ~・・・そんなに突かないで、オシャブリするから・・・ジュボジュボッ、ジュルジュルッ・・・フグフグッ・・・おしり、おしりがきつい」
口をふさいでも静かになる事はなく、アナルと口腔と二つの穴を埋められる背徳感と被虐感が喘ぎ声を一層激しくする。

「ねぇ、穴がもう一つあるでしょう、私に頂戴」
背後から聞こえる艶めかしい声の主を振り返ると、三人のうちの一人の女が股間に黒々とした怪しいペニスを生やして幸子を見下ろしている。
「ペニバンか用意がいいな。どの穴が欲しい??」
「もう掘られちゃたけど後ろの穴に決まっているでしょう。マンコはあなたに任せる」
「分かった、尻の穴を任せるよ」
スポンッと音を立ててアナルからペニスを引き抜いて仰向けに横たわり、俺を跨ぎなさいと有無を言わせぬ声をかける。
「ハァハァッ、こんな事をさせられるなんて・・・どうしてこんなことに」
言葉は嫌がっているように聞こえるものの、目の前に突き出された男たちのペニスよりも長さも太さも立派な黒いペニスを見つめて目を見張り、昂奮で声は上擦り目の縁を朱に染めて男の股間を摘まんで腰を下ろしていく。
「ウグッ、クゥッ~・・・入った、オマンコにオチンポが入ってくる・・・アァ~、いやっ、そんな奥まで、子宮口をつついてる」
根元まですべて飲み込み、目を細めて腰を揺すり陶然とした姿を晒す。

誰が命じたわけでもないのに突き出されたままのペニバンの亀頭部を舌先で刺激し、
「大きい・・・お口に入るかな。こんなのお尻に入らないよ」
不安を昂奮に代えて根元を摘まみ、竿に舌を這わせてゆっくりと口に含んでいく。
ジュボジュボ、ジュルジュルッ・・・股間にペニスを生やした女を上目遣いに見つめて顔を前後する妖艶さに堪えきれず、先ほどまで口マンコを犯していた男は自分の股間に手を伸ばす。
「幸子は高級娼婦になれる。疑似ペニスのはずなのに発射しそうな気持になっちゃうよ・・・アナルで気持ちよくなるんだよ」
背後に回った女はペニバンと窄まりにローションを塗りつけて腰を掴み、入れるよと声をかけて腰を突き出していく。
「ウググッ、きつい・・・オマンコとアナルに入れられるのは苦しい・・・ハァハァッ・・・動かさないで、慣れるまでこのままでいて、お願い」
バギナとアナルを犯すペニスはピストン運動することなく、小さく円を描くような動きで幸子の身体が陵辱に慣れるのを静かに待つ。

ハァハァッ、ウググッ、クゥッ~・・・唇を噛んで目を閉じ、必死に堪えるだけだった幸子の口から声が漏れ始め、やがてゆっくりと自ら腰を蠢かし始める。
ウネウネと蠢く膣壁とアナルから伝わるディルドのゴツゴツした刺激に追い詰められる男は堪えるのが精いっぱいの様子で幸子の腰を掴んだまま動こうとしない。
そんな男の様子を見ることもせずにアナルを犯す女はディルドを出し入れしたり円を描いたりと幸子を啼かせることに余念がない。
「ヒィッ~、壊れちゃう。そんなぶっとくて長いモノで苛められると・・・クゥッ~ダメ、ダメ・・・壊れちゃう、許して・・・いいの、気持ちいいぃ」
「うるせえ女だな、幸子は。これを咥えて静かにしろ」
突き出されたペニスを口に含むと荒々しく喉の奥を突かれる。
「ウググッ、ググッ、ゲボッ・・・ぐるぢぃ・・・グゥッ~」

「まだまだ、こんなもんじゃないわよ」
残った女二人のうち一人はひしゃげてもげてしまうほど乳房を揉みしだいて先端を摘まみ、残る一人はローソクに火を点けて、ポタポタと背中や太ももに真っ赤な蝋を垂らす。
プロフィール

ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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