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不倫 ~immorality~

想いを巡らす 二日目 6

霞がかかったような視線の先に優子の姿を見た彩は健を探して視線を巡らす。
「健さんを探しているの??窓際の椅子に座っているわよ・・・ほらアソコ」
優子の指さす位置に健は居た。バスローブを着けてコスモクロックを背にする位置で微笑んでいる。
今日はコスモワールドに行き、大観覧車のコスモクロックで横浜港や街の景色を堪能したあとは、健が嫌がっても許すことなくジェットコースターに乗るつもりだったのに初対面の女性二人を相手に痴態を晒している。

「円華、健さんに、ようく見せて差し上げなさい・・・エッチな奥様が身悶える姿をね」
健は奥様という言葉に心躍らせ、彩は激しくなっている動悸が一層の早鐘を打ち健の視線を感じて顔を上げることが出来ない。
円華は横たわる彩を抱き起して背後から抱きしめ乳房を揉みしだく。
クチャクチャッ、ヌチャヌチャッ・・・乳房を揉まれる快感だけではなく、乳房と手の平の間でローションが卑猥な音を立てるのも彩の羞恥を煽る。
コスモクロックがゆっくり回転するのが見え、陽の光を浴びて楽しんでいるカップルを想像するとホテルの一室とは言え、なんと破廉恥な事をしているのだろうと思わずにいられない。

「えっ、なに??パイパン、そうなの??・・・ねぇ、健さん、一つ聞きたいんだけど彩のツルマンは生まれつきなの??それとも、テ、イ、モ、ウってヤツなの??」
「マンコをよく見て欲しいってんで自分で剃っちゃうんだよ。普段は清楚で上品な人妻なんだけど、いざ下着を脱ぐと性欲に際限がないんだよ」
「人妻って・・・エッ、奥様じゃないの??不倫妻なの??悪い女ね、お仕置きをしなきゃね」
「頼むよ、性的好奇心の底が見えないくらいエッチでスケベな人だから」
「そりゃぁ、そうですよ。だってこの身体ですよ。並みの男じゃ満足させられないでしょう・・・でも、大丈夫。部屋に入って最初の印象は健さんに縋るような様子に見えたんだけど、満足させてもらってる証拠ですね。健さん、男として自信を持って大丈夫ですよ」
二人の会話は言葉で嬲って彩の性感を高めようとしているだけなのに、年下の円華の愛撫で悦びを与えられてはそんな事を気付く余裕もない。
「そんな事を言わないで、健を悦ばせようと思って恥ずかしいのに頑張ってソリソリしたんだから・・・」
「クククッ、分かってるよ。それに、セックスに強欲な彩はつながった後の動きが激しいからマン毛がない方が、オレも毛切れしなくていいよ。ありがとうな」
「そうなの、彩さんはそんなにスケベなんだ・・・スケベな彩さんを責める私も全力で頑張らないとダメだね」
健と優子だけではなく、背後から彩の乳房をヤワヤワと愛撫する円華まで言葉責めに加わる。
身の置き所もないほど恥ずかしがる彩は乳首を摘ままれても、割れ目の縁を指が撫でても反応さえ見せずに俯いてしまう。

「そのままでは責めづらいでしょう、これを使いなさい」
クッションの利いたベッドでは愛撫しにくいだろうと、予備のビニールシートで枕を包んだ優子は彩の下半身を指さし、受け取った円華は彩の尻に敷く。
「アンッ、いやっ恥ずかしい」
枕を敷いただけで姿勢が高くなり、無毛の股間を健と優子にあからさまにすると知って悲鳴に似た声を漏らす。
「ウフフッ、よく見てもらおうね。恥ずかしいほど嬉し涙を流してるオマンコを」
背後から腰を抱くようにして前に回した手で割れ目の縁を撫で、十分に彩の羞恥を誘ってから大きく開いていく。
「いやっ、見ないで・・・彩だけハダカンボでこんな事をされるなんて恥ずかしい。アァッ~、狂っちゃいそう、彩は何をしてるんだろう・・・」
「何を??・・・彩は、真昼間からオッパイを嬲られてオマンコをグジュグジュにしているんでしょう??違うの??・・・円華、軽くでいいから頂上まで導きなさい。健さんが彩の痴態を見て昂奮するくらいエッチにね・・・」
情けを知らぬ気に言い放つ優子の言葉が彩の子宮を刺激する。
「イヤッ、こんな恰好で逝くのは浅ましすぎる・・・健の前で恥ずかしい事をしないで、お願い・・・ハァハァッ」
荒い息を漏らすのは羞恥に居た堪れないというよりも、性的好奇心の高まりであることを隠しようもない。
「彩、可愛い・・・・・ねっ、ウフフッ」
ローションまみれなのを意に介する様子もなく円華の舌はうなじをベロリと舐めて耳朶を甘噛みし、可愛いと言葉を掛けた後で何やら囁くと彩は顔を真っ赤に染める。
可愛いの後にどのような言葉が続いたのか健と優子には聞こえないものの、顔を背けて唇を噛んだ彩の様子から卑猥な言葉で甚振ったであろう事は分かる。

「始めるよ、彩」
耳朶を甘噛みしながら声を掛けた円華は右手の中指と薬指を揃えて彩の目の前で左右に振り、そのまま胸を撫で下りて予告もなくズブリと挿入する。
「アウッ、アワワッ・・・入っちゃった、最初から指が二本も・・・円華は嫌い、優しくないもん」
彩の言葉に返事もしない円華は二本の指をゆっくり出し入れしたり左右に揺らしたりしながら親指をクリトリスに当てる。
「ヒイィッ~、いやっ、そんなに激しくしないで、観覧車から見えちゃう・・・いや、止めて、恥ずかしい、見られたくない・・・ヒィッ~、だめっ、逝っちゃう・・・」

不倫 ~immorality~

想いを巡らす 二日目 5

施術前に風呂に入って身体を温め、通常のマッサージでほぐされた身体は血行もよくなり何気なく交わした円華との会話で緊張もほぐれて感度が上がっている。

さりげなく施術する乳房へのマッサージは性的好奇心を刺激して円華でさえ驚くような反応を見せる。
彩の両手はシーツを握りしめて白い喉を見せるほどに顔を仰け反らし、唇を噛んで喘ぎ声を漏らすまいと必死に堪える。
ウッウッ、アウッ・・・噛み締めた唇の隙間から洩れる吐息が円華のマッサージに熱を帯びさせる。
顔を左に向ければ横浜港を横切るベイブリッジが遠くに見え、右を見るとコスモワールドの観覧車が見える・・・平日白昼の痴態。
両足に力を込めて下半身を浮かせて腰を突き上げる。
「あんっ、イヤッ・・・気持ちいぃ、気持ち良くなっても好いの??」
「いいのよ。身体が感じる刺激に正直に反応すればいいの・・・可愛い、キスしちゃおうかな」
円華の、キスしちゃおうかなという言葉に反応した彩は舌で唇に滑りを与えて目を閉じる。
唇を重ねられるのを待っていたかのように彩の方から舌を伸ばして円華の口腔に侵入し、激しく舌を絡めて言葉に出来ぬほど興奮している事を伝えて唾液を交換する。
唇を重ねたままで円華の左手は彩の首に回り、乳房を揉んでいた右手が徐々に這い降りて脇腹をなぞり腰を撫で回す。
彩は何かを期待して下半身を蠢かし、アンッ、早くと甘い催促声を漏らす。

アンッ、いやっ・・・グジュグジュ、ニュルニュルッ・・・何の予告もなく円華の指は無毛の綻びを割って濡れそぼつ花弁を弄る。
「彩さん、どうしたの??パイパンマンコがグジュグジュになってるよ。恥ずかしくないの??」
「そんな事を言わないで、円華さんがマッサージで気持ち良くしてくれたから・・・止めて、我慢出来なくなっちゃう」
「ウフフッ・・・分ったわよ、止めてあげる。身体のコリを解すのが目的だもんね。全身の力を抜いてね」

タオルを剥いで一糸まとわぬ姿にした彩に新たなローションを垂らしてマッサージを再開する。
「この辺りはまだだったよね。ウフフッ・・・彩、緊張しちゃダメだよ」
彩さんと呼んでいたのがまたもや彩になり、名前の呼び方ひとつで年下の円華に翻弄されて自在に操られつつある。
彩と呼び捨てにされると密かに身体の奥に隠れている被虐心のような様なモノが頭をもたげて子宮がキュンとなり、円華のからかうような言葉にさえも身体が反応する。彩さんと呼ばれると、円華に求めているのは優しさや客に対する敬意ではなく、普段はあからさまにできない性的な好奇心を満足させてもらう事なのにと文句を言いたくなる。

健がそそられるというムッチリと張り出した腰を下から上へと撫で上げる。
手が身体の側面を通過する時でさえ手の平に体重を掛けるように意識する。決して彩に体重の負担を掛けるわけではなく、小手先で撫でるのではなく手の平に円華の全身全霊を傾けてマッサージする。
「あぁっ~ン、気持ちいぃ。身体が芯から温かくなってくる」

ハァハァッ・・・腰を撫で腹部を撫で終わる頃には施術する円華の息が荒くなる。
上気した顔に乱れ髪がかかり、見上げる彩は同性の円華に性的興奮を覚え始める。
もう一度、キスしたい・・・アソコとアソコを擦り合わせて身悶える様子を思い浮かべて思わず、アンッ、だめっ、いぃの・・・腰や腹部をマッサージされているとは思えない声を漏らしてしまう。
「可愛いわよ、彩・・・気持ち良くなるのはこれから、今までの事はすべて準備。身体に力を入れちゃダメだよ。私を信頼してすべてを任せるの、いいわね」
本来、恥毛が生い茂る辺りに新たなローションを垂らせれて優しく塗り広げられる。その指先の動きにも彩の身体は反応して下半身を艶めかしくくねらせる。

膝から付け根に向かって腿を撫で、膝まで撫で下りた手が再び付け根を目指す際は内腿をマッサージする。
揃えた四本の指と手の平が肌を滑り、離れて刺激する親指が微妙な感覚を与えてくれる。
ウッウッ、クゥッ~・・・シーツを握りしめていた右手がいつの間にか口を押さえて漏らしそうになる喘ぎ声を防ごうとする。
腿の付け根まで撫でた円華の手は鼠蹊部を撫で上がり、割れ目の縁を上下する。

触れるか触れないかの微妙な感覚で這いまわる指先に翻弄される彩は、口を覆う拳に力を込めて眉間に深い皺を寄せる。
恥丘に添えた手に力を込めると円華の思いが子宮に届き、彩の身体の奥深くに眠っていた淫靡な思いが目覚め始める。
ウッウッ、アンッ、だめッ・・・強弱をつけて巧みに這い回る円華の手から逃れる術もない彩は歓喜の声を漏らすまいと口を押さえるものの、くぐもった喘ぎ声が漏れるのを防ぎようもない。
ウッウゥッ~、アウッ、アッアァあぁぁっ~・・・一旦喘ぎ声を漏らしてしまうと堰を切ったように、はばかりなく歓喜の声を漏らし始める。

「あらあら、すごい悦びようね・・・彩さんがこんなにもスケベだとは思わなかった」
いつの間に戻ったのか、円華と同じ白い施術着を着けた優子がベッドのそばに立って笑みを浮かべている。

不倫 ~immorality~

想いを巡らす 二日目 4

下着も着けずにベッドに俯せの彩は、肩と尻を隠すように掛けられたバスタオル二枚に守られて静かに施術を待つ。
始めます、の声で脹脛に生温かくネットリしたオイルを垂らされて次の瞬間、円華の手の平が足首から膝裏に向かって滑っていく。
円華の体重を感じつつ施されるマッサージはオイルの効果もあって心地好い。
脹脛から太腿へ移ったマッサージは知らず知らずのうちに溜まっていた凝りを解してくれる。
同じように手首から腕の付け根までの施術がすむと背中に移り、その頃にはマッサージオイルに含まれる爽やかな香りが心の凝りも解きほぐしてくれる。

浮気をしているだろう夫の事を思うと割り切れぬ思いが募り、心の奥底に澱のようなモノが溜まっていくのを感じていた。
健と再会して未来は明るいと信じていた昔に戻ったような気になり、寛大になったとは言えないけれど目の前の出来事に一喜一憂するだけではなく楽しむ余裕が出来たと思う。
以前なら日曜日の外出や出張中の夫は何をしているのか知れたものじゃないと心が騒めくことが多かったが今はそんな事はない。
本来の彩は浮気を許せる人間ではない。
しかし、自分がその立場になると浮気を肯定するわけではないが人を好きになるのは一つとは限らず、コーヒーが好き、紅茶も好き、酒はもっと好き。人を好きになり愛するのも同じような事だと言い訳することを覚えた。
そんな事を思いながらマッサージの心地良さに酔っていると、仰向けになってくださいと声がかかる。

仰向けになるとバスタオルは胸と下腹部を覆い隠すように掛け直され、前腕部や上腕をマッサージされて指も一本ずつ揉まれる。
陽光が眩いほどに差し込み身体が温かくなっていくのを感じて心地良さが眠気を誘う。
「身体が温かくなってきましたか??・・・身体が温かくなるという事は血行が良くなってマッサージの効果があるという事ですよ」
肩から鎖骨の辺りをマッサージされると乳房への刺激を予感して緊張する。
そんな彩の気持ちを知らぬげに円華の手は肩から足へ移り、足指や甲を揉まれて足首から太腿をマッサージされる頃には、わずかに残っていた疲れも揉み解されていくのを感じる。
「彩さんは水泳、多分、競泳をしていたでしょう??」
「分りますよね。いかにも水泳をしていましたって身体、気にしてるんですよ」
「ウフフッ、気にしてる??・・・普通はコンプレックスのある時に使うのでしょうが彩さんの場合は自慢なんでしょう??バスルームでも言いましたが、このムッチリとした白い肌は吸い付くような感触で一度でも接した男性は離れられなくなりそう。オッパイも立派、水泳で鍛えた身体はいつまでも支える力があるし・・・ねっ、自慢なんでしょう??」
「自慢だなんて・・・身体を動かすのが好きなので、今でも毎日ヨガをしてるんだけど休むとすぐに余分なモノが付くような気がするの」
バスルームで彩と呼び捨てにしていたのが再びさん付けになり、それは何かの予兆に違いないのだが気付かない。
「そうですか・・・痩身に効くエステもあるけど食事療法やホルモンバランスなど単純じゃないから今日の処は触れないでおきますね」
話しを続けながらも円華はマッサージを休むことなく続け、腿の付け根から鼠蹊部を経て腰や腹部への施術も終える。
「どうですか??気持ち良いですか??これから乳房の周辺をマッサージします、先ほどは緊張されていたようだけどリラックスしていてくださいね。変に力が入ると効果が薄れますから」
「ごめんなさい。マッサージとは言え円華さんのような魅力的な女性に触られたことがないから緊張しちゃった」
「ウフフッ、お上手・・・」

健とは違い女性らしく柔らかで小さな手の平がオイル効果もあってヤワヤワと乳房をマッサージすると、いつの間にか甘くて切ない吐息が途切れ途切れに漏れ始める。
「ウッウッ、クゥッ~・・・アンッ、いやっ・・・」
「どうしたの??正直に言わないと続けてあげないよ」
「アウッ、ウッウッ・・・いじわる、分かってるくせに・・・」
時々バスルームに続くドアに視線をやるものの、健と優子が何をしているのかと気を揉む事もなく円華の施すマッサージに身を任せる。
性的なモノかそうでないのか微妙なタッチで乳房を揉まれ続けると、身体の奥に言葉で表現しにくい感情が湧いてくるのと共に先端が固く尖り始めるのを意識する。
新たなオイルが先端に垂らされて塗り広げられ、徐々に手の平の動きに力がこもり乳房が手の動きに合わせて変形する。
手の平と肌の摩擦や性的興奮のせいもあって身体は熱を持ち、オイルに含まれるアロマ成分が発散の度を増して彩の嗅覚をも刺激する。
爽やかなトップノートに隠れていた性感を刺激するような重厚で甘いベースノートの香りが漂い始める。
「彩さん、感じますか??先ほどまで感じなかった香りが漂い始めたのを・・・」
「オッパイに垂らされたオイルのせいなの??性的に興奮するような気がする」
「そうよ、それでいいの・・・オイルは同じものを使い続けているわよ。最初は爽やかで揮発性の高い香りを感じるんだけど、彩さんが興奮して体温が上がるとエッチな香りが姿を現すの・・・だんだんエッチな気持ちになってきた証拠ね。ここをこんな風にするとどんな気持ち??」
乳房の中腹を手の平で包み込んで両手の人差し指が乳首を弾くように刺激する。
「あんっ・・・ウッウッ、クゥッ~・・・だめ、気持ちいぃ。そんな事をされたら・・・アウッ」
プロフィール

ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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