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不倫 ~immorality~

想いを巡らす 二日目 4

下着も着けずにベッドに俯せの彩は、肩と尻を隠すように掛けられたバスタオル二枚に守られて静かに施術を待つ。
始めます、の声で脹脛に生温かくネットリしたオイルを垂らされて次の瞬間、円華の手の平が足首から膝裏に向かって滑っていく。
円華の体重を感じつつ施されるマッサージはオイルの効果もあって心地好い。
脹脛から太腿へ移ったマッサージは知らず知らずのうちに溜まっていた凝りを解してくれる。
同じように手首から腕の付け根までの施術がすむと背中に移り、その頃にはマッサージオイルに含まれる爽やかな香りが心の凝りも解きほぐしてくれる。

浮気をしているだろう夫の事を思うと割り切れぬ思いが募り、心の奥底に澱のようなモノが溜まっていくのを感じていた。
健と再会して未来は明るいと信じていた昔に戻ったような気になり、寛大になったとは言えないけれど目の前の出来事に一喜一憂するだけではなく楽しむ余裕が出来たと思う。
以前なら日曜日の外出や出張中の夫は何をしているのか知れたものじゃないと心が騒めくことが多かったが今はそんな事はない。
本来の彩は浮気を許せる人間ではない。
しかし、自分がその立場になると浮気を肯定するわけではないが人を好きになるのは一つとは限らず、コーヒーが好き、紅茶も好き、酒はもっと好き。人を好きになり愛するのも同じような事だと言い訳することを覚えた。
そんな事を思いながらマッサージの心地良さに酔っていると、仰向けになってくださいと声がかかる。

仰向けになるとバスタオルは胸と下腹部を覆い隠すように掛け直され、前腕部や上腕をマッサージされて指も一本ずつ揉まれる。
陽光が眩いほどに差し込み身体が温かくなっていくのを感じて心地良さが眠気を誘う。
「身体が温かくなってきましたか??・・・身体が温かくなるという事は血行が良くなってマッサージの効果があるという事ですよ」
肩から鎖骨の辺りをマッサージされると乳房への刺激を予感して緊張する。
そんな彩の気持ちを知らぬげに円華の手は肩から足へ移り、足指や甲を揉まれて足首から太腿をマッサージされる頃には、わずかに残っていた疲れも揉み解されていくのを感じる。
「彩さんは水泳、多分、競泳をしていたでしょう??」
「分りますよね。いかにも水泳をしていましたって身体、気にしてるんですよ」
「ウフフッ、気にしてる??・・・普通はコンプレックスのある時に使うのでしょうが彩さんの場合は自慢なんでしょう??バスルームでも言いましたが、このムッチリとした白い肌は吸い付くような感触で一度でも接した男性は離れられなくなりそう。オッパイも立派、水泳で鍛えた身体はいつまでも支える力があるし・・・ねっ、自慢なんでしょう??」
「自慢だなんて・・・身体を動かすのが好きなので、今でも毎日ヨガをしてるんだけど休むとすぐに余分なモノが付くような気がするの」
バスルームで彩と呼び捨てにしていたのが再びさん付けになり、それは何かの予兆に違いないのだが気付かない。
「そうですか・・・痩身に効くエステもあるけど食事療法やホルモンバランスなど単純じゃないから今日の処は触れないでおきますね」
話しを続けながらも円華はマッサージを休むことなく続け、腿の付け根から鼠蹊部を経て腰や腹部への施術も終える。
「どうですか??気持ち良いですか??これから乳房の周辺をマッサージします、先ほどは緊張されていたようだけどリラックスしていてくださいね。変に力が入ると効果が薄れますから」
「ごめんなさい。マッサージとは言え円華さんのような魅力的な女性に触られたことがないから緊張しちゃった」
「ウフフッ、お上手・・・」

健とは違い女性らしく柔らかで小さな手の平がオイル効果もあってヤワヤワと乳房をマッサージすると、いつの間にか甘くて切ない吐息が途切れ途切れに漏れ始める。
「ウッウッ、クゥッ~・・・アンッ、いやっ・・・」
「どうしたの??正直に言わないと続けてあげないよ」
「アウッ、ウッウッ・・・いじわる、分かってるくせに・・・」
時々バスルームに続くドアに視線をやるものの、健と優子が何をしているのかと気を揉む事もなく円華の施すマッサージに身を任せる。
性的なモノかそうでないのか微妙なタッチで乳房を揉まれ続けると、身体の奥に言葉で表現しにくい感情が湧いてくるのと共に先端が固く尖り始めるのを意識する。
新たなオイルが先端に垂らされて塗り広げられ、徐々に手の平の動きに力がこもり乳房が手の動きに合わせて変形する。
手の平と肌の摩擦や性的興奮のせいもあって身体は熱を持ち、オイルに含まれるアロマ成分が発散の度を増して彩の嗅覚をも刺激する。
爽やかなトップノートに隠れていた性感を刺激するような重厚で甘いベースノートの香りが漂い始める。
「彩さん、感じますか??先ほどまで感じなかった香りが漂い始めたのを・・・」
「オッパイに垂らされたオイルのせいなの??性的に興奮するような気がする」
「そうよ、それでいいの・・・オイルは同じものを使い続けているわよ。最初は爽やかで揮発性の高い香りを感じるんだけど、彩さんが興奮して体温が上がるとエッチな香りが姿を現すの・・・だんだんエッチな気持ちになってきた証拠ね。ここをこんな風にするとどんな気持ち??」
乳房の中腹を手の平で包み込んで両手の人差し指が乳首を弾くように刺激する。
「あんっ・・・ウッウッ、クゥッ~・・・だめ、気持ちいぃ。そんな事をされたら・・・アウッ」
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ちっち

Author:ちっち
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