偽者 ~PRETENDER~ -53
佐緒里と内藤 -25
シャツに手を添えて大きく開いた佐緒里は白い乳房に差すような内藤の視線を感じて羞恥に襲われる。
宙を睨んで堪えようとすると三日月が優しく微笑んだように見えて我に返り、熟れた身体の奥に潜んでいたドロドロとした欲望が正体を現す。
「夜の公園でオッパイを丸見えにされても気持ち善くなるなんて想像したこともなかった」
「きれいだよ。キャバ嬢として人気があるのが分かる」
「あらっ、私は美人だから人気があるの??」
「容姿ももちろんだけど、佐緒里自身も気付いてなかった本当の姿が妖艶な魅力として客に感じられるんだろうよ」
「クククッ、あなたには最初から私の本当の姿が見えていたの??」
「オレに分かるわけがないだろう。佐緒里に誘導されているんだから……オレを誘導しているのを佐緒里自身が気付いているかどうか、それは分からないけどな」
ジーンズの前立てを開いて無毛の股間を指先で撫でると、ウッと声を漏らして腰を引いて身体を丸めようとする。
「佐緒里……」
叱声にも似た声で姿勢を戻した表情に迷いはなく、笑みさえ浮かべて卑猥な遊戯を楽しんでいる。
「オッパイを吸ってくれないの??」
ベンチに座ったままの内藤の顔をシャツで包み込んだ佐緒里は上半身を揺すって胸の膨らみを押し付ける。
ブルブルッ……フゥッ~……イヤンッ……内藤が胸に溜めた息を頬を膨らませて吹き付けると、生温かい違和感で佐緒里は嬌声をあげて上半身を離す。
間髪を入れずに佐緒里の腰を抱いて引き寄せ、腿に横座りさせて唇を合わせる。
ウッ、ウググッ……強引に捻じ込んだ舌を躍らせると抵抗は止み、両手を首に回して胸を押し付ける。
内藤は構うことなく舌を重ねて擦りつけたり、絡み合わせたりと休むことなく翻弄して上顎を舐めて歯茎にも舌を遊ばせる。
「ウッ……ウグッ、フグッ、クゥッ~……激しい、ダメッ、ハァハァッ、少しでいいから休ませて」
そんな言葉も聞こえない風で再び強く抱き寄せて唇を合わせ、しどけなく開いた隙間に唾液をドロッと流し込む。
「ウッ、クゥッ~……あなたの思うまま操られるのが嬉しい。あなたに支配されると幸福感に包まれる」
「二人きりでいるときはオレの女だよ、佐緒里のような好い女を思うさま可愛がる時間を大切にしたい」
ゆっくり静かに言葉を脳に刻み込まれた佐緒里は瞬きを一度して意味を咀嚼し、「嬉しい」と、一言だけ伝える。
言葉を連ねると嘘が混じるし真実は一言で伝わる。
瞳は本当の気持ちを宿し、佐緒里が内藤に向ける視線は甘えたり媚びたりする時の上目遣いでもなく、キョロキョロ落ち着きなく何かを探す風でもなく、優位な立場に立って見下ろすわけでもない。
素直な気持ちで真っすぐに見つめて落ち着きと共に本当の自分を内藤に知らせる。
内藤も佐緒里から視線を逸らすことなく左手で腰を抱いて身体を支え、右手を乳房の麓に添えて頂上に向かってヤワヤワと揉み始める。
「もっと強く、優しいだけじゃ満足できない」
「我がままは好い女の必要条件、佐緒里は好い女だよ」
この街の繁華街から住宅街に通じる道沿いにあるとはいえ週末とあって歩く人も少なく、公園に入ってくる人はいない。
通りや公園内の様子を気にしていた佐緒里も大胆に卑猥遊戯に興じ始め、はだけた胸を突き出すようにして愛撫をせがむ。
左腿に佐緒里を座らせた内藤は背中から腰を抱いて身体を支えたまま。右手で左乳房が歪になるほど揉みしだき、背中を丸めて右乳房の先端を口に含む。
「アァァ~ン、気持ちいい。脱がせて、何も隠さずに愛されたい」
僅かに残っていた羞恥心を不安と共にかなぐり捨てて憚りのない言葉を口にする。
剥ぎ取るようにしてシャツを脱がせ、サスペンダー代わりのベルトを肩から滑らせて上半身をあからさまにする。
月明りと公園等に照らされた白い肌は滑りを帯びて艶めかしく、我を忘れた内藤は周囲を気にすることなくむしゃぶりつく。
「ヒィッ~、イヤンッ、こんな事って……」
ワン、ワン、ハァハァッ……「ハァハァッ、待って。レオ君はほんとに公園が好きなんだから、走るのが大変」
突然、公園の入り口に犬が駆け込み、その後にリードを持つ飼い主の女性が姿を現して二人に気付かない様子で背中を向けて真向いの位置にあるベンチに向かう。
周りを気にすることなく夢中になっていた二人は犬の気配で正気に戻り、大慌てでシャツを着け終えたタイミングで女性が顔を向ける。
「あらっ、レオ君。今日は人がいるから遊べないよ、我慢してね」
「私たちの事は気にしないでください。ワンちゃんも楽しみにしているようだから、邪魔をしたくないし」
「好いんですか??ロングリードに取り換えてボール遊びをするんですけど」
「どうぞ、お気遣いなく遊ばせてあげてください……イタリアングレーハウンドですね、走りたくてうずうずしているようですよ」
「ありがとうございます。お言葉に甘えて、遊ばせてもらいます……よかったね、じゃぁ投げるよ」
ネオンカラーのボールを投げると如何にも走るのが得意そうな犬が追いかけて息を乱すことなく咥えて戻り、二投目を早く投げてくれと待っている。
内藤は正面を向かせて佐緒里に腿を跨がせ、仲の好いカップルが公園に立ち寄って犬がボール遊びをしている風を装いながらシャツに隠れて股間に指を伸ばす。
「えっ、ウソ、うそでしょう??」
「なにが嘘なんだ??ワンちゃんはボール遊びを楽しんで、飼い主さんは楽しそうにボールを追いかけるワンちゃんを見て幸せな気分になる。佐緒里はそんな飼い主さんにオマンコを弄られてマン汁を滴らせるのを気付かれるんじゃないかというスリルを楽しむ。そうだろう??」
「そんな、はしたない事になりそうだけど、私が望んだことじゃない」
「それじゃ、止めちゃおうか??どうする??」
「もう少しだけ続けても好いよ。私が嫌だって言っても止めてくれないでしょう」
声が上ずり、跨いだ足の位置を調節して貪欲に快感を貪ろうとする。
シャツに手を添えて大きく開いた佐緒里は白い乳房に差すような内藤の視線を感じて羞恥に襲われる。
宙を睨んで堪えようとすると三日月が優しく微笑んだように見えて我に返り、熟れた身体の奥に潜んでいたドロドロとした欲望が正体を現す。
「夜の公園でオッパイを丸見えにされても気持ち善くなるなんて想像したこともなかった」
「きれいだよ。キャバ嬢として人気があるのが分かる」
「あらっ、私は美人だから人気があるの??」
「容姿ももちろんだけど、佐緒里自身も気付いてなかった本当の姿が妖艶な魅力として客に感じられるんだろうよ」
「クククッ、あなたには最初から私の本当の姿が見えていたの??」
「オレに分かるわけがないだろう。佐緒里に誘導されているんだから……オレを誘導しているのを佐緒里自身が気付いているかどうか、それは分からないけどな」
ジーンズの前立てを開いて無毛の股間を指先で撫でると、ウッと声を漏らして腰を引いて身体を丸めようとする。
「佐緒里……」
叱声にも似た声で姿勢を戻した表情に迷いはなく、笑みさえ浮かべて卑猥な遊戯を楽しんでいる。
「オッパイを吸ってくれないの??」
ベンチに座ったままの内藤の顔をシャツで包み込んだ佐緒里は上半身を揺すって胸の膨らみを押し付ける。
ブルブルッ……フゥッ~……イヤンッ……内藤が胸に溜めた息を頬を膨らませて吹き付けると、生温かい違和感で佐緒里は嬌声をあげて上半身を離す。
間髪を入れずに佐緒里の腰を抱いて引き寄せ、腿に横座りさせて唇を合わせる。
ウッ、ウググッ……強引に捻じ込んだ舌を躍らせると抵抗は止み、両手を首に回して胸を押し付ける。
内藤は構うことなく舌を重ねて擦りつけたり、絡み合わせたりと休むことなく翻弄して上顎を舐めて歯茎にも舌を遊ばせる。
「ウッ……ウグッ、フグッ、クゥッ~……激しい、ダメッ、ハァハァッ、少しでいいから休ませて」
そんな言葉も聞こえない風で再び強く抱き寄せて唇を合わせ、しどけなく開いた隙間に唾液をドロッと流し込む。
「ウッ、クゥッ~……あなたの思うまま操られるのが嬉しい。あなたに支配されると幸福感に包まれる」
「二人きりでいるときはオレの女だよ、佐緒里のような好い女を思うさま可愛がる時間を大切にしたい」
ゆっくり静かに言葉を脳に刻み込まれた佐緒里は瞬きを一度して意味を咀嚼し、「嬉しい」と、一言だけ伝える。
言葉を連ねると嘘が混じるし真実は一言で伝わる。
瞳は本当の気持ちを宿し、佐緒里が内藤に向ける視線は甘えたり媚びたりする時の上目遣いでもなく、キョロキョロ落ち着きなく何かを探す風でもなく、優位な立場に立って見下ろすわけでもない。
素直な気持ちで真っすぐに見つめて落ち着きと共に本当の自分を内藤に知らせる。
内藤も佐緒里から視線を逸らすことなく左手で腰を抱いて身体を支え、右手を乳房の麓に添えて頂上に向かってヤワヤワと揉み始める。
「もっと強く、優しいだけじゃ満足できない」
「我がままは好い女の必要条件、佐緒里は好い女だよ」
この街の繁華街から住宅街に通じる道沿いにあるとはいえ週末とあって歩く人も少なく、公園に入ってくる人はいない。
通りや公園内の様子を気にしていた佐緒里も大胆に卑猥遊戯に興じ始め、はだけた胸を突き出すようにして愛撫をせがむ。
左腿に佐緒里を座らせた内藤は背中から腰を抱いて身体を支えたまま。右手で左乳房が歪になるほど揉みしだき、背中を丸めて右乳房の先端を口に含む。
「アァァ~ン、気持ちいい。脱がせて、何も隠さずに愛されたい」
僅かに残っていた羞恥心を不安と共にかなぐり捨てて憚りのない言葉を口にする。
剥ぎ取るようにしてシャツを脱がせ、サスペンダー代わりのベルトを肩から滑らせて上半身をあからさまにする。
月明りと公園等に照らされた白い肌は滑りを帯びて艶めかしく、我を忘れた内藤は周囲を気にすることなくむしゃぶりつく。
「ヒィッ~、イヤンッ、こんな事って……」
ワン、ワン、ハァハァッ……「ハァハァッ、待って。レオ君はほんとに公園が好きなんだから、走るのが大変」
突然、公園の入り口に犬が駆け込み、その後にリードを持つ飼い主の女性が姿を現して二人に気付かない様子で背中を向けて真向いの位置にあるベンチに向かう。
周りを気にすることなく夢中になっていた二人は犬の気配で正気に戻り、大慌てでシャツを着け終えたタイミングで女性が顔を向ける。
「あらっ、レオ君。今日は人がいるから遊べないよ、我慢してね」
「私たちの事は気にしないでください。ワンちゃんも楽しみにしているようだから、邪魔をしたくないし」
「好いんですか??ロングリードに取り換えてボール遊びをするんですけど」
「どうぞ、お気遣いなく遊ばせてあげてください……イタリアングレーハウンドですね、走りたくてうずうずしているようですよ」
「ありがとうございます。お言葉に甘えて、遊ばせてもらいます……よかったね、じゃぁ投げるよ」
ネオンカラーのボールを投げると如何にも走るのが得意そうな犬が追いかけて息を乱すことなく咥えて戻り、二投目を早く投げてくれと待っている。
内藤は正面を向かせて佐緒里に腿を跨がせ、仲の好いカップルが公園に立ち寄って犬がボール遊びをしている風を装いながらシャツに隠れて股間に指を伸ばす。
「えっ、ウソ、うそでしょう??」
「なにが嘘なんだ??ワンちゃんはボール遊びを楽しんで、飼い主さんは楽しそうにボールを追いかけるワンちゃんを見て幸せな気分になる。佐緒里はそんな飼い主さんにオマンコを弄られてマン汁を滴らせるのを気付かれるんじゃないかというスリルを楽しむ。そうだろう??」
「そんな、はしたない事になりそうだけど、私が望んだことじゃない」
「それじゃ、止めちゃおうか??どうする??」
「もう少しだけ続けても好いよ。私が嫌だって言っても止めてくれないでしょう」
声が上ずり、跨いだ足の位置を調節して貪欲に快感を貪ろうとする。
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