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偽者 ~PRETENDER~ -49

佐緒里と内藤 -21

通路に背を向けた位置から佐緒里の近くににじり寄ると暖簾の下に歩き回る店員の足が見え、不安に思いながらも健気に無毛の股間を晒した佐緒里の心情に頬が緩む。
「早く食べちゃって、足の震えが止まらないの、立っていられるのが不思議なくらい」
声を震わせ、壁に手をついて崩れ落ちそうになる身体を支える佐緒里の太腿を抱えて股間に顔を埋めた内藤は、割れ目にむしゃぶりついてブルブルと顔を震わせる。
「ヒィッ~、だめ、そんなことをされたらオシッコが漏れちゃう。やめて、おねがい」
壁に寄りかかって襲い来る快感を堪える佐緒里は左手で内藤の髪を掴み、右手を噛んで喘ぎ声を漏らすまいとする。

ハァッ~……クゥッ~……割れ目を覆う口を大きく開けて温かい息を吹きかけると足を閉じようとして太腿に力が入り、ジュルジュルッ……クゥッ~……溢れる花蜜を吸い取ると両手で内藤の髪を掴んで唇を噛む。
「だめ、我慢できなくなっちゃう。枝豆を早く食べて、通路を歩く人に気付かれちゃうよ」
「動くから食べにくいんだよ」
「分かった、我慢するから早くして……」
内藤の頭に手を添えたまま、わずかに腰を落として足を踏ん張り無毛の股間を突き出して食べやすくする。
太腿を抱く内藤の手に力がこもり、膣口をベロリと舐めてそのまま舌を挿入する。
舌の侵入に合わせて佐緒里は踏ん張る脚に一層力を込め、違和感の残るアナルをギュッと閉じるとバギナの枝豆が一つ、また一つと内藤に飲み込まれていく。
「美味い、佐緒里風味のマン汁漬け枝豆は塩気もあって美味いよ。もう一粒残っているよな」

再び股間に口を押し付けると佐緒里は足を踏ん張り、宙を睨んで力を込めても最後の枝豆は出てこない。
「うん、う~ん……ハァハァッ、出ない??どうしよう。もう一度……」
「ダメだな……動いちゃダメだよ」
左手を佐緒里の尻に添え、口に含んで湿らせた右手中指を挿入する。
「アンッ、いや。そんな事をされると気持ち善くなっちゃう」
「バカ、可愛い声でオレを挑発するんじゃないよ」
「イヤンッ、ダメ……」
内藤の頭に手を置いて身体を支える佐緒里は場所も目的も忘れて股間を押し付けようとする。
「クククッ……ダメだよ。そんな事をすると取れないだろう。うんっ、動いちゃダメだよ……あった、出てくるよ」
膣壁に擦りつけるようにして取り出した枝豆を摘まんで佐緒里に見せる。
「見てごらん、マン汁に浸かり過ぎで湯気が出ているしマン毛が付いているよ」
「パイパンマンチャンだから毛が付くはずないもん。意地悪……」
膝まで下ろしたジーンズを引き上げながら座り込んだ佐緒里は頬を紅潮させて抗議する。

「キスさせてくれる??」
「いやっ、そんな事は確かめないで、強引に奪って欲しい」
ガチャッ……興奮のあまり注意が散漫になった内藤は佐緒里を抱きかかる際に食器に肘をぶつけて大きな音を立ててしまう。

「失礼します。どうかされましたか??……あっ、ごめんなさい。覗くつもりはなかったのですが、何か音がしたものですから。本当にごめんなさい」
「いえ、私たちこそ、ごめんね。美味しくいただいて、酒に酔っちゃった。お腹が満足すると彼女とキスしたくなっちゃって……恥ずかしいから内緒にしてくれると嬉しい」
「はい、秘密にします。仲の良いお二人に満足していただいて、ありがとうございます。失礼いたします」

ウフフッ……顔を見合わせて楽しそうに含み笑いする。
「アレは、見られなかったよね??」
「アレって??」
「いじわる。佐緒里風味のマン汁漬け枝豆を食べさせてあげようとして、丸見えのマンチャンにあなたがむしゃぶりついていたこと」
「見られてないと思うよ。エッチな場面を見ていたら、もう少し動揺するって言うか、反応が違うだろう」
「そうだね、うん、そうに違いない……ウフフッ、あなたといると私は私じゃなくなっちゃう」
「オレは佐緒里といると、いつものオレを忘れてエロ男になっちゃうよ……お腹が満足したから帰ろうか」

先ほどの痴態遊戯を覗き見されそうになった店員と通路ですれ違い、美味しかったよ、ありがとうと言葉をかけて店を出る。
店を出て空を見上げると、ゆりかごの様な三日月が座り心地が好いよ、ここまでおいでと二人を誘ってくれる。
「座り心地が好さそうだけど、今日はお月様まで行けないよね……疲れちゃった、どこかで休憩したい」
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

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さむいのも嫌
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夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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