彩―隠し事 45
彩と健志 -5
「えっ、なに、何??どうしたの??誰かいるの??」
「いやぁ~、縛っちゃ嫌……オシャブリしたい、オシャブリさせて。これじゃぁ出来ない、オチンポを持てないの。両手を自由にして、お願い」
フゥッ~、息を吐き、無理やり気持ちを落ち着かせて耳に神経を集中する。
声が聞こえるのは一方向ではなく部屋のあちこちから聞こえるような気がする。
今まさに縛られようとしているのを嫌がっているように思えるものの、縛る人の気配やその他の動きが何かおかしい。
作り物の恐怖と思わないものの何かが違う。
「そんなモノを入れないで、オモチャは嫌。オチンポが欲しい……クゥッ~、だめ、だめ、ヒィッ~、イヤァ~……」
悲鳴は長く尾を引き、彩は縛られて自由の利かない身体を艶めかしく揺すり、漏れそうになる喘ぎ声は唇を噛んで堪える。
この部屋に他の誰かがいるということではなく、動画を再生しているのだと結論付けて思い切って声をかける。
「ねぇ、健志、いるんでしょう??ドアを開閉する音は聞こえたけど、その前に洋服を着る様子がなかったよ。まさか素っ裸でチンチンを勃起させたまま外に出ないでしょう……テレビ用の外付けスピーカーを付けいてるでしょう、声の聞こえ方もおかしかったもん。分かっているよ。フフフッ」
「そうか、分かっちゃったか。いつ気が付いた??」
「最初から、ぜ~んぶ分かっていたよ。健志が彩に酷いことをしないって知ってるもん」
「おかしいなぁ……何でも言うことを聞くから一人にしないでって言ったような気がしたよ。それに、どうしようかな、彩を傷つけたくないしなぁ……」
「なによ、彩がどうかした??」
「早く帰ってきて、お願い……って、弱気な言葉を吐いただろう??」
「なんだ、そんな事。健志に弱気な振りをして見せたのを信じたの??ふ~ン、演技に決まってるじゃない」
「そうか、じゃぁ、電話が鳴った時の印象を言おうか……」
「いや、言わないで。正直に言うから許して……スッポンポンの彩を縛ったまま健志がどっかに行っちゃったと思ってすごく怖かったの。動けないし、何も見えないし……思い出したら涙が出てきちゃった……」
「可愛いな彩は。可愛い彩に免じて電話が鳴った時の恥ずかしいことは忘れることにするよ……目隠しを外すから動かないでよ」
「いいよ、このままでも。縛られて、目隠しをした彩の身体で遊んでもいいよ。我慢するから……電話が鳴った時の事を忘れてくれるお礼もしないとね」
恐怖で思わず漏らしたオシッコの事を忘れてくれるなら遊ばれても好いという彩は妄想の中で密かに育んできた、清楚で上品な奥様と呼ばれる優子が淫らな享楽に耽る奔放な彩に変身するのを自在に操るチャンスかもしれないと捉える。
頬に手を添えた健志は無言のうちに目隠しを外して滲み出た涙を舐め取り、月明りとキャンドルの薄明りの中で眩しそうに目を細める彩の瞼に舌を這わせる。
「アンッ、瞼を舐められるのも気持ちいい……いやっ、そんなに見つめないで、恥ずかしいから、もう一度目隠しをして……ねっ」
「可愛い彩を見ていたいけど、恥ずかしいのなら、しょうがないね」
「ごめんね、ほんとに恥ずかしいんだもん……薄暗い部屋でも目隠しされると昂奮する。ドキドキしているのが分かる??」
左胸に手の平を当て、次には耳を押し当てて鼓動を確かめ、分かるよと言いながら額に唇を合わせる。
化粧筆を手に取り、首から肩を刷き鎖骨のくぼみを撫でる。
「アンッ、くすぐったい」
肩をすくめてくすぐったさを堪えようとした瞬間、内腿と股間がキュッとなったのを健志は見逃さない。
「筆の穂先と戯れる彩を見せてもらおうかな」
「エッチな言い方でなんか昂奮する。気持ちよくなっても笑っちゃ嫌だよ」
「セックスの最中に彩が感じたからって笑わないだろ、同じだよ。オレが操る筆で感じてくれたら、昂奮してコレを彩のココにブッ込みたくなるかもしれないよ」
先走り汁を滴らせて粘つく亀頭を縛った彩の手の平に押し付け、筆で割れ目の縁をなぞった健志は囁く。
「すごい、ネバネバしているけど健志のチンチンなの??ハダカンボの彩を見て昂奮しているの??ねぇ、そうなの??」
「そうだよ、ムッチリと魅力的な彩の身体はオレのモノだろ。お気に入りのオモチャを目の前にして一人遊びする男の子になったような気がする」
「一人遊びなの??彩は性感の発達した大人の女だと思っていたのに健志にとってはお気に入りのオモチャの一つなんだ……ウフフッ、このオモチャはね、遊び手に反応するの。遊び方次第で面白かったり面白くなかったりするんだよ」
「いいさ、オレの遊び方で反応を見ることにするよ」
「えっ、なに、何??どうしたの??誰かいるの??」
「いやぁ~、縛っちゃ嫌……オシャブリしたい、オシャブリさせて。これじゃぁ出来ない、オチンポを持てないの。両手を自由にして、お願い」
フゥッ~、息を吐き、無理やり気持ちを落ち着かせて耳に神経を集中する。
声が聞こえるのは一方向ではなく部屋のあちこちから聞こえるような気がする。
今まさに縛られようとしているのを嫌がっているように思えるものの、縛る人の気配やその他の動きが何かおかしい。
作り物の恐怖と思わないものの何かが違う。
「そんなモノを入れないで、オモチャは嫌。オチンポが欲しい……クゥッ~、だめ、だめ、ヒィッ~、イヤァ~……」
悲鳴は長く尾を引き、彩は縛られて自由の利かない身体を艶めかしく揺すり、漏れそうになる喘ぎ声は唇を噛んで堪える。
この部屋に他の誰かがいるということではなく、動画を再生しているのだと結論付けて思い切って声をかける。
「ねぇ、健志、いるんでしょう??ドアを開閉する音は聞こえたけど、その前に洋服を着る様子がなかったよ。まさか素っ裸でチンチンを勃起させたまま外に出ないでしょう……テレビ用の外付けスピーカーを付けいてるでしょう、声の聞こえ方もおかしかったもん。分かっているよ。フフフッ」
「そうか、分かっちゃったか。いつ気が付いた??」
「最初から、ぜ~んぶ分かっていたよ。健志が彩に酷いことをしないって知ってるもん」
「おかしいなぁ……何でも言うことを聞くから一人にしないでって言ったような気がしたよ。それに、どうしようかな、彩を傷つけたくないしなぁ……」
「なによ、彩がどうかした??」
「早く帰ってきて、お願い……って、弱気な言葉を吐いただろう??」
「なんだ、そんな事。健志に弱気な振りをして見せたのを信じたの??ふ~ン、演技に決まってるじゃない」
「そうか、じゃぁ、電話が鳴った時の印象を言おうか……」
「いや、言わないで。正直に言うから許して……スッポンポンの彩を縛ったまま健志がどっかに行っちゃったと思ってすごく怖かったの。動けないし、何も見えないし……思い出したら涙が出てきちゃった……」
「可愛いな彩は。可愛い彩に免じて電話が鳴った時の恥ずかしいことは忘れることにするよ……目隠しを外すから動かないでよ」
「いいよ、このままでも。縛られて、目隠しをした彩の身体で遊んでもいいよ。我慢するから……電話が鳴った時の事を忘れてくれるお礼もしないとね」
恐怖で思わず漏らしたオシッコの事を忘れてくれるなら遊ばれても好いという彩は妄想の中で密かに育んできた、清楚で上品な奥様と呼ばれる優子が淫らな享楽に耽る奔放な彩に変身するのを自在に操るチャンスかもしれないと捉える。
頬に手を添えた健志は無言のうちに目隠しを外して滲み出た涙を舐め取り、月明りとキャンドルの薄明りの中で眩しそうに目を細める彩の瞼に舌を這わせる。
「アンッ、瞼を舐められるのも気持ちいい……いやっ、そんなに見つめないで、恥ずかしいから、もう一度目隠しをして……ねっ」
「可愛い彩を見ていたいけど、恥ずかしいのなら、しょうがないね」
「ごめんね、ほんとに恥ずかしいんだもん……薄暗い部屋でも目隠しされると昂奮する。ドキドキしているのが分かる??」
左胸に手の平を当て、次には耳を押し当てて鼓動を確かめ、分かるよと言いながら額に唇を合わせる。
化粧筆を手に取り、首から肩を刷き鎖骨のくぼみを撫でる。
「アンッ、くすぐったい」
肩をすくめてくすぐったさを堪えようとした瞬間、内腿と股間がキュッとなったのを健志は見逃さない。
「筆の穂先と戯れる彩を見せてもらおうかな」
「エッチな言い方でなんか昂奮する。気持ちよくなっても笑っちゃ嫌だよ」
「セックスの最中に彩が感じたからって笑わないだろ、同じだよ。オレが操る筆で感じてくれたら、昂奮してコレを彩のココにブッ込みたくなるかもしれないよ」
先走り汁を滴らせて粘つく亀頭を縛った彩の手の平に押し付け、筆で割れ目の縁をなぞった健志は囁く。
「すごい、ネバネバしているけど健志のチンチンなの??ハダカンボの彩を見て昂奮しているの??ねぇ、そうなの??」
「そうだよ、ムッチリと魅力的な彩の身体はオレのモノだろ。お気に入りのオモチャを目の前にして一人遊びする男の子になったような気がする」
「一人遊びなの??彩は性感の発達した大人の女だと思っていたのに健志にとってはお気に入りのオモチャの一つなんだ……ウフフッ、このオモチャはね、遊び手に反応するの。遊び方次第で面白かったり面白くなかったりするんだよ」
「いいさ、オレの遊び方で反応を見ることにするよ」