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不倫 ~immorality~

想いを巡らす 二日目 66

健はヒモパンの縁をなぞり結び目に指を添えたものの解くことはせず布越しに割れ目に舌を這わす。
唾液にまみれた舌はピンクのショーツが変色し割れ目の形状があからさまになるほどピチャピチャと音を立てて舐めまわす。
「ハウッ、いやらしい音・・・パンツはビショビショになってるでしょう??いっぱい遊んで、彩で遊んでくれると嬉しいの」
クリトリスごと開いた口に含んで甘噛みし、大陰唇に沿ってハグハグと噛み下りていく。
「彩は美味しいよ。熟れた果物のようで甘いし香りが食欲をそそる」
「彩のすべてを味わい尽くして忘れられない記憶を刻み付けて・・・忘れたいと思っても忘れられないほどの記憶を植え付けて・・・アウッ、いい、気持ちいぃ」
「あぁ、オレは彩の事を忘れるはずがないけど、彩にもオレの事を忘れられない記憶を刻み付けてやる」
ビチャビチャ音を立ててクリトリスを舐めながらショーツの脇から忍び込ませた両手の親指で割れ目の縁をなぞり、鼻頭を恥丘に押し付ける。
「そんな処を押されたら漏らしちゃいそう・・・オシッコが漏れそうだから止めて、アンッ、止めてったら」

健は解いた紐を右手に持って下腹部をくすぐり、言うまいと思っていた言葉を口にしてしまう。
「吸い付くような彩の肌に触れていると妬み心が湧いてくる・・・今日の夜はオレに代わってこの身体に触れる男がいるんだろうな・・・あっ、ゴメン、言わない方が良い事を口にしちゃったね」
「そんなことはない。彩も言っちゃいけないと思って抑えていたんだよ。不倫って関係は世間を憚る事もあるから、お互いの相手の事は決して口にしないと決めていた」
「そうか、ゴメン。何事もあるがままを受け入れる生き方を心掛けてきたけど彩との関係ではムリしていたようだ」
「そう、止める??・・・彩との関係は今日を最後にしたいって言うならそれでもいいよ」
「身勝手かもしれないけど、そうはしたくない。あえて、あれは言わない、これも言うまいって事は止める。自然に振る舞う事にしようと思う・・・彩がそれで良いって言ってくれればだけど」
「うん、その方が良い。夫との関係は以前ほどうまくいってないけど離婚を決意するほどじゃないし、健との関係もこのままが好い。忘れかけていたセックスの悦びを思い出させてくれたしね・・・クククッ、バイブよりも温かい健のモノで何ヶ月かに一度身悶えると肌の艶も保てるような気がするし・・・」
「男性ホルモンを注入器か、オレは??」
「そうだよ、健はホルモン剤。ねっ、気が楽になったでしょう??ほんの少しで良いから彩を大切に思ってくれたら嬉しい・・・」
「彩はオレの大切な人だよ。大好きだ・・・これを外そうか」
首を巻いて手を縛った紐を外そうとした健に、
「もう少し、このままにしといて。女はね、どんな形でも好きな男に束縛されると嬉しいと思うものなの・・・健の愛撫で気持ち良くなって身悶えると首が締まる。悦びと苦しさ、快感と痛みが同時に与えられるってMっ気のある彩には最高の責めかも知れない。不倫の罰だと思うとゾクゾクする・・・だから、もう少し・・・」

一ヵ所残った結び目も解いて秘所を隠したりあからさまにしたりを繰り返すと、
「焦らしちゃ嫌、早く舐めて・・・気持ち良くなりたい」
健がショーツを引っ張ると尻を上げて協力し、クンニされる事を想像して息を荒げる。
彩の身体を隠すものは何もなくなり、目隠しと首に巻いて両手を縛るバスローブの紐だけが残る。

「興奮で乳白色になった肌は、なめし革のように滑りを持って肌に吸い付くし、
きれいだよ。誰にも触れさせたくない」
「ウフフッ・・・縛られたままで家に帰れない。そんな彩を想像すると興奮で濡れちゃいそう・・・飼育・・・いやっ、ドキドキする」
「それ以上、言わないでくれよ。その気になっちゃいそうだよ」
「舐めて、早く・・・何もかも忘れさせて。健の事しか考えられない女になりたいの」
愛おしむ気持ちが満ち溢れた指先で大陰唇を撫で擦り、綻びから真っ赤な花弁が姿を覗かせると舌を伸ばしてツンツンつつく。

露わにされた股間を撫でる冷気に心をときめかせ、割れ目の縁を撫でる指先に優しさを感じて身体の奥に潜む快感に火を点ける。
ウッ、イヤンッ・・・割れ目の縁に掛けた指で大きく開かれ、濡れそぼつ花弁をクリトリスに向かってゾロリと舐め上げられると堪えようとした甘い声を漏らしてしまう。
健の丸めた舌が膣口を出入りすると、ペニスが侵入してくるときの感触に似てドキドキする。
舌の動きに合わせて縛られた両手をゆっくり左右に開くと喉が締まり、苦しさが言葉で表現のしようのない快感を与えてくれる。

スリルや恐怖はしばしば快感を伴い、絶叫マシンやお化け屋敷は男と女の仲を近付けることがある。
人は恐怖を感じ過ぎると生きるのが苦しくなり、それを避けるために神様が恐怖やスリルと快感をセットにしてくれたのではないかと思う。

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ちっち

Author:ちっち
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さむいのも嫌
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夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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