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不倫 ~immorality~

想いを巡らす 二日目 37

「ふ~ン、そんな事をしてきたんだ。彩、楽しかった??・・・そんな聴き方じゃ答えにくいね。興奮した??ドキドキした??恥ずかしかった??」
何に昂奮しているのか健は矢継ぎ早に質問を発し、彩に答える暇も与えない。
「そんなに色々聞かれても一度に答えられないよ・・・」
「そうだな。それじゃ、聞くけど、どうして股間を気にしているの??彩、ワンピースを脱ぎなさい。ラバーパンツってヤツを見せてくれるね??」
「ワンピを脱がなきゃダメ??どうしても??・・・笑っちゃ嫌だよ・・・脱ぐね」
健と優子の視線を気にしながら質問を聴く彩は羞恥に身悶えながらも、ただ一つ留めてあったワンピースのボタンを外して最初に右肩、その次は左肩と抜いていき、両手で乳房と股間を隠して身体を揺すって足元にワンピースを落としてしまう。

健の目の前にいつもの彩の裸体がある。
スポーツを愛して競技者として生活した日々を痕跡に残しながらも、成熟した女性らしい柔らかさや優しさを感じさせる身体がある。
染み一つない白い肌で存在を際立たせる胸の膨らみは大きすぎず、かといって小さくもなく健の手の平で存在感を示しながらピタリと収まり、腰から尻を経て腿に至るムッチリ感は大理石製のヴィーナス像を想像させるほど美しい。
抱きしめたくなる衝動を堪える健は、
「えっ、彩。オレはラバーパンツを見たいって言ったんだよ」
泣き出しそうな表情を一瞬見せた彩は、
「だって円華が・・・このまま廊下を歩いてもスリルが無いからパンツを脱いじゃいなさい、脱がないと大きな声を出すよって言うんだもん・・・ワンピースのボタンをほとんど外しただけでも恥ずかしいのに、ノーパンノーブラでワンピースをヒラヒラさせて歩けって言うんだよ」
「そうか、可哀そうな彩。でも偉いよ、バイブを支えるモノが無くなったのに落とさず歩いてきたんだろう。すごいよ、彩も彩のオマンコも偉い」

クククッ・・・彩と健のやり取りを楽しそうに聞いていた円華が、いかにも面白そうに笑い、
「健さん、それじゃ褒め方が足りない・・・彩、健さんと優子にお尻を見せて差し上げなさい。向こうを向いて尻を突き出してごらん」
ピシッ・・・ヒッ、痛い・・・躊躇する彩の尻を打ち後ろに向きにさせて尻に突き刺さっているバイブを二人に見せる。
こんな事を想像していた優子に驚きの表情は浮かばないものの、健は目を点にしてアナルに突き刺さったバイブから視線を外せない。
「彩、いつから入れてるの??気持ち良いの??そんなモノを入れられて嫌じゃなかった??二つの穴にバイブを飲み込んだまま歩いていたの??」
「彩お姉さん、質問には誠実に答えなさい」
円華は二度と使わないといった、彩お姉さんと揶揄するような言葉で追い詰める。

「先ほど話した、ぷかりさん橋で入れられてそのまま・・・最初はお尻を無理やり広げられているから歩きにくくて困ったけど慣れちゃった。決して気持ち良くはない。でもね、展示会場で仕事をしている人や仲良く散策しているカップルのそばを通ると、彩は何をしているんだろうって羞恥に苛まれるんだけど、それが変に気持ち良いの・・・ワンピースの中はすごくエッチな恰好なんだよ、知ってる??見て、彩の恥ずかしい姿を見てって叫びたくなっちゃうの・・・」
「良かったね、彩。彩を理解している積りだけどオレには満足させてあげることはできない。優子さんや円華さんに来てもらって良かったと思うよ、彩もそう思ってくれるだろう??」
「う~ん、本心を明かすのは許して、お願い・・・でもね、嫌じゃないって、はっきり言えるよ。それが返事でも良い??」

「彩さん、ありがとう。健さんへの言葉だって承知しているけど、今の言葉を聞いて私は満足できる、優子さんもでしょう??色んな人を相手にするけど、彩さんのように羞恥を忘れられない人に、どう満足してもらうか。羞恥と快感の狭間で身悶えてもらう、そんな事が出来た時は仕事とはいえ、ほんとうに良かったと思えるの・・・」
「そうよ、私もそう。先ほどの健さんの言葉を借りれば理解し合ってる二人でも、性的な癖を満足せるってなかなか難しい事だと思うの、私たちは、それをお手伝いするのが仕事。彩さんと健さんの言葉を聞いて私たちこそ、お礼を言いたいの・・・ありがとうございました」
「彩、良かったな。彩も満足、お二人もご自分の仕事に満足、ウインウインの関係ってやつだね・・・約束の時間が迫って来たから仕上げにかかってもらえるかな??」
「そうだ、忘れるところだった・・・最後は健さんにも参加してもらいますよ」

優子の言葉で始まり健も加わったそれは乱交としか呼びようがなく、三人の女性と一人の男性がそれぞれの性的好奇心を満足すべく絡み合った。
その中心には常に彩がいて染み一つない白い肌は誰彼を問わず指が撫で回し、舌が舐めて唇が這い回る。
ウッウッ、アンッ、イヤッ・・・唇を噛んで喘ぎ声を漏らすまいと必死に堪えていたものの、途切れ途切れに漏れ始めたそれは頑丈な堤を蟻の一穴が決壊させてしまうように抵抗する気力を破壊してしまう。
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ちっち

Author:ちっち
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さむいのも嫌
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夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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