不倫 ~immorality~
想いを巡らす 二日目 32
彩は今の状況で不安が大きくならない自分を訝しく思い始めている。
すれ違う人の視線が自分に向くと身体も心もますます火照り、見えるはずのない股間のバイブを弄られているような気持になってしまう。
バイブの振動は止み、ワンピースに擦れる乳首の感触にも慣れて何かもどかしい。
恥ずかしい・・・でも、もっと見て欲しい。
フゥッ~・・・胸元のボタンを外してしまいたいという衝動を抑えるために宙を睨んで息を吐く。
「刺激が欲しいの??・・・バイブをマックスで振動させてあげる。気持ち良いからって変な恰好しちゃダメよ」
彩の顔を覗き込んだ円華がニヤッッと口元を緩めると同時に、ヴィ~ンヴィ~ンと、しめやかにして秘めやかな振動が股間を襲い、その刺激は快感となって全身を駆け巡る。
蹲りそうになる身体を円華に支えられて通路の脇に寄り、人目を気にして何でもない振りを装うもののワンピースから伸びる両足は僅かに震え、溢れ出る淫汁がラバーパンツに遮られて滲み出ることを許されない違和感で身体を捩らせる。
足早に通り過ぎながらも、すれ違いざまに彩に向ける視線を意識すると、恥ずかしいだけのはずなのに身体の昂ぶりを抑える事が出来なくなってしまう。
それらの視線は円華には体調の異変を気遣うモノとしか思えないものの、股間に埋め込まれたバイブの振動や溢れ出る淫汁を意識する彩は視線に犯されて頬の火照りとワンピースに擦れる乳房の先端に意識を研ぎ澄ませていく。
「ハァハァッ・・・だめっ、ダメなの・・・動けない」
覗き込む円華に微かな声を絞り出し、両手の中に倒れ込むように身体を預ける。
ヴィ~ンヴィ~ン・・・彩の身体を通じて伝わる振動が円華の嗜虐心を呼び起こし、身体を支える振りをしてふくよかな乳房をわしづかみにする。
「グッ・・・いや、イヤンッ・・・やめて」
円華の胸に顔を埋めた彩は囁くように哀願の声を漏らし、円華は彩の耳元で、
「感じているんでしょう??見知らぬ人の視線に犯されて気持ち良くなっちゃったんだね・・・彩お姉さんの事が好きだから妬ける。オッパイを揉むと気持ち良いの??」
チリンチリンッ・・・円華の指が乳房の先端を撫でると二人の身体の間で、軽やかとは言いかねる鈴の音が微かな音を立てる。
鈴の音は身体を寄せあう二人にしか聞こえず、それを残念に思うもう一人の自分に彩は息を飲む。
「大丈夫ですか??」
「あっ、大丈夫です。ご心配をおかけして申し訳ございません」
「何かお手伝いする事がございますか??」
「いえ、大丈夫です。ワンフロア下に救護所があるとお聞きしたので行ってみます」
「そうですか、お手伝いしなくても良いんですね??」
円華と話す親切な男性を覗き見た彩は、アッ好い男と男性の親切心を踏みにじるような不謹慎な思いが脳裏をよぎり、それが新たな羞恥を呼んで顔を伏せる。
「あっ、これをどうぞ、買ったばかりで口を付けてないから・・・今日は暑いから身体も参っちゃうね、お大事に」
円華の手にペットボトル入りミネラルウォーターを押し付けるようにして男性は立ち去る。
「ありがとうございました」
立ち去る男性の後ろ姿を見つめる円華は、
「優しい男性って好いよね、健さんは優しい??」
「健の名前は出さないで、今、その名前を聞くと挫けそうになっちゃう」
「どうして??」
「正直に言うと今の状況が嫌じゃないかもしれないの・・・彩はおかしいって嫌われちゃうかもしれない」
「フフフッ、大丈夫だよ。この格好でコンビニに行くって言っても止めなかったんだよ。こんな事もある程度は想像できたはず。だから大丈夫、楽しみなさい」
ビジネス用サービスコーナーのそばでもあり、各種電子機器を使用する人や足りなくなった名刺を作る人たちの往来が引きも切らない。
「彩、大丈夫??ここじゃ通る人たちの迷惑になるから救護所へ急ごう・・・歩ける??」
すれ違いう人たちには励ましと取れる言葉を彩に掛けて身体を支え、エスカレーターに向かう。
「気持ち良いのは分るけど、早くここを離れた方が良いよ。人通りが多過ぎる・・・これ以上、彩の体調を心配する人に関わると大変な事になりそう、分るでしょう??バイブを動かしてあげるから頑張って歩きなさい」
ヴィ~ンヴィ~ン・・・今までのようにバギナとアナルのバイブを同じように動かすのではなく、二つのバイブの強度や振動方法を変化させながら操作する。
「ウグッ、グゥッ~・・・止めて、強烈すぎる・・・こんな事・・・」
同じ振動に徐々に慣れつつあった身体が、変化を付けられて新鮮な反応を見せる。
エスカレーターから降りた彩がまたもや蹲りそうになると円華はバイブのスイッチを切り、展示ホールそばのトイレに二人で入る。
彩は今の状況で不安が大きくならない自分を訝しく思い始めている。
すれ違う人の視線が自分に向くと身体も心もますます火照り、見えるはずのない股間のバイブを弄られているような気持になってしまう。
バイブの振動は止み、ワンピースに擦れる乳首の感触にも慣れて何かもどかしい。
恥ずかしい・・・でも、もっと見て欲しい。
フゥッ~・・・胸元のボタンを外してしまいたいという衝動を抑えるために宙を睨んで息を吐く。
「刺激が欲しいの??・・・バイブをマックスで振動させてあげる。気持ち良いからって変な恰好しちゃダメよ」
彩の顔を覗き込んだ円華がニヤッッと口元を緩めると同時に、ヴィ~ンヴィ~ンと、しめやかにして秘めやかな振動が股間を襲い、その刺激は快感となって全身を駆け巡る。
蹲りそうになる身体を円華に支えられて通路の脇に寄り、人目を気にして何でもない振りを装うもののワンピースから伸びる両足は僅かに震え、溢れ出る淫汁がラバーパンツに遮られて滲み出ることを許されない違和感で身体を捩らせる。
足早に通り過ぎながらも、すれ違いざまに彩に向ける視線を意識すると、恥ずかしいだけのはずなのに身体の昂ぶりを抑える事が出来なくなってしまう。
それらの視線は円華には体調の異変を気遣うモノとしか思えないものの、股間に埋め込まれたバイブの振動や溢れ出る淫汁を意識する彩は視線に犯されて頬の火照りとワンピースに擦れる乳房の先端に意識を研ぎ澄ませていく。
「ハァハァッ・・・だめっ、ダメなの・・・動けない」
覗き込む円華に微かな声を絞り出し、両手の中に倒れ込むように身体を預ける。
ヴィ~ンヴィ~ン・・・彩の身体を通じて伝わる振動が円華の嗜虐心を呼び起こし、身体を支える振りをしてふくよかな乳房をわしづかみにする。
「グッ・・・いや、イヤンッ・・・やめて」
円華の胸に顔を埋めた彩は囁くように哀願の声を漏らし、円華は彩の耳元で、
「感じているんでしょう??見知らぬ人の視線に犯されて気持ち良くなっちゃったんだね・・・彩お姉さんの事が好きだから妬ける。オッパイを揉むと気持ち良いの??」
チリンチリンッ・・・円華の指が乳房の先端を撫でると二人の身体の間で、軽やかとは言いかねる鈴の音が微かな音を立てる。
鈴の音は身体を寄せあう二人にしか聞こえず、それを残念に思うもう一人の自分に彩は息を飲む。
「大丈夫ですか??」
「あっ、大丈夫です。ご心配をおかけして申し訳ございません」
「何かお手伝いする事がございますか??」
「いえ、大丈夫です。ワンフロア下に救護所があるとお聞きしたので行ってみます」
「そうですか、お手伝いしなくても良いんですね??」
円華と話す親切な男性を覗き見た彩は、アッ好い男と男性の親切心を踏みにじるような不謹慎な思いが脳裏をよぎり、それが新たな羞恥を呼んで顔を伏せる。
「あっ、これをどうぞ、買ったばかりで口を付けてないから・・・今日は暑いから身体も参っちゃうね、お大事に」
円華の手にペットボトル入りミネラルウォーターを押し付けるようにして男性は立ち去る。
「ありがとうございました」
立ち去る男性の後ろ姿を見つめる円華は、
「優しい男性って好いよね、健さんは優しい??」
「健の名前は出さないで、今、その名前を聞くと挫けそうになっちゃう」
「どうして??」
「正直に言うと今の状況が嫌じゃないかもしれないの・・・彩はおかしいって嫌われちゃうかもしれない」
「フフフッ、大丈夫だよ。この格好でコンビニに行くって言っても止めなかったんだよ。こんな事もある程度は想像できたはず。だから大丈夫、楽しみなさい」
ビジネス用サービスコーナーのそばでもあり、各種電子機器を使用する人や足りなくなった名刺を作る人たちの往来が引きも切らない。
「彩、大丈夫??ここじゃ通る人たちの迷惑になるから救護所へ急ごう・・・歩ける??」
すれ違いう人たちには励ましと取れる言葉を彩に掛けて身体を支え、エスカレーターに向かう。
「気持ち良いのは分るけど、早くここを離れた方が良いよ。人通りが多過ぎる・・・これ以上、彩の体調を心配する人に関わると大変な事になりそう、分るでしょう??バイブを動かしてあげるから頑張って歩きなさい」
ヴィ~ンヴィ~ン・・・今までのようにバギナとアナルのバイブを同じように動かすのではなく、二つのバイブの強度や振動方法を変化させながら操作する。
「ウグッ、グゥッ~・・・止めて、強烈すぎる・・・こんな事・・・」
同じ振動に徐々に慣れつつあった身体が、変化を付けられて新鮮な反応を見せる。
エスカレーターから降りた彩がまたもや蹲りそうになると円華はバイブのスイッチを切り、展示ホールそばのトイレに二人で入る。
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