鏡
鏡-10 悪戯
「ウググッ・・・ぐるじぃ・・・」
「いやぁ~ン、キスマークが付いちゃう・・・クククッ、くすぐったい。やめて、やめて・・・ウフフッ」
部屋のどこにいても姿を映し、隠れる場所さえもないように取り囲む鏡の存在を忘れたように二人はじゃれ合う。
男は胸の谷間から顔を上げて見つめる女に唇を重ね、ムッチリとして柔らかい腰を抱き寄せる。
ムフッ、フッ、アウッウゥッ・・・見開いたままの目は互いの瞳に宿る思いを探ろうとし、両手は言葉に出来ない何か歯がゆい思いで髪や首、背中をまさぐり撫で回す。
女の腰と背中に回した手で身体を支え、ベッドのクッションを利用して腰を突き上げる。
アウッ、クゥッ、ウッウッ、ウゥ~・・・子宮に届くかと思うほどペニスの先端がバギナの奥をつつき、喜悦の表情で宙を睨む女は男の背中に爪を立てる。
「ウグッ、いってぇ・・・痛い・・・」
思わず声を漏らしてしまう。
ごめんなさい・・・腿を跨いだまま男の顔を覗き込んで心底嬉しそうな笑みを隠そうともせず、言葉は丁寧に、しかし心のこもっていない詫びを伝える。
「悪い子だ。罰として胸の谷間じゃ見えないから、ここへキスマークを付けちゃおう」
言うが早いか乳房にむしゃぶりつき、チュゥチュゥ音を立てて吸い付く。
「クククッ、付いた??・・・あぁ~ァ、これでしばらく男に肌を晒せないな・・・どうしてくれるの??」
「う~ん、そうだな・・・キスマークが消えるまでに男がが必要になったら、食事とかね、その時は私が相手しようか??それでどうかな??」
「考えとく・・・焼肉を食べたくなった時や身体が疼いてムズムズすると名前も知らない相手と食事をして、もう一度セックスする。好いかもね・・・」
「あぁ、好いと思うよ・・・クククッ・・・名前も知らない男に抱かれるじゃなくて、セックスする。元通りのあなたに戻ったようだね」
「うん??なに??どう言う事??」
「いや、独り言だよ。気にしなくていいよ・・・もしも、次の機会があったら名前を教えてくれる??」
「好いよ、今日は教えないけど次は教えてあげる・・・フフフッ、予想通り、後腐れのない人だった。ちょっと、がっかりだけどね・・・あっ、何でもない、気にしないで」
全てではなくとも心の内の幾ばくかを言葉にした二人は晴れやかな表情になり、一層セックスを楽しむ気持ちになる。
「服を着てる時は感じなかったけど、脱ぐとエッチな身体だね・・・下腹部から腰を経て腿に至るラインのムッチリ感、見ているだけでも垂涎ものだよ。オッパイにも青筋が浮いて如何にもエッチが好きって肌だし」
「見るだけで満足できるの??・・・味は悪かったの??食べてみてどうだった??」
「食べたのか、食べられたのか分からないけど・・・ここにガッチリ咥え込まれているからね。白い肌がわずかに朱を帯びる頃には、滑らかな感じの肌がネットリまとわりついて融けて混じり合いそうなほど気持ち良いよ」
「融けて混じり合うの??・・・チンチンは解かさないように気を付けてね、大切なモノだから・・・アンッ、おいたしちゃイヤッ・・・奥をつかれるのも良いよ」
男は女の腰に手を添えて身体を支え、下から突き上げると眉間に皺を寄せて唇を噛む。
女は男の首に手を回して身体を支え、両足を踏ん張って身体を上下する。
「アウッ、ウッウッ・・・クゥッ~、いぃ、こんなに好いなんて・・・」
ヌチャヌチャ、クチャクチャ・・・ペニスがバギナを掻き回し、溢れ出た愛液が二人の間で卑猥な音を立て二人の興奮と快感は我慢出来ないくらいに高まっていく。
鏡の中に見る自分の顔が朱になり、焦点を合わせるのが困難になって男の背中と自分の顔がぼやけてくる。
「体位を変えるよ」女の顔を覗き込み、チュッと軽く唇を合わせた男は背中と腰を抱いてゆっくり倒れ込んでいく。
正常位に変化して結合部分を深くした男は、ウッと声を漏らして話しかける。
「すごいっ、入り口から奥に向けて吸い込むようにうねってる・・・意識してる??それとも自然なの??」
「分かんない・・・何もしてないもン、熱い、身体の芯が熱いの・・・」
男に組み敷かれた格好で天井を見ると先ほど爪を立てた痕が背中に残り、これほどの傷がつくのを我慢してくれたのかと思うと愛しさが募る。
足を絡ませ、背中に回した手に力を込めて冗談のように言葉を連ねる。
「もしも、もしもだよ・・・こうやってまとわりついて、離れないって言ったらどうする??・・・冗談、冗談だよ。真面目に考えないでよ」
男は女に見られないように顔を背けて口元を緩める。
「ウググッ・・・ぐるじぃ・・・」
「いやぁ~ン、キスマークが付いちゃう・・・クククッ、くすぐったい。やめて、やめて・・・ウフフッ」
部屋のどこにいても姿を映し、隠れる場所さえもないように取り囲む鏡の存在を忘れたように二人はじゃれ合う。
男は胸の谷間から顔を上げて見つめる女に唇を重ね、ムッチリとして柔らかい腰を抱き寄せる。
ムフッ、フッ、アウッウゥッ・・・見開いたままの目は互いの瞳に宿る思いを探ろうとし、両手は言葉に出来ない何か歯がゆい思いで髪や首、背中をまさぐり撫で回す。
女の腰と背中に回した手で身体を支え、ベッドのクッションを利用して腰を突き上げる。
アウッ、クゥッ、ウッウッ、ウゥ~・・・子宮に届くかと思うほどペニスの先端がバギナの奥をつつき、喜悦の表情で宙を睨む女は男の背中に爪を立てる。
「ウグッ、いってぇ・・・痛い・・・」
思わず声を漏らしてしまう。
ごめんなさい・・・腿を跨いだまま男の顔を覗き込んで心底嬉しそうな笑みを隠そうともせず、言葉は丁寧に、しかし心のこもっていない詫びを伝える。
「悪い子だ。罰として胸の谷間じゃ見えないから、ここへキスマークを付けちゃおう」
言うが早いか乳房にむしゃぶりつき、チュゥチュゥ音を立てて吸い付く。
「クククッ、付いた??・・・あぁ~ァ、これでしばらく男に肌を晒せないな・・・どうしてくれるの??」
「う~ん、そうだな・・・キスマークが消えるまでに男がが必要になったら、食事とかね、その時は私が相手しようか??それでどうかな??」
「考えとく・・・焼肉を食べたくなった時や身体が疼いてムズムズすると名前も知らない相手と食事をして、もう一度セックスする。好いかもね・・・」
「あぁ、好いと思うよ・・・クククッ・・・名前も知らない男に抱かれるじゃなくて、セックスする。元通りのあなたに戻ったようだね」
「うん??なに??どう言う事??」
「いや、独り言だよ。気にしなくていいよ・・・もしも、次の機会があったら名前を教えてくれる??」
「好いよ、今日は教えないけど次は教えてあげる・・・フフフッ、予想通り、後腐れのない人だった。ちょっと、がっかりだけどね・・・あっ、何でもない、気にしないで」
全てではなくとも心の内の幾ばくかを言葉にした二人は晴れやかな表情になり、一層セックスを楽しむ気持ちになる。
「服を着てる時は感じなかったけど、脱ぐとエッチな身体だね・・・下腹部から腰を経て腿に至るラインのムッチリ感、見ているだけでも垂涎ものだよ。オッパイにも青筋が浮いて如何にもエッチが好きって肌だし」
「見るだけで満足できるの??・・・味は悪かったの??食べてみてどうだった??」
「食べたのか、食べられたのか分からないけど・・・ここにガッチリ咥え込まれているからね。白い肌がわずかに朱を帯びる頃には、滑らかな感じの肌がネットリまとわりついて融けて混じり合いそうなほど気持ち良いよ」
「融けて混じり合うの??・・・チンチンは解かさないように気を付けてね、大切なモノだから・・・アンッ、おいたしちゃイヤッ・・・奥をつかれるのも良いよ」
男は女の腰に手を添えて身体を支え、下から突き上げると眉間に皺を寄せて唇を噛む。
女は男の首に手を回して身体を支え、両足を踏ん張って身体を上下する。
「アウッ、ウッウッ・・・クゥッ~、いぃ、こんなに好いなんて・・・」
ヌチャヌチャ、クチャクチャ・・・ペニスがバギナを掻き回し、溢れ出た愛液が二人の間で卑猥な音を立て二人の興奮と快感は我慢出来ないくらいに高まっていく。
鏡の中に見る自分の顔が朱になり、焦点を合わせるのが困難になって男の背中と自分の顔がぼやけてくる。
「体位を変えるよ」女の顔を覗き込み、チュッと軽く唇を合わせた男は背中と腰を抱いてゆっくり倒れ込んでいく。
正常位に変化して結合部分を深くした男は、ウッと声を漏らして話しかける。
「すごいっ、入り口から奥に向けて吸い込むようにうねってる・・・意識してる??それとも自然なの??」
「分かんない・・・何もしてないもン、熱い、身体の芯が熱いの・・・」
男に組み敷かれた格好で天井を見ると先ほど爪を立てた痕が背中に残り、これほどの傷がつくのを我慢してくれたのかと思うと愛しさが募る。
足を絡ませ、背中に回した手に力を込めて冗談のように言葉を連ねる。
「もしも、もしもだよ・・・こうやってまとわりついて、離れないって言ったらどうする??・・・冗談、冗談だよ。真面目に考えないでよ」
男は女に見られないように顔を背けて口元を緩める。