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凌辱・12時間 -13

4:45
立小便を済ませた彩を背後から抱きしめる田中は身体を反転させて唇を重ねる。
抱きすくめられて唇を奪われても抗うことはないものの積極的に反応することもない。
田中は苛立ちを見せることもなく、鳥が餌をついばむように唇でツンツンつつき、湿らせた舌先で閉じたままの彩の上唇を右から左に刷き、折り返して下唇を左から右へとなぞると、アンッと艶めかしい吐息を漏らして僅かに開く。
その瞬間をとらえて入り込んだ田中の舌が上顎を舐めてドロッと唾液を流し込み、何も抵抗しないのを確かめると舌を重ねたり絡ませたりと自在に動き回る。
舌の動きは大胆になって歯茎を撫でて顎を舐め、彩の舌を自らの口に吸いこんでしまう。

舌先を丸めてフェラチオを連想させるようにピストン運動で刺激されると元々キス好きの彩は無反応でいることもできず、自らの右手で田中の背中を撫でまわし、左手を首に添えて田中の唇を貪り始める。
田中のキスを拒否して唇を開こうとしなかった彩が自ら積極的にキスを求め、心は開かなくても身体は俺たちを受け入れ始めたと佐藤に合図する。
ニヤッと笑みを浮かべた佐藤は顔の前で手を開いて田中に手の甲を見せ、そのまま握り拳を作って人差し指と中指の間から親指をつき出す。
キスを続ける田中は彩の腰に回した手でOKサインを作る。
「奥さん、ここじゃ寒いから中へ入ろうか。見かけと違って俺は紳士だよ。抱っこしてやるよ」

話し終えた田中はチュッと音を立てて唇を合わせ、中腰の姿勢から彩の左太腿に右手をかけて抱え上げ、そそり立つ怒張に手を添えることなく腰を蠢かしてズボッと挿入する。
「ウッ、クゥッ~……きつい、お尻にプラグを入れられたままだしゴリゴリする」
蹂躙され続ける彩は時間の観念が薄れているものの、男たちの会話から解放される時刻も近いと思うし満足させてあげれば、その時間も早くなるのではないかと考えて逆らうことなくすべてを受け入れると決心していた。
寒さに震えながらカメラのレンズを見つめてオシッコを漏らす醜態もあえて晒したし、二人の男に犯されることも覚悟している。
一人は口に、もう一人はアナルに放出したことでもあり、それほど酷いことにならないだろうと思っている。

「俺のモノの味は旦那と比べてどうだ??……それ、これでどうだ??」
田中は中腰のまま両足を踏ん張って腰を突き上げ、怒張の先端がコリコリと子宮口らしい感触を確かめても責めを止めることはない。
「ウグッ、クゥッ~、壊れちゃう。子宮が……お尻に出した後なのに……こんな事って……」
「ハハハッ、冗談言うなよ。尻の穴に入れてやったのは4~5時間前だろう、回復するさ。17~8のガキなら3回くらいやっちゃう時間だろう」
「俺たちに、そんな真似はできないが二人で責める悦びを教えてやるよ。田中、入ろうぜ」
抱え上げた左足に加えて右足も左手で抱え込んで怒張を挿入したまま抱き上げる。
「ヒィッ~、裂けちゃう。アソコもお尻も壊れちゃう……下ろして、自分の足で歩きます」
「抱いて行ってやるよ。落ちないようにしがみついていろよ」
田中は両足に手を添えて抱え上げ、彩は首に手を回してしがみつく。
ドアに向かって一歩、また一歩と歩を進めると子宮を突く怒張は予期せぬ動きで膣壁を擦り、抱きかかえられる不安と性的快感の狭間で彩の気持ちが揺れる。
夕方から長時間に亙る凌辱で暴漢に心を許したわけではないけれど恐怖や不安は薄らぎ、身体が気持ちを裏切って性的刺激に明らかな反応を示し始める。
田中の首に巻いた両手に力を込めて上半身を押し付け、乳房が擦れる快感を貪り股間も妖しく蠢かす。

がっしりとした体格の田中は彩の股間を貫いたまま平然と抱きかかえて玄関を入り、リビングを目指す。
玄関ドアを閉めた佐藤は、田中にしがみついて苦痛とも悦びともとれる表情を浮かべる彩を見て業の深さを知り、苛めがいのある女だと口元を緩める。
性具の入ったバッグからバイブを取り出してスイッチを入れ、ヴィ~ンヴィ~ンと振動音を立てて竿部が揺れる様子を見せつけると、身体は性的な反応を示し始めても虚ろな様子だった瞳が輝きを見せ始める。
「これが欲しいのか??オマンコと尻の穴は塞がっているから口マンコしか空いてないなぁ……これは、どうだ??」

ヴィ~ンヴィ~ン……ガチャガチャ……ピシッピシッ……
「ヒィッ~、やめてぇ~、壊れちゃう。裂けちゃうから、やめてぇ~」
バイブをアナルプラグに押し付けて卑猥な振動音と接触音が彩の耳を犯し、田中の首に回した両手で耳を塞いで音を遮っても脳に残る音の記憶が淫らに蘇って性感の刺激を続ける。
バイブとプラグによる責めから逃れようとして身体を揺するとバギナを犯す田中の怒張がこらえ切れない快感を与えてくれて、ついに防御の壁が崩れ落ちる。

凌辱・12時間 -12

4:20
郊外とはいえ、満天の星とは言いかねるものの冬の澄み切った空を見上げると南の空にオリオン座の三ツ星が輝き、ペテルギウスと一番明るく輝くおおいぬ座のシリウスを一辺にして正三角形を描いた処にこいぬ座のプロキオンがあり冬の大三角形を形作っている。
冬空を見上げる彩は男二人に凌辱されていることも忘れて一瞬とは言え、苦痛を浮かべていた表情が穏やかになる。

わずかな明かりでも彩の身体は真っ赤なボディストッキング越しに乳白色に輝き、その美しさが嬲る男たちを躊躇させる。
「奥さん、寒くないか??」
「寒いです……何も悪いことをしていないのに、どうして、こんな目に合うのか分からない……ウッウッウゥゥッ~……」
寒さに震え、すすり泣くようなか細い声を漏らす彩を抱きしめたくなるのを堪えた佐藤は首につながる縄尻で尻を打ち、
「早くしちゃえよ。素っ裸じゃ寒くてたまんねぇよ」
田中は彩の乳房を掴んで引き回し、肩を押してしゃがめと無言で伝える。
「奥さん、早く小便しなよ。寒くてしょうがないだろ。俺のモノなんか寒くて縮んじゃったよ、口に含んで温めてくれ」
バスルームでアナルに放出した後も彩の魅力に抗しきれずに屹立したペニスも寒さには勝てず、今は見る影もなく萎れて無様な姿になっている。
「冬の4時過ぎに犬の散歩をする人がいるとも思えないけど車も通るし、ここは道路から丸見えで怖い。木の陰に移りたい」
「場所を変えたいなら俺のモノを興奮させてからだな、温かくしてくれよ」

車のエンジン音が闇を切り裂いて通り過ぎ、ヘッドライトに照らされた身体を丸めて両手で覆った彩は遠ざかるテールライトを見つめてフゥッ~と安堵の息を吐く。
「あんなに急がなきゃ、好い女が素っ裸で小便するのを見ることが出来たろうに……ゆっくり走る車もいるはずだよ。早く俺のモノを大きくしないと見られちゃうよ」
彩の髪を掴んで動きを封じ、腰を突き出して萎れたままのペニスを押し付ける。
「いやっ、やめて……ウグッフグッ、クゥッ~……ウッ、ウググッ」
顔を背けようとしても男の力に敵うはずもなく、口と言わず鼻と言わずペニスを押し付けられて、ついに口を開けてしまう。
「ウグッ、ゲボッ、ウググッ……ジュルジュルッ、ウググッ、ゲェッ、ジュボジュボッ……」
情け容赦なく口腔を犯されて喉の奥まで突き入れられ、涙が滲んでも許されることはなく田中の腿に手を添えて突き放そうとしても力は敵わない。
ウゲッ、ゲボッ……突き入れられたペニスを吐き出すことは諦め、意識して喉を開くようにすると幾分かでも楽になっただけではなく蹂躙されることの不快感がわずかとは言え薄くなる。

喉奥の粘膜が侵入者に絡みついて快感を得ようとし、太腿に添えて突き放そうとする手から力が抜けていく。
だらしなく萎びていたペニスは彩の口腔で膨らみ喉を押し広げる。
ウガガッ、グゥッ……ジュルジュルッ、ジュボジュボッ……
「ウックゥッ~、気持ちいい、奥さんのオシャブリは最高だよ。これ以上は我慢できない、木の陰に移動してもいいぞ、約束だからな」
佐藤は首につながる縄を田中に渡し、忘れ物を取ってくると言いおいて玄関ドアを開けて姿を消し、縄尻を掴む田中は道路から陰になる場所を目指す。

意思を無くしたように胸も股間も隠すことなく、だらりと手を垂らしてヨロヨロと従う彩は、口腔を犯されて精液を飲み干し、浣腸を施された後でアナルの奥深くに精液を吐き出されて、ほんの少しの反抗で尻や頬を打たれて抗う気持ちを押さえられ、今はアナルを押し広げるプラグを挿入される凌辱にも反抗する気配さえ無くしている。
身体の感じる寒さにも鈍感になり、明日帰宅する夫に言い訳する言葉が見つからずに呻吟する。

「ここでいいだろう。しゃがんで小便しろよ、佐藤さんがカメラを持ってきてくれたから好い顔を向けろよ」
「奥さん、あんたは隙間だらけのアミアミとはいえ全身ストッキングを着けているけど俺たちは素っ裸で寒いんだよ。早く小便してくれよ、打たれたくないだろ??」
佐藤の声に合わせて田中は背後から彩の肩を押さえてしゃがませる。
「ウッ……だめっ」
「どうした??」
「しゃがもうとするとアナルプラグが私を苛めるの」
アナルを押し広げる圧迫感と金属特有の冷たさや重量感を持つメタルプラグは、夫のいないとき、独り寝の寂寥感を紛らす友達ではあるが今のように苦痛を与えるだけの存在であったことはない。
ニヤッと笑った佐藤は、
「たっぷりのローションのお陰で今なら簡単に抜くことも出来るけど、乾いたらどうなると思う??奥さんなら知っているだろう??アナル壁にピタリと張り付くと抜けなくなっちゃうよ。オマンコのように愛液でも滲ませれば大丈夫だけどな……田中、手伝ってやりなよ」

中腰のままの彩を背後から抱きしめた田中は、下腹部に大きな手を添えて擦り始める。
無骨に見える田中の手とは思えないほど動きは繊細で、こんな処にも私の性感帯があったのかと思うほど気持ちいい。
「アッアァッ~ン、だめ、そんなところを押したり撫でられたりすると……出る、出ちゃう、我慢できない」
「好いよ、このまま漏らしちゃえ。好い顔をするんだぞ、カメラから顔を背けるんじゃない、正面を向いて笑え」
シャシャッ~……シャッ~、ジョボジョボッ……カシャカシャ……
「いやぁ~、見ないで。恥ずかしい……」
「清楚で上品な奥様が実はマゾ。縄やアナルグッズを愛用して、股間にオシッコ穴の開いたボディストッキングを穿いて見られるかもしれないというスリルを味わうために庭に出る。立小便しながらカメラのレンズをじっと見つめるんだよ、こんな奥さんを独り残して出張する旦那は心配だろうな。田中はどう思う??」

4:40
「俺に好い考えがあるんですよ。夕食をごちそうになったり、溜まった精液を尻の穴で抜いてもらったり世話になったから旦那が帰ってくる明日まで浮気しないようにしてあげようかなと思っているんです」
「うん、それは好い考えだ」
「それじゃぁ、口マンコと尻マンコには飲ませてあげたけど、本物のマンコに俺のをぶち込んでもいいですか??」
「あぁ、5時も近いし頃合いだろう。串刺しにしたまま家の中に入れよ。ここじゃ寒すぎる」

水割りのステアは反時計回り

「お代わりを作る??」
「最後の一杯は、ほんの少し濃い目にしてもらおうか……飲みきったら帰るけど、もう一度、乾杯してくれる??」
「咲耶も、もう一杯頼んでもいいの??ありがとう……同じモノをお願いします」
「ドリンクで酔っぱらわないように薄目にしといてよ」
「優しいね。二人っきりの時は酔わせてほしいけど……記憶をなくすほど酔わせてほしいな。もっと飲め、飲めないのなら口移しで飲ませちゃうぞって……」
「真に迫る演技、女優みたいだよ」
「女はね好きな男の前では女優になるの。一度抱かれると女優じゃいられなくなるけどね……、そうか、柏木さんの前じゃ女優のままなんだ。早く仮面を脱ぎたいな」

コツン、コツッ……カシャッ……トクトクッ……トクトクトクッ……カシャカシャッ……キュッ……コトッ。
「咲耶ちゃんのリズムにすっかり馴染んじゃったよ。氷を入れて軽くステアしてグラスを冷やす。ウィスキーと水を入れて掻きまわすときは反時計回り。グラスをキュッと拭いてコースターに。見ているだけで気持ちいいよ」
「時計回りは時間を早く進めるから、お客様に早く帰ってほしいって言う事に通じる。反時計回りは……時間の進行にブレーキをかけて、帰らないでほしいなって言う無言の言葉。ウフフッ、嬉しい??」
「客によって時計回りと反時計回りを使い分けているか聞かせてほしいな」
「ウフフッ、お客様は柏木さんだけじゃないの……秘密」
「今日はベッドで目を閉じると咲耶ちゃんを思い出して眠れなくなっちゃいそうだよ」
「ほんとう??じゃぁ、近いうちに食事に連れてってくれる??」
「好いよ。改めて連絡するよ」

「咲耶さん、おまちどうさまです。どうぞ」
「ありがとう……」
「今日は晴れていたから乾杯」
「乾杯、晴れていたからなの??フフフッ……そうだ、この間、お客様に聞いたんだけど、神保町にあるナントカってエッチな本やDVDを売っている店の社長がテレビで奥さん公認の浮気相手がいるって話したんだって……咲耶には考えられない」
「ふ~ん、それはすごいね」
「テレビで名前を名乗って顔出しで話したから本当なんだろうなってお客様が言ってたよ。それに、それだけじゃないの。ダブル不倫でね、不倫相手は人妻でご主人公認なんだって……信じられないよね」
「奥さん公認の浮気相手って言うのは、あるかなって思うけど、ダブル不倫で両方が公認ってすごいね。奥さんと旦那もセフレがいるって事??」
「どうかな??居ないと思うけど……それにね、浮気相手の人妻と奥さんが親友なんだって」
「元々、付き合っていた男女が別の人と結婚したんだけど関係が続いてるって事??」
「どうだっけ、頭がクラクラしながら聞いていたからよく覚えてないけど、そうじゃないと思うよ」
「世の中は広いね、いろんな人がいるんだ」

「神保町は本屋さんが多いんでしょう??」
「出版社や大手の本屋さんもあるけど、錦華公園てのがあって、そこでは1年に1回、古本祭りをやっていたはずだよ。エロ本屋さんも多かったけど、売り上げも落ちただろうし、すべての店がそのまま残っているとは思えないな。今はどうなっているんだろう??……神保町交差点から水道橋に向かってエロ本やDVD屋さんが多かった。そのほとんどは二階建て程度だったと思うけど、中に一軒、本店と交差点を渡って数分離れた場所にもある店は立派なビルだったよ」
「ふ~ん、昔、裏ビデオって呼んでいたんでしょう??今じゃ、ネットで当たり前に無修正モノを見ることが出来るけど、そういうのを売っていたの??」
「神保町じゃ売ってなかったと思うよ。オレの知らない店があったかもしれないけどね。そういう店は、新宿、渋谷、池袋にあったんじゃないかな」
「行った事がある??」
「何度かあるよ」
「ふ~ん……そういう店は違法な商品を並べてあるわけ??」
「そうじゃないよ。店の中はパーテーションで区切ってあって、商品番号やタイトル名と簡単な説明を書いた写真が貼ってある。パーテーションに沿ってテーブルが並んでいて、アルバムって言うかスクラップブックって言うか同じような商品案内が何冊も並んでいるんだよ。商品は優に千を超えていたと思うよ……客同志、目を合わせることもなく無言で選んで、番号をメモして愛想の悪い店員に渡す」
「そうすると、その商品を奥から出してくれるの??」
「そうじゃないよ。店には商品を置いてないんだよ……その筋の手入れを恐れてね。だから、メモを渡すと、15~20分待ってくださいと言われるんだよ。そのうちに商品を袋に入れたオニイサンが届けてくれるってわけ。店が摘発されて店長や店員が逮捕されてもトカゲの尻尾切りってヤツで、根元が大丈夫ならってことなんだろうね」

「ふ~ん、柏木さんがそんな店に詳しいのは意外だったな……じゃぁ、ついでに聞くけど、いわゆる裏ビデオって、昔はそういう店に行かなきゃ買えなかったの??」
「通販があったよ。一度買うと立派な装丁のカラーカタログを邪魔になるほど送ってくれるんだよ。それからカタログって言うよりパンフレットのポストインがあったけど、これは買ったことがないから分からない。友達から回ってくることもあったし、今ほどじゃないけど割と簡単に手に入った。オレもだけど、ダビング用のビデオデッキを買ったりとかね。当時は2DKの団地住まいだったからVHSの数が増えると息子に見せないように隠すのに苦労したなぁ……クククッ」
「エッチなビデオやDVD好きは分かったけど、本などの活字媒体は??」
「東京駅の八重洲北口には改札内と地下にエロ小説が充実している本屋さんがあったけど、松ナントカって店名が同じだったような気がする。新幹線に乗るときは重宝したよ。上野駅にも正面玄関を出て横断歩道を渡って直ぐのところにサラリーマン専用のようなエロ小説屋があったけど、これはわりと早く立ち食い蕎麦屋になって残念だったけどね」

「なんかエロイ。紳士のイメージだったのに、違っちゃったな。風俗とかは??」
「ないとは言わないけど、あまり経験ないなぁ……イメージと違ったから、これからステアする時は時計回りにされちゃうかな??」
「どうしようかな??洒落た店に誘ってくれたらエロくても我慢できるかも……柏木さんのような中年紳士には甘えと我がまま、それと素直さを上手に使い分けないとね。今までも好いお店に連れて行ってもらったけど、今回は期待を膨らませるよ」
「オレがエロイから??」
「そうだよ。それに、もしも酔っぱらったら最後まで介抱してもらうよ。今回は覚悟してね」
「そんな事を言うと、オジサンは期待しちゃうよ」
「今まで酔った振りしても相手にしてくれなかったくせに……はぐらかしてばかり。こんなにエッチな人にも相手にされない咲耶は可哀そう」
「ごちそうさま。帰るよ……近いうちに連絡する」
「もう……お見送りするの、いいでしょう??」
「ねっとり、エレチューでもするか??」
「いやだ、古い、その言い方。アンッ、濡れちゃいそう……今から咲耶を指名してくれるお客様には申し訳ないけど、気もそぞろで仕事にならないかも」


<<おしまい>>

凌辱・12時間 -11

4:00
「奥さん、忘れ物だよ」
首につながる引き綱を引かれて悄然として従う彩は田中の声で振り返る。
「アナルスティックが抜けちゃった尻だけど、浣腸で解れた上にきれいになった穴は俺のモノをぶち込んで広げてやっただろう。そのあとも指やアナルスティックで広げたままなのに、塞がったら残念だからこれを入れとこうか」
言葉責めに声も出ない彩にとどめを刺すように佐藤が軽やかに言葉をかける。
「よかったな、奥さん。前屈みになるんだよ……俺が上半身を支えてやるから尻を突き出せ」
小柄な彩の首を抱え込むようにして上半身を曲げさせて尻を突き出させる。

これまで散々に凌辱されたアナルは完全に閉じることを忘れて新たな責めを待ちわびてヒクヒクと蠢き、割れ目の上部に垂らしたローションは窄まりの中心に向かって流れていく。
「バッグに入っていたんだけど、大丈夫だよな??奥さん、これを見て返事をしてくれよ。帰ってくる旦那にキズモノになった姿で返すのは申し訳ないからな」
灯りを反射してキラキラ輝く金属は十分な大きさと重さを兼ね備えたステンレス製アナルプラグで、アナル性感の発達した彩の大好きなオモチャだった。
メタルアナルプラグから目を逸らして返事もできずにいる彩のアナルに指を伸ばして塗り広げ、ヌチョッと滑り音を残して指はあっけなく侵入する。
「指とオモチャとどっちがいいんだ。正直に答えないと小便をさせないよ」
「ウグッ、いや、やめて……指って答えても許してくれないんでしょう??いいよ、オモチャを入れても……アンッ、やめて、指をクチュクチュしないで……お願い、変になっちゃう」
挿入した指先を曲げて壁をクチュクチュ刺激しても十分に解れたアナルに不快感はなく、新たな刺激を求めて妖しく蠢き始める。
「スケベな尻の穴だなぁ……奥さんのこの身体、水泳をしていたんだろう。そして今は、あのマットを使ってヨガか何かをしている。想像だけど、セックスが好きでエッチ体力もある。奥さんを満足させなきゃいけない旦那は大変だろうな」

褒めるとも揶揄するとも、どうにでも取れる言葉で彩の混乱は止まる事を知らず、突き出した尻を撫でられて窄まりにローションを塗り込められても抗うどころか艶めかしく下半身を揺すり、アナルプラグの挿入を催促する。
「入れて、焦らされるのは恥ずかしい。これ以上、堪えられない……」
ローションまみれのアナルはプラグの挿入を待ちわびてひくつき、田中の持つプラグが入り口に接近するだけで気配を察し、ハァハァッと息を荒げて腹を上下する。
「奥さん、息を吸って…吐いて…もう一度、吸って吐く……吐き続けろ。いいか、よし、入ったよ」
「ウググッ、クゥッ~……これは、久しぶりだから、きつい……ハァハァッ」
「たけのこの里って知ってる??いや、これはきのこの山に似ているかなぁ。一番太い所で挿入を拒否する振りをしたアナルも、そこを乗り越えるとあっけなく受け入れて括れ部分が排出を望まないとでも言いたげにしっかりと飲み込んでしまったな」

プラグを窄まりに押し付けられると金属特有の冷たい感触が改めてアナル性感を思い出させ、これを挿入されると暴漢二人に恥をさらすことになるのだと思うと身体の火照りを止めることが出来ない。
気持ちは拒否しても夫の帰宅を待ちわびて疼く身体は平気で裏切ってしまうような気がする。

ずっしりとした重量感のメタルプラグを苦しそうな表情を浮かべながらも飲み込むアナルに、性に貪欲な女のサガを知り田中は恐れさえ感じ始める。
冷たく重いと言うだけではなく、大ぶりなそれはアナルを裂けてしまいそうなほど押し広げて侵入し、大部分が姿を消しても根元が灯りを反射してキラキラ輝いて存在を見せつける。

4:15
「奥さん、オシッコも漏らしたくないだろう??外に出るよ」
新たな快感の元となる苦痛や羞恥に苛まれる彩の気持ちを斟酌することなく佐藤は言い放つ。
彩は羞恥を忘れるほどの混乱を整理することもできずに、縄を引かれて易々と庭に引きずり出される。
冬の夜中、一糸まとわず庭に出ると全身の筋肉が収縮して総毛立つ。
「寒い……」、声は震え、引き縄を持つ佐藤に目を向けると、
「俺たちも素っ裸で寒いよ。奥さんが小便をしたいって言うから付き合っているんだ、早く済ませてくれよ。凍え死にそうだよ」

凌辱・12時間 -10

3:20
佐藤は横たわる彩のそばにカメラにつないだPCを置き、アナルに咲かせた黄色とオレンジの花を見せて交互に出し入れしたり二本同時にピストン運動したりと尻で戯れる。
「奥さんの花活けに黄色とオレンジの花がきれいに咲いているのが見えるだろう??」
「やめてください、こんなのは見たくない。オチンポをオシャブリします、お尻で遊ぶのは止めてください」
「そうか、分かった。尻の穴をこれ以上弄られるのは嫌なんだな……田中、ローターと接着テープを取ってくれ」
「ローターはあるけど、縄じゃダメですか……縄がダメなら、タイラップと融着テープを持ってるけど、どうですか??」
「融着テープを使おうか」
受け取ったローターを二本のアナルスティックの根元に挟んで融着テープで固定する。
ローターの重量も加わってアナルスティックの重心は根元に移動したせいもあって何もしなくてもユラユラ揺れ、スイッチを入れると大きく振れてキュッと締まった窄まりは二本のアナルスティックに押し広げられて無残な姿を晒す。

バギナとアナルスティックに挟んだ二つのローターの振動音が共鳴して卑猥な音を奏で、音と振動で責められる彩は快感と羞恥で顔をゆがめる。
「奥さん、可愛い顔が台無しだよ。マンコとアナルの刺激で気持ちいいのか??そうなのか??」
「佐藤さん、そんな事を言っちゃ可哀そうだよ。嘘を吐いて押し入った俺たちに口マンコを犯されて佐藤さんの精液を飲まされ、風呂では俺に浣腸されたんだよ……今は、こんなにエロっぽい身体が解剖台のカエルを裏返した様な恰好で縛られて、尻の穴を花瓶代わりにして花に見立てたアナルスティックを挿入されてブラブラ……このままじゃ可哀そうだよ、もっと気持ち良くしてあげなきゃ」
「そうだな、俺たちの仕事では中途半端は禁物だもんな。6時まで残り2時間半、奥さんのために頑張ってみようか」

薄ら笑いを浮かべて楽しそうに話す二人を上目遣いに見る彩の目に涙が滲む。
人見知りはするけど芯の強い彩は我慢強さや克己心に自信を持っていたが、今は二人の責めを堪えられるかどうかを考えると自然と気持ちが負けそうになる。
口にすることはないものの、性感は発達している方だと思うしセックスも嫌いではない。
今回のように主人が出張などで何日か留守にする時は独り寝の寂しさをオナニーで紛らせることもあるし、オモチャを使う事もある。
そんな自分の身体はすでに溢れた蜜でグジュグジュになっているし、自然と漏れる甘い悦びの声を防ぐこともできずにいる。

3:30

佐藤がアナルスティックに挟んだローターとバギナに挿入したローターのスイッチを入れたり切ったりしながら、振動を強くしたり弱くしたりすると彩は顔をゆがめるだけではなく、テーブルの脚に拘束された両手指が白くなるほど固く握り、垂らした両足をブラブラ揺すって歯を食いしばり、声を漏らすまいと必死の形相になる。

ガタンッ……「えっ、なに??どうするの??」
田中は包丁を握り、切っ先に指をあてて口元を緩める。
「大丈夫ですよ。奥さんが解剖台のカエルをひっくり返したような格好でも、実際に切り刻んだりしませんから」
「ヒィッ~、やめてぇ。何でも言う事を聞きます、乱暴な事をしないで……」
「こんなに白くてきれいな肌を傷つけたりしませんよ、信じてください」
「いや、イヤァ~……誰でもいいから助けてください」

「誰でもって事になると俺しかいないな。田中、あまり苛めるなよ。少しでも傷をつけたら許さないからな。もろタイプの女性なんだよ、旦那がいなけりゃ、さらって行きたいくらいだ」
ニヤッと浮かべた笑みを返事に変えた田中は、包丁の峰で彩の背中を撫でて、
「奥さん、動いちゃだめだよ、怪我をさせたくないからな。旦那にも佐藤さんにとっても大切な女…違った、失礼。大切な女性のようだからね」
背中を滑る包丁の峰は尻の割れ目に至り、花に見立てたアナルスティックを飲み込む窄まりの縁を撫で下りて会陰部でクルリと向きを変えて撫で上がり、白くて丸みを帯びた尻の膨らみで包丁を研ぐように刃が皮膚を刷いていく。
「いやっ、怖い、何をしているの??やめて、お願い……ウッウッ、ウゥゥッ~」
ボトッ……ヴィ~ンヴィ~ン……恐怖で引きつくアナルからスティックが抜け落ちてしまい、ローターはむなしく振動音を響かせる。

3:40
佐藤が目配せすると田中は手の拘束を解き、それに合わせて佐藤は俯せの彩を抱き起して首筋に舌を這わせて息を吹きかけ、左手で身体を支えて右手で乳房を揉みしだく。
「アァ~ン、いやっ……やめてください」
佐藤は口に、田中はアナルにと精液を吐き出した暴漢二人の股間は再び隆として宙を睨み、喘ぎ声としか思えない彩の声を聞いては欲望を押さえることが出来るはずがない。
佐藤の手は乳房を中心に上半身を撫でまわし、舌と唇が肩や首筋を刺激して甘噛みし、吐く息さえも性具となって彩を愛撫する。
「だめっ、我慢できない……気持ちいいの、あなた許して」
「ハハハッ、こんな貞淑そうな奥さんでも俺たちの腕の中で善がり啼きするんだな」
「そうですね、ガッカリするような、嬉しいような。これだから人妻を抱くのは止められませんね」

背後から抱きしめられて逃げ出そうともせずに佐藤の愛撫に酔い始めた彩の足元にしゃがんだ田中は、内腿から鼠径部を経て下腹部まで撫で上がり、手の平を押し付けて圧迫する。
「ウッウッ、ダメ……そんな事をされたら、そこはダメ……漏れちゃう、いやぁ~」
「奥さんはオシッコをしたいようだ、田中、飲ませてもらうか??」
「勘弁してください、俺にはそんな趣味はないですよ」
「そうか、じゃぁ外へ行くか。便所よりも早いだろう」
「いや、いやっ、外は勘弁してください。寒いし誰かに見られるかもしれない……おねがいです、トイレに行かせてください」
「ダメだ、寒いけど外で放尿ショーをしてもらうぞ」
田中はタイラップで首輪を作って彩に装着し、佐藤は縄を通して引き綱代わりにする。
「奥さん、小便は外でするんだよ」
「いやっ、外でなんかできません。許してください」
ピシッ、引き綱にした縄尻で尻を打たれると、俯いた泣き顔を両手で覆い、引き摺られるようにして玄関へと向かう。

プロフィール

ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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