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堕ちる

幸子の悲劇-9

バギナに挿入したペニスの律動を激しくする男の命じるまま、口腔に溜めた精液をゴクリと嚥下して唇の周囲の穢れを舌で舐め取ると、
「口を開けろ、今度はオレのモノを飲ましてやるぞ」
淫汁焼けしたペニスはゴツゴツと節くれだって宙を睨み、先走り汁と愛液が混じる滑りが灯りを反射して太々しさを増して見せる。
幸子は両手で身体を支えて上半身を持ち上げ、口を開けてペニスの侵入を待ち受ける。

「やめろ・・・やめてくれ。これ以上、幸子を弄ばないでくれぇ・・・」
突如として夫の叫び声が響く。
「生意気な事を言うんじゃないの・・・あんたにすべての責任があるんだよ。止めてくれなんて言う資格はない、奥さんが懇願するなら考えないでもないけど・・・あら、間に合わない。口の中をチンポがあんなに激しく犯したんじゃ精液を吐き出すのもすぐだね。チンポをしごいて吐き出しちゃいなさい、口の中の放出の方が早いと三人でもう一度、奥さんをオモチャにするよ」
妖子の言葉を聞いた夫は幸子を守るために手の動きを激しくして、ウッウッっと吐息を漏らして目を閉じる。
「ウッウッ、クゥッ~、出る・・・紙、ティッシュ・・・」
「そのまま出していいのよ。早く出しなさい・・・奥さんがフェラしてるチンポよりも遅いともう一回り三人の相手をしてもらうよ」
「ウッウッウゥゥッ~・・・ハァハァ、これで妻を、幸子を許してくれますね??」
「ウフフッ、約束だもんね。あなたたち、終わっていいよ。休憩しなさい」

三人の男は素っ裸のまま身体を丸めて荒い息を漏らす幸子にシーツをかけてグラス一杯の水を手渡す。
「約束通り奥さんは一休みさせてあげた。問題はあなた、汚い精液で汚した床をきれいにしなさい。奥さんは男たちのチンポが吐き出したモノをすべて口で受けて汚す事はなかったのよ・・・さぁ、早く」
周囲を見てもティッシュはおろか床を拭くようなものが見つからなかった夫は、自らの上着で拭こうとする。
「聞いてなかったの??奥さんは放出した精液を口で受け止めたのよ、ダメ亭主の尻拭いをしてくれた奥さんに報いなさい。わかるわね??・・・こっちを向きなさい、口枷を外してあげるから」
新たに滴る涙をぬぐいもせずに四つん這いになって自ら撒き散らした精液を舐め取っていく。
ウグッ、ウゥッ~・・・ピチャピチャッ、ペロペロ・・・一滴も残すことなく舐め取った夫は恨みがましい表情を妖子に向ける。
「何よ、その眼は。すべてはアンタが蒔いた種、恨むなら愚かな自分を恨みなさい・・・さァ、これで可愛い奥さんとはしばらくお別れよ」
妖子はドアを開けて外で待機する男に夫を引き渡し連れて行くようにと指示する。
情け容赦のない妖子の手際に新田は感嘆の視線を向ける。
「ごめんなさい。あんな男を見ると我慢できなくなっちゃうの」

「幸子さん、今日はここまでにしましょう。明日に備えて早めに寝るように、分かったね」
あくまで事務的に話した新田は三人の男たちに目配せして部屋を出る。
残った妖子は、
「幸子、しばらくこの部屋で暮らすんだよ。あのドアの向こうは居住スペースになっているからそちらを使いなさい。風呂やトイレもあるし衣類も幾つか用意してある・・・但し、見張られていることを忘れちゃだめよ。幸子は身体だけじゃなく心も私たちが管理させてもらう、分かったわね??・・・それと、今から言うことは私からの忠告だから覚えておいてね。女はね身体を売ることに慣れてそれが惰性になると身体だけじゃなく心が壊れることがあるの、目的や気分転換の方法をしっかり意識してほしいの、覚えておいて」

妖子も退室した部屋に一人残された幸子はシーツにくるまったまま走馬灯のように浮かんでは消える出来事に思いを巡らす。
三人の男に口とアソコを犯され吐き出した男汁を飲まされたことに不思議と腹が立たない。
誰よりも信じていたし愛した夫に裏切られたのが腹立たしい。
闇カジノに出入りしていたことは許すことが出来るし返済しきれない借金を背負ったことも魔が差したという事で理解することもできる。
借金の返済に窮余の一策として私の身体を差し出したことも愛する夫のために私が出来ることはそんな事しかないと覚悟を決めた。
逃げようと言ったのは私だったけれど捕まった際に妻にそそのかされて逃げただけで自分はそんなことを考えたこともなかったと言った一言が許せないし、それまでの愛情や信頼が一瞬にして音を立てて崩れ去った。
今は別れることしか考えていない。
夫の借金を自分の身体で精算して、あなたの借金は私が返済しましたと告げて後腐れなく追い出す日を楽しみに頑張る決意をする。

フゥッ~・・・裸のまま隣室へ続くドアを開けると拍子抜けして自然と安堵の息が漏れる。
独身時代に住んでいた部屋を思い出させるような作りで卑猥な器具があるわけでもなく壁に大きな鏡もない。
ドアを一つ一つ開けてみると最初は清潔で何の変哲もないトイレ、次は広々としたバスルームでバスタブは手足を伸ばしてゆっくりと入れそうな大きさがあり、ウォークインクローゼットは押入れを兼ねて十分な広さがある。

バスタブに湯を張りながら皮膚一枚を削り取るほど執拗に擦り、歯磨きも三度繰り返して三人の男たちの痕跡を無くしてバスタブで手足を伸ばす。
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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