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M 囚われて

囚われて-17

首輪とリードに注目させるために、ゆらゆら揺らしながら男は詩織に近付いていく。
ハァハァッ、ハァァ~・・・詩織の視線は男が持つ首輪から離れる事がなく、しどけなく開いた口から荒い息が漏れる。
「犬の首輪が欲しいのか??・・・犬になりたいなら、お願いしなさい」
「ハァハァッ・・・立っていられない、首輪を巻かれたい・・・ワンちゃんになって苛められたい」
男に命令されたわけでもないのに、グチャグチャと音を立てて股間に挿入したままのボトルを出入りさせて瞳を真っ赤に染める。

詩織の首に首輪を付けてリードをつなぐ。
「どうする??・・・犬のように四足で歩いてみるか??」
ハァハァッ・・・ボトッ・・・身体を大きく蠢かせて荒い息をしながら足を震わせる詩織は、バギナからボトルが抜け落ちて大きな音を立てたことも気付かない様子で弱々しい視線を男に向ける。
両手を固く握って唇を噛み、何かを決断してコクンッと頷いてその場で両膝を付き、両手も付いて犬の格好をする。
男は四足の詩織を見ようともせずにリードを引いて部屋を一周する。
ゼェゼェッ、ハァハァッ・・・詩織は四足で床に視線を落として男の後を追う。

些細な事で別れる事になった男からは、
「詩織は仕事ができるし美人、プライドの高いところが余計に好い女に見える」
そんな言葉を何度も聞かされた。その度に冗談めかして、好い女に愛される貴方も好い男だよと答えていたが、そんな事は考えたこともない。
私より綺麗な人は両手の指では足りないほど会ってきたし、何事にも手を抜く事をせずに全力でぶつかっていく。そんな生き方が好きだし目指している。
それを仕事ができると受け取ってもらうのは面映ゆい。
プライドが高く見えるのは、仕事に責任を持ちたいからで、生意気と受け取られる事もある。
本当の私は違う。そんなに立派な女じゃないと言いたくても、それを口にすると、カマトトぶんなくても良いよ。詩織は本当に好い女なんだからと言われたこともある。
そんな事が続くうち、本当の自分を心の奥に隠す術を覚えてしまった。
私を犬扱いにするこの男は違う。
女性週刊誌や友人との話で聞いて心を惹かれ、ひそかにネットで調べたセックスを事も無げにしてくれる。
フェラチオの最中に間違えた振りをして男の精液を口にしたことはあるが、私を気遣ってティッシュに出せば良いよとか、ごめん、気持ち良くって出しちゃったなどと謝られる始末だった。
男のペニスを口に含み、迷うことなく迸りを喉の奥に吐き出された時は目の前で花火が開いたような悦楽を味わった。
現に、犬の真似をして男にリードを引かれて四足で歩いてもプライドを傷つけられたと思うどころか、ゾクゾクするような快感に身体を熱くし、股間は新たな淫汁が気持ち悪いほど滲み出ている。

「このまま犬歩きで詩織の大好きな地下の折檻部屋に引き立てても好いのだが、きれいな肌に傷を付けたくない。立ちなさい・・・」
「アンッ、立つから引っ張らないでください・・・折檻部屋って・・・怖い」
「クククッ、思い付きで折檻部屋って言ったんだけど、聞いた途端に顔を赤らめたね。マン汁もダラダラ垂れ流しているのか??」
再び、あの部屋で辱めを受けると思う期待と不安で身体が火照り、階段を降りる詩織の足は覚束ないものになる。
ハァハァッ・・・荒い息で手すりに縋るように歩く詩織を見つめる男の頬が緩む。
ピシッ・・・白くてムッチリと魅力的な尻を男の手が打つ。
「嬲りがいのある良い尻だ・・・手すりに両手をついて、尻を突き出して見せなさい・・・そうだ、それでいい・・・クククッ、案の定、オマンコはベチョベチョになってるな」
詩織の股間に這わせた指は男の言葉通りに、粘り気のあるマン汁で滑りを帯びて明かりに照らされ、虹のように輝いている。
「ジンジャエールのボトルほどには満足できないかもしれないが、私の指を貸してあげよう。二本の指を咥えて気持ち良くなってみなさい」
男は中指と薬指を揃えてバギナに挿入し、尻を動かしなさいと声をかける。
詩織は手すりで身体を支えて、ゆっくりと尻を前後に動かして二本の指が与えてくれる快感を、唇を噛んで耐える。
クチャクチャ、グチュグチュ・・・「アァ~ン、ハァハァッ、こんな、こんなところで気持ち良くなりたくない。許して・・・」
男は唐突に指を抜き、折檻部屋と呼んだ部屋を指さして階段を降りるように促す。
ガチャガチャッ・・・バタンッ・・・男は手に持つ鍵を鍵穴に入れて、良いのかと詩織に聞く。詩織は上気した顔で男を見つめ、言葉もなく頷いて見せる。
二人は部屋に入り、詩織の背後で重い音を立ててドアが閉まる。
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
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夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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