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堕ちる

堕ちる-4

強面のイメージからは想像できないほど男の手は繊細に動き、肌に触れるか触れないかの微妙なタッチが心地良い。
肌を撫で上がる際は産毛を逆撫でされるような感じになり、わずかな刺激にも敏感になった皮膚がピクピクと反応する。
肌を這う手の平がパウダー効果で摩擦を感じさせる事無く、ローション使用による違和感もなく繊細な刺激は眠気を催すほど心地良い。
身体の芯に澱のように沈殿していた疲労感や緊張感が解されていく。

以前、アフターに付き合ったお客様に誘われるままラブホに行った時の事。
ソープランド遊びをしようと言われ、バスルームで横たわる男とローションまみれの身体を重ねてマット洗いという遊びに興じた事がある。
ヌルヌル、ニュルニュル触れ合う身体を滑らせると予期せぬ刺激に襲われて、男にサービスしているはずの自分までもが甘い吐息を漏らすようになっていた。

今、男に施されているマッサージは性感チェックと呼ぶには清潔感に溢れ、劣情を催すことなく気持ち良さだけが身体を包む。
覚悟していたとはいえ、男二人を相手に身体を預けますと言った瞬間に無意識に強度の緊張をしていたのだろう。
その緊張がパウダーマッサージにより解きほぐされる。
リラックスして安心感に包まれる身体と心は、外からの刺激を素直に受け入れる。

「気持ち良くなりましたか??・・・背中のマッサージは終わりました。仰向けになって下さい・・・」
紗耶香は全裸である事を意識することなく仰向になり、強面の男と視線が合った瞬間の羞恥で目を閉じる。
「恥ずかしいですか??」
「はい、少し・・・すみません」
「いえ、遠慮することなく思った事を言ってください。返済しろと居丈高に言う積りはありません。返済方法を貴女から提示されて、それを私たちが了とした。この時点で立場は対等です。但し、貴女の身体をお預かりしたのは私たちである事を理解していただく必要はありますが・・・では、始めます」

背中と違い腹部にパウダーを振りかけられ、男が手に取るのを見るだけで身体が熱く火照るのを意識して思わず顔を背けてしまう。
「フフフッ・・・私たち二人は衣服を着たままで、貴女一人が陽光も眩しい部屋で裸になって横たわる。恥ずかしくなってもしょうがないですね。私たちが裸になると目的を逸脱してしまうほど貴女は魅力的なので、それは出来ません・・・そうだ、目隠しをしましょうか、楽になるかも分りませんよ」
ネクタイを外した男は、紗耶香に一言も話す余裕も与えずに目隠しをする。
「どうですか??見えなければ恥ずかしさは薄れるでしょう??」
「分からない・・・なんだか怖い」
「フフフッ・・・貴女を傷つけたりしませんよ。息を吐いて、そうです、吸って、大きく吸いましょう。ゆっくり吐き出します、ゆっくりですよ・・・どうです、落ち着いたでしょう??」
頭に上っていた血が全身をゆっくり巡るのが分かる。
意識せずとも全身の力が抜けて、真っ青で広い海に浮いているような気持ちになる。

男2人を前に素っ裸で俯せに寝る緊張感を優しいパウダーマッサージで解きほぐされ、一旦はリラックスした状態になった紗耶香も仰向けになって乳房と下腹部を晒すと再び身体が強張るのを感じる。
目隠しをされて視覚を奪われると、傷つけられる事はないと信じていても緊張が和らぐはずもない。
パウダーのせいでサラサラした感触の手の平が首から肩をマッサージして、指先から緊張を追い払うようにサッと手首に向かって撫で下ろす。
首を撫でた手が鎖骨の窪みをなぞり、乳房の膨らみに近付くと緊張が頂上に達して極度の緊張を示す。
紗耶香の緊張を察したように手の平は、胸の膨らみに触れることなく左右に分かれて脇腹へと這っていく。
そのまま撫で下りていくのかと思って安心していると腹部に向かい、胸の膨らみの下部を指が這い下腹部を手の平が這い回る。
奥歯に力を込めて漏れそうになる声を我慢し、両手を強く握りしめる。

視覚を奪われた紗耶香に二人の男の反応は見えない。
男たちは顔を見合わせてほくそ笑み、強面の男が目を細めて口元を緩めるのは可愛くさえ見える。

下腹部を撫でる手の平の付け根がさり気なく恥丘を刺激する。
ウッ・・・歯を食いしばって堪えていた声が思わず漏れてしまう。
男は何も言わず、手の動きに変化もなく下腹部を撫でる。恥丘を擦る時だけ僅かに力を込めて恥骨を圧迫する。
ウッ、イヤッ・・・微かに漏らした喘ぎ声を気にする様子もなくマッサージを続け、紗耶香が握りしめた拳を押し当てて口を塞ぐのを見ると男の両手は腰から腿へと移動する。
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ちっち

Author:ちっち
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