堕ちる・調教ー28
成田、佐藤、岡部の順に口腔を犯し、咥えたペニスの味や形、硬度を覚えろと難題を課す。
「ジュルジュル・・・そう言われて違いを探ろうとすると、三人三様、はっきりと区別できると思う・・・ジュルジュルッ、美味しぃ」
五人と一つのレンズに見られながらも臆することなく全裸を晒し、三本のペニスの違いを見つけようと喉の奥まで咥え込み、裏筋や亀頭に舌を這わせる。
「よし、じゃテストをして見ようか・・・一人ずつしゃぶって誰のモノか当てるんだよ」
妖子に両手を掴まれた紗耶香は、口腔を犯すペニスは勿論、身体にさえ指一本触れることを許されずに一本ずつその感触を確かめる。
ジュルジュルッ・・・眉間に皺を寄せ、時には顔を傾けてペニスに触れる角度を変えて誰のモノか必死に探る。
プファッ・・・ハァハァッ、三本のペニスをしゃぶった紗耶香は唾液が滴る口で荒い息をして肩だけではなく腹部も大きく上下する。
レンズ越しに見るムッチムチの白い太腿に、新田の好きなタイプだなぁと言う思いが突然よぎった瑞樹は苦しげな息をする紗耶香の表情を撮影する。
苦しげな表情ながらも上目遣いに三人の男を見る表情は女である瑞樹にも色っぽく思え、もっともっと苛めて汚してやればいいのにと嫉妬心が蘇る。
瑞樹の予想した通り、ペニスを見たり触れたりする事なく突き出されたペニスを順に口に含んで難なく三本の持ち主を見事に言い当てる。
「すごいよ、紗耶香。一対一じゃなく乱交形式で落札された時の前戯の売りに出来るかもしれないな・・・面白い方法を考えとこうか」
「フェラチオで当てるだけじゃセールスポイントにするには無理があると思うよ。フェラチオで覚えたのをオマンコで当てればすごいと思うけど・・・」
「そうだね。口よりもオマンコで味比べをする方がゲストも喜ぶだろうね・・・試してみようか」
三本を順にしゃぶり、持ち主を的確に言い当てた紗耶香に難度を上げてバギナで違いを感じろと命じ、ベッドの縁で仰向けに寝かせる。
ペニスを挿入する男が紗耶香に触れることなく、息遣いも感じさせずに行うためだ。
左右の足を瑞樹と妖子が掴んで挿入する男に触れることを許さず、入れても良いよと男たちに言葉を掛ける。
男たちは、
「二度目はともかく、一度目は俺たちのカジノでの立場を考慮して当てたからな、今度はジャンケンで順番を決めようか。偶然に賭けよう」
挿入する順を偶然に任せて一人目がベッドに近付く。
妖子は右足を抱え込んで乳首に残る蝋を剥がしながら、入るよ、これで誰のオチンポか分かれば大したものねと言葉を掛け、右足を抱えて股間を大きく開かせた瑞樹は汗で額に張り付いた髪を整えて左手を掴む。
「紗耶香、手をつないでいてあげるから怖くないでしょう??一人目が入るよ」
紗耶香の知らぬところで新田を挟んでの嫉妬に恥ずべき行為で卑怯だと思うと優しくなれる。
今は、その時、感度の好さや性的な魅力を見せつけられると意地悪な気持ちが姿を現すものの、不躾な扱いで貶められる姿を見ると同じ男を愛する者として共通の価値観を感じて胸が痛む。
一人目が終わり、二人目が挿入したところで、
「そんなに股を広げられたら、チンコが中でスカスカするばかりで違いを感じられない。身体に触れないようにするから、もう少し違いを感じられるようにして・・・ねっ、いいでしょう??」
顔を見合わせた瑞樹と妖子は大きく開いた足を緩めて挿入したペニスの摩擦感を感じ取れるようにする。
「これでいいでしょう??頑張るんだよ」
「ありがとう。チンチンを感じることが出来る・・・一人目をもう一度やり直しても良い??」
二人目の挿入を終えると一人目をやり直し、続けて三人目もバギナに挿入する。
男三人も快楽を得ようと一切考えずに紗耶香がゲストを相手にする際、いかに高く値踏みしてもらえるか、その一点について可能性を探る。
紗耶香には夢があると新田から聞いている。
ゲストを相手にスムーズに1500万円を得ることが出来れば夢の実現のために、たとえ短期間でもクラブに残ってくれるかもしれない。
バギナに受け入れた三本のペニスの持ち主を難なく正解した紗耶香に驚きの声を最初に上げたのは妖子だった。
「ねぇ、紗耶香。女の私が言うのも変だけど、膣は微妙な感覚があるわけじゃない。繊細すぎるほど神経が張り巡らされていたら赤ちゃんを産むなんてできないもの・・・少々鈍感なくらいでちょうどいい。浮気してきた男のチンチンに微妙な違いを感じるのも幸せかどうかわからないし、知らない方が幸せって事もあるしね・・・そう思わない??なのにどうして、三本もの違いが分かるの??」
堕ちる・調教ー27
仰向けに寝た岡部に背面騎乗位で跨って尻を犯され、ローソク責めに酔う身体は自然と岡部の胸を支えに仰向けに倒れ込んでしまう。
「アンッ、アワワッ・・・すごい、壊れちゃう。いぃの、気持ち良い・・・ウググッ、クゥッ~」
岡部は腰を掴んで激しくペニスを突き上げ、紗耶香は天井の鏡の中に蝋涙で彩られた乳房を見て悲鳴に似た喘ぎ声を漏らす。
喘ぎ声を漏らせば漏らすほど責めは過酷になり、妖子は綻びを見せて剥き出しの花弁の上部に鎮座するクリトリスに蝋を垂らす。
「熱い、そんなとこ、ダメ、だめっ、やめてぇ~・・・出ちゃう、出ちゃう・・・いやぁ~・・・」
紗耶香にはクリトリスに向かって落下する蝋はスローモーションで再現したように見え、一コマ一コマはっきり見えたような気がする。
クリトリスに達した瞬間、気が遠くなるような快感が全身を駆け巡り脳天に向かって電気が走る。
意識が遠のくような性の悦びに浸る間もなく尿意を覚え、羞恥に満ちた悲鳴を上げた次の瞬間には我慢する事も出来ずに宙に向けて噴出する。
ピュッピュッ、シャッシャァッ~・・・「いやぁ~ン、見ないで、見ちゃ嫌ッ」
迸りは紗耶香の腹部や腿を濡らしてシーツに染みを作り、一部は乳房に降りかかる。
「エッ、えっ、何、どうしたの??・・・漏らしちゃったの??ローソク責めを気に入ってもらえたんだね」
あっけにとられて一瞬の静寂の後、妖子の言葉で皆が我に返る。
「ハハハッ、オシッコを漏らしやがった。こらえ性のない女だな」
「クククッ・・・こらえ性のない成田さんに言われたくないよね。気持ち良さを我慢できない紗耶香はオシッコを漏らし、紗耶香のアナルがあまりに気持ち良くて男汁を吐き出すのは成田さん・・・クククッ」
成田を苦い表情にさせた妖子は紗耶香に覆い被さり、舌を伸ばして水気を舐め取っていく。
「アンッ・・・ハァハァッ、どうして??汚くないの??・・・アンッ、いぃの、妖子に飛び散ったシッコを舐め取ってもらうだけでアソコが熱くなって、頭の中は靄がかかったようにボウッとしてくる・・・」
「気持ち良くなりなさい。紗耶香が気持ち良くなるんならオシッコも舐め取ってあげるしローソクで苛めてもあげる」
腿と腹部を舐め取った妖子は乳房に舌を這わせ、赤い模様を描く蝋を剥がすことなく迸りだけを舐め取る。
苦笑いを浮かべた成田は萎れたままのペニスを紗耶香の唇に押し付け、乳首を摘まむ。
アンッ、痛い・・・ウッ、ウググッ、グゥッ~・・・言葉を発した瞬間、ペニスを口腔に押し込まれて喉の奥深くをつつかれる。
苦しくて顔を顰めた紗耶香は成田の腰を手で叩き、それ以上はつつかないでと合図する。
「おいひぃ・・・柔らかいチンチンがお口の中で大きくなってくる。お尻に出したばかりなのに可愛い・・・」
「ウッ、クゥッ~、そんなに激しくされたらお尻が壊れちゃうよ」
噴出させた尿を舐め取ってくれる妖子に陶然としたセリフを漏らし、無理やり口腔を犯す成田に悦ぶ紗耶香に嫉妬した岡部は、俺を忘れるなとばかりに腰を突き上げる。
「イヤンッ、岡部さんは嫌い。お尻を押し広げて大きなオチンポが押し入っているの。裂けちゃいそうになるほど、ぶっといオチンポの存在を感じているだけで気持ち良いのに・・・お尻が壊れても辛抱しろって言ってるみたいだけど、そんなのムリ」
カジノで借金した女性を、束の間とは言え娼婦に落とすための調教師として辣腕を揮ってきた岡部と成田を自在に操る紗耶香の様子に妖子は舌を巻く。
佐藤と視線を絡ませて僅かに顔を動かして合図を送る。
口元を緩めた佐藤は軽く頷き、紗耶香ににじり寄る。
「悪いけど目隠しをさせてもらう。鏡の中で悶える姿を見て興奮を新たにすることが出来なくなるけど、我慢してもらうよ」
黒い布で視覚を奪われた紗耶香は、アナルを押し広げて蹂躙する怒張からも解放されて静かに横たわる。
成田と岡部、二本の怒張に思うさま蹂躙されたアナルは挿入を解かれた跡を無残な形で見せつける。
アナルは内部を露わにするほどポッカリと虚ろな暗闇を見せ、直ぐに閉じる様子を感じさせない。
「可哀そう。紗耶香のお尻は閉じることが出来なくなっちゃったんだね・・・確かめてみたら??」
「えっ、うそ・・・アンッ、どうしよう・・・うっ、うぅ~ン・・・ハァハァッ、良かった」
紗耶香の指は弛緩したままのアナルに触れ、一瞬の動揺の後に眉間に皺を寄せて歯を食いしばって力を込め、元通りの姿に戻して安堵する。
「クククッ、良かったね。紗耶香の愛する人に開いたままのアナルを見せなくて・・・紗耶香の大切な人ってカジノに一緒に来た新田さんなの??」
瑞樹の言葉に危険なものを感じた岡部は、
「紗耶香、これからオシャブリをしてもらうが、誰のモノを咥えているか特徴を覚えるんだよ。その後でちょっとしたゲームをするから」
堕ちる・調教ー26
「そう好い子だよ、紗耶香は。オマンコを蝋で塞ぐのは止めてあげる。その代り、紗耶香の望むように白いオッパイに赤い模様を付けてあげる」
バギナとアナルに蝋を垂らされる恐怖は克服できないものの、好奇な気持ちを隠しきれない紗耶香は、アソコは怖いけど、オッパイまでなら我慢できると見事に妖子の責めを自分好みに誘導し、責められながらもこの場の主導権を取りつつある。
レンズを通して客観的に見つめる瑞樹は、成田は勿論、岡部や妖子も無意識のうちに見事に自分好みのペースに誘導する様子に、紗耶香の一流の娼婦としての資質を指摘した新田の言葉を思い出す。
「男に媚びるのが上手な女性がいるけど、超一流の男に通用しない。酸いも甘いも色々経験しているからね。騙すのは容易な事じゃないし、色や欲に騙されて溺れる男は一流になれても超一流にはなれない・・・そんな超一流の男を相手に満足させる女性も超一流の娼婦じゃなきゃいけない。超一流の資質は自然と身についたもので、騙そうとして身に付けたようなものじゃないし、教えて育つものでもないよ」
いつの間にか外されたニップルクリップの代わりに妖子の指が乳首を摘まんで捩じる。
「ヒィッ~・・・クゥッ~、痛い・・・止めて、蝋を垂らされても我慢するから、捻るのは止めてください」
ポタッ・・・ポタッ・・・充分に手を揚げて距離を取った位置から垂れ落ちる赤い蝋が、量感のある白い乳房に模様を描く。
「すごいぞ、紗耶香の尻の穴は・・・妖子さんの指が先端を摘まむとキュッと締まるし、蝋を垂らされると尻がオマンコのようにウネウネと蠢くんだよ・・・苦痛とも悦びとも見ようで、どうにでも取れる表情もそそられるし、いくらでも金を出すゲストがいるだろうよ」
仕事も忘れて、あっけなく昇りつめた成田に代わってアナルに挿入した岡部は、紗耶香を落札したゲストが満足する事を想像して声を上擦らせる。
「クククッ、紗耶香・・・どれほど満足したのか自分の表情や反応を見て確認できるように撮影してあげるからね。こっちを向きなさい、エロイ顔を見せるのよ」
「いやっ、瑞樹、止めて、お願い・・・お尻をチンポで犯されてローソクまで垂らされている。それで悦んでいる姿なんか誰にも見られたくない。言う事を聞くから撮影するのは止めて・・・お願い」
「安心していいよ、これは誰にも見せる事はないから。貸金の回収前に逃げたりすると、どうするか保証の限りじゃないけど・・・」
「ほんとう??信じるからね」
「信用しなさい。今は身体が感じる事に素直になれば良いの。身体を心が制御しようとすると辛いだけ、身体が欲するままに気持ちが寄り添っていけば楽だよ」
身体が欲するまま快感を受け入れれば楽になるよと言う瑞樹の言葉を待つまでもなく、紗耶香は身悶える自らの姿を見たいと思い、もっと深い悦楽の世界を知りたいとも思う。
下腹部に落とされた蝋は染みにしか見えないものの、乳房に蝋が描いた模様は愛おしいとさえ思える。
上を見れば天井で身悶える自分がいて、左右の壁を見れば、そこにも恥ずかしい姿を晒す自分がいる。目を逸らすことが出来ない、愛おしさが募る。
紗耶香は妖子の言葉を思い出す。
天井から逆さに吊るされてアソコもお尻も垂らされた蝋で塞がれる。
真っ赤な蝋涙で前後の穴を塞がれて、オチンポはおろかバイブさえも挿入してもらえない。
お尻の穴だけにオチンポを入れられても満足できない。オマンコにも入れて、ぶっといオチンポを入れて・・・叫びたくなるのを痛くなるほど唇を噛んで堪える。
新田の姿が遠ざかる。後ろ姿は見えるけれど、顔が思い出せない。
紗耶香は自らの好色さに慄く。大切だと思っていた新田の顔さえも想い出せないほど身体が火照てり、悲しくなるどころか、もっと深い悦びを求め始めている。
ポタッ、ポタッ・・・白い乳房が朱に染まり、先端は半分ほど蝋に隠れてしまう。
低温ローソクを遠ざけて垂らしてくれるために想像するほど熱くはない。
ローソクを垂らされて弄ばれているという気持ちが快感を呼び起こす。熱いから気持ちが昂るのではない、苛められるから身体が疼くのでもない。
弄ばれて嬲られていると思えば思うほど身体の芯が疼いて身体が熱くなる。
「アウッ、お尻・・・そんなに激しく突かれたらお尻が裂けちゃう、壊れちゃう・・・」
「大丈夫だ、尻の穴が気持ち良いんだろ??入口の締め付けは残っているけど中はユルユルだよ、気持ち良いんだろう??」
「いやぁ~ン、気持ちいぃの。変になる・・・ウッ、ヒィッ~」
妖子のローソク責めで、これまで経験したことのない新鮮な快感に浸り、被虐感に酔っていると嫉妬交じりに岡部のアナル責めが急に激しくなる。
「紗耶香は尻の穴を可愛がる俺よりも、白くて染み一つないきれいな肌を蝋涙で汚す妖子の方が好きなのか??」
堕ちる・調教ー25
仰向けに横たわった岡部は宙を睨んでそそり立つ怒張を指さして、
「アナルでも尻の穴でもいいから、入れて欲しい穴に自分で挿入しなさい」
「そんな・・・いじわる・・・」
岡部に背中を見せて中腰になった紗耶香はペニスを摘まみ、一瞬の逡巡の後にバギナに擦り付ける。
「紗耶香、前の穴に欲しいのか??・・・言っておくが、今日はゲストに身体を与える訓練だぞ。紗耶香の身体は金を稼ぐ道具、忘れちゃ困るよ」
「あぁ~ン、こうなったのは私が悪いのね。落札してくれたお客様を楽しませて悦んでもらうのが私の仕事、そうなのね??」
「そうだよ、紗耶香。紗耶香の身体は1500万円稼ぐまで我々の管理下に置かれる。そして、返済を終えた後も稼ぎたいと思えばフリーランスの立場で自由に出入りしてもらっても結構だし、紗耶香ほどの女性なら我々は大歓迎するよ」
「分りました、楽しむ立場じゃないって事を忘れていました・・・成田さんは私のお尻で我慢出来なかったようだけど、岡部さんはどうかしら、試してみますか??」
「ほほう、大きく出たな。成田君もまだまだだな。紗耶香が魅力的な女だってことは認めるが、教える立場の人間が早々にゴメンナサイをするようじゃな」
脅しとも取れる岡部の言葉もセックスへの貪婪な好奇心が勝る紗耶香は意に介する様子もなく話に応じ、摘まんだペニスをアナルに擦り付ける。
妖子は何やら準備するためベッドを降り、瑞樹はベッドの脇でカメラを構えている。
「ウッ、クゥッ・・・アウッ、くる、来る、入ってる・・・ハァハァッ・・・いやんっ、そんなに激しくしないで。壊れちゃう、裂けちゃうよ・・・ウググッ」
背面騎乗位でペニスを飲み込んだ紗耶香の腰を支えて激しく腰を突き上げる。
ギシギシッ・・・三人の男が紗耶香に群がっているベッドがアナルを可愛がられる紗耶香が身悶えるたび軋み音を立てる。
「いや、いやっ、壊れちゃう。そんなに激しくしないで・・・ヒィッ~、いやぁ~ン」
禁断の刺激に身悶え、上半身を反り返って快感を堪える紗耶香は、天井の鏡の中でアナルに出入りするペニスを見つめて悲鳴と聞き間違う悦びの声を張り上げる。
「誰でもいいから口を閉じさせてくれないか。気になってしょうがないよ」
「俺のモノはしばらくの間、役立たずだからこれを咥えてくれるね??それとも生身のソレをしゃぶる方が良いか??」
成田は手に持った大振りのディルドを紗耶香の眼前に突きつけ、休憩だと言ってバギナから引き抜いた後も宙を睨んでそそり立つ佐藤のペニスに視線を移す。
ハァハァッ・・・息を荒げてディルドとペニスを見比べた紗耶香は、
「自然な温かさや感触が好き。本物をオシャブリしたい・・・」
卑猥な姿を晒しながらも気高さを残した紗耶香の言葉にペニスはピクピクと腹を打って応え、膝立ちでにじり寄った佐藤は怒張を唇に押し付ける。
口を堅く閉じて嫌々の振りをする紗耶香も男の力に敵うはずもなく、ついに我慢も限界に達して唇を開く。
グチュグチュ、ヌチャヌチャッ・・・ウッ、ウッ、上手だ・・・強制されたわけでもないのに佐藤が表情を蕩けさせるほどのフェラチオを施す。
「紗耶香のフェラが上手なのは分かったけど佐藤さんも役に立たないね。成田さんもだらしないし・・・私が頑張るしかないか・・・」
妖子は、いつの間に用意したのか手に持つ赤いローソクに火を点け紗耶香に見せつける。
「分るでしょう??・・・これで紗耶香の白い肌に模様を書くの。期待していいわよ、蝋が垂れた瞬間にキュッとなって頭の中が白くなる。想像しなさい、紗耶香・・・白い肌が赤く染まると新たな快感で身悶えるの・・・ウフフフッ」
瑞樹が部屋の灯りを暗くする。
火の点いたローソクを揺すると鏡の中で炎が揺れ動き幻想的な景色をつくる。
「イヤンッ・・・熱くしないで、痛い事はイヤッ・・・妖子の事を信じてるからね」
アナルに男根を咥えたまま目元を朱に染めた紗耶香に艶めかしい声を掛けられた妖子は、頬が赤らむのを感じて照れ隠しも加わり言葉遣いがぞんざいになる。
「スケベな紗耶香にはローソクや縄がお似合いだよ。天井から逆さに吊るしてマンコも尻の穴を蝋で塞いでやろうか??」
「ヒィッ~・・・いやっ、逆さになんか吊るされたくないし、アソコは止めて、ヤケドしちゃう」
「じゃぁ、マンコと尻は止めてあげる。お腹で試してみようか・・・よく、見なさい」
ゴクッ・・・ハァハァッ・・・炎に魅入られた紗耶香は一点を見つめて息を飲み、ローソクに苛められる事を期待してしどけなく開いた口から荒い息を漏らす。
「ウッウゥッ、アウッ・・・蝋が・・・アンッ」
臍の近くの真っ白な肌に赤い染みが一つ、二つと出来る。
「どうなの紗耶香、我慢出来ないほど熱ければ止めるけど・・・」
意地の悪い妖子の言葉に恨みがましい表情で応える紗耶香は、一瞬の後に口を開く。
「アンッ、我慢できる・・・アソコは怖いけど、オッパイまでなら我慢できる」
堕ちる・調教ー24
成田はアナルにペニスを挿入したまま、背後から紗耶香を抱きかかえて仰向けになる。
「アワワッ・・・ヒィッ~、壊れちゃう。乱暴にされたら裂けちゃう」
「そうなの、じゃぁ、裂ける処も記録に残さないとね」
瑞樹が持つカメラのレンズが結合部分に近付き、大蛇が紗耶香の内臓を貪ろうとして窄まりが張り裂けそうになるほど押し広げて侵入する様子を撮影する。
「紗耶香、見なさい天井を・・・恥ずかしい恰好で尻の穴を犯されているのが見えるでしょう」
「えっ??いやぁ~・・・お尻、お尻が裂けちゃう・・・痛いッ、広がっちゃう」
アナルにペニスを受け入れても、思ったより痛くない、大丈夫と言っていた紗耶香も天井の鏡の中に、窄まりの周囲を巻き込むようにして侵入する節くれだった怒張を見て悲鳴を上げる。
「暴れると裂けちゃうよ・・・見なさい、俺のモノが尻の穴に出入りするのを」
ニュルニュルッ・・・十二分に塗り込めたローションが卑猥な音を奏で、抵抗なくペニスが出入りを繰り返す。
「いやぁ~ン、オチンチンがお尻の穴に出たり入ったりしてる。アンッ、なんだか変な感じ・・・広がっちゃう、そんなに激しくされると広がっちゃうよ・・・ウッ、ウッ、いぃの、やだっ、お尻でなんか気持ち良くなりたくない」
「そうか、気持ち良いのか。尻の穴だけじゃ可哀そうだな、もう一つの穴にも入れてみようか」
岡部と二人で紗耶香の口腔を蹂躙していた佐藤が結合部に近付き、仰向けの格好でアナルを貫かれる快感で愛液を垂れ流すバギナにズブッと指を挿入する。
「どうしたんだ、この嬉し涙は。尻の穴を可愛がられて悦んでいるのか??そうなのか??」
「アンッ、きついのを我慢してるのに。妖子のオチンポが気持ち良くしてくれたから・・・」
「そうか、そうなのか。今度は俺のモノで掻き回してやるよ・・・嬉しいだろう??」
中腰になった佐藤はペニスの先端でバギナを擦って馴染ませ、窮屈な姿勢で精一杯顔をあげて覗き込む紗耶香は、好奇を目に宿らせて乾いた唇に舌を這わせて滑りを与える。
「入れるよ・・・」
「ウッ、くる、くる、入って来る。アワワッ、ウグッ・・・前も後も両方に・・・ハァハァッ・・・きつい」
眉間に皺を寄せて堪える紗耶香の様子に斟酌することなく、佐藤は腰を前後して出し入れを繰り返す。
「おおぅ~、いいぞ、温かくて気持ち良い。ンッ、尻の穴に入っているチンポが押してくるから気持ち良いぞ・・・紗耶香は良いモノを持っているな」
カジノで借金を作った女たちに身体を使って返済する事の引導を渡して来た成田のペニスも、腰を掴んだ手にしっとり馴染む肌の心地良さとアナル壁がペニスを包み込む快感で限界が近付きつつあることを悟る。
「成田さん、どうしたの??まさか、ダメって言うんじゃないよね。プロでしょう??」
「すまん・・・その、まさかだ。カジノでの俺の仕事は、女にセックスの良さを教えて客を取るのを嫌がらないようにする事だが、紗耶香にはアナルセックスの良さを教わっちゃったよ・・・逝くぞ、紗耶香、尻の穴で俺を受け止めろ」
パンパンッ・・・目元を赤くして仕事とは思えないほど快感に酔う成田は激しく腰を突きだし、あっけなく果ててしまう。
アナルから引き抜かれたペニスはだらしなく萎れ、塗り込めたローションにまみれた名残でヌラヌラと濡れそぼつ。
無残に押し広げられて閉じる事を忘れたアナルはポッカリ入口を開いて空ろな中を見せたまま、成田が吐き出した男汁を滴らせる。
浣腸を終えた後でも可憐な姿を損なう事のなかったアナルが、奥深くで感じる禁断の快感を知った今、貪欲に悦楽を求めて何もかも吸い込んでしまうブラックホールにさえ見える。
自らの股間にぶら下がるペニスに目をやった成田は、汚いモノでも見るかのようにわざとらしく顔を顰め、無言のまま紗耶香の口に近付ける。
成田の意図を察した紗耶香はペニスに指を添えて嫌がる様子を見せるどころか、頬を朱に染めて恥ずかしそうに口に含み舌を絡ませる。
プハッ、ハァハァッ・・・ペニスの汚れを舐め取った紗耶香は、
「私のお尻に入っていたチンチンを舐めちゃった」
「成田さんのウンチの香りはどうだった??」
「意地悪な人は嫌い・・・お尻をきれいにしてくれたのを忘れたの。そうじゃないでしょう、からかっているだけでしょう??」
羞恥を滲ませながらも意地の悪い岡部の問いにしっかりと答える。
「そうか、浣腸したからきれいなのか・・・じゃ、俺も紗耶香の尻の穴を味わってみるかな。
岡部の言葉を聞いた佐藤は、膣口をつついていたペニスを一旦引き抜き、
「尻の穴だけじゃなく、オマンコも具合が好いよ。少し休憩させてもらうよ」