彩―隠し事 368
性的欲望 -3
支払いを済ませた健志は、財布を手にして近付くケンちゃんに、
「ここはオレが支払ったから、喫茶店の支払いを頼むよ」と告げて彩とケンちゃんに喫茶店を指さす。
「紗矢ちゃんのことは心配しなくていいよ。次に会う時に、さぁ今からエッチなことをするよと言えるほどオレは器用な性格じゃないから、ほんの少し一緒に歩いて気持ちを解したいと思ってね。ケンちゃんも彩とコーヒーを飲めば少しは気持ちが通じるだろう??」
と、気軽に話し、自然な振る舞いで紗矢の腰に手を添えて歩き始める。
「健志さんと散歩してくるね。私がいないからって彩さんにエッチなことを仕掛けちゃダメだよ」
振り向いた紗矢はケンちゃんに手を振り、健志の肩に顔を寄せて歩き始める。
「ケンちゃん、いつまで見ても紗矢ちゃんは戻ってこないわよ。コーヒーを飲みながら帰りを待つことにしましょう」
「そうですね。彩さんと二人っきりになれたから興奮しているのかなぁ、喉が渇きます」
昭和の香りがする雰囲気にケンちゃんは興味津々で内装を見回し、漂うコーヒーの香りを吸い込もうとして大きく息をする。
「どうしてかな、初めて入ったのに懐かしく感じて落ち着きます」
ブレンドコーヒーを飲みながら穏やかな雰囲気に包まれる彩とケンちゃんは旧知の間柄のように打ち解け、差し障りのない範囲で仕事や互いの愛する人について話が弾む。
「紗矢ちゃん、オレを信じるかい??」
「怖いけど信じます。どんなことでも命令してください。ケンちゃんのためにエッチな私を封印して貞淑なお嫁さんになりたいです。そのために、心置きなくエッチなことをしてみたい……」
「ケンちゃんは幸せだな……この路地に入るよ」
薄暗い路地に入ると建物に挟まれた狭い空き地に誘導し、
「シャツを脱いでブラジャーも外しなさい……急がないと人が来るかもしれないよ。出来るだろう??」
「えっ……ハァハァッ、健志さんは想像通りの人。私の勘は間違っていなかった……ジャケットを持っていて」
脱いだデニムジャケットを健志に手渡した紗矢の瞳は欲情を宿して妖しく濡れる。
「えらいよ、紗矢。ケンちゃんのためだろ、続けなさい」
「アァ~ン、立っているのが辛い。足の震えが止まらないし身体が熱い……ハァハァッ、シャツとブラを脱いじゃうから見ていてね」
「見ているよ。可愛い紗矢のオッパイを見せてくれ」
空き地の入り口に視線を走らせて誰もいないことを確かめた紗矢はビルの谷間から小さな空を見上げて目を閉じ、ゴクッと唾を飲んでシャツを脱ぎ、ブラジャーを外す。
「見てください。私のオッパイは可愛いですか??」
「可愛いよ。若々しくて張りがあるし大きさもちょうどいい。先端の蕾を口に含んでチュルチュルしたくなる……楽しみは後日に残して、シャツとブラジャーも持っていてあげるからパンツも脱ぎなさい」
「今、ここで脱ぐの??健志さんは思っている以上に意地悪。アンッ、見てね、エッチでスケベなケンちゃんの知らない私を……ハァハァッ、興奮する」
デニムスカートの裾から手を差し入れて脱いだ下着を手渡そうとする手は震えを帯びる。
「ダメだよ、そんな脱ぎ方じゃ見えないだろう。マン毛を見せてくれないのか??」
「いじわる、嫌いになっちゃうかも……公園のケンちゃんは私が催促しないとエッチなことをしてくれなかったし、嫌々付き合ってくれた。健志さんはスケベで意地悪」
上半身は何も着けずにオッパイを丸出しのまま、周囲を気にすることもなくスカートをたくし上げてマン毛を晒す。
華やかな灯りが届かない繁華街の谷間のような薄暗い空き地でも、紗矢の剛毛は見つめる健志の欲情をそそる。
「ゴクッ……好い子だよ。ジャケットだけ着けなさい。シャツとブラジャー、パンツは持っていてあげるからね」
「イヤンッ、興奮しているから乳首がジャケットに擦れて変な感じ。ボタンを留めてもいいですか??」
「オッパイを見てほしければそのままでもいいし、見られたくなければボタンを留めてもいいよ……そうだよな、ボタンを留めた方が紗矢は可愛い。買い物に行くよ」
空き地から路地を通って人通りの多い通りに出る前に言葉をかける。
「すれ違う人は紗矢が素っ裸にスカートとジャケットだけで歩いていると思わないからね。気にしすぎて変な恰好で歩くと気付かれちゃうかもしれないよ」
ブラジャーとパンツを押し込んだチノパンのポケットは不格好に膨らみ、柄シャツを手に持って歩く健志の姿に紗矢は頬を赤らめる。
「ポケットからパンツの端っこが見えている。隠してください、見られたくない」
「生温かいパンツをポケットに入れているとは思わないよ。ハンカチだと思うさ。行くよ」
5分ほど歩いて一階にコンビニが入るビルの前で、
「着いたよ、二階にある店で買い物をしよう。紗矢が好きなモノをいくつでも買っていいんだよ。分かったね」
健志が指さす方向を見上げた紗矢は、大人のおもちゃ、ラブグッズ、ランジェリーなどと書いた看板を見て言葉を失う。
「うそ、この店で買い物をするの??入ったことがないから恥ずかしい」
「紗矢が嫌って言うならしょうがないけど、エロイ経験をしたいんだろう??グズグズすると通る人が注目するよ」
息を荒げ、足元も覚束なげに歩き始めた紗矢の背中に添えた手に軽く力を込めて階段を登る。
欲情を煽るポスターや性欲を刺激しようとするポップ広告を見る内に紗矢の好奇心は羞恥に勝り、店内に入ると興味深げにそこかしこを見回す。
週末の夜とあって多いのか少ないのか判断のしようもないが数人の客がバイブやDVDを手に取り真剣な面持ちで選んでいる。
バイブを見ていた客が紗矢に気が付き顔から足元まで睨め回すが視線は弱々しく、平静を取り戻した紗矢に見つめられると顔を逸らす。
マゾヒスティックな性癖を持つ紗矢はサディストの気持ちを理解できる事を知った。
シャツを脱ぎ、ブラジャーを外した胸を見られたくないと全てのボタンを留めていたジャケットを上から順に一つ、また一つと外して胸をはだけ、先端は見えないものの膨らみの上部を見せつける。
バイブを選んでいた客は紗矢の胸に吸い寄せられるように見つめて頬を朱に染め、興奮で乾いた唇に舌を這わせて滑りを与え、視線が合うと耳まで真っ赤にして視線を逸らす。
見られるか見られないかとドキドキする被虐感は、気弱な男を揶揄うことで嗜虐感に変化して表現しようのない興奮で股間を濡らす。
健志に誘導されて幾つかのオモチャやランジェリーとも言えない衣装などを選び、最期に健志がリード付きの首輪を追加すると、アァ~ンと艶めかしい声を漏らす。
「タケちゃん。オマケを入れとくよ」
「おう、ありがとう……紗矢、ケンちゃんが待っているから戻ろうか」
健志の言葉を聞いた店長は、こんな可愛い子が男二人を相手にするのかと想像して目を見張る。
「おまけを頂いてありがとうございます」と告げた紗矢は出口に向かう。
支払いを済ませた健志は、財布を手にして近付くケンちゃんに、
「ここはオレが支払ったから、喫茶店の支払いを頼むよ」と告げて彩とケンちゃんに喫茶店を指さす。
「紗矢ちゃんのことは心配しなくていいよ。次に会う時に、さぁ今からエッチなことをするよと言えるほどオレは器用な性格じゃないから、ほんの少し一緒に歩いて気持ちを解したいと思ってね。ケンちゃんも彩とコーヒーを飲めば少しは気持ちが通じるだろう??」
と、気軽に話し、自然な振る舞いで紗矢の腰に手を添えて歩き始める。
「健志さんと散歩してくるね。私がいないからって彩さんにエッチなことを仕掛けちゃダメだよ」
振り向いた紗矢はケンちゃんに手を振り、健志の肩に顔を寄せて歩き始める。
「ケンちゃん、いつまで見ても紗矢ちゃんは戻ってこないわよ。コーヒーを飲みながら帰りを待つことにしましょう」
「そうですね。彩さんと二人っきりになれたから興奮しているのかなぁ、喉が渇きます」
昭和の香りがする雰囲気にケンちゃんは興味津々で内装を見回し、漂うコーヒーの香りを吸い込もうとして大きく息をする。
「どうしてかな、初めて入ったのに懐かしく感じて落ち着きます」
ブレンドコーヒーを飲みながら穏やかな雰囲気に包まれる彩とケンちゃんは旧知の間柄のように打ち解け、差し障りのない範囲で仕事や互いの愛する人について話が弾む。
「紗矢ちゃん、オレを信じるかい??」
「怖いけど信じます。どんなことでも命令してください。ケンちゃんのためにエッチな私を封印して貞淑なお嫁さんになりたいです。そのために、心置きなくエッチなことをしてみたい……」
「ケンちゃんは幸せだな……この路地に入るよ」
薄暗い路地に入ると建物に挟まれた狭い空き地に誘導し、
「シャツを脱いでブラジャーも外しなさい……急がないと人が来るかもしれないよ。出来るだろう??」
「えっ……ハァハァッ、健志さんは想像通りの人。私の勘は間違っていなかった……ジャケットを持っていて」
脱いだデニムジャケットを健志に手渡した紗矢の瞳は欲情を宿して妖しく濡れる。
「えらいよ、紗矢。ケンちゃんのためだろ、続けなさい」
「アァ~ン、立っているのが辛い。足の震えが止まらないし身体が熱い……ハァハァッ、シャツとブラを脱いじゃうから見ていてね」
「見ているよ。可愛い紗矢のオッパイを見せてくれ」
空き地の入り口に視線を走らせて誰もいないことを確かめた紗矢はビルの谷間から小さな空を見上げて目を閉じ、ゴクッと唾を飲んでシャツを脱ぎ、ブラジャーを外す。
「見てください。私のオッパイは可愛いですか??」
「可愛いよ。若々しくて張りがあるし大きさもちょうどいい。先端の蕾を口に含んでチュルチュルしたくなる……楽しみは後日に残して、シャツとブラジャーも持っていてあげるからパンツも脱ぎなさい」
「今、ここで脱ぐの??健志さんは思っている以上に意地悪。アンッ、見てね、エッチでスケベなケンちゃんの知らない私を……ハァハァッ、興奮する」
デニムスカートの裾から手を差し入れて脱いだ下着を手渡そうとする手は震えを帯びる。
「ダメだよ、そんな脱ぎ方じゃ見えないだろう。マン毛を見せてくれないのか??」
「いじわる、嫌いになっちゃうかも……公園のケンちゃんは私が催促しないとエッチなことをしてくれなかったし、嫌々付き合ってくれた。健志さんはスケベで意地悪」
上半身は何も着けずにオッパイを丸出しのまま、周囲を気にすることもなくスカートをたくし上げてマン毛を晒す。
華やかな灯りが届かない繁華街の谷間のような薄暗い空き地でも、紗矢の剛毛は見つめる健志の欲情をそそる。
「ゴクッ……好い子だよ。ジャケットだけ着けなさい。シャツとブラジャー、パンツは持っていてあげるからね」
「イヤンッ、興奮しているから乳首がジャケットに擦れて変な感じ。ボタンを留めてもいいですか??」
「オッパイを見てほしければそのままでもいいし、見られたくなければボタンを留めてもいいよ……そうだよな、ボタンを留めた方が紗矢は可愛い。買い物に行くよ」
空き地から路地を通って人通りの多い通りに出る前に言葉をかける。
「すれ違う人は紗矢が素っ裸にスカートとジャケットだけで歩いていると思わないからね。気にしすぎて変な恰好で歩くと気付かれちゃうかもしれないよ」
ブラジャーとパンツを押し込んだチノパンのポケットは不格好に膨らみ、柄シャツを手に持って歩く健志の姿に紗矢は頬を赤らめる。
「ポケットからパンツの端っこが見えている。隠してください、見られたくない」
「生温かいパンツをポケットに入れているとは思わないよ。ハンカチだと思うさ。行くよ」
5分ほど歩いて一階にコンビニが入るビルの前で、
「着いたよ、二階にある店で買い物をしよう。紗矢が好きなモノをいくつでも買っていいんだよ。分かったね」
健志が指さす方向を見上げた紗矢は、大人のおもちゃ、ラブグッズ、ランジェリーなどと書いた看板を見て言葉を失う。
「うそ、この店で買い物をするの??入ったことがないから恥ずかしい」
「紗矢が嫌って言うならしょうがないけど、エロイ経験をしたいんだろう??グズグズすると通る人が注目するよ」
息を荒げ、足元も覚束なげに歩き始めた紗矢の背中に添えた手に軽く力を込めて階段を登る。
欲情を煽るポスターや性欲を刺激しようとするポップ広告を見る内に紗矢の好奇心は羞恥に勝り、店内に入ると興味深げにそこかしこを見回す。
週末の夜とあって多いのか少ないのか判断のしようもないが数人の客がバイブやDVDを手に取り真剣な面持ちで選んでいる。
バイブを見ていた客が紗矢に気が付き顔から足元まで睨め回すが視線は弱々しく、平静を取り戻した紗矢に見つめられると顔を逸らす。
マゾヒスティックな性癖を持つ紗矢はサディストの気持ちを理解できる事を知った。
シャツを脱ぎ、ブラジャーを外した胸を見られたくないと全てのボタンを留めていたジャケットを上から順に一つ、また一つと外して胸をはだけ、先端は見えないものの膨らみの上部を見せつける。
バイブを選んでいた客は紗矢の胸に吸い寄せられるように見つめて頬を朱に染め、興奮で乾いた唇に舌を這わせて滑りを与え、視線が合うと耳まで真っ赤にして視線を逸らす。
見られるか見られないかとドキドキする被虐感は、気弱な男を揶揄うことで嗜虐感に変化して表現しようのない興奮で股間を濡らす。
健志に誘導されて幾つかのオモチャやランジェリーとも言えない衣装などを選び、最期に健志がリード付きの首輪を追加すると、アァ~ンと艶めかしい声を漏らす。
「タケちゃん。オマケを入れとくよ」
「おう、ありがとう……紗矢、ケンちゃんが待っているから戻ろうか」
健志の言葉を聞いた店長は、こんな可愛い子が男二人を相手にするのかと想像して目を見張る。
「おまけを頂いてありがとうございます」と告げた紗矢は出口に向かう。