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お伽話

心花 -19

悪戯心を滲ませた心花の挑発に一瞬考えた典哉は公園の周囲に視線を走らせ、
「手を洗いたい・・・一緒に行こう」
心花の手を引き公園の隅にある手洗い場を目指す。
公園の隅であるばかりか背後は鬱蒼とした木々に覆われ、そのまた向こうは公園と道路を分けるフェンスになっている。

公園全体を見渡す手洗い場の裏側に立った典哉は、イヤイヤをする心花の手を引いて抱き寄せる。
ボール遊びをする親子連れの視線を気にしながらも、唇を合わされて舌先を挿入されると性的な心地良さに包まれて抗う気持ちがなくなってしまう。
「ダメッ、こんな処で、恥ずかしいよ」
「見られると恥ずかしいだろ、変な声を出しちゃダメだよ」
言うが早いか手洗い場に手を突かせてワンピース越しに尻を撫で、
「ミカ、このプリンとした尻は誰のモノだ??」
「ハァハァッ、フミヤがこんなに大胆な事をするとは思わなかった・・・ねぇ、ここでワンピを捲り上げられてお尻や太腿を撫でたりアソコを触ったりされるのでしょう??・・・だめっ、立ってるのが辛い」
「尻を撫でただけじゃ満足できずにワンピを捲り上げて白くてムッチリな尻を剥き出しにされたいのか・・・ミカがこんなにスケベだとは思わなかったよ」

心花の声は上擦り、不安と昂奮が入り混じって白い太腿はフルフルと震えを帯びる。
「怖いの、立ってるのがやっと・・・私は変なの??あそこにいる親子連れも昔はこんな事をしたの??ねぇ、教えて??」
「さぁ、どうだろう・・・ミカは仕事で疲れているんだろう??緊張を解き放って自由なミカを取り戻すには自分に正直にならなきゃ」
「本当の私はエッチでセックス好きなの??」
「そういう事を言いたいんじゃないよ。ミカは仕事を頑張りすぎて性的な欲求を発散させずにため込み過ぎたんだよ」
「そうかも知れない・・・セックスだけじゃなく色んな事を犠牲にして仕事をしたかもしれない」
「多分ね。セックスも含めて他の事を開放してやれば仕事をするときも余裕が出来て視野が広くなると思うよ」
「何だか上手く誤魔化されたような気がするけど信じることにする。仕事人間の私を開放して・・・フミヤの方法で」

手洗い場の背後は公園で遊ぶ人たちの視線に晒される事はなく、公園外の人からも背後の木々が守ってくれる。
不自然にならないように手洗い場に手を突く心花のワンピースを捲り上げると、ヒィッ~っと驚きの声をあげて自らの手の甲を口に押し付けて声が漏れるのを防ぐ。
声を出せないのをいいことに典哉の行為は一層大胆になり、白い尻を撫で回して下着の中に手を入れて割れ目をなぞる。
「ダメ、止めて。気付かれちゃう・・・恥ずかしい」
「大丈夫だよ、此処は全体を見渡せるし後ろは木に守られているから見えない。ミカが変な声をあげたり暴れたりしなければ大丈夫・・・ミカのように清楚な美人がパンツを丸出しにして悦んでいるとは思わないよ」
「イヤッ、そんな事を言わないで。私はそんな女じゃない」
そんな女とはどんな女の人だと聞きたくなるのを呑み込んでその場にしゃがみ込み、腿の裏側に唇を合わせてチュッと音を立て、ゾロリと舌が舐め上げる。
アウッ、ウッウッウゥッ~・・・右足の内腿を指先が触れるか触れないかの微妙なタッチで撫でると、右半身が崩れそうになるほどガクッと傾いて切ない吐息が漏れる。
典哉の指が容赦することなく左内腿を同じように刺激すると公園で遊ぶ人たちの視線を忘れて身悶える。
「ミカ、下着姿を見られちゃうよ。我慢しなさい」
「我慢できない、フミヤが悪戯するんだもん・・・気持ち良くなっちゃうの、公園だって分ってるのに、知らない人がいるって分かってるのに・・・ダメ、だめっ、変になっちゃう」

ヒィッ~・・・尻を撫で回す手の平が下着の縁に掛かると引き下ろされるのじゃないかと恐怖に襲われる。
わざとらしく何度か繰り返されるうちに恐怖が妖しい期待に姿を変えて焦燥感が募り、滲み出た蜜が下着を濡らすのを意識する。
尻を撫で、腰を撫でていた手が腿の裏側を撫で下りて膝裏を擦り、手の平を追うように息を引きかけられる。
立っている事さえ辛くなった心花の腿はフルフル震え、手洗い場についた手を固く握り唇を噛んで目を閉じる。

膝裏を擦っていた手が内腿を撫で上がる。
乾いて冷たくさえ感じる指先の繊細な動きは公園にいる誰にも知られずにめくるめく悦びを与えてくれる。
握り締めた手を解くと自らの意思に反して乳房を揉みそうで離す事が出来ない。
見られるか見られないかのスリルが快感に火を点け、口から飛び出そうになるほどドキドキする心臓の音が聞こえはしないかと閉じた目を開いて周囲を見回す。
鬼ごっこをする親子連れ、滑り台で遊ぶ母子、サッカーに興じる男の子たち、不審な動きはなく休日を存分に楽しんでいる。

内腿を撫で擦っていた手が尻を掴み、割れ目が裂けてしまいそうになるほど左右に開かれたり上下に蠢かしたりと荒い刺激を与えられる。
公園の片隅とは言え、蜜を滴らせるほど身体は一層の刺激を求めて下半身をくねらせる。
「ハァッ~・・・どうした??いやらしい動きをしてるぞ・・・まさか、こんな処でパンツを脱がせて可愛がってくれなんて言わないだろうな??」
背後から心花に覆い被さるようにして耳に温かい息を吹きかけ、羞恥を煽るような言葉を口にする。
典哉の言葉は悪魔の囁きとなって、清楚な心花に禁断の言葉を口にさせる。
「焦らしちゃ嫌、もっと気持ち善くして・・・誰にも見えないでしょう??脱がされるのは怖いけど下着の中に手を入れてもいいよ。フミヤがしたいって言うなら我慢する・・・アワワッ、いやぁ~ン・・・」
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

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さむいのも嫌
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