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彩―隠し事 124

萌芽 -20

「アウッ、ウゥッ~、おねがい、やめてください。ヒィッ~……そんな事をされたら、ウグッ、クゥッ~、気持ち善くなっちゃう……あなた、助けて、狂っちゃう」
希美の言葉は猿轡のために意味不明の声となって漏れるだけで、群がる女性たちを悦ばせて揶揄いの対象にしかならない。
「クククッ、ザンネンね、何を言っているのか分からない」
「もっと、苛めてほしいの??バイブが欲しいの??それともナメナメしてほしいの??ウ~ウ~、ウグッ、ウグッばかりじゃ分からない。はっきり言わないとバイブもナメナメもしてあげないよ」
「違うよね、私は分かったよ。希美さんはパートナーの事が気になるんだろうけど、美樹さんを可愛がるのに忙しくて希美さんを構う暇はないんだって……見てごらん」
素っ裸の希美は猿轡と目隠しを外されることなく両手を天井につながる縄に止められ、いつ終わるともなく続く女性たちの責めに喘ぎ声を漏らして身悶え、助けを求めたパートナーがどうしているか確かめなさいという意地の悪い声と共に目隠しと猿轡を外される。

「イヤァ~ン、ダメッ、私と美樹さんと大切なのはどっちなの??」
希美のパートナーは甘い責めを受けて身悶える希美を気にする様子もなく、美樹の両足の間に陣取って下着越しに割れ目の縁を撫でて満足気に頬を緩めている。
希美の声で振り返ったパー^トナーは、頬を緩めて頷いて見せるだけで直ぐに美樹に視線を戻す。
二人の様子を見た彩は健志にもカヲルにも話さず、二人が言葉を交わさずとも伝わる意思疎通にセックスの奥深さを気付かされる。
男は希美のM性を理解してあえて無関心を装うことで被虐心を募らせる手助けをし、希美は慰み者にされることに歓喜の表情を浮かべてパートナーの嗜虐心をくすぐろうとする。
二人に言葉は必要なく、身体の接触を断っても心で性的刺激を伝えあっているように思える。

希美の腰を抱いて股間を舐めようとした女が、
「希美が足を閉じるからできない。気持ち善くしてあげようとしているのに、これじゃぁダメだよ」
「そうなの??片足を吊上げて閉じられないようにしちゃおうか……マンチャンだけじゃなくお尻の穴も弄りやすくなると思うよ」
「そうだね、片足を縛っちゃおう」
右足の膝上に縄をかけられて吊上げられて左足だけで立つことを余儀なくされると股間を閉じることもできず、早くもマン汁を溢れさせるバギナを思うさま嬲られ、アナルを弄ろうとする手を防ごうとして尻を締めても子宮に届く快感が希美の意思を崩してしまう。
「ヒィッ~、いやっ、たまんない……そんな、ウグッグゥッ~、両方の穴を、そんな、壁が破れてつながっちゃう。クゥッ~……」
ギシギシッ……身体をくねらせ縄が軋み音を立てても女たちの責めは止むことを知らず、膣口深く侵入した指とアナルを犯す二人の指が薄い壁を通じて擦り合い希美を羽化登仙の境地に導いていく。
「気持ち良さそうね、希美。私はオッパイを苛めてあげる」
クチュクチュ、ジュルジュルッ、変形するほど膨らみを揉みしだき、表情が苦痛で歪むと先端の突起を温かい口に含んで舌が戯れ、残る乳首は指でつまんでコロコロ転がされる。
「ヒィッ~、ウググッ……ダメ、許して、狂っちゃう、ダメッ」
「私だけが見ているのは失礼ね。希美さん、クリちゃんを弄ってあげようか……カヲルさん、オモチャを貸してもらえますか??」

バーカウンターの裏からアタッシュケースを取り出したカヲルは、クリトリスを可愛がると言った女性に向けてカチッと音を立ててパッチン錠を開ける。
「傷つけるようなオモチャはないはず。希美さんが心も身体も捧げる覚悟の男性に代わって苛めてあげなさい。でも、傷つけちゃダメよ。それがこの部屋のルール、分かっているわよね……それと、念のために言っとくね。浣腸は済ませてあるから中は綺麗だよ」
「ウフフッ、希美さんの大切な人に代わって苛めてあげる。希美さん、このオモチャたちを見なさい……オモチャに嬲られるのが好きでしょう??どのオモチャと仲良くしたいか言いなさい」
希美の瞳はU字型の二か所責めバイブを見つめ、舌が昂奮で乾く唇に滑りを与え膣口から奥深くに侵入した指をクイクイ締め付ける。
「クククッ、指よりもバイブが欲しいらしいね。いいわよ、バイブさんと代わってあげる」

U字というよりもJの字に近い奇妙な品物は全体が柔らかな曲線で出来ており、二つの先端部分ははっきりとわかる膨らみを持ち、長い方が膨らみも大きい。
「希美さん、この子に会いたかったでしょう。希美さんの恋人だものね」
「ハァハァッ、いやっ、許して。恥をかきたくない……ゆるして、ねっ、おねがい」
許しを請う希美の声は甘く尾を引いて瞳は妖しく光り、バギナとアナルに挿入された指をクイクイ締め付けて腰を蠢かす。
戒めを解かれた右足は吊上げられた格好から下され、改めて長い棒に両足首を拘束されて自由を奪われる。
両手を吊上げられて両足を開いた格好の希美に群がる四人の女は、鈴の付いたニップルクリップを装着して乳房を飾り、おまちどうさまと揶揄する声をかけてU字型バイブの長い方を膣口に押し当てて馴染ませ、グイッと付け根まで押し込んでしまう。
「アウッ、いやんっ、恥を掻きたくないからスイッチは入れないでください」

U字型バイブを付け根まで押し込まれると膣壁の奥にある快感の頂上へ導くスイッチを押し、しかも短い方の膨らみはクリトリスを圧迫する。
先端が膨らんでいることと柔軟性のある絶妙なカーブのせいで挟まれることもあり手を離されても抜け落ちることがない。
「希美さんはスイッチを入れないでと言ったから、このままにしといてあげる……ここをツンツンすると気持ちいい??」
バイブの根元を押し、クリトリスの接着部分を指で弾く。
「イヤンッ、いじわる。スイッチを入れてブルブルしてください。私が快感地獄で身悶える姿を見て笑いたいんでしょう、さぁ早く、苛めてよ」
「クククッ、私たちは優しいからスイッチを入れてあげるけど、希美さんを待っているのは快感地獄じゃなく天国でしょう??」

ヴィ~ンヴィ~ン……ヒィッ~、イヤンッ、たまんない……決して大きくはない振動音が漏れ始めるとそれを待っていた希美は嬌声を響かせ、美樹に群がって全身を撫でまわしていた男たちが希美の痴態に見入る。
「美樹さんに寂しい思いをさせちゃまずいな……気持ち善くなってくれよ」
希美のパートナーが剥ぎ取るようにショーツを脱がせると別の男がブラジャーを外し、恐る恐ると言った感じで美樹に触れていた男たちが餓えたオスに変身する。
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
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夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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