彩―隠し事 122
萌芽 -18
「ゴクッ……二人に弄ばれて気持ちいいのかなぁ……ハァハァッ……苦しそう、見ている彩も苦しい」
二人の男性に責められる女性は顔を歪めて苦しそうな表情を浮かべながらも悦びの涙を流さんばかりに身悶えて身体を男たちに押し付ける。
ブラジャーとショーツ越しにいつ果てるとも知れない愛撫を受けても下着を脱がされることはなく、もどかしい思いで口腔を犯す怒張に施すフェラチオに熱がこもる。
そんな女性を見つめる彩の脳裏に複数の男たちに犯される栞の姿が浮かぶ。
今頃は栞もあの女性と同じように課長の用意した男たちに責められているのだろうか……堪えがたいほどの肉体的苦痛が悦びとなって身悶えても、心は愛するご主人とつながり快感と共に愛情に包まれているのだろうか。
窓に顔を押し付けんばかりにして隣室の痴態を凝視する彩に背後から近づいたカヲルは腰を撫でて紐パンを穿いていることを知り、ワンピースを擦りながら紐の位置を探り結び目を解いてしまう。
残る結び目も解かれると紐パンはハラリと足元に落ち、拾い上げたカヲルは愛液で濡れる下着を彩の目の前でヒラヒラさせる。
「こんなにパンツを濡らしちゃって……言葉は嘘を吐いても彩の身体は正直。エッチな血と思いがドロドロ身体中を流れているんでしょう、違う??」
「違う、そんなことはない。彩はエッチでスケベな女じゃない」
「そうかな……」
カヲルの指がワンピースのボタンを外して侵入し、愛液を溢れさせる股間に伸びると彩の抵抗は止む。
右肩からブラジャーのストラップを抜き取り、左肩も抜きながら外しとってしまう。
「これで彩さんの身体を守るのはワンピースだけ」
ボタンを全て外したワンピースを両肩から抜くと腰まで滑り落ちてパンと張り出した腰で止まる。
「相変わらずいやらしい身体。タケが夢中になるのが分かる……可愛がってもらっているんでしょう」
ワンピースを戻してボタンを嵌められ、頬に手を添えられて唇が重なりドロリと唾液を流し込まれる。
ゴクッと音を立てて嚥下した彩は二人だけの秘密を作った羞恥で頬を染める。
カヲルが指差すマジックミラーの向こうを見ると、横たわっていた女性が抱き起されている。
脱がされることのなかったショーツの股間は水をかけられたかのように濡れて変色し、彩なら着けている方が恥ずかしいと思ってしまう。
満足させてもらえなかった女性は上目遣いで恨めしそうに二人の男性を見つめ、背中を押されるようにして元の部屋に戻っていく。
「彩さん、私たちも戻るわよ。あの人はこれから男たちに可愛がってもらうの、ご主人の目の前でね……大股開きで椅子に縛られていた女性がいたでしょう??あの人は可哀そうだよ、どの男性にも構ってもらえなくなっちゃうんだよ。彩さん、何とかしてあげてね」
「えっ、うん……」
意味も分からず、深く考えることもせずに可哀そうだ、何とかしてあげてねと言う言葉に反応してウンと応じてしまう。
マジックミラーの向こうの女性は二人の男に支えられるようにして元いた部屋に戻り、彩もまたカヲルに背中に押されて健志のそばに戻される。
「タケ、返しとく。私が持つべきモノじゃないからね」
健志に向けて突き出したカヲルの手はショーツとブラジャーを掴んでいる。
「カヲル、もう一度、彩を責めたい……いや、素っ裸にして縛りたいと思っているんだね。今日はダメだよ」
「そんな、二人で勝手な事を言わないでください。彩にも意思はあります」
カヲルが持つ下着を取ろうとして彩が手を伸ばすと健志が横取りしてしまう。
「あれっ、気が付いていた??」
「彩さんがパンツを濡らす原因を作ったのは私じゃないからね、誤解しないでよ」
二人はわざとらしい会話で彩を言葉責めして、それを聞く彩の子宮がキュンとなる。
二人の男に責められていた女がカヲルの言っていた夫らしい男の胸に顔を埋めて髪を撫でられている。
「美樹、二人に可愛がってもらって気持ち善かったか??」
「良くない。最後までしてくれないし、下着も脱がせてくれなかったんだよ」
「そうか、可哀そうに……僕の可愛い子猫ちゃんを満足させてやれないって最低の二人だな。見てごらん、椅子に縛られた生贄の前に男たちがいるだろう。二人にあの男たちも加われば美樹を満足させてくれると思わないか??」
「いいの、貴男??私のアソコも口もお尻の穴も他人に蹂躙されるんだよ……私の身体が汚されてドロドロになることを望むの??」
「僕は世界の誰よりも美樹を愛している。僕は美樹を汚したいわけじゃない、美樹が望むことを叶えてやりたい。美樹の悦びが僕の悦び、知っているだろ……僕は、僕は美樹に逆らうことが出来ないんだよ」
「ウフフッ、ありがとう。私の可愛い旦那様。大好き、愛してる……行くね」
「うん、分かった。愛しているよ……」
美樹の夫は腕を掴み、背中を押して部屋の中央に押し出し、
「私の愛する妻を満足させる自信のある男はいるか??自信がなければ二人でも三人でもいいぞ……さぁ、可愛がってやってくれ」
下着姿の妻に男たちが群がるのを見つめる夫の瞳はギラギラ燃える。
「ゴクッ……二人に弄ばれて気持ちいいのかなぁ……ハァハァッ……苦しそう、見ている彩も苦しい」
二人の男性に責められる女性は顔を歪めて苦しそうな表情を浮かべながらも悦びの涙を流さんばかりに身悶えて身体を男たちに押し付ける。
ブラジャーとショーツ越しにいつ果てるとも知れない愛撫を受けても下着を脱がされることはなく、もどかしい思いで口腔を犯す怒張に施すフェラチオに熱がこもる。
そんな女性を見つめる彩の脳裏に複数の男たちに犯される栞の姿が浮かぶ。
今頃は栞もあの女性と同じように課長の用意した男たちに責められているのだろうか……堪えがたいほどの肉体的苦痛が悦びとなって身悶えても、心は愛するご主人とつながり快感と共に愛情に包まれているのだろうか。
窓に顔を押し付けんばかりにして隣室の痴態を凝視する彩に背後から近づいたカヲルは腰を撫でて紐パンを穿いていることを知り、ワンピースを擦りながら紐の位置を探り結び目を解いてしまう。
残る結び目も解かれると紐パンはハラリと足元に落ち、拾い上げたカヲルは愛液で濡れる下着を彩の目の前でヒラヒラさせる。
「こんなにパンツを濡らしちゃって……言葉は嘘を吐いても彩の身体は正直。エッチな血と思いがドロドロ身体中を流れているんでしょう、違う??」
「違う、そんなことはない。彩はエッチでスケベな女じゃない」
「そうかな……」
カヲルの指がワンピースのボタンを外して侵入し、愛液を溢れさせる股間に伸びると彩の抵抗は止む。
右肩からブラジャーのストラップを抜き取り、左肩も抜きながら外しとってしまう。
「これで彩さんの身体を守るのはワンピースだけ」
ボタンを全て外したワンピースを両肩から抜くと腰まで滑り落ちてパンと張り出した腰で止まる。
「相変わらずいやらしい身体。タケが夢中になるのが分かる……可愛がってもらっているんでしょう」
ワンピースを戻してボタンを嵌められ、頬に手を添えられて唇が重なりドロリと唾液を流し込まれる。
ゴクッと音を立てて嚥下した彩は二人だけの秘密を作った羞恥で頬を染める。
カヲルが指差すマジックミラーの向こうを見ると、横たわっていた女性が抱き起されている。
脱がされることのなかったショーツの股間は水をかけられたかのように濡れて変色し、彩なら着けている方が恥ずかしいと思ってしまう。
満足させてもらえなかった女性は上目遣いで恨めしそうに二人の男性を見つめ、背中を押されるようにして元の部屋に戻っていく。
「彩さん、私たちも戻るわよ。あの人はこれから男たちに可愛がってもらうの、ご主人の目の前でね……大股開きで椅子に縛られていた女性がいたでしょう??あの人は可哀そうだよ、どの男性にも構ってもらえなくなっちゃうんだよ。彩さん、何とかしてあげてね」
「えっ、うん……」
意味も分からず、深く考えることもせずに可哀そうだ、何とかしてあげてねと言う言葉に反応してウンと応じてしまう。
マジックミラーの向こうの女性は二人の男に支えられるようにして元いた部屋に戻り、彩もまたカヲルに背中に押されて健志のそばに戻される。
「タケ、返しとく。私が持つべきモノじゃないからね」
健志に向けて突き出したカヲルの手はショーツとブラジャーを掴んでいる。
「カヲル、もう一度、彩を責めたい……いや、素っ裸にして縛りたいと思っているんだね。今日はダメだよ」
「そんな、二人で勝手な事を言わないでください。彩にも意思はあります」
カヲルが持つ下着を取ろうとして彩が手を伸ばすと健志が横取りしてしまう。
「あれっ、気が付いていた??」
「彩さんがパンツを濡らす原因を作ったのは私じゃないからね、誤解しないでよ」
二人はわざとらしい会話で彩を言葉責めして、それを聞く彩の子宮がキュンとなる。
二人の男に責められていた女がカヲルの言っていた夫らしい男の胸に顔を埋めて髪を撫でられている。
「美樹、二人に可愛がってもらって気持ち善かったか??」
「良くない。最後までしてくれないし、下着も脱がせてくれなかったんだよ」
「そうか、可哀そうに……僕の可愛い子猫ちゃんを満足させてやれないって最低の二人だな。見てごらん、椅子に縛られた生贄の前に男たちがいるだろう。二人にあの男たちも加われば美樹を満足させてくれると思わないか??」
「いいの、貴男??私のアソコも口もお尻の穴も他人に蹂躙されるんだよ……私の身体が汚されてドロドロになることを望むの??」
「僕は世界の誰よりも美樹を愛している。僕は美樹を汚したいわけじゃない、美樹が望むことを叶えてやりたい。美樹の悦びが僕の悦び、知っているだろ……僕は、僕は美樹に逆らうことが出来ないんだよ」
「ウフフッ、ありがとう。私の可愛い旦那様。大好き、愛してる……行くね」
「うん、分かった。愛しているよ……」
美樹の夫は腕を掴み、背中を押して部屋の中央に押し出し、
「私の愛する妻を満足させる自信のある男はいるか??自信がなければ二人でも三人でもいいぞ……さぁ、可愛がってやってくれ」
下着姿の妻に男たちが群がるのを見つめる夫の瞳はギラギラ燃える。