彩―隠し事 106
萌芽 -2
「栞、さすがだね。よくこんな店を見つけたね」
「パワーランチする人って秘密を伴うこともあるでしょう??ホテルの部屋を取るなど個室って幾つかあるけど、手軽にこういう店もアリだと思わない??」
「栞はすごい、色んなことを知っているもんね。仕事でも助けてもらっているし相談もさせてもらっている。ありがとう」
「優子と私は好いコンビだと思わない??真面目で優等生タイプの優子とほんの少し融通が利く私。学生時代から付き合ってもらって本当にありがたいと思っている」
「どうしたの、今日の栞は変だよ」
「そうね、二つの事が気になる。課長の転勤の件は直接、優子に話すと思うけど私は新しいチンチンを探さなきゃいけない。二つ目は、私と可愛い旦那様の事、心配してくれているでしょう??」
個室はよほど大きな声で話さない限り声が漏れる心配もなく、栞は健啖ぶりを発揮しながらボイスレコーダーを再生したご主人の反応を話し始める。
「栞、英子って言うのが栞なのか??」
ボイスレコーダーを倍速再生した夫は他の事には何も触れず、名前についてのみ質問する。
「私の間違いを許してくれたあなたは、もう一度抱かれてこいと命じた。あなたが好きだと言ってくれた私の名前、栞を他の人に呼ばれたくなかったから英子と呼んでくれって言ったの」
浮気相手が課長と知られると後々問題があると思い、英子と呼んでくれと言ったのは課長と呼ばず英作と呼ぶための方便だということは口にしない。
「そうか、嬉しいよ。僕たちには子供がいないだろ、僕にとっての掌中の珠は栞だよ。栞が可愛くって仕方がないんだよ。言葉が見つからないんだけど、そうだなぁ……小さな男の子、乱暴だけど弱い者いじめだけはしない。そんな男の子に好きな女の子がいるんだけど、どう話していいか分からないから意地悪な事ばかりしてしまう。そんな心境かなぁ、僕の愛情が栞に届いているかどうか不安だし、確かめたくなる……やっぱりうまい言葉が見つからない、でも信じてくれよ。僕が愛しているのは栞だけだって」
「うん、私もあなたが好き。大好き、愛している」
「僕の大切な栞を素っ裸に剥いて好き放題に嬲った男がいるんだろ。どんなことをされたのか心配だから調べないとな……栞、着ているモノをすべて脱いで調べてくださいと言いなさい」
ボイスレコーダーを握り締めた夫はグラスに注いだビールをゴクゴクと喉を鳴らして一気に飲み干し、素っ裸になるように命じる。
「脱がないとダメですか??」
「栞……」
顔を伏せて問いかける栞の声は震えを帯び、夫はビールを煽って愛する栞を汚すことに踏ん切りをつける。
よろよろと立ち上がった栞はシャツとスカートを脱いで下着姿になり、
「許してください、あなた……オシャブリしろと言えばします。縛るというなら黙って堪えます。日曜日の昼間、こんなに明るい居間で素っ裸になるのは許してください」
「陽光の指し込む部屋じゃなかっただろうけど浮気相手のチンポをその口でしゃぶったんだろう。同じ口で僕に許しを請うのか??僕を愛していると言った口だよ。僕は栞を愛しているから信じたいんだよ、愛していると言ってくれた言葉を信じさせてくれよ」
「分かりました。私があなたを愛しているといった言葉に嘘はないと信じてもらうために裸になります」
ブラジャーを外して夫に手渡し、腰の辺りでショーツに指をかけた栞は、
「後ろ向きでもいいですか??こんなに明るいリビングで、愛するあなたに見られながらハダカンボになると狂っちゃうかもしれない……おねがい」
「分かった、僕も栞を苛めたいんじゃないから後ろ向きでもいいよ。脱ぎなさい」
夫に背中を見せた栞は意を決したようにショーツを脱ぎ捨ててその場に立ち尽くす。
「脱ぎました。愛するあなたがいながら、他の男に抱かれてしまった私です。本当にごめんなさい」
「栞の浮気は許せないと思ったけど僕以外の男に抱かれたいと思った栞の心境を知りたい。大好きな栞が僕の知らない男に抱かれて身悶える姿を想像すると昂奮する……自分でも分からないほど混乱している。縛るよ、そうでもしないと混乱が収まらない」
「はい……これからもあなたに愛されるために堪えます。どのような事でも受け入れます。縛ってください」
背中を向けたまま立つ栞の肩に手を置くとビクッと反応し、、ハァッ~と息を吐いて天井を睨む。
「手を背中に回しなさい」
「えっ、えっ??なに??怖い……」
驚きと不安の声を漏らす間に両手首を縛られて乳房の上下を真っ赤な縄が這う。
「似合うよ。スリムだけど胸や腰回りは必要な肉付きがある栞の身体を想像して用意した縄だけどよく似合っている」
「栞、さすがだね。よくこんな店を見つけたね」
「パワーランチする人って秘密を伴うこともあるでしょう??ホテルの部屋を取るなど個室って幾つかあるけど、手軽にこういう店もアリだと思わない??」
「栞はすごい、色んなことを知っているもんね。仕事でも助けてもらっているし相談もさせてもらっている。ありがとう」
「優子と私は好いコンビだと思わない??真面目で優等生タイプの優子とほんの少し融通が利く私。学生時代から付き合ってもらって本当にありがたいと思っている」
「どうしたの、今日の栞は変だよ」
「そうね、二つの事が気になる。課長の転勤の件は直接、優子に話すと思うけど私は新しいチンチンを探さなきゃいけない。二つ目は、私と可愛い旦那様の事、心配してくれているでしょう??」
個室はよほど大きな声で話さない限り声が漏れる心配もなく、栞は健啖ぶりを発揮しながらボイスレコーダーを再生したご主人の反応を話し始める。
「栞、英子って言うのが栞なのか??」
ボイスレコーダーを倍速再生した夫は他の事には何も触れず、名前についてのみ質問する。
「私の間違いを許してくれたあなたは、もう一度抱かれてこいと命じた。あなたが好きだと言ってくれた私の名前、栞を他の人に呼ばれたくなかったから英子と呼んでくれって言ったの」
浮気相手が課長と知られると後々問題があると思い、英子と呼んでくれと言ったのは課長と呼ばず英作と呼ぶための方便だということは口にしない。
「そうか、嬉しいよ。僕たちには子供がいないだろ、僕にとっての掌中の珠は栞だよ。栞が可愛くって仕方がないんだよ。言葉が見つからないんだけど、そうだなぁ……小さな男の子、乱暴だけど弱い者いじめだけはしない。そんな男の子に好きな女の子がいるんだけど、どう話していいか分からないから意地悪な事ばかりしてしまう。そんな心境かなぁ、僕の愛情が栞に届いているかどうか不安だし、確かめたくなる……やっぱりうまい言葉が見つからない、でも信じてくれよ。僕が愛しているのは栞だけだって」
「うん、私もあなたが好き。大好き、愛している」
「僕の大切な栞を素っ裸に剥いて好き放題に嬲った男がいるんだろ。どんなことをされたのか心配だから調べないとな……栞、着ているモノをすべて脱いで調べてくださいと言いなさい」
ボイスレコーダーを握り締めた夫はグラスに注いだビールをゴクゴクと喉を鳴らして一気に飲み干し、素っ裸になるように命じる。
「脱がないとダメですか??」
「栞……」
顔を伏せて問いかける栞の声は震えを帯び、夫はビールを煽って愛する栞を汚すことに踏ん切りをつける。
よろよろと立ち上がった栞はシャツとスカートを脱いで下着姿になり、
「許してください、あなた……オシャブリしろと言えばします。縛るというなら黙って堪えます。日曜日の昼間、こんなに明るい居間で素っ裸になるのは許してください」
「陽光の指し込む部屋じゃなかっただろうけど浮気相手のチンポをその口でしゃぶったんだろう。同じ口で僕に許しを請うのか??僕を愛していると言った口だよ。僕は栞を愛しているから信じたいんだよ、愛していると言ってくれた言葉を信じさせてくれよ」
「分かりました。私があなたを愛しているといった言葉に嘘はないと信じてもらうために裸になります」
ブラジャーを外して夫に手渡し、腰の辺りでショーツに指をかけた栞は、
「後ろ向きでもいいですか??こんなに明るいリビングで、愛するあなたに見られながらハダカンボになると狂っちゃうかもしれない……おねがい」
「分かった、僕も栞を苛めたいんじゃないから後ろ向きでもいいよ。脱ぎなさい」
夫に背中を見せた栞は意を決したようにショーツを脱ぎ捨ててその場に立ち尽くす。
「脱ぎました。愛するあなたがいながら、他の男に抱かれてしまった私です。本当にごめんなさい」
「栞の浮気は許せないと思ったけど僕以外の男に抱かれたいと思った栞の心境を知りたい。大好きな栞が僕の知らない男に抱かれて身悶える姿を想像すると昂奮する……自分でも分からないほど混乱している。縛るよ、そうでもしないと混乱が収まらない」
「はい……これからもあなたに愛されるために堪えます。どのような事でも受け入れます。縛ってください」
背中を向けたまま立つ栞の肩に手を置くとビクッと反応し、、ハァッ~と息を吐いて天井を睨む。
「手を背中に回しなさい」
「えっ、えっ??なに??怖い……」
驚きと不安の声を漏らす間に両手首を縛られて乳房の上下を真っ赤な縄が這う。
「似合うよ。スリムだけど胸や腰回りは必要な肉付きがある栞の身体を想像して用意した縄だけどよく似合っている」