堕ちる
堕ちる・調教ー19
目隠しで視覚を遮っただけではなく、ペニスサックを被せてしゃぶっただけでは誰のモノか分からなくした上に、腰や尻に触れることができないように後ろ手に拘束した。それでも妖子はともかく、三分の一の確率の成田を自信満々に正解したことに瑞樹を除く四人は驚き顔を見合わせる。
新田は瑞樹に言った。紗耶香は娼婦として天性の素質を持っている。自分の置かれた状況を理解し、周りの様子を想像する知恵に長けている。単に男好きのする身体を持つだけではなく、甘え上手なだけでもない。意識することなく男を意のままに操ることが出来る、それは男を有頂天にさせる術でもあり娼婦としての自分の価値を高めることにもなる。
その後も紗耶香について色々な事を聞かせてくれた。それは今まさに役立っている。
恐らく、クラブでの地位は岡部が上位だと理解しているはずだ。紗耶香の身体を性的に確認するこの場で主導権を取るのは成田だという事も理解している事だろう。その上で成田が最初に咥えさせ、二番目に佐藤、最後に岡部のモノをしゃぶらされるだろうと推察したに違いない。舐めてしゃぶって、懸命に当てようとする振りをするだろうが答える順は決まっていたのだろう。
新田の言葉を思い出して紗耶香の心中を想像する瑞樹と違い、岡部に急かされて腰を突き出す佐藤は当てられまいとしてペニスを咥えられないように腰を振る。
頬を突き、唇に触れると何処かに行ってしまうペニスに苛立った紗耶香は大きな口を開けてパクリと噛みつこうとし、恐れを抱いた佐藤は逃げ回ることを止めて喉の奥深くめがけて押し込む
「ウググッ、グッ~・・・ムゥッ~・・・ハァハァッ、そんな事をしても無駄、このチンチンは佐藤さん。ペニスサックで誤魔化そうなんて無駄な事よウフフッ・・・さぁ、最後の岡部さん、いらっしゃい。気持ち良くしてもらいたいなら妙な足掻きは止めなさい・・・クククッ」
「お見事よ、紗耶香さん。ペニスサックの上から良く分かったわね、匂いなのか、それとも何か別の識別の方法があるのか私には分からない・・・完全に負けた男たちに代わって、私と瑞樹で啼かせてあげる、啼きたいんでしょう??」
リードを引いて立ち上がらせた妖子は、目隠しを残したまま後ろ手の拘束を外して再び天井から下がる鎖に両手を引っ掛ける。
股間に装着したペニスバンドにローションを垂らす妖子に、
「最初に私一人で責めさせて・・・お願い、良いでしょう??」
瑞樹の言葉に妖子は軽く頷いて笑みを浮かべる。
紗耶香は責められるとその真価を発揮する。男が紗耶香を征服したと思えば思うほど紗耶香の術中にはまったと言えるだろう。紗耶香は意識して性的な行為の中で相手を理解しようとするのではない。自然と感度が研ぎ澄まされて身体も心も相手と一体になり、気持ちが読み取れるようになるんだよ。突き放したような責めが有効だし、その方が紗耶香の性感も伸びるはずだよ。
新田の言葉を思い出した瑞樹は用意しておいた筆を手に取る。
岡部と成田はオッと言う表情で凡その意図を想像し、妖子は口元を緩める。
一瞬の内にギスギスした空気が柔和なものに変化し、目隠しされながらもそれを感じ取った紗耶香もリラックスする。
緊張が頂点に達した状態よりも瑞樹の悪戯の効果が上がりそうな雰囲気に安堵した男三人と妖子も緊張を解く。
「可愛いな、紗耶香は。この身体を食べちゃう男がいるなんて許せない。罰は紗耶香に受けてもらうよ」
妖子は瑞樹の言葉を聞いて吹き出しそうなるのを堪え、両手で口を押さえて身体を捩る。
「真剣に付き合ってる男はいないよ。まだ片思い・・・優しい言葉を掛けてくれるけど、すべてを信じてはいないの」
安堵の表情を浮かべた瑞樹は、筆を紗耶香の首筋に這わせ、
「こんなに可愛い紗耶香が片思いなんて信じられない・・・だめな男の事なんか忘れなさい」
「イヤァ~ン、くすぐったい・・・クククッ、止めて、ダメダメ」
「一緒に遊ぼうと思ったのに嫌だって言うから、素っ裸の紗耶香をジロジロ見る事にしようか・・・しばらく、皆で見ようよ」
静寂が視覚を奪われた紗耶香を不安にさせる。
ウフフッ・・・ハァハァッ・・・ゴクッ・・・カチャカチャ・・・素っ裸で両手を天井から下がる鎖に繋がれ、外したネクタイで目隠しをされる。耳をそばだてると微かな笑い声や唾を飲み込む音と共に荒い息遣いも聞こえる。
いっそ五人に嬲り者にされた方が、気が休まる。
黙って見られるだけと言うのがこの場では一番つらい。
ハァハァッ・・・視線を感じる。十個の目が隠しようのない身体に注がれる。
オッパイを見られている・・・熱い。腋窩を見つめられる・・・処理はきちんとしたはず、見られても恥ずかしくないはず。そんな処を見ないで、恥ずかしい。
アソコが熱い・・・両足が勝手に動いて股間を隠そうとする。恥ずかしい、見ないで・・・口をつきそうになる言葉を必死に耐える。
チリンチリリンッ・・・自然と身体が揺れる。ニップルクリップが存在を誇示するように軽やかな音を立てる。
目隠しで視覚を遮っただけではなく、ペニスサックを被せてしゃぶっただけでは誰のモノか分からなくした上に、腰や尻に触れることができないように後ろ手に拘束した。それでも妖子はともかく、三分の一の確率の成田を自信満々に正解したことに瑞樹を除く四人は驚き顔を見合わせる。
新田は瑞樹に言った。紗耶香は娼婦として天性の素質を持っている。自分の置かれた状況を理解し、周りの様子を想像する知恵に長けている。単に男好きのする身体を持つだけではなく、甘え上手なだけでもない。意識することなく男を意のままに操ることが出来る、それは男を有頂天にさせる術でもあり娼婦としての自分の価値を高めることにもなる。
その後も紗耶香について色々な事を聞かせてくれた。それは今まさに役立っている。
恐らく、クラブでの地位は岡部が上位だと理解しているはずだ。紗耶香の身体を性的に確認するこの場で主導権を取るのは成田だという事も理解している事だろう。その上で成田が最初に咥えさせ、二番目に佐藤、最後に岡部のモノをしゃぶらされるだろうと推察したに違いない。舐めてしゃぶって、懸命に当てようとする振りをするだろうが答える順は決まっていたのだろう。
新田の言葉を思い出して紗耶香の心中を想像する瑞樹と違い、岡部に急かされて腰を突き出す佐藤は当てられまいとしてペニスを咥えられないように腰を振る。
頬を突き、唇に触れると何処かに行ってしまうペニスに苛立った紗耶香は大きな口を開けてパクリと噛みつこうとし、恐れを抱いた佐藤は逃げ回ることを止めて喉の奥深くめがけて押し込む
「ウググッ、グッ~・・・ムゥッ~・・・ハァハァッ、そんな事をしても無駄、このチンチンは佐藤さん。ペニスサックで誤魔化そうなんて無駄な事よウフフッ・・・さぁ、最後の岡部さん、いらっしゃい。気持ち良くしてもらいたいなら妙な足掻きは止めなさい・・・クククッ」
「お見事よ、紗耶香さん。ペニスサックの上から良く分かったわね、匂いなのか、それとも何か別の識別の方法があるのか私には分からない・・・完全に負けた男たちに代わって、私と瑞樹で啼かせてあげる、啼きたいんでしょう??」
リードを引いて立ち上がらせた妖子は、目隠しを残したまま後ろ手の拘束を外して再び天井から下がる鎖に両手を引っ掛ける。
股間に装着したペニスバンドにローションを垂らす妖子に、
「最初に私一人で責めさせて・・・お願い、良いでしょう??」
瑞樹の言葉に妖子は軽く頷いて笑みを浮かべる。
紗耶香は責められるとその真価を発揮する。男が紗耶香を征服したと思えば思うほど紗耶香の術中にはまったと言えるだろう。紗耶香は意識して性的な行為の中で相手を理解しようとするのではない。自然と感度が研ぎ澄まされて身体も心も相手と一体になり、気持ちが読み取れるようになるんだよ。突き放したような責めが有効だし、その方が紗耶香の性感も伸びるはずだよ。
新田の言葉を思い出した瑞樹は用意しておいた筆を手に取る。
岡部と成田はオッと言う表情で凡その意図を想像し、妖子は口元を緩める。
一瞬の内にギスギスした空気が柔和なものに変化し、目隠しされながらもそれを感じ取った紗耶香もリラックスする。
緊張が頂点に達した状態よりも瑞樹の悪戯の効果が上がりそうな雰囲気に安堵した男三人と妖子も緊張を解く。
「可愛いな、紗耶香は。この身体を食べちゃう男がいるなんて許せない。罰は紗耶香に受けてもらうよ」
妖子は瑞樹の言葉を聞いて吹き出しそうなるのを堪え、両手で口を押さえて身体を捩る。
「真剣に付き合ってる男はいないよ。まだ片思い・・・優しい言葉を掛けてくれるけど、すべてを信じてはいないの」
安堵の表情を浮かべた瑞樹は、筆を紗耶香の首筋に這わせ、
「こんなに可愛い紗耶香が片思いなんて信じられない・・・だめな男の事なんか忘れなさい」
「イヤァ~ン、くすぐったい・・・クククッ、止めて、ダメダメ」
「一緒に遊ぼうと思ったのに嫌だって言うから、素っ裸の紗耶香をジロジロ見る事にしようか・・・しばらく、皆で見ようよ」
静寂が視覚を奪われた紗耶香を不安にさせる。
ウフフッ・・・ハァハァッ・・・ゴクッ・・・カチャカチャ・・・素っ裸で両手を天井から下がる鎖に繋がれ、外したネクタイで目隠しをされる。耳をそばだてると微かな笑い声や唾を飲み込む音と共に荒い息遣いも聞こえる。
いっそ五人に嬲り者にされた方が、気が休まる。
黙って見られるだけと言うのがこの場では一番つらい。
ハァハァッ・・・視線を感じる。十個の目が隠しようのない身体に注がれる。
オッパイを見られている・・・熱い。腋窩を見つめられる・・・処理はきちんとしたはず、見られても恥ずかしくないはず。そんな処を見ないで、恥ずかしい。
アソコが熱い・・・両足が勝手に動いて股間を隠そうとする。恥ずかしい、見ないで・・・口をつきそうになる言葉を必死に耐える。
チリンチリリンッ・・・自然と身体が揺れる。ニップルクリップが存在を誇示するように軽やかな音を立てる。