堕ちる
堕ちる・調教ー16
首輪につながるリードを持つ岡部に引き立てられて四つん這いの犬歩きを強要された紗耶香は、浅ましく惨めと思ったのは一瞬の事で身体の芯から湧き上がるゾクゾクする思いで股間を濡らす。
見下ろす四人の間を歩いて天井から垂れ下がる鎖の下に導かれ、息をするのも苦しくなるほどリードを引かれて立ち上がる。
紗耶香は目の前に垂れ下がる鎖を見つめて肩を落とし、正面の鏡に映る全裸の自分に頬を紅潮させる。
「本当に惚れ惚れするほど素晴らしい身体の持ち主だね、紗耶香は。女の私には羨ましいよ」
指先ほどの贅肉もなくカモシカのような足を持ち、足の長さとバランスの取れた手や身体を持つ妖子に褒められるとお世辞と分かっていても自然と笑みが浮かぶ。
突然、新田と歩いていた時の会話が蘇る。
「ねぇ、あの人。スタイルいいよね、羨ましいな」
「うん本当だ、素晴らしいね。昼間、一緒に歩くと自慢できるだろうな。夜のこの時間は紗耶香の方がオレは好きだな」
「うん??私は夜が似合うの??」
「目の前で紗耶香が美味そうに食事をしている・・・そんな可愛い女を見るオレは、ベッドに押し倒した紗耶香をどうやって食べようかと夢想する。丸みを帯びたオッパイにむしゃぶりついて、ムッチリな腰から腿を撫でまわす。前を歩く、あの人を見てもそんな想像は出来ないよ。夜は紗耶香と一緒に居たいな。紗耶香と待ち合わせの前はあの人と歩くのも良いけどね」
男好きのする身体だと言った新田の言葉を思い出し、鏡の中の自分を見ると自然と笑みが浮かぶ。
「どうしたの??素っ裸の自分を見て思い出し笑いをして・・・ははぁ~ン、好きな男の事を思い出していたでしょう??違う??」
「えっ、そんな、違います。瑞樹さんの勘違いです。好きな人なんかいません、本当です」
脳裏に浮かぶ新田を振り払おうとすればするほど記憶は鮮明になり、瑞樹に返す言葉が力のこもらないものになる。
瑞樹は紗耶香の想い出の中にいるのは新田だと承知しているものの、それを言葉に出来ない事に苛立つ思いを必死に抑えている。
ピシッ・・・アンッ、痛い・・・素っ裸で立ち尽くし蹂躙されるのを待つ紗耶香の乳首を摘まみ、尻を打つ。
「紗耶香を抱く男は今どうしているのかな??紗耶香のこんな姿を想像しているかなぁ??」
あえて愛する男と言わず、抱く男と愛情を否定するような言い方に危険なものを感じた妖子は瑞樹の肩に手を置き、唇を尖らせて首を振る。
妖子の意を悟った瑞樹は一瞬、目を閉じる事で、ごめんなさい、立場を忘れていた、の言葉に替える。
チュッ・・・瑞樹の唇に軽くキスをした妖子は、瑞樹だけに聞こえる小さな声で、
「新田さんに任されているんでしょう??期待に応えなきゃね」
手枷を持った成田が紗耶香に近付き、両手の自由を奪う。
カチャカチャッ・・・チェーンブロックを操作して鎖を下ろし、手枷を引っ掛けて吊り上げる。
両手を伸ばした格好で自由を奪われ、全裸の身体に何をされても抗えないと悟ると動悸が激しくなり、全身が熱を持って息をするのも辛くなり、しどけなく開いた口がハァハァッと荒い音を漏らす。
「フフフッ、自慢の身体を見せびらかす気分はどうなの??」
紗耶香の真後ろに立ち、正面の鏡の中で視線を合わせた瑞樹は首筋に這わせた指を徐々に撫で下ろし、肩甲骨の窪みを行き来して胸の膨らみの大きさを確かめるかのようにゆっくりとなぞる。
自分の身体を這い回る瑞樹の指を追う紗耶香は興奮して乾いた唇に滑りを与え、足をモジモジと蠢かして股間を擦り合わせようとする。
指は乳輪をなぞり、勃起した乳房の先端に与えられる刺激を待ちわびるものの、意地悪く口を歪めた瑞樹は脇腹に移動させてしまう。
「ウフフッ、そんなガッカリした顔をしないでよ。私は意地悪な女みたいじゃない」
「意地悪です。瑞樹さんも妖子さんも意地悪だから大嫌い・・・大嫌いって言われると悔しい??・・・私を苛めても良いよ。啼かせたいと思っているでしょう??」
紗耶香にはグロテスクとしか見えないバイブを手にした妖子が目の前に立ち、頬を撫でて口をなぞる。
瑞樹は背後から腰を抱くようにして股間に手を伸ばし、大陰唇に両手を添えて割れ目を開く。
真っ赤な花は芳しい香りを撒き散らしながら獲物を待つ食虫植物のように妖しく咲き誇る。
瑞樹と妖子が甚振る紗耶香を見つめる男たちは、プロらしくもなく股間を膨らませて息を荒くする。
首輪につながるリードを持つ岡部に引き立てられて四つん這いの犬歩きを強要された紗耶香は、浅ましく惨めと思ったのは一瞬の事で身体の芯から湧き上がるゾクゾクする思いで股間を濡らす。
見下ろす四人の間を歩いて天井から垂れ下がる鎖の下に導かれ、息をするのも苦しくなるほどリードを引かれて立ち上がる。
紗耶香は目の前に垂れ下がる鎖を見つめて肩を落とし、正面の鏡に映る全裸の自分に頬を紅潮させる。
「本当に惚れ惚れするほど素晴らしい身体の持ち主だね、紗耶香は。女の私には羨ましいよ」
指先ほどの贅肉もなくカモシカのような足を持ち、足の長さとバランスの取れた手や身体を持つ妖子に褒められるとお世辞と分かっていても自然と笑みが浮かぶ。
突然、新田と歩いていた時の会話が蘇る。
「ねぇ、あの人。スタイルいいよね、羨ましいな」
「うん本当だ、素晴らしいね。昼間、一緒に歩くと自慢できるだろうな。夜のこの時間は紗耶香の方がオレは好きだな」
「うん??私は夜が似合うの??」
「目の前で紗耶香が美味そうに食事をしている・・・そんな可愛い女を見るオレは、ベッドに押し倒した紗耶香をどうやって食べようかと夢想する。丸みを帯びたオッパイにむしゃぶりついて、ムッチリな腰から腿を撫でまわす。前を歩く、あの人を見てもそんな想像は出来ないよ。夜は紗耶香と一緒に居たいな。紗耶香と待ち合わせの前はあの人と歩くのも良いけどね」
男好きのする身体だと言った新田の言葉を思い出し、鏡の中の自分を見ると自然と笑みが浮かぶ。
「どうしたの??素っ裸の自分を見て思い出し笑いをして・・・ははぁ~ン、好きな男の事を思い出していたでしょう??違う??」
「えっ、そんな、違います。瑞樹さんの勘違いです。好きな人なんかいません、本当です」
脳裏に浮かぶ新田を振り払おうとすればするほど記憶は鮮明になり、瑞樹に返す言葉が力のこもらないものになる。
瑞樹は紗耶香の想い出の中にいるのは新田だと承知しているものの、それを言葉に出来ない事に苛立つ思いを必死に抑えている。
ピシッ・・・アンッ、痛い・・・素っ裸で立ち尽くし蹂躙されるのを待つ紗耶香の乳首を摘まみ、尻を打つ。
「紗耶香を抱く男は今どうしているのかな??紗耶香のこんな姿を想像しているかなぁ??」
あえて愛する男と言わず、抱く男と愛情を否定するような言い方に危険なものを感じた妖子は瑞樹の肩に手を置き、唇を尖らせて首を振る。
妖子の意を悟った瑞樹は一瞬、目を閉じる事で、ごめんなさい、立場を忘れていた、の言葉に替える。
チュッ・・・瑞樹の唇に軽くキスをした妖子は、瑞樹だけに聞こえる小さな声で、
「新田さんに任されているんでしょう??期待に応えなきゃね」
手枷を持った成田が紗耶香に近付き、両手の自由を奪う。
カチャカチャッ・・・チェーンブロックを操作して鎖を下ろし、手枷を引っ掛けて吊り上げる。
両手を伸ばした格好で自由を奪われ、全裸の身体に何をされても抗えないと悟ると動悸が激しくなり、全身が熱を持って息をするのも辛くなり、しどけなく開いた口がハァハァッと荒い音を漏らす。
「フフフッ、自慢の身体を見せびらかす気分はどうなの??」
紗耶香の真後ろに立ち、正面の鏡の中で視線を合わせた瑞樹は首筋に這わせた指を徐々に撫で下ろし、肩甲骨の窪みを行き来して胸の膨らみの大きさを確かめるかのようにゆっくりとなぞる。
自分の身体を這い回る瑞樹の指を追う紗耶香は興奮して乾いた唇に滑りを与え、足をモジモジと蠢かして股間を擦り合わせようとする。
指は乳輪をなぞり、勃起した乳房の先端に与えられる刺激を待ちわびるものの、意地悪く口を歪めた瑞樹は脇腹に移動させてしまう。
「ウフフッ、そんなガッカリした顔をしないでよ。私は意地悪な女みたいじゃない」
「意地悪です。瑞樹さんも妖子さんも意地悪だから大嫌い・・・大嫌いって言われると悔しい??・・・私を苛めても良いよ。啼かせたいと思っているでしょう??」
紗耶香にはグロテスクとしか見えないバイブを手にした妖子が目の前に立ち、頬を撫でて口をなぞる。
瑞樹は背後から腰を抱くようにして股間に手を伸ばし、大陰唇に両手を添えて割れ目を開く。
真っ赤な花は芳しい香りを撒き散らしながら獲物を待つ食虫植物のように妖しく咲き誇る。
瑞樹と妖子が甚振る紗耶香を見つめる男たちは、プロらしくもなく股間を膨らませて息を荒くする。